報道された恐喝事件 2016年

LINEいじめ 児相に通告 浪岡中2自殺問題 侮辱疑い、生徒10人弱 県警 ネット中傷 異例の対応
2016.12.21 朝刊 

 今年8月、いじめを訴えて自殺した青森市立浪岡中学校2年・kさん=当時(13)=を無料通信アプリ・LINE(ライン)上などで中傷したとして、青森南署と県警少年課が、同校の女子生徒10人弱を侮辱や名誉毀損(きそん)の疑いで調査し、20日、児童福祉法に基づいて児童相談所に通告した。県警幹部によると、子どものいじめ問題をめぐり、警察がラインなどインターネット上の中傷を通告するのは異例という。

 通告された生徒10人弱はいずれも中傷した疑いのある時期に12~13歳で、刑事責任を問われない「触法少年」(14歳未満)に該当する。県警は、生徒たちに専門機関による指導が必要と判断して児相に通告した。

 児相側の対応には、専門家や児相職員による在宅指導のほか、家庭裁判所への送致などがあり、今後に決定するとみられる。

 県警はこれまでに、kさんに関係するラインの履歴を調べる一方、同校の生徒数十人からも任意で事情を聴取。kさんが1、2年時のいずれもライン上や学校生活で、今回通告された生徒たちから事実無根のうわさを流されたり、容姿を侮蔑されるなど中傷を受けていたとみて、慎重に調べを進めてきた。

 捜査関係者によると、中傷が書き込まれたとされる当時、ライン上は、多数の生徒が閲覧できる状態だった。県警はこの点を踏まえ、いわれのない批判が他の生徒に広がる恐れが十分にあり、刑法が定める侮辱罪や名誉毀損罪の成立に必要な「公然性」を満たしているとの見方を固めた。

 一方、県警は、通告した生徒たちの行為が、kさんの自殺の直接の原因になったかどうかについては判断していない。

 浪岡中学校の齋藤実校長は「警察の調査を非常に重く受け止めている。通告された生徒には家庭訪問を続け、心のケアをしながら寄り添っていく」と話した。

 kさんは8月25日、同級生からいじめを受けたと訴える遺書をスマートフォンに残し、JR北常盤駅(藤崎町)で自殺。遺族が、ライン上で中傷されたり「ありもしないうわさ」を流されていたと訴えていた。

 いじめの有無や内容、自殺との因果関係があったかについては現在、青森市いじめ防止対策審議会が調査中で、年度内に報告書をまとめて答申する方針。

●言葉の暴力 甘く見ないで 父・tさん

 kさんの父・剛さん(38)は20日午後、自宅で本紙取材に対応し、「子どもたちには、言葉の暴力を甘く見ないでほしい。今回の通告が全国各地でいじめの抑止力になると信じている。いじめをなくしたいという娘の思いがまた一歩、前に進んだ。警察の皆さんには感謝している」と答えた。

●再発防止へ抑止力に 研究会代表

 県警が、無料通信アプリ・LINE(ライン)上の中傷は侮辱などの疑いがあるとみて、青森市の中学生10人弱を児童相談所に通告したことを受け、子どものネットリスク教育研究会代表の大谷良光・前弘前大学教授(東京都)は「ネットいじめに警察が関与する事例は聞いたことがない」とし、再発防止へ向けて一定の抑止力になる可能性があるとの見解を示した。

 ライン上であっても、公然と特定の相手を中傷する行為は、侮辱罪(拘留または科料)や、名誉毀損(きそん)罪(3年以下の懲役または50万円以下の罰金など)に抵触する恐れがあることを、県警は慎重な調査により示した。捜査関係者は、今後、悪質なケースでは今回の通告が先例となり、全国的に捜査機関が調べに乗りだす可能性もあるとの見方だ。

 大谷代表は「ネットいじめは、子どもの多くが『遊びの延長』という感覚」と説明。いじめ自殺の主な要因に関して、暴力や恐喝の割合が減少し、ネット上の書き込みなどが急増している、との調査結果も出ているという。

 こうした深刻な状況から、大谷代表は「(言葉の暴力が)法的に罰せられる可能性があると、より鮮明になって良い時期に来ているのではないか」と指摘。一方で、本県はネットいじめを防ぐ啓発活動が遅れているとして、今回の事例を教訓とした取り組みの強化が求められるとしている。

