報道された恐喝事件 2015年

暴力団組員2人を不起訴 /和歌山県
2015.12.29 大阪地方版/和歌山 

 恐喝容疑で11月に逮捕された田辺市内の暴力団組員2人について、地検田辺支部は28日、不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

 脅迫の疑い
2015.12.28 朝刊 

 【三重県】松阪署などは27日、脅迫の疑いで、指定暴力団Y組K会傘下組織幹部の愛知県豊田市四郷町、土木作業員M容疑者(67)を再逮捕した。

 逮捕容疑では5月3日午後2時55分ごろ、闘犬大会が開かれていた伊賀市愛田の常設闘技場で、松阪市の男性(25)に「おまえが来るとこちゃうんじゃ。しめたんぞ」などとすごみ、脅迫したとされる。

 署によると「身に覚えがない」と容疑を否認している。M容疑者は12月7日、松阪市の女性(55)から2万5000円を脅し取ったとして、恐喝の疑いで逮捕されていた。
 元交際相手から3万5000円恐喝容疑、男逮捕
2015.12.25 朝刊 

 【東京都】元交際相手の都内の女性(30)から現金を脅し取ったとして、亀有署は二十四日、恐喝の疑いで、千葉県流山市松ケ丘五、会社員Y容疑者(41)を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑では九日~十一日、携帯電話の無料通信アプリLINE(ライン)で現金を要求。「応じなければヤクザを動かす」と書き込んで脅し、二回にわたり計三万五千円を自分の口座に振り込ませたとされる。

 署によると、Y容疑者は「生活費の足しにしようと思った」などと容疑を認めているという。署はY容疑者がこのほかにも女性から現金を脅し取っていたとみて調べる。

監禁と集団強姦 2容疑者を逮捕=宮城
2015.12.17 東京朝刊 

 古川署は16日、大崎市古川穂波、土木作業員I被告(31)(恐喝未遂罪で起訴)と、同市岩出山、会社員T容疑者(24)を監禁と集団強姦(ごうかん)の疑いで逮捕した。

 発表によると、2人は11月5日午前6時~6時半頃、同市の30代の介護士女性をT容疑者の車内に監禁し、性的暴行を加えた疑い。ともに「間違いない」と容疑を認めているという。

 また、同署は16日までに、I被告と同市古川北町、建設業B被告(33)(恐喝未遂罪で起訴)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。両被告は11月5日午前5時半~6時頃、B被告方で介護士女性の指に包丁の刃を当て、現金500万円を脅し取ろうとした疑い。両被告とも容疑を認めているという。逮捕された3人は知り合いで、介護士女性はB被告の妻の友人だった。

ガールズバー経営者 恐喝容疑で再逮捕=愛知
2015.12.10 中部朝刊 

 名古屋市中区錦で無許可でガールズバーを営業していたとして男が風営法違反容疑で逮捕されていた事件で、中署は9日、名古屋市東区、風俗店経営T容疑者(23)を恐喝容疑で再逮捕した。

 発表によると、T容疑者は9月22日午前2時50分から午前3時20分の間、同市中区錦のガールズバー「R」で料金トラブルになった32歳と25歳の男性会社員(奈良県橿原市、名古屋市東区)を店外に連れ出し、「お前らの相手をしたせいで良いビジネスの機会を失った。俺らにはバックがおるぞ、殴るぞ」などと脅し、2人から現金9万円を脅し取った疑い。T容疑者は「思い出せません」と容疑を否認しているという。

 2人は同店で約12万円支払った後、コンビニの現金自動預け払い機(ATM)で現金を引き出し、“慰謝料”として脅し取られていた。同店を巡るぼったくりとみられる料金トラブルの相談が6月以降、同署などに約100件寄せられていた。

少女とわいせつ行為の会社員を脅した疑い /山口県
2015.11.25 西部地方版/山口 

 (山陽小野田署発表) 24日、宇部市港町2丁目、塗装工S容疑者(22)を児童福祉法違反(淫行させる行為)と恐喝容疑で逮捕。5月19日、いずれも山陽小野田市の2容疑者と共謀し、少女(当時15)が未成年であることを知りながら宇部市の男性会社員(24)とわいせつな行為をさせ、少女を含む3容疑者と共謀し、わいせつ行為に因縁をつけ、山陽小野田市内で現金計104万円を脅し取った疑い。

「裸の写真公開」 女性脅した男逮捕  安芸署 恐喝未遂容疑
2015.11.25 朝刊 

 【安芸】安芸署は24日、恐喝未遂容疑で名古屋市、無職、A容疑者(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は、8月31日から9月2日の間、安芸郡内の30代女性に電話をかけて30万円を脅し取ろうとした疑い。

 同署によると、A容疑者と女性はインターネットを通じて知り合い、会ったこともあるという。A容疑者が女性に30万円を振り込んでほしいと頼んだが断られたため、「裸の写真と名前をインターネットに出すぞ」と脅したという。

 A容疑者は「そんなようなことを言った覚えはある」と容疑を認めているという。

事故示談に絡み2300万円恐喝容疑 県警、2人逮捕 /熊本県
2015.11.24 西部地方版/熊本

 県警は23日、宇城市不知火町高良、無職O(61)と阿蘇市一の宮町宮地、無職S(57)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。

 熊本東署などによると、O容疑者は杉本容疑者を通じて、阿蘇市の農業男性(60)が2010年に起こした交通事故の示談交渉を委任されたが、男性が、数カ月たっても結果報告がないため委任を取りやめたいと伝えたところ、両容疑者は「どんぐらい経費がかかっとると思うとっとや。はした金じゃすまんぞ」などと脅迫し、12年2月、男性にO容疑者の知人名義の口座に約2300万円を入金させ、脅し取った疑いがある。県警は2人の認否を明らかにしていない。

 「生きて帰れると思うなよ」 レンタルルームでぼったくり 歌舞伎町相次ぐ
2015.11.14 朝刊 

 【東京都】新宿・歌舞伎町の客引きから「女性の性的サービスを受けられる」と誘われ、レンタルルームでキャンセル料などを取られる被害が相次いでいる。警視庁によると、歌舞伎町ではレンタルルームを悪用したぼったくりの被害相談が一~九月、四百五十件寄せられ、総額は二千五百万円に上る。

 警視庁は十三日、キャンセル料を脅し取ったとして、恐喝容疑で無職佐々木美穂容疑者(27)=新宿区西新宿八=を逮捕したと発表した。逮捕容疑では、九月二十七日午前二時すぎ、歌舞伎町二のレンタルルーム「ラブリースポット24」で「金を払わずに生きて帰れると思うなよ」などと、客の男性会社員から五万五千円を脅し取ったとされる。

 同じレンタルルームを使って同様の手口で恐喝したとして、無職S容疑者(30)=中野区東中野一=も先月末に逮捕。容疑を否認しているが、客引きの男(23)は容疑を認め、売春防止法違反(周旋目的勧誘)で罰金の略式命令を受けた。このレンタルルームでは同様の被害相談が百十件(被害総額六百万円)あった。

 保安課によると、二つの事件の被害者は路上の客引きにタブレットで女性の容姿を見せられ、それぞれ約三万円を支払った後、レンタルルームに入室。しかし、来室したのは客引きに伝えた女性とは別人の佐々木、S両容疑者だったという。