▼社会で取り組み必要/元家裁調査官の佐々木光郎氏の話

 暴行や強要を伴わない「言葉のいじめ」を警察が調べ、児童相談所への通告などの対応をするのは極めて珍しい。加害者とされる生徒にとって厳しい措置だが、自殺という重大な結果と真摯(しんし)に向き合い、再発防止につなげるという効果もある。一方、捜査機関が子どもたちの表現の自由をいたずらに規制することがあってはならない。学校や社会全体で言葉の暴力を起こさないよう取り組むべきだ。

示談金恐喝で24歳に有罪判決=富山
2016.12.16 東京朝刊 

 仲間と共謀して故意に交通事故を起こし、県東部の少年(当時18歳)から示談金名目で700万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた入善町青島、無職M被告(24)の判決が15日、富山地裁であり、松井修裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

 判決によると、M被告は今年5月、仲間と共謀し、少年に酒を飲ませた後に車を運転させ、入善町の路上で別の車をわざと追突させた上、示談金を名目に現金700万円を脅し取った。松井裁判官は「被害は甚大で、手口は卑劣かつ狡猾(こうかつ)」と指摘した。

 恐喝容疑で男を逮捕
2016.12.16 朝刊 

 【岐阜県】北方署は15日、恐喝の疑いで、大垣市鶴見町、職業不詳T容疑者(23)を逮捕した。

 逮捕容疑では、6月21日、瑞穂市の元同僚の店員男性(22)の顔を殴り「ぶっ殺してやる」などと脅して電子メールで現金を要求。22日から7月4日までに、4回に分け計34万円を脅し取ったとされる。署によると、「金はもらったが、脅してはいない」と否認している。

★女性恐喝の疑いで男再逮捕
2016.12.14 朝刊

 可児署は13日、恐喝の疑いで、関市桜ケ丘、無職Y容疑者(42)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、昨年8月9日、美濃加茂市などの路上で可児市の飲食店アルバイトの女性=当時(33)=に対し指をけがさせられたと因縁をつけて現金を要求。「やくざみたいな怖いところに行くか」と言い、現金40万円とキャッシングカード1枚を脅し取った疑い。

 署によると、Y容疑者は「受け取ったのは間違いないが、借りたと思っている」と容疑を否認。先月16日、同じ女性から20万円を脅し取ろうとしたとして逮捕されていた。

★50万円脅し取った疑い
2016.12.08 朝刊

 県警刑事総務課と岐阜中署は7日、恐喝の疑いで、羽島郡岐南町上印食、請負業務業K容疑者(70)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、2013年1月31日、岐阜市の40代女性に「飲酒運転する車に同乗する女だという話が広まっている。口止めに50万円要る」と電話し、同2月1日に現金50万円を脅し取った疑い。

 署によると、K容疑者は「飲酒運転のことは言ったが、あとは違う」と容疑を否認。先月17日にも、この女性から50万円を脅し取ったとして恐喝容疑で逮捕された。

1000万円恐喝容疑=富山
2016.12.06 東京朝刊 

 富山中央署は5日、富山市水橋中村、職業不詳M容疑者(43)を恐喝の疑いで逮捕した。M容疑者は、容疑を否認している。

 発表によると、M容疑者は2015年1月2日頃~10月22日、30歳代男性を性的関係を持った女性が未成年だったなどと脅迫し、現金計1005万円を脅し取った疑い。M容疑者と男性は同じ会社で働いていたことがあったという。

1200万円脅し取ろうとした疑い、組員ら逮捕 /大阪府
2016.12.02 大阪地方版/大阪 

 架空の借用書を書かせて1200万円を脅し取ろうとしたなどとして、府警は1日、指定暴力団K組系暴力団員のN容疑者(41)=兵庫県姫路市飾東(しきとう)町=ら3人を恐喝未遂と強要の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。他の2人はK容疑者の弟で、同組系暴力団幹部で建設作業員のN容疑者(40)=同県姫路市八代=と、建設作業員H容疑者(28)=徳島県石井町。

 曽根崎署によると3人は4月中旬、30代男性と20代女性の夫婦を「逃げたら殺す」などと脅し、兵庫県内の暴力団事務所で架空の借用書6枚計1200万円分に署名させ、現金を脅し取ろうとしたなどの疑いがある。

 夫婦は車の売買のトラブルをめぐりK容疑者と知り合い、3月から同容疑者が所属する暴力団事務所の電話番などをしていた。

 恐喝容疑で暴力団幹部を再逮捕
2016.11.22 朝刊 

 【愛知県】常滑署などは21日、恐喝の疑いで半田市雁宿町、指定暴力団Y組K会系組織幹部のH容疑者(47)を再逮捕した。

 再逮捕容疑では、昨年8月1日、共犯の男2人と共謀し、半田市内の飲食店で常滑市の男性会社員(28)に「後援会に入って毎月2万円持ってこい」と脅し、同月5日に2万円を脅し取ったとされる。

 署によると、「意味が分からない」と容疑を否認している。H容疑者は共犯の2人からあいさつ料を脅し取ったとして10月、恐喝容疑で逮捕された。2人は9月に恐喝容疑で逮捕され、既に有罪判決を受けている。

盗撮男から「示談金」恐喝容疑 「話をつけてやる」と偽り 2人逮捕=多摩
2016.11.19 東京朝刊 

 ◆脅し取られた男も書類送検へ

 駅で盗撮していた男性を脅し、示談金と偽って現金約340万円を脅し取ったとして、町田署は17日、いずれも無職で自称・神奈川県秦野市、N容疑者(22)と同・千葉県八千代市、H容疑者(20)を恐喝容疑で逮捕した。

 同署幹部によると、2人は8日午前8時20分頃、小田急町田駅構内で、エスカレーターに乗っていた女子高校生のスカートの中を背後からスマートフォンで撮影していた20歳代の男性会社員をつかまえ、盗撮を指摘して女子高生との示談金として現金341万円を脅し取った疑い。

 女子高生は電車に乗って立ち去っていたが、「話をつけてやるが、示談には数十万円では足りない」などと偽り、同駅前のコンビニエンスストアのATMで男性に41万円を引き出させた。さらに、タクシーに乗せて銀行や消費者金融3店を回ってカードローンなどを作らせ、各店から100万円ずつ借りさせた。

 男性は同日夕、同署を訪れて相談。署員が駅やコンビニの防犯カメラから割り出した2人組の写真を手がかりに張り込み、17日朝に同駅に2人が現れ、同日夕、逮捕した。

 H容疑者は容疑を認め、N容疑者は「金は取ったが、脅してはいない」と一部を否認しているという。同署は、計画的犯行の可能性があるとみて、背後関係や余罪の有無を調べている。

 現金を脅し取られた男性も盗撮を認めており、都迷惑防止条例違反で近く、書類送検する予定だ。

盗撮会社員脅し341万円恐喝 20代の無職2人逮捕
2016.11.19 サンスポ 

 盗撮していた20代の男性会社員から現金341万円を脅し取ったとして、警視庁町田署は18日までに恐喝容疑で、いずれも無職のN(22)とH(20)の両容疑者を逮捕した。署によると、N容疑者は「金はもらったが、脅してはいない」と否認。H容疑者は容疑を認めている。

 逮捕容疑は8日、小田急線町田駅のエスカレーターで、女子高校生のスカート内をスマートフォンで盗撮していた会社員を脅し、341万円を受け取った疑い。2人は会社員が盗撮しているのを目撃。「仲間が被害者といる。示談金は300万円だ」と脅したという。同署は恐喝を繰り返していた可能性があるとみている。

知人女性を恐喝、69歳容疑者逮捕 岐阜県警 【名古屋】
2016.11.18 名古屋朝刊 

 知人女性から現金50万円を脅し取ったとして、岐阜県警は17日、自称コンパニオン派遣請負業のK容疑者(69)=同県岐南町上印食2丁目=を恐喝容疑で逮捕し、発表した。「金の貸し借りはあるが、事実は違う」と容疑を否認しているという。

 岐阜中署によると、K容疑者は2013年1月17日、岐阜市の40代の知人女性を同市内の喫茶店に呼び出し、「むしゃくしゃしたせいで事故をしてしまった。どうしてくれる」などと因縁をつけ、その場で現金50万円を脅し取った疑いがある。K容疑者の口座には、女性の口座から13年1月下旬~15年12月中旬に、約90回計約2千万円が振り込まれた履歴が残っていたという。

女性から50万円恐喝容疑で逮捕 岐阜中署
2016.11.18 朝刊 

 県警刑事総務課と岐阜中署は17日、恐喝の疑いで、羽島郡岐南町上印食、自称請負業務業K容疑者(69)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2013年1月17日、岐阜市岩地の喫茶店で、同市の40代女性に「むしゃくしゃしたせいで事故をしてしまった。いくら出せるんや」などと言い、現金50万円を脅し取った疑い。

 署によると、女性は13年1月から15年12月までの間に90回以上にわたり、計約2千万円をK容疑者の口座に振り込んだと話しているという。女性が今年1月に署に相談していた。K容疑者は「金の貸し借りはあるが、事実は違う」と容疑を否認しているという。