 歌舞伎町商店街振興組合は「客引きを使っている店は、すべてぼったくり。知らない店に入る場合や深夜零時以降の飲み歩きは特に注意を」と呼び掛けている。

 高2女子 売春仲介の疑い 少女紹介 男から金 愛知県警が書類送検
2015.11.13 夕刊 

 JK(女子高生)ビジネス店で働いていた知り合いの少女らの売春をあっせんしたとして、愛知県警は十三日、児童買春・ポルノ禁止法違反(周旋)の疑いで、同県刈谷市、県立高校二年の女子生徒(16)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、女子生徒は三月と六月、名古屋市千種区と同県春日井市の女子高生二人=いずれも当時(16)=が十八歳未満と知りながら、名古屋市中区の会社役員の男(38)=児童買春・ポルノ禁止法違反罪で略式起訴、罰金刑=に引き合わせ、売春をあっせんした疑いがもたれている。調べに対し「簡単に金がもらえると思った」と容疑を認めている。

 あっせんされたとされる女子高生二人は名古屋市中村区のJKビジネス店「JKルーム」で働き、男は店の客だった。送検された女子生徒も勤務経験があり、この店で知り合った男に二人を紹介したとみられる。

 女子生徒自身は売春はしておらず、仲間を紹介するたびに、この男から一回一万~二万円の仲介料を受け取っていたという。

 捜査関係者によると、女子生徒は名古屋市内の複数のJKビジネス店で勤務歴がある。調べに「他にも数人の男らと複数の女子高生を引き合わせるあっせんをした」と供述しており、総額二十万円前後の仲介料を得ていたという。

 県警は九月下旬、女子生徒の自宅を捜索。「JKルーム」は現在は営業していないという。県警はこれまでに、岐阜市米屋町の同店経営者、三上憲一被告(41)=別の同罪で起訴=や従業員の少女らを摘発している。

    ◇

 JKビジネス店の仲間と、客

 女子高生らの売春をあっせんしていたとされるのは、ほかならぬ女子高生だった。JKビジネス店が少女と少女や、少女と客の男たちを結び付ける性犯罪の温床になっていた疑いが浮かび上がった。

 捜査関係者によると、JKビジネス店で働く少女らは書類送検された生徒のように、複数の店を渡り歩く例が多い。仲間のネットワークがあり収入や店の評判などの情報を日頃から交換しているという。今回もそうしたつながりを背景に、仲間らに売春の仲介をしていた疑いがある。

 JKビジネスをめぐっては、愛知県警が九月、今回とは別のJK店の元経営者を、高校三年の女子生徒(18)と援助交際した客から約二百万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕。この女子生徒も同容疑で十月に書類送検した。

 愛知県では七月、改正県青少年保護育成条例が施行され、JK店舗への十八歳未満の立ち入りと接客が禁止された。だが一部の少女らの間では、年齢を「十八歳以上」とごまかす偽造身分証を使う動きまであるとされる。

 一方、JKビジネスに足を踏み入れる女子高生らの目的は、小遣い稼ぎだけではないとの指摘もある。

 人身取引の被害者らを支援するNPO法人ライトハウス(東京)の藤原志帆子代表は「自分の存在意義を誰かに認めてほしいと望みながら、家庭や学校に居場所がない孤独感が背景にある」と指摘する。「少女らにとって、自分が自分としていられる場所が結果的にJKビジネス店になっている。そこで大人の甘言にだまされているのでは」。このため、身を置いた少女らが不安を感じつつも、なかなか抜け出せないのもJKビジネスの特徴という。

 県警は今後も店舗の立ち入り調査と補導を並行して進める。捜査関係者は「少女たちはJKビジネスを取り巻く大人たちに利用されている側面がある。保護者も、子どもたちの変化に気を配り、見守る意識をもっと高めてほしい」と話している。

不動産業者から150万円恐喝容疑 /和歌山県=続報注意
2015.11.11 大阪地方版/和歌山 

 県警は10日、紀美野町長谷宮、自動車販売業N(63)と、橋本市高野口町小田、無職Y(68)の両容疑者を恐喝容疑で逮捕し、発表した。N容疑者は容疑を認め、Y容疑者は「脅してはいない」と否認している。かつらぎ署によると、2人は共謀し、Y容疑者宅で3月5日、2人を暴力団関係者と思っていたかつらぎ町の不動産業の男性に、N容疑者が依頼した土地の売却がされていないと因縁をつけ、「150万円で手を打とう」などと言い、同月13日に男性から現金150万円を脅し取った疑いがある。男性は昨年からN容疑者に「土地を相場より高く売れ」「自分はヤクザの世界で一目置かれていた」などと言われ、今年3月に知人に相談したところ、仲介役としてY容疑者を紹介されたという。

 <続報注意>

 和歌山地検は2015年11月30日、Nさん、Yさんを不起訴処分とした。

歌舞伎町で恐喝疑い 同様の被害相次ぐ=東京
2015.11.05 東京朝刊 

 売春客から現金を脅し取ったとして、警視庁は4日、中野区東中野、無職S容疑者(30)を恐喝容疑で逮捕したと発表した。

 同庁幹部によると、S内容疑者は9月27日午前2時頃、新宿区歌舞伎町のレンタルルームで、売春相手の会社員男性(24)に「キャンセルするなら5万円払え」などと言い、5万円を脅し取った疑い。「恐喝はしていない」と容疑を否認している。男性は客引きの男に現金2万9000円を払ってレンタルルームに入ったが、部屋に現れたS内容疑者から「基本コース6万5000円」などとさらに現金を要求されたという。

 歌舞伎町では同様の被害が今年1~9月に約450件相次いでおり、同庁は注意を呼びかけている。

強制わいせつと恐喝の疑い
2015.09.30 朝刊 

 【福井県】福井南署と県警捜査一課は29日、強制わいせつと恐喝の疑いで、福井市木田町、自称福井大生のG容疑者(23)を逮捕した。

 逮捕容疑では、8月8日午後、自宅アパートに同市内の女子高生を呼び出し、胸を触るなどのわいせつな行為をした上、「学校にばらすぞ」と脅迫。4日後に2万円を自宅の郵便受けに入れさせたとされる。

 署によると、2人は7月上旬、ツイッターで知り合い、8月8日に初めて会ったという。容疑を認めているという。

100万円恐喝容疑=大阪
2015.09.17 大阪朝刊 

 知人男性から100万円を脅し取るなどしたとして、府警捜査4課などは16日、指定暴力団Y組系暴力団幹部・N(60)、無職K(67)両容疑者(ともに大阪市西成区)ら計7人を恐喝、逮捕監禁致傷容疑などで逮捕した。同課は、認否を明らかにしていない。

 発表では、K容疑者と当時会社役員の男性(43)は、共同でわいせつDVDの販売をしていたといい、N容疑者らが1月、大阪市浪速区内の喫茶店で男性に販売を巡って「お前が悪い。300万円払え」などと言いがかりを付けて金を要求。1~2月に計100万円を受け取り、3月には同区内で車に押し込んで飲食店に連れて行き、金を脅し取ろうとした疑い。

知人を恐喝未遂容疑=多摩
2015.09.12 東京朝刊

 東村山署は11日、埼玉県所沢市のアルバイト店員の少年(19)を恐喝未遂の疑いで逮捕したと発表した。逮捕は2日。

 発表によると、都内のキャバクラ店に勤務していた少年は今年4月18日、所沢市内で、乗用車に同乗した知人で同市の無職男性(24)に対し、「おまえのせいで仕事に遅刻し罰金を取られた。借用書を書いて300(万円)払え」などと要求し、現金を脅し取ろうとした疑い。男性が同日、東村山市内で殺虫剤を飲んで自殺を図ったことで事件が発覚した。

 男性は一命をとりとめたが、現在も体調不良などの後遺症があるという。少年は逮捕当初は容疑を否認したが、現在は認めているという。

芸能プロの社長と元役員逮捕
2015.09.10 東京朝刊 

 ■ライブ出演料を自分の口座に

 警視庁捜査2課は9日、会社法違反(特別背任)容疑で芸能プロダクション「S」(渋谷区)元取締役、W容疑者(70)=千代田区九段南=を逮捕した。容疑を否認している。逮捕容疑は平成24年11月、同社所属の音楽グループの出演料約63万円を主催者に自身の関連会社名義の口座に送金させ、同社に損害を与えたとしている。W容疑者は同社に「ボランティアのため出演料はない」と説明していた。W容疑者は「R」として、歌手のMさんらのプロデュースをしたこともあるという。

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 ■SさんCM契約めぐり恐喝

 アイドルグループ「AKB48」の元メンバーでタレントのSさんのCM契約をめぐり、元同僚の男性から現金を脅し取ったとして、駒込署は恐喝容疑で、芸能プロダクション「P」(港区)社長、Y容疑者(60)を逮捕した。容疑を否認している。

 逮捕容疑は、平成26年8~11月、Sさんを起用したテレビCMを作ろうと持ちかけてきた元同僚の男性(46)に対し、契約が成立しなかった責任を取るように迫って現金約56万円を脅し取ったとしている。

不倫SNS親会社を集団提訴
2015.08.30 宮崎日日新聞朝刊 

 【ニューヨーク共同】世界で3800万人以上が会員になっているとされる不倫交際目的のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「アシュレイ・マディソン」の個人情報流出で、会員だった米国人8人が28日までに、SNSを運営するカナダ東部トロントの親会社に損害賠償を求める訴えをロサンゼルス連邦地裁などに起こした。

 賠償額は明示していない。カナダでも会員が提訴している。

 トロントの警察は、会員2人が個人情報の公開を懸念して自殺したとみられると発表。お金を払わないと個人情報を暴露すると恐喝する事件も起きており、情報流出に伴う混乱が拡大している。

出会い系で知り合った男性を恐喝した疑いで男女を逮捕 /滋賀県
2015.08.09 大阪地方版/滋賀 

 近江八幡署は8日、住所職業不詳のI(27)、湖南市岩根の建築作業員S(25)両容疑者を恐喝容疑で逮捕し、発表した。2人とも否認しているという。署はもう1人男が関与しているとみて調べている。

 署によると、2人は共謀して、3月、I容疑者とスマートフォンの出会い系アプリを通じて知り合った県内の男性(26)に因縁をつけ、近江八幡市内の駐車場などで計約156万円を脅し取った疑いがある。署はS容疑者と別の男がI容疑者の彼氏役、彼氏の友達役で脅したとみている。

LINEめぐり3高校生に暴行 県警、容疑で少年2人逮捕
2015.08.01 山梨日日新聞 

 無料通信アプリLINE(ライン)のやりとりに腹を立て、高校生3人に暴行するなどしたとして、山梨県警生活安全捜査課と日下部署は31日までに、傷害と恐喝未遂の疑いで、甲州市の男子高校生(18)と山梨市のアルバイト少年(16)を逮捕した。

 逮捕容疑は6月16日午後5~9時、甲州市内の畑で15~16歳の男子高校生3人の顔や腹を殴ったり、蹴ったりした上、現金を脅し取ろうとした疑い。男子高校生は容疑を否認し、アルバイト少年は認めているという。

 同課によると、2人は数人の仲間とともに高校生3人を畑に呼び出したという。被害者の高校生がLINEで、逮捕された2人の仲間について「嫌い」などとやりとりしていたことに腹を立てたという。

脅迫状:教員に発送、徳島の業者代行
2015.07.16 大阪朝刊

 全国の小中学校の教職員らに今年3月、現金を要求する不審な脅迫状が届いた恐喝未遂事件で、脅迫状の大半を徳島市の発送代行業者が市内の郵便局に持ち込んでいたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。インターネットで注文され、業者は数十万円の手数料を受け取ったといい、警察当局は発注や支払いをした人物の特定などを進めている。

ライザップに3億円要求、容疑の男逮捕
2015.07.09 東京朝刊 

 フィットネスクラブ「RIZAP」(ライザップ、東京都新宿区)にクレームをつけ、現金3億円を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署は恐喝未遂の疑いで、自称千葉県浦安市当代島、無職、S容疑者(29)ら男3人を現行犯逮捕した。同署によると、S容疑者は容疑を認め、残る2人は「大きな声は出したが、脅迫はしていない」などと否認している。同社広報担当者は「捜査中なのでコメントを差し控える」としている。

ストーカーの50歳女を恐喝未遂容疑で逮捕 元夫の娘に付きまとい
2015.07.08 東京朝刊 

 元夫の30代の娘に付きまとい、その親族から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁人身安全関連事案事態対処チームはストーカー規制法違反と恐喝未遂の疑いで、豊島区長崎の無職、H容疑者(50)を逮捕した。同チームによると、容疑を認めている。

 逮捕容疑は4~5月の計3回、元夫の娘に付きまとい、娘の長女の幼稚園に押しかけるなどしたほか、平成25年~今年2月、娘の親族に「1千万円を振り込まないと娘を中傷する手紙をまく」などとする手紙を送り、脅迫したとしている。

 同チームによると、H容疑者は元夫と11年に結婚し、翌年離婚。18年に別の男性と結婚していた。H容疑者と娘との間に血縁関係はないという。

だんじり祭りのトラブル解決名目で恐喝容疑 /大阪府
2015.06.26 大阪地方版/大阪 

 岸和田市の山手地区で例年10月にあるだんじり祭りを巡り、トラブル解決名目で現金を脅し取ったとして、府警は25日、同市土生(はぶ)町2丁目、自営業K容疑者(55)を恐喝容疑で逮捕し、発表した。「金を脅し取ったことはありません」と容疑を否認しているという。

 岸和田署によると、K容疑者は昨年9~11月、今年の祭りの「総年番長」(最高責任者)に知人男性(55)が急きょ就任したことに因縁を付けて、男性ら2人を市内の喫茶店などに連日呼び出して「急な交代で他町に迷惑をかけた。収めないといけない」「連中がお前らの家に押しかけてくる。岸和田に住まれへんようになるぞ」などと言い、現金計300万円を脅し取った疑いがある。

 K容疑者は地元・土生町のだんじりの曳行(えいこう)責任者を務めたことがあるという。署は他にも数百万円を脅し取っていたとみて調べる。

 恐喝未遂の疑い
2015.06.26 朝刊

 【愛知県】名古屋・北署などは、恐喝未遂の疑いで、あま市金岩後堂、職業不詳M(46)と、名古屋市港区高木町5、無職S(37)の両容疑者を逮捕し、25日送検した。

 容疑では、22日、インターネットの出会い系サイトで知り合った女と名古屋市北区のホテルで遊んだ豊田市の男性会社員(40)に「知られたら大変なことになるだろう」と60万円を用意するよう脅迫したとされる。

 男性は翌23日に北署に相談。呼び出された名古屋市中区の金山駅近くで、金を取ろうとした2人を署員らが取り押さえた。

 2人は「全く知らない」などと否認している。署は女も共犯とみて行方を追っている。

LINE、SNSトラブル ネットの危険性知って 鳥栖署が出前講座 家庭での対策訴える 三根東小
2015.06.23 佐賀新聞 

みやき町

 インターネット利用の注意点を教える鳥栖署の出前講座が19日、みやき町の三根東小であった。5、6年生と保護者約80人が聴講。会員制交流サイト(SNS)でのトラブルなど具体的な事例を通し、子どもたちが被害者にも加害者にも成り得る危険性があることを学んだ。