恐喝事件の容疑者ら 事前に打ち合わせか=青森
2016.11.12 東京朝刊 

 十和田市内の男性(当時39歳)から現金約35万円を脅し取ったとして恐喝容疑で男女3人が逮捕された事件で、N容疑者(33)とT容疑者(47)らが事前に、男性を脅す際の文言や流れを打ち合わせていたとみられることが11日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、N容疑者は自身が経営する飲食店で、男性の未払いの飲食代がかさんでいることをT容疑者に打ち明けていたという。これを受け、T容疑者はN容疑者らと、男性と会った際にどのような文言やタイミングで脅すかを事前にすり合わせていた可能性があるとみて、県警が調べを進めている。

 T容疑者らは暴力団組員であるかのように語り、2015年11月22日に男性宅前で「なめた口利いてるとさらうぞ」などと脅し、12月中に3回に分けて現金を脅し取った疑いが持たれている。

恐喝容疑で逮捕=北九州
2016.11.10 西部朝刊 

 折尾署は9日、中間市中央4、無職H容疑者(62)を恐喝の疑いで逮捕した。発表では、H容疑者は6月23日午後7時半~同45分頃、同市から北九州市八幡西区に走行するタクシー内で、男性運転手(63)に「タクシー代払わんぞ」などとどなり、運賃1950円の請求を断念させた疑い。H容疑者と運転手は顔見知りだった。「文句は言ったが、脅したつもりはない」と容疑を否認しているという。

示談金恐喝で初公判 24歳起訴事実認める=富山
2016.11.09 東京朝刊 

 仲間と共謀して県東部の少年(当時18歳)から交通事故の示談金を名目に700万円を脅し取ったとして恐喝罪に問われた入善町青島、無職M被告(24)の初公判が8日、富山地裁(松井修裁判官)で開かれ、M被告は起訴事実を認めた。一連の多額恐喝事件で、公判はM被告が初めて。

 起訴状によると、M被告は今年5月、仲間5人と共謀し、少年に酒を飲ませた後に車を運転させ、入善町の路上で別の車をわざと追突させ、示談金を名目に現金700万円を脅し取ったとされる。M被告は、少年の運転する車に同乗していた。
恐喝容疑で21歳再逮捕=秋田
2016.11.06 東京朝刊 

 秋田東署は5日、秋田市東通、大学生H容疑者(21)を恐喝容疑で再逮捕した。発表によると、H容疑者は今年5月頃、秋田市の10代知人女性に対し、「スマートフォンで撮影した画像を流出させる」などとして、現金13万円を脅し取った疑い。画像は女性が困るような内容で、脅し取った金は、電化製品の購入費用などに充てたという。

 H容疑者は10月21日午前10時30分頃、同市手形でこの女性の襟首をつかんで引っ張ったなどとして、同月25日、暴行容疑で同署に逮捕されている。いずれも容疑を認めているという。

恐喝:300万円で外車購入 地下アイドル運営の被告 名地検起訴
2016.11.05 中部朝刊 

 自分がプロデュースする地下アイドルのファンから現金を脅し取ったとして、恐喝容疑で逮捕された飲食店員、H一容疑者(35)=名古屋市西区=が、脅し取ったとされる金で外車を購入したとみられることが捜査関係者への取材で分かった。名古屋地検は4日、古川容疑者を恐喝罪で起訴した。

 起訴状によると、H被告は、経営する芸能プロダクション所属の女性タレントとファンの男性が私的に連絡を取り続けたことに言いがかりをつけ、金の貸し借りがないのに男性に架空の借用書を作らせて「払わないなら家族を家に住めなくさせてやる」などと脅し、今年1月、名古屋市内の路上に止めた車内で現金300万円を恐喝したとされる。

 愛知県警によると、H被告は「貸した金を返してもらっただけ」と容疑を否認しているという。

 捜査関係者によると、H被告は事件後すぐ、岐阜県内の自動車販売業者から現金300万円で外車を購入していたという。

暴力団員、恐喝未遂の疑い 柏署
2016.11.03 千葉日報 

 柏署は2日、恐喝未遂の疑いで、柏市増尾台2、指定暴力団S会系組員、M容疑者(49)を逮捕した。

 逮捕容疑は9月29日午前0時ごろ、同市内のビル内の店舗で、同店長男性(24)に「月々1万円、年末5万円の付き合いはどうですか」などと言ってみかじめ料を脅し取ろうとした疑い。