 同署生活安全課少年補導職員の西原祥子さん(27)が、小中学生がSNSで知り合った人物から裸の画像を送るよう脅迫された事件や、無料通話アプリ「LINE」で誹謗(ひぼう)中傷を受けた子どもが自殺に至ったケースを紹介。「ネット越しだと相手が見えないから犯罪者も使う。一方、自分の発言、行動に気を配らないと脅迫、強要、恐喝、名誉毀損(きそん)などの罪に問われる可能性が出てくる」と伝えた。

 保護者に対しても有害サイトを閲覧できなくする「フィルタリング」機能の活用や、家庭内でルールを作ることを呼び掛けた。

 聴講した6年生の牛島悠里愛さん(11)と矢渡愛菜さん(11)は「SNSで子どもが性犯罪に巻き込まれたという事例を聞いて怖いと思った。家族でルールを作って使いたい」と話していた。

中大生LINE詐欺疑惑 信用させ投資話 同世代狙う
2015.06.21 東京朝刊 

 ■「父は外交官、おじは警視総監」

 携帯電話を媒介とした若者のトラブルがまた発覚した。中央大学の男子学生(21)による無料通話アプリ「LINE(ライン)」を使った金銭詐取疑惑。顔が見えず、矢継ぎ早に届く文字での要求が、正当な判断を失わせ、いつの間にか女子大学生(21)の被害金額は膨らんだ。加害者にも、被害者にもなりやすいインターネット時代。義務教育段階での教育の充実を訴える識者もいる。

                   ◇

 「六本木のタワーマンションに住み、ポルシェを運転。父は外交官で、おじは警視総監」。中央大学の男子学生は周囲にこう騙(かた)り、信用を得ていた。一方、ターゲットにされたのも同世代の学生だった。

 「知人の会社の資金繰りが苦しくなり、30万円貸してほしい。40万円にして返すから」。男子学生から平成25年12月にLINEで依頼を受けた慶応大学に通う男性(22)。この数カ月前に学生イベントで知り合い仲良くなった。男子学生から「会社を経営していて、大企業の社長と仲が良い」「親は金持ち」などと聞かされていた。すっかり信用していた男性は、疑問を挟まずに応じた。しかし、約束の期日を過ぎても返金されず、その後も事態が打開することはなかった。訴訟を考えていることを伝えると、「恐喝にあたるからあなたを訴える。おじさんが警視総監だからいつでも逮捕できるよ」と脅されたという。

 約125万円の被害に遭った女子学生も男子学生とは同じ学生イベントで知り合った。男子学生から「1年で7億円稼いだ」「会社は東京・汐留にあり、資本金は9990万円。社員が61名いる」などと聞かされていた。ただ、会社のホームページがないと指摘すると「日本の検索エンジンからは見られない。海外専用の取引会社だから」とはぐらかされたという。産経新聞の取材では、男子学生の会社は登記はなく、住所地はレンタルオフィスだった。住居地も六本木ではなかった。

 慶応大の男性によると、男子学生から他にも10人以上の学生が同様の話を持ちかけられたといい、「金が戻ってくるよりも刑事罰を受けてほしい。自分のやったことがどれだけ悪かったか知るべきだ」と訴えた。

恐喝未遂容疑で暴力団組長逮捕=茨城
2015.06.19 東京朝刊 

 古河署と県警組織犯罪総合対策推進本部は18日、古河市本町、指定暴力団Y組系暴力団組長で無職S容疑者(55)を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 発表によると、S容疑者は2月21日午後9時半頃、同市内の飲食店で、知人で当時飲食店を経営していた同市、アルバイト男性(31)に「店の売上金を持ってこい」などと言い、現金を脅し取ろうとした疑い。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

恐喝容疑で逮捕された男性3人を不起訴 /広島県
2015.06.10 大阪地方版/広島 

 広島地検は9日、5月20日に恐喝容疑で逮捕された、暴力団組員の広島市南区の男性(46)と同市中区の男性(50)、同市中区の無職男性(47)を不起訴処分にしたと発表した。地検は「強度の脅迫文言を告げた事実が認められないことや、従前の人間関係などを考慮した」としている。

 恐喝の疑いで組長逮捕
2015.05.30 朝刊 

 【愛知県】中川署などは28日、恐喝の疑いで指定暴力団Y組K会系組長の南知多町内海、無職I容疑者(65)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2012年12月ごろと13年12月ごろ、南知多町で飲食店を経営する知人男性(39)に「つぼ頼むわ。分かるだろう」などと言ってつぼを計2個売り、合わせて4万5000円を脅し取ったとされる。

 署によると、I容疑者は「脅した覚えはない」と否認している。専門家らによると、つぼは数百円の価値しかなかったという。

知人男性脅しダリの絵奪う 容疑で元組幹部逮捕 /東京都
2015.05.23 東京地方版/東京 

 スペインの画家サルバドール・ダリ(1904~89)の絵画を脅し取ったとして、町田署は浜松市中区の指定暴力団Y組元最高幹部で職業不詳のT容疑者(77)を恐喝の疑いで逮捕し、21日発表した。「ガセだ」と容疑を否認しているという。

 署によると、T容疑者は2011年1月中旬、千代田区の路上に止めた乗用車内で、都内に住む70代の不動産会社役員の男性からダリの「サン・ロマーノの戦い」(縦75センチ、横105センチ)を脅し取った疑いがある。

 T容疑者と男性は30年近く前からの知り合いで、男性が「付き合いをやめたい」と伝えたところ、絵画を脅し取られた、と署は説明している。絵画は男性が1千万円以上で購入したものという。
暴力団幹部を恐喝容疑で逮捕 /広島県
2015.05.23 大阪地方版/広島 

 県警は22日、指定暴力団3代目S組幹部の無職K容疑者(50)=住居不定=を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 福山西署によると、K容疑者は1月17日午後7時半ごろ、福山市柳津町の事務所に50代の会社員男性を呼び出し、「なんぼう用意するんや、用意できんかったら性根を入れるど」などと脅迫。同日と同月20日の2回にわたり、現金計150万円を脅し取った疑いがある。

女子中学生との性行為を撮影容疑
2015.05.16 東京朝刊

 警視庁少年事件課は、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春、製造)容疑で、福岡県宮若市湯原の会社役員、M容疑者(37)を逮捕した。同課によると容疑を認めている。逮捕容疑は昨年4~8月、4回にわたり当時中学2年だった女子生徒(14)と性行為をし、ビデオカメラで撮影したとしている。M容疑者は毎回2万円を払っていた。

 女子生徒は出会い系サイトで知り合った男性から「美人局」の手口で30万円を脅し取ったとして、1月に交際相手の男と恐喝容疑で同課に逮捕されていた。

570万円恐喝容疑、2容疑者を逮捕 南あわじ署 /兵庫県
2015.05.13 大阪地方版/兵庫

 知人男性から現金計570万円を脅し取ったとして、南あわじ署は12日、南あわじ市潮美台2丁目の無職M(23)と、同市八木大久保のとび職B(22)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕したと発表した。M容疑者は容疑を否認し、B容疑者は容疑を認めているという。

 同署によると、M容疑者は昨年5月、同市内の駐車場で、20代の農業を営む男性の顔を殴るなどして現金を要求。翌月に男性から170万円を脅し取った疑いがある。B容疑者は宮本容疑者と共謀し、昨年9月と同11月の2回、市内の駐車場や路上で計400万円を脅し取った疑いがある。同署で動機などを調べている。