 同署によると、店長男性が同署に相談し、発覚した。M容疑者は容疑を否認している。

知人から2000万円脅し取った疑い=福島
2016.11.02 東京朝刊 

 知人から現金2000万円を脅し取ったとして、福島署は1日、福島市須川町、会社員A容疑者(50)を恐喝の疑いで逮捕した。

 発表によると、A容疑者は9月20日午後10時頃、市内の飲食店で知人の会社員男性(40)を脅し、同21日に現金2000万円を自分の口座へ振り込ませた疑い。調べに対し、A容疑者は「脅して振り込ませた」と供述しているという。

「性的な動画 友人に流すぞ」 スマホ恐喝 ご注意 アプリで連絡先抜かれ 羞恥心から泣き寝入りも
2016.11.02 夕刊 

 スマートフォンから抜き取った連絡先に、本人の性的な画像や動画を流出させるなどして恐喝するセクストーション(性的な脅迫という意味の造語)の被害が続いている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、2014年9月に初めて相談が寄せられ、これまでに39件を確認。14年には福岡県内の男が恐喝の疑いで逮捕されたが、泣き寝入りする被害者も多く、IPAは注意を呼び掛けている。

 「恥ずかしい動画を友人に流してほしくなければ30万円を払え」。今年10月、横浜市の20代男性に無料通信アプリLINE(ライン)でメッセージが届いた。続けて、自分のスマホに登録していた連絡先の一覧画像と、男性本人の性的な動画が送られてきた。

 男性は以前、インターネットでメッセージをやりとりするライブチャットで、見知らぬ女性に「下半身を見せて」と持ち掛けられていた。先に女性から画像が送信されてきたので応じると、やりとりは動画にエスカレート。「話す場所を変えよう」と書き込みがあり、送られてきたURLにアクセスした。

 IPAによると、この時点で不正アプリがスマホにダウンロードされ、連絡先を抜き取られた可能性が高いという。男性が30万円の支払いを拒否すると、30分後、約100人の友人に性的動画が送りつけられた。今後、再び金銭を要求してくる恐れもあるという。

 過去には恐喝の疑いで逮捕されたケースもある。14年4月、千葉県警が福岡県太宰府市の男と札幌市の男を逮捕した。2人は中国のグループに雇われ、日本人を標的にしていたという。

 ただ、警察庁によると、逮捕はこの1件のみ。多くは海外を拠点としており、捜査が難しいという。福岡県消費生活センターでも、同様の相談は14年に1件あっただけだった。

 IPAには14年に6件、15年に19件、今年も14件の相談が寄せられている。担当者は「氷山の一角の可能性がある。プライベートな画像や動画は第三者に渡さず、不審なURLには安易にアクセスしないよう徹底してほしい」と話している。 

K会系組長ら3人を逮捕=北九州
2016.10.28 西部朝刊 

 県警は27日、特定危険指定暴力団K会系組長K治(48)、同会系組幹部I(43)両被告(恐喝罪などで公判中)を恐喝と暴力団対策法違反容疑で再逮捕し、同会系組員T容疑者(34)を同容疑で逮捕したと発表した。発表では、3人は共謀し、昨年4月30日頃、北九州市内で飲食店を経営する男性(30歳代)に電話で「オヤジから聞いとるよね」「月3万ね」などと話して、昨年5月~今年7月頃にかけて十数回にわたり計72万円を脅し取った疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。
恐喝未遂容疑で男を逮捕=熊本
2016.10.28 西部朝刊 

 芦北署は27日、芦北町田浦、会社員K容疑者(46)を恐喝未遂容疑で逮捕した。発表では9月9日~10月17日、元交際相手のアルバイト女性(32)に「わいせつな画像をネットに流されたくなければ70万円支払え」などと書いた封書を3度届け、現金を脅し取ろうとした疑い。「金がほしかった」と容疑を認めている。

300万円恐喝容疑、事務所運営者を逮捕 地下アイドルと交際のファンから【名古屋】
2016.10.15 名古屋朝刊 

 名古屋市内で活動する「地下アイドル」の女性と交際したファンから現金を脅し取ったとして、愛知県警は14日、アイドル事務所を運営する名古屋市西区城町、アルバイトH容疑者(35)を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。「それはないです」と容疑を否認しているという。

 中署によると、H容疑者は1月、自分が運営するアイドル事務所所属の女性と交際していた愛知県内在住のファンの会社員男性(27)に対し、「けじめ」などとして架空の借用書を書かせ、「お前が逃げても家族や会社に迷惑がかかるかもしれんな」などと脅迫。現金300万円を脅し取った疑いがある。地下アイドルは、大手タレント事務所などに所属せずライブハウスなどで活動するアイドル。H容疑者は同市中区で「S」という事務所を運営している。

 この事務所をめぐっては、H容疑者から「タレントと私的に交流した」ととがめられて現金を脅し取られたとして、この男性を含むファン2人がH容疑者を相手取り、計750万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴している。
400万円恐喝の疑い、少年ら4人を再逮捕 入善署など
2016.09.29 朝刊

 富山県東部の少年(18)が現金計1700万円を脅し取られた事件に関連し、入善署と県警は28日、別の男性から400万円を脅し取ったとして、恐喝容疑で入善町入膳の無職少年(18)を逮捕し、男3人と少年1人を再逮捕したと発表した。

恐喝の疑い
2016.09.22 朝刊 

 【愛知県】天白署は21日、本籍北区、自称建築業K容疑者(35)を逮捕した。

 逮捕容疑では4月28日午後10時ごろ、電話で借金10万円の返済を求めた天白区の男性会社役員(49)に「俺が渡世もんと分かっとるのか。これ以上追い込むんだったら殺してやろうか」などと脅し、回収を断念させたとされる。天白署によると「脅すようなことは言っていない」と容疑を否認している。

2400万円を脅し取った疑いで会社役員ら3人を逮捕 /徳島県
2016.09.08 大阪地方版/徳島 

 県警組織犯罪対策課と小松島署は7日、いずれも建設会社役員のO容疑者(48)=徳島市住吉4丁目=とK容疑者(39)=徳島市山城西3丁目=、自称不動産業O容疑者(65)=北島町北村=を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。県警は、認否を明らかにしていない。

 小松島署によると3人は2010年、K容疑者の会社が落札した土地に建設残土を置いていた60代男性に言いがかりをつけ、処分費用の名目で計2400万円を脅し取った疑いがある。

1700万円恐喝容疑、少年ら6人逮捕 暴力団関係者のふり /富山県
2016.09.08 大阪地方版/富山 

 暴力団関係者のふりをして、県東部の少年(18)から交通事故の示談金名目などで計1700万円を脅しとったとして、県警は6日、朝日町境のアルバイト店員T容疑者(21)ら17~24歳の6人を恐喝容疑で逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めているという。

 県警によると、T容疑者、無職少年(19)、男子高校生(17)、入善町青島の無職M容疑者(24)は5月10日午前0時ごろ、入善町内で被害少年の運転する車にわざと追突し、「組の人やからお金で解決した方がいい」などと伝えて示談金名目で現金700万円を脅しとった疑い。さらに、T容疑者、無職少年、男子高校生と黒部市沓掛のアルバイト運転手T容疑者(24)、同市生地中区の無職D容疑者(24)は6月3日午前0時ごろ、朝日町の駐車場で被害少年が示談について他人に相談したなどと因縁をつけ、「金を払わないと組の人間を全員連れてお前のところに行く」と現金1千万円を脅しとった疑いがある。

 被害少年が8月に入善署に被害届を出した。逮捕された6人は遊び友達で、「遊ぶ金に使った」などと供述しているという。
Y組系組員を恐喝容疑で再逮捕=北九州
2016.09.06 西部朝刊

 小倉南署は5日、北九州市門司区畑、指定暴力団Y組系組員Y容疑者(48)を恐喝容疑で再逮捕した。発表では、Y容疑者は6、7月、同市内の看護師男性(39)に対し、男性方や病院駐車場で「Y組の人間をなめるなよ。相談料なんぼ出すんか」「金はどうなっとるんか」などと言い、4万円を脅し取った疑い。「金はもらってない」と否認しているという。

婚活サイト利用、女性を恐喝容疑 警視庁、29歳を逮捕
2016.09.05 東京朝刊 

 婚活サイトで知り合った女性から金を脅し取ったとして、警視庁は、住所不定、職業不詳のO容疑者(29)を恐喝の疑いで逮捕し、4日発表した。容疑を否認しているという。

 杉並署によると、O容疑者は8月14日、杉並区のホテルで、婚活サイトで知り合った都内の女性(29)を「俺の父親はやくざだ」などと脅し、同乗したタクシー内で現金2万円が入った女性の財布を奪った疑いがある。O容疑者は普段、暁千琥(あかつきせんご)と名乗って活動。今年に入り、ほかに5人の女性から、婚活サイトなどで知り合ったO容疑者に金を取られたとの相談が警察に寄せられているという。