90万円恐喝の疑い
2015.05.12 朝刊 

 【三重県】伊勢署は11日、恐喝の疑いで、松阪市大黒田町、指定暴力団Y組系組幹部M(43)と明和町佐田、同組員H(44)の両容疑者を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑では、2人は昨年2~10月、度会郡内の女性(59)と息子(32)に対し、親族がM容疑者から借りた金の返済を電話などで求め「自分たちが刑務所に入っても若い衆が行くぞ」などと脅し、9回にわたり計90万円を指定の口座に振り込ませたとされる。

 署によると、M容疑者は「自分には関係ない」、H容疑者は「脅し取っていない」といずれも容疑を否認している。

1億円恐喝容疑で暴力団組長を逮捕=東京
2015.04.19 東京朝刊 

 知人男性から現金1億円超を脅し取ったとして、新宿署は18日、江戸川区南葛西、Y組系暴力団組長のS容疑者(52)を恐喝と恐喝未遂容疑で逮捕した。

 発表によると、S容疑者は2011年10月~14年12月、知人のIT関連会社役員の男性(49)を「殺してやる」などと脅し、40回にわたり計1億3300万円を脅し取るなどした疑い。調べに対し「金を貸したことはあるが、恐喝はしていない」と容疑を否認している。

 男性は以前、S容疑者から運用を任されたが、失敗し、金を返済するよう脅されていた。

現金を脅し取ろうとした疑い /神奈川県
2015.04.15 東京地方版/神奈川 

 県警暴力団対策課と幸署などは14日、暴力団幹部のI容疑者(39)ら組員の男3人を恐喝未遂の疑いで逮捕し、発表した。いずれも「脅していない」などと容疑を否認しているという。

 同課によると、3人は2月17日、知人で川崎市幸区のとび職の男性(39)に対し、以前に仕事を紹介したことを巡り「300万円支払え」「こちらにも(暴力団の)看板がある」などと現金を脅し取ろうとした疑いがある。その後も、男性の実家に押しかけて支払いを求めるなどしたという。

 金を脅し取ろうとした疑い
2015.04.12 朝刊 

 【愛知県】名古屋・守山、春日井両署は11日、恐喝未遂の疑いで、いずれも指定暴力団Y組K組傘下組織の幹部、小牧市間々、H(26)、春日井市八幡町、W(35)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑では、2人は共謀し、4日深夜、名古屋市守山区の飲食店で、同区の自営業の男性(26)に「どう責任を取るのか。なめたこと言っとんなよ。殺すぞ」と語気を強め、金を要求したとされる。

 署によると、H容疑者が計画した違法行為にこの男性を誘ったが、断られたことに腹を立てたらしい。2人は「金は要求していない」と容疑を否認している。男性が警察に被害を届け出た。

 元交際相手恐喝の疑い
2015.04.08 朝刊 

 【愛知県】中署は7日、恐喝と恐喝未遂の疑いで、指定暴力団Y組K会傘下組織組員のY容疑者(25)=南区元塩町=を逮捕した。

 逮捕容疑では、1月7日、医療関係の仕事をしている元交際相手の女性(34)に電話で「早く500万円払え。家に押し掛けるぞ」などと脅し、同日から2月24日までの間に4回にわたり、計220万円を脅し取った。さらに3月10日、「今度はいくら振り込むんだ」などと金を要求したとされる。署によると、女性に注射器を用意するよう求めたが断られ、昨年9月ごろから金を要求するようになった。容疑について黙秘している。

 中学生5000万円恐喝 15年 川崎事件 重なる記憶
2015.04.05 朝刊 

 名古屋市緑区の中学三年男子生徒が同級生らに多額の現金を脅し取られた「五千万円恐喝事件」の発覚から五日で十五年を迎える。被害者の少年=当時(15)=と母親が発したSOSは学校や警察でたらい回しにされ、暴力におびえた少年は父親が残した生命保険金などを恐喝グループに渡し続けていた。年月がたち関係者の多くが口を閉ざすが、今も絶えない少年事件と当時を重ね合わせ、ぬぐえない苦悩を打ち明ける保護者や元教師もいる。

 「桜の季節のたびに思い出してしまうんです」

 三月末、緑区の新興住宅地。自宅のドアを開けた女性が重たい口調で話し始めた。十五年前の四月五日に恐喝容疑で逮捕された少年の母親。三十代になった元少年は職に就き、被害者への弁済を続けている。

 元少年は事件について家族にもほとんど話してこなかったが、今年二月に川崎市で起きた中学一年の男子生徒殺害事件が十五年前を思い起こさせた。川崎事件の加害者グループが男子生徒を多摩川で泳がせていたことを知り、「中学生のころ、自分も先輩に川で泳がされたことがある。グループで身を守るためにはずっと加害者でいるか、被害者になるしかない」と話したという。

 緑区の事件で立件されたのは、この元少年を含む当時十四~十九歳の十七人。同級生らが脅し取った金を、さらに先輩が脅し取るという二重、三重の恐喝が行われていた。

 元少年は事件を振り返り、母親に「先輩は関係ない。すべて自分の責任だった」と打ち明けている。その「先輩」の一人は電話取材に「逃げるつもりはない。あの事件とは一生つき合っていく」と言い切った。ただ、「事件の話はもうしない」「仲間を売るような話はできない」-と、当時の記憶に背を向けたままの同級生たちもいる。

 被害者の少年と母親は、少年が暴行によるけがで入院中に知り合った人たちに勧められて警察に被害届を出す約八カ月前、中学校にいじめと恐喝を相談していた。だが、学校は「恐喝ならば警察に相談した方がいい」、地元の緑署は「少年がけがをすれば事件になることもある」と伝え、母と子の悲鳴は置き去りにされた。

 中学校で実際に事件の対応をした元男性教諭は「もう一歩踏み出していればよかった」と悔やんでいる。その思いから退職後、ボランティアで非行少年の更生に携わる。事件のことは忘れたかったが、二〇一一年十月に大津市で起きた中学二年男子生徒いじめ自殺事件で、大人として何ができるかを考え直したという。

 母子が相談に訪れていた緑署の元幹部(73)は「抱えていた事実の重大性を見抜いてあげなければならなかった」。学校との間で被害者の対応を「たらい回しにしていた」と自ら語り、「見抜いてあげなければ、ではなく、見抜かなきゃいけなかった。被害者に寄り添わなければならなかった」と話した。

 四日、緑区にある中学校の校庭で事件から十五回目の桜が咲いていた。学校にも警察にも寄り添ってもらえなかった少年と母親は、時がたつ今も固く口を閉ざしている。

 (メモ)

 中学生5000万円恐喝事件 名古屋市緑区の中学校で1999年6月ごろから2000年2月ごろにかけて、当時中学3年の少年が同級生らから130回余りにわたり、計5000万円以上を恐喝された。00年4月5日、愛知県警が加害少年3人を恐喝と傷害容疑で逮捕したことで事件が明るみに出た。

 恐喝容疑で逮捕
2015.04.02 朝刊 

 【愛知県】安城署は1日、恐喝の疑いで安城市安城町、無職S容疑者(56)を逮捕した。

 逮捕容疑では、生活保護受給を担当する市職員(37)から50万円を脅し取ったとされる。「恐喝した覚えはない」と容疑を否認している。

 署によると、S容疑者は生活保護を受けており、2月26日に調査のため自宅を訪れた市職員から、家の立ち退きに関する話を持ち出されたことに立腹し「ぶっ殺してやろうか」などと脅迫。500万円を振り込ませる誓約書を書かせ、同28日に市職員が50万円を持ってきた。

教員脅迫:「復讐頼まれた」 鳥取で
2015.03.13 大阪朝刊 

 鳥取県警は12日、「教え子を侮辱したということでその親から復讐(ふくしゅう)の依頼があった。止めたければ300万円払え」などと書かれた封書が県東部の小学校の教員6人に届いたと発表した。県警は恐喝容疑などを視野に捜査している。県警によると、受け取った教員はいずれも40~50歳代の男性。宛名は手書きで消印は徳島県内。タイのバンコクに国際郵便で現金を送るよう指定されていた。島根県でも小中学校教諭約10人に同趣旨の封書が届いているという。

恐喝容疑 会社役員逮捕=愛知
2015.03.10 中部朝刊 

 安城署は9日、名古屋市北区福徳町、会社役員T容疑者(46)を恐喝容疑で逮捕した。

 発表によると、T容疑者は、すでに2月に逮捕された2容疑者と共謀し、投資話を持ちかけた安城市の会社員男性(52)を脅して現金250万円を脅し取った疑い。T容疑者は否認している。

LINEで恐喝未遂 容疑の中3男子逮捕=栃木
2015.03.05 東京朝刊 

 足利署は4日、県南に住む中学3年の男子生徒(15)を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 発表では、男子生徒は1月下旬~2月18日、知人で別の学校に通う中学3年の男子生徒に通信アプリ「LINE」で「10万円払え。次無視したら殺す」などとメッセージを送り、現金を脅し取ろうとした疑い。

 男子生徒は「間違いありません」と供述している。

恐喝の疑いで暴力団幹部を逮捕=鹿児島
2015.02.17 西部朝刊 

 鹿屋署は16日、指定暴力団K一家系組幹部のT容疑者(32)を恐喝の疑いで逮捕した。発表によると、T容疑者は、会社員男性(31)に「50万円を俺に預けろ」などと迫り、昨年12月27日正午頃、T容疑者の自宅駐車場で40万円を脅し取った疑い。

恐喝の疑い45歳逮捕=富山
2015.02.16 東京朝刊

 高岡署は15日、住所不定、無職A容疑者(45)を恐喝の疑いで逮捕した。

 発表によると、A容疑者は2013年12月、滋賀県内で同県彦根市の男性会社員(25)に因縁を付け、「やくざの面目をつぶすとは、どういうことか分かっているのか」などと脅迫し、現金85万円やカードなどを脅し取った疑い。同県警が全国指名手配しており、15日、高岡署員が高岡市内で発見。A容疑者の身柄を同県警に移送した。

恐喝容疑で逮捕 安佐南署
2015.02.13 朝刊 

恐喝容疑で逮捕

 安佐南署は12日、広島市安佐南区の塗装工の男(20)を恐喝の疑いで逮捕した。安佐南署の調べでは、2013年12月下旬、暴走族グループのメンバーで当時17歳だった少年2人に対して「サケ6本、6万円分を買え」と要求し、自宅で1万円を脅し取った疑い。同署によると、男はこのグループの元総長で、当時は既に引退していた。県警は、男が何者かに依頼されてメンバーに高値で魚を売り付け、利益を得ていたとみて入手ルートや金の流れを調べる。

元暴力団幹部を恐喝未遂罪で起訴 /高知県
2015.02.12 大阪地方版/高知 

 南海トラフ地震対策で国が進める高知海岸の堤防耐震化工事で、入札に参加予定の土木建設会社から地元対策費の名目で金を脅し取ろうとしたとして、県警が恐喝未遂容疑で逮捕した高知市神田の土木作業員で元暴力団幹部のH容疑者(62)を、高知地検は11日、同罪で起訴した。

 起訴状によると、H容疑者は昨年8月28日、高知市の土木建設会社の事務所で、社長(59)に「(地元対策費に)落札金額の1%がいるき」などと言い、暴力団組員の名前を表示した携帯電話の画面を見せ、「お前のところだけ払わんというわけにはいかんぞ」などと金を脅し取ろうとしたとされる。

 県警によると、H容疑者は指定暴力団Y組系G会の元幹部。県警は逮捕当初、容疑を否認しているとしていたが、その後の認否は明らかにしていない。

大手生保会社を恐喝未遂容疑 /大阪府
2015.02.06 大阪地方版/大阪 

 大手生命保険会社から現金を脅し取ろうとしたとして、府警は5日、寝屋川市本町の右翼団体構成員、T容疑者(65)を恐喝未遂容疑で逮捕したと発表した。「右翼を名乗って電話はしたが、金を脅しとろうとはしていない」と供述しているという。

 警備部によると、T容疑者は昨年12月7日と9日、大手生保の大阪市内の顧客相談窓口に「自分は活動歴20年の右翼だ。場合によっては街宣をかける。誠意をみせろ」などと電話をするなどし、現金を脅しとろうとした疑いがある。

 T容疑者は2012年9月以降、同社員の女性に個人的な付き合いで計250万円を貸していたという。13年6月から女性の勤務先などに返済を催促する電話をかけ、完済された同11月以降もほぼ毎日、同社に電話をかけ続けていたという。

 断ち切る 暴力団と歓楽街 (中) 変化の兆し 法改正で離れる店側
2015.02.06 朝刊 

 【愛知県】傘を打つ雨音が響く。背広姿の捜査員たちは、無言のまま、豊橋市中心部の住宅街にある建物に入っていく。一月二十二日午前、県警は、指定暴力団Y組直系・H一家の本部事務所を家宅捜索した。

 その前日、みかじめ料をやりとりした疑いで、H一家傘下団体の組長や豊橋・松葉地区の風俗店経営者ら四人を逮捕していた。

 三河地方最大の歓楽街である松葉は、県暴力団排除条例の「特別区域」に指定され、みかじめ料を支払った店側も罰則の対象。昨年六月と七月にも経営者が逮捕されている。

 「暴力団の資金源を断つためには、支払った側が『被害者』という感覚は間違い」と、豊橋署幹部は説明する。今回の事件も、別の経営者に捜査が広がる可能性は高い。

 みかじめ料の要求が明確に違法となったのは一九九二年、組員による「暴力的要求行為」を禁止した暴力団対策法が施行されてからだ。それまでは恐喝や脅迫を立証できないと、取り締まりが難しかった。

 かつて、松葉地区でみかじめ料の受け渡しに関わった男性は懐かしむ。「昔は組員と付き合っちゃいけないなんて認識が店側になかった。『ご飯食べに来なよ』『払ってあげるよ』なんて、組員をかわいがった。暴対法が施行され、店側が次第に離れていった」

 ただ、悪習が断たれたわけではない。「単純に金を受け取るのではなく、組員は、洗剤かなんかを店に置いていった」と男性。正規の商取引を装い、組員は物品の売買額とかけ離れた額を請求した。

 現金を渡すにしても、「昔は、松葉の中心にあるコンビニの前で堂々と組員に渡した。周囲の目が厳しくなり、郊外のパチンコ店とか、歓楽街の外で会うようになった」(松葉のキャバクラ店員)。受け取りに来るのも、組員ではなく、共通の知人になった。

 松葉の一部飲食店などが加盟する豊橋料理飲食事業協会の左京みなもとの三郎会長(78)は「加盟する約百店は、暴力団と一切付き合っていない」と明言する。

 加盟店には「組員が要求に来ても、相手よりも多い人数をそろえ、丁寧に頭を下げ続ける。要求がしつこければ、音声を録音して県警に相談すればいい」と指導する。

 「組長の使用者責任」を問えるようになった〇八年の暴対法改正後、どんな末端の組員でも警察沙汰になれば組長に累が及ぶ。

 一月上旬、松葉で飲食店を経営していた男性が、みかじめ料の返還を求め、H一家の総裁やY組のS(通称・T)組長らを提訴した。全国ではまだ二例目だが、原告弁護団の一人は語る。