「父はヤクザ」恐喝容疑で男逮捕
2016.09.05 東京朝刊 

 ■婚活サイトで投資詐欺、全国から被害相談多数

 警視庁杉並署は恐喝容疑で、住居不定、職業不詳のO容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は、8月14日、東京都杉並区のホテルで、婚活サイトで知り合った女性(29)を「俺の父親はヤクザだ」などと脅し、クレジットカードを渡すよう要求。さらに、同乗したタクシーで「人質代わりにカバンを置け」と脅し、手提げバッグや現金約2万円などを奪ったとしている。「弁護士が来るまで話さない」などと黙秘している。

 同署によると、O容疑者はインターネットで「暁千琥(あかつき・せんご)」を名乗り、婚活サイトなどに登録していたとみられ、交際トラブルや、投資名目の現金詐取を訴える被害相談などが全国で相次いで寄せられていた。
女性の裸撮り「父はヤクザ」と脅迫…婚活サイトの“暁千琥”を恐喝容疑で逮捕
2016.09.05 サンスポ 社会/事件 

 婚活サイトで知り合った女性を「オレの父親はヤクザだ」などと脅して金品を奪ったとして、29歳の男が恐喝容疑で警視庁杉並署に逮捕された。この男、インターネット上で「暁千琥(あかつき・せんご)」と名乗り、同様に複数の女性から現金をだまし取るなどしていた疑いがあるという。別の被害者から損害賠償を求め提訴されていたことも判明した。

 逮捕されたのは住所不定、職業不詳のO容疑者(29)。「弁護士が来るまで話さない」などと黙秘しているという。

 容疑は8月14日、東京都杉並区のホテルで女性(29)の裸などを撮影した上で、「オレの父親は山口組のヤクザだ。逃げたらどうなるか分かっているだろう」などと脅迫。クレジットカードなどを渡すよう要求し、同乗したタクシーでも「人質代わりにカバンを置け」と、バッグや現金約2万円が入った財布を奪ったとされる。

 弁護士のS氏(62)のもとには、約1年前から複数の20代女性から総額で7、800万円に上る被害相談が寄せられていた。O容疑者は「投資会社社長」「シンガポール在住」などと名乗りながら、婚活サイトなどで知り合った女性宅を泊まり歩き、ホテルに宿泊して高級シャンパンを何本も開けるなどの豪遊をした費用などを女性に払わせていたとみられる。

 ある被害女性は、O容疑者の実家がある長野県内の母親の口座に金を振り込むよう指示されたという。投資名目でだまし取ったケースもあるようで、被害はさらに広がる可能性がある。

恐喝の疑いで76歳女を逮捕=北九州
2016.09.01 西部朝刊 

 小倉南署は31日、北九州市小倉南区志井2、M容疑者(76)を恐喝容疑で逮捕した。発表では、M容疑者は2014年11月、当時入院していた病院の女性看護師(23)の処置を巡り「普通はお金で解決するんよ」などと因縁を付け、看護師から継続的に金を受け取り、今年7月には「ボーナスどれくらい出たの」「いくらくらいできそう」などと金を要求し、30万円を脅し取った疑い。被害総額は百数十万円に上るとみられる。「金は受け取ったが、脅してはいない」と話しているという。

 恐喝未遂の疑いなどで4人を逮捕
2016.08.13 朝刊 

 【愛知県】不良グループの仲間を脅したなどとして、港署などは12日、恐喝未遂の疑いで、いずれもアルバイトで本籍津島市の少年(16)と一宮市の少年(17)、同市の少女(18)を、強要未遂の疑いで、同市の無職の少年(19)を逮捕したと発表した。

 16歳と17歳の少年の逮捕容疑は6月7日未明、一宮市内で「3万円払うか、売り飛ばされるかどっちがいい」などと愛西市のアルバイトの少女(17)を脅し、現金を要求したとされる。

 18歳の少女は6月12日午後、港区の高架下通路で、同区のアルバイトの少女(16)に「殴るぞ」「3万円払えよ」などと脅し、現金を要求したとされる。

 19歳の少年は7月28日、無料通信アプリで愛西市のアルバイトの少女(16)に「強制です」と立て続けに10回ほど送信し、集会への参加を強要しようとしたとされる。

 署によると、17歳の少年は容疑を認めている。ほかの3人は「脅していない」などと否認している。被害者を含む7人は、19歳の少年をリーダーとする一宮市の不良グループのメンバーという。

恐喝の疑い
2016.07.15 朝刊

 【愛知県】中署は14日、恐喝の疑いで、岐阜市の無職少年(16)と、ともに15歳で同市の無職少年2人の計3人を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑では、3人は共謀して13日午後6時10分ごろ、中区内の駅通路で、あま市の男子高校生(16)に肩を当てて言いがかりを付け「金よこせ」などと要求し、2階通路に移動後、1650円を脅し取ったとされる。