 「勝訴できれば、過払い金返還請求と同様、全国で訴訟が頻発するだろう。暴力団排除が一気に進む可能性がある」

 (メモ)

 暴力団関係法令 暴対法(1992年施行)は、都道府県公安委員会が指定した暴力団(指定暴力団)に27の「暴力的要求行為」を禁じた。2012年の改正で、危険行為を繰り返す組織が「特定危険指定暴力団」に指定され、特定の区域で組員が金品などの不当な要求を行うと、すぐ逮捕されるようになった。全国の都道府県が11年までに施行した暴排条例は、暴力団に利益を供与した一般市民側にも罰則を設けた。

リベンジポルノで「有罪」 米裁判所、サイト運営者に判決
2015.02.05 東京朝刊 

 別れた腹いせに、以前の恋人や配偶者の裸や性行為の写真をネットにさらす「リベンジポルノ」のサイトを運営していたとして、米カリフォルニア州上級裁判所は2日、サンディエゴ在住の男性に恐喝や個人情報窃盗などの罪で有罪判決を下した。禁錮20年の刑になる可能性があるという。地元メディアなどによると、判決を受けたのは、ケビン・ボレア被告(28)。2012年12月から、13年9月までサイトを運営。別れた恋人の裸の写真を送るように不特定多数の男性に呼びかけ、1万枚以上の写真を掲載した。(ロサンゼルス=平山亜理)

ホテルを恐喝の疑い 香川の姉弟ら3人逮捕 千葉県警
2015.02.05 千葉日報 

 浦安署と千葉県警公安2課は4日までに、恐喝の疑いで香川県高松市円座町、自称自営業、O(24)、姉で同市寺井町、自称介護ヘルパー、O(30)、自称同所、会社員、T(23)の3容疑者を逮捕、千葉地検に送検した。

 3人の送検容疑は共謀し、昨年12月31日から今年1月2日の間、宿泊していた浦安市内のホテルで、東京都内の神社で買ったお守りが入った紙袋を客室清掃員が誤って捨てたことに因縁を付け、40代の従業員男性2人を「俺は政治結社をやっている。ホテルとしてどう補償してくれるんだ」などと脅し、お守り代、ホテル宿泊代などとして現金24万4500円、タクシー料金、土産の宅急便送料として3万7494円を脅し取った疑い。

 同署によると、T容疑者Y容疑者の知人。Y容疑者の妻と子ども2人の6人で旅行中だったという。ホテルが1月9日に同署に被害届を出していた。

[事件・事故]事故示談金脅し取るなどした疑いで9人最終送検 宇和島、西予の両署
2015.02.03 朝刊 

 ◆事故示談金脅し取るなどした疑いで9人最終送検 宇和島、西予の両署は2日までに、故意の交通事故の示談金名目で計6回にわたって現金を脅し取るなどしたとして、恐喝などの疑いで宇和島市の会社員A(21)と同市の建設作業員B(21)の2容疑者ら9人を松山地検宇和島支部に最終送検した。容疑は、9人はそれぞれ共謀し、2014年1月26日~4月20日の間に、市内の路上で、B容疑者らと男性数人が同乗した乗用車を、別の容疑者が運転する乗用車に故意に衝突させ「一緒に乗っていたお前らも同罪。修理代と慰謝料で1人数百万円払え」と要求。A容疑者が仲介役を装うなどして、同市の男性会社員(20)ら11人から計6回にわたり計739万円を脅し取るなどした疑い。

 恐喝未遂の疑いで男女逮捕
2015.01.30 朝刊 

 【愛知県】蒲郡署は28日、恐喝未遂の疑いで岡崎市大和町、カラオケ講師K(68)と新潟県上越市加賀町、派遣社員K(48)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑では、2人は共謀し2013年9月28日、西尾市の配管業男性(61)に「不倫に関してです。返事がない時は300万円を払う気がないと判断して暴力団がうかがうことになる」などと脅す文書を送り、同年10月には蒲郡市の自営業の女性(56)に3回にわたって同様の内容のメールを送って、現金を脅し取ろうとしたとされる。

 署によると、ともに容疑を認めている。被害者はK容疑者の知人だったが、不倫の事実はなかった。

恐喝未遂の疑い 政治結社幹部を逮捕=埼玉
2015.01.28 東京朝刊

 県警公安2課と川口署は27日、政治結社「K」幹部で横浜市旭区市沢町、自動車販売業M容疑者(44)を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 発表によると、M容疑者は昨年9月2日、川口市の建設会社から依頼を受けた弁護士に対し、同社の土砂の運搬や処分方法が違法だと言いがかりをつけ、「口止め料を支払わなければ街宣をかける」と脅した疑い。

 同社が川口署に被害を届け出て発覚した。調べに対し、M容疑者は「口止め料を名目に金を要求したことは間違いない」と供述しているという。

Y組顧問弁護士に有罪 倉庫損壊そそのかし 大阪地裁
2015.01.28 大阪夕刊 

 事業をめぐるトラブルの解決を依頼してきた男性(40)=建造物損壊罪で有罪確定=に倉庫を壊すようそそのかしたとして、建造物損壊教唆罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、Y被告(68)の判決公判が28日、大阪地裁で開かれた。宮崎英一裁判長は「法律家でありながら法秩序を無視しており、厳しい非難が向けられるべきだ」として懲役10月、執行猶予2年(求刑懲役10月)を言い渡した。

 Y被告は指定暴力団Y組の顧問弁護士。平成3年に恐喝未遂罪で起訴されるなどして辞任したが、後に無罪が確定。18年春に再び就任したという。今回の有罪判決が確定すると、弁護士法の規定で弁護士登録が取り消される。Y被告は控訴する方針。

 判決によると、Y被告は25年9月、大阪府摂津市にある会社の倉庫前で、同社とトラブルになっていた男性に倉庫の壁を壊すようそそのかした。

 宮崎裁判長は判決理由でトラブルについて「民事的手段で解決が図られるべきであり、実力行使が正当化されるものではない」と指摘。その上で「犯行内容も軽微ではなく、公訴権の乱用といえない」として、「被告を狙った不当な起訴」とする弁護側の主張を退けた。

中2女子ら「美人局」か 恐喝容疑で逮捕 /東京都
2015.01.27 東京地方版/東京 

 「美人局(つつもたせ)」の手口で現金を脅し取ったとして、警視庁は、福岡市の中学2年の女子生徒(14)と福岡県大牟田市の無職の男(20)=当時19歳=を恐喝の疑いで逮捕し、26日発表した。「生活費と遊ぶ金欲しさにやった」といずれも容疑を認めているという。

 少年事件課によると、2人は昨年10月21日、女子生徒が出会い系サイトで知り合った男子大学生(21)を新宿区のレストランに誘い出し、女子生徒の夫を装った男が「人の嫁に何したんだ。指切るか」などと脅して、大学生から30万円を脅し取った疑いがある。

 交際していた2人は昨年9月に福岡から上京した。同課は、女子生徒が「やり方は友達から聞いた。援助交際なら相手も警察に届けないと思った」と供述していると説明。2人は他に5件の美人局への関与を認めているという。

30万円恐喝容疑で中2女子を逮捕 美人局、交際相手の男も /福岡県
2015.01.27 西部地方版/福岡 

 「美人局(つつもたせ)」の手口で現金を脅し取ったとして、警視庁は、福岡市の中学2年の女子生徒(14)と大牟田市の無職の男(20)=当時19歳=を恐喝の疑いで逮捕し、26日発表した。「生活費と遊ぶ金欲しさにやった」といずれも容疑を認めているという。