 署によると、「遊ぶ金がほしかった」などと容疑を認めている。被害者とは面識がなかった。

香取、恐喝未遂で男逮捕
2016.07.13 千葉日報 

 香取署は12日、恐喝未遂の疑いで銚子市小畑新町、自称無職、Y容疑者(37)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は11日午後5時~6時45分ごろの間、複数回にわたって香取市内のファミリーレストランに電話で「先週の土曜日に店に行った際、料理に虫が入っていた。今回で3回目だぞ」と因縁を付け、現金を脅し取ろうとした疑い。

 同日夜に相談を受けた同署員が12日午前、ファミレスの店長男性(25)と共に待ち合わせ場所のJR旭駅前に同行。Y容疑者が男性に接触したのを確認して取り押さえた。

 同署によると、Y容疑者が先週の土曜日に当たる9日に来店した事実はないという。容疑を否認し、「話し合いをしようと思っただけ。現金は要求していない」と供述しているという。

恐喝容疑で組員逮捕=茨城
2016.07.08 東京朝刊 

 行方署は7日、潮来市洲崎、指定暴力団M会系組員で土木作業員W容疑者(28)を恐喝容疑で逮捕した。発表によると、W容疑者は、県内の会社員男性(19)に「お前の車の飛び石がヤクザの車に当たった」と因縁をつけ、「金が出せないならヤクザが家に行くぞ」などと告げて、6月20日と22日に鹿行地域の駐車場2か所で計15万円を脅し取った疑い。同署はW容疑者の認否を明らかにしていない。

 恐喝の疑い
2016.07.08 朝刊 

 【愛知県】西枇杷島署は7日、恐喝の疑いで、岩倉市西市町桝東、無職H容疑者(29)と、あま市甚目寺山王、アルバイトY容疑者(27)を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑では、共謀し、昨年5月1日~同5日、春日井市内のコンビニ駐車場などで、同市の男性会社員(24)に対し「飲酒運転の罪を分かっているのか」などと脅迫、計175万円を脅し取ったとされる。

 署によると、昨年4月下旬にY容疑者が尾張地区のゲームセンターで男性に声を掛け、知り合った。1日夜に北名古屋市内の居酒屋で、Y容疑者が男性にアルコール入りのかき氷を食べさせた後に車の運転をさせ、歩行者を装ったH容疑者が車に故意に接触する事故を装っていた。2人は「間違いない」と容疑を認めている。

恐喝未遂容疑で逮捕=多摩
2016.07.07 東京朝刊

 昭島署は6日、埼玉県川口市末広、指定暴力団K会幹部の無職S容疑者(57)を恐喝未遂の疑いで逮捕し、地検立川支部に送検した。逮捕は5日。

 発表によると、斎藤容疑者は6月中旬頃、同市内の事務所で知人の無職男性(41)に「お前に貸した金は俺の金じゃないから、金利をつけて100万円返してくれ」などと言い、現金を脅し取ろうとした疑い。男性は斎藤容疑者から約55万円を借りるなどしていたという。斎藤容疑者は調べに対し、「脅した事実はない」などと容疑を否認しているという。

「逃げたら山に埋める」 暴力団幹部らを恐喝容疑で逮捕 /福岡県
2016.06.28 西部地方版/福岡 

 早良署は27日、指定暴力団A一家(本部・山口県下関市)幹部のH(63)=福岡市早良区東入部6丁目=と、同傘下組員S(51)=同区四箇田団地=の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。署は認否を明らかにしていない。

 署によると、2人は昨年9月ごろから今年2月ごろまでに、同区の塗装工の男性(59)を呼び出し、「借金を返せ。逃げたら山に埋めるぞ。うちの組織ならお前を簡単に捕まえる」などと脅迫、現金15万2千円を脅し取った疑いがある。男性は署に「知人に数百万円の借金があった」と説明しているといい、両容疑者はその取り立てをしていたとみられる。

 Y組系幹部ら恐喝容疑で逮捕
2016.06.24 朝刊 

 【東京都】女性から約千六百万円を脅し取ったとして、警視庁は二十二日、恐喝の疑いで、千葉県松戸市金ケ作、指定暴力団Y組系幹部Y容疑者(53)と埼玉県川口市朝日一、無職N容疑者(37)ら男女三人を逮捕した。

 逮捕容疑では、昨年七~九月、品川区内の飲食店などで、都内の女性(45)に「言うことを聞かないと大変なことになるぞ」「もう