 少年事件課によると、2人は昨年10月21日、女子生徒が出会い系サイトで知り合った男子大学生(21)を東京都新宿区のレストランに誘い出し、女子生徒の夫を装った男が「人の嫁に何したんだ。指切るか」などと脅して、大学生から30万円を脅し取った疑いがある。

 交際していた2人は昨年9月に福岡から上京した。同課は、女子生徒が「やり方は友達から聞いた。援助交際なら相手も警察に届けないと思った」と供述していると説明。2人は他に5件の美人局への関与を認めているという。

中2女子が美人局!? 30万円恐喝容疑で逮捕
2015.01.27 東京朝刊 2

 出会い系サイトで知り合った男性から30万円を脅し取ったとして、警視庁少年事件課は恐喝容疑で、福岡県大牟田市の無職の男=犯行当時(19)=と、交際相手で同居の中学2年の女子生徒(14)を逮捕した。同課によると、2人は容疑を認め、女子生徒は「援助交際を装えば、カネを取っても通報されないと友人から聞いた」などと話しているという。

 逮捕容疑は昨年10月、女子生徒が出会い系サイトで知り合った川崎市の大学3年の男子学生(21)を新宿区内のファミリーレストランに誘い出し、男が「人の嫁に何をした」などと脅迫。モデルガンを見せるなどして現金30万円を脅し取ったとしている。

 「LINE」で誘い 大学生を恐喝容疑 中2少女ら逮捕
2015.01.26 夕刊 

 警視庁少年事件課は二十六日、恐喝の疑いで福岡県大牟田市の無職の男(20)=事件時少年=と福岡市立中学二年女子生徒(14)を逮捕したと発表した。同課は二人が、出会い系アプリを悪用し男性を誘い出してゆする手口で、ほかにも五件現金を奪うなどしていたとみて調べる。

 逮捕容疑では、昨年十月、出会い系アプリで知り合った私立大三年の男性(21)に、無料通信アプリ「LINE」で「会いたい」とメッセージを送って東京都新宿区のファミリーレストランに誘い出し、「人の嫁に何したんだ。五十万円用意しろ」とエアガンを見せて脅し、三十万円を支払わせたとされる。男らは「生活費と遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めている。

 同課によると、残り二十万円を払うという誓約書を書き解放された男性が翌日、警視庁に相談。同課は連絡先として聞いていた携帯電話の番号から男らを割り出した。

 二人は昨年九月に上京し、十二月まで同居していた。

夫婦装い恐喝容疑で中2少女と男逮捕 警視庁
2015.01.26 夕刊 

 夫婦を装って、出会い系サイトで知り合った男性に「人の嫁に何をした」などと因縁を付けて現金を脅し取ったとして、警視庁少年事件課は26日までに、恐喝の疑いで、大牟田市の無職男(20)=事件当時は19歳=と福岡市の中学2年の少女(14)を逮捕した。

 警視庁によると、2人は昨年9月に上京。「生活費と遊ぶ金が欲しかった」などと容疑を認めている。同庁は、同様の手口の恐喝などをほかにも数件繰り返したとみて調べる。

 逮捕容疑は昨年10月21日夜、少女が男性(21)を新宿区高田馬場1丁目のファミリーレストランに誘い出し、入店直後に、男が男性の隣に座って「人の嫁に何をしたんだ。指切るか。50万円用意しろ」などと言って30万円を脅し取った疑い。

 男性が翌22日、戸塚署に相談して発覚した。

「美人局」5000万円脅し取る 容疑の男女4人逮捕=大阪
2015.01.22 大阪朝刊 

 「美人局(つつもたせ)」の手口で5000万円を脅し取ったとして、府警捜査4課は21日、自称大阪市北区西天満、飲食店経営U被告(30)(強盗致傷罪などで起訴)、住居不定、無職O容疑者(29)ら男女4人を恐喝容疑で逮捕した。U被告は黙秘し、O容疑者らは容疑を認めているという。

 発表では、U被告らは2013年1月上旬、大阪市内の飲食店で、面識のあった30歳代の司法書士の男性に、同容疑で逮捕された共犯の女を紹介。関係を持った男性の事務所をその後、訪ねて「女はヤクザと関係があり、家がめちゃくちゃにされるぞ。こちらで話をつける」と口止めし、「たちが悪いので金がかかる」と要求して、同月中旬、市内で5000万円を脅し取った疑い。

「美人局」で5000万円、容疑で男女4人逮捕
2015.01.22 大阪朝刊

 女が男性を誘った後、共謀する男が男性から金品を脅し取る「美人局(つつもたせ)」の手口で知人から5千万円を脅し取ったとして、大阪府警捜査4課は21日、恐喝容疑で自称大阪市北区西天満、飲食店経営、U容疑者(30)ら男女4人を逮捕した。U容疑者は黙秘しているという。

 逮捕容疑は共謀し平成25年1月、U容疑者の知人で司法書士の30代男性に、当時10代だった女を紹介。関係を持たせ後日、「女はヤクザの関係」「ヤクザが家に来て、家族がむちゃくちゃにされるぞ」などと因縁を付け、現金5千万円を脅し取ったとしている。

 別事件の捜査過程で事件が発覚、別の強盗致傷罪で起訴されているU容疑者の関与が浮上した。

組員ら、100万円恐喝などの疑いで逮捕 豊橋署 /愛知県
2015.01.19 名古屋地方版/愛知 

 豊橋署は18日、ともに豊川市金屋橋町の無職で暴力団組員U(41)と、店員H(36)の両容疑者を恐喝などの疑いで逮捕し、発表した。署によると、両容疑者は市内の会社員男性(29)を脅し、昨年12月22日と30日に総額100万円を脅し取った疑いなどがある。今月6日に250万円を恐喝しようとしたところ、男性が署に相談した。

 U容疑者は容疑を認めているが、H容疑者は現金の受け取りは否認しているという。

出会い系アプリで知り合った男性を恐喝した疑い、3人を逮捕 /埼玉県
2015.01.17 東京地方版/埼玉 

 県警は、東京都新宿区に住む飲食店員の少年(18)や、神奈川県大和市に住む高校2年生の女子生徒(17)ら3人を恐喝の疑いで逮捕し、16日発表した。

 少年捜査課によると、3人は昨年8月下旬、県内に住むアルバイト男性(25)に出会い系アプリを通じて援助交際を持ちかけ、男性と女子生徒が三芳町内のアパートで一緒になった際に「(女子生徒は)未成年だぞ。このまま警察に行くか、60万円で示談するか決めろ」と脅し、現金5万円やキャッシュカードを受け取った疑いがある。

少年少女3人を恐喝容疑で逮捕=埼玉
2015.01.17 東京朝刊 

 県警少年捜査課と東入間署は16日、東京都新宿区の飲食店員の少年(18)ら17~18歳の男女3人を恐喝容疑で逮捕したと発表した。

 発表によると、3人は昨年8月、出会い系アプリを通じ、県西部のアルバイト男性(25)にメールを出して三芳町のアパートに誘い出し、「この女は未成年だぞ。警察に行くか、60万円で示談するか決めろ」と脅し、現金5万円やキャッシュカードなどを奪った疑い。

 男性が少年の名前を覚えていたことなどから浮上した。

 調べに対し、飲食店員の少年は「成人なら金を持っていると思って狙った」と供述。ほかの2人は「現場にはいたが金はもらっていない」、「手伝えと言われたのでやった」と話している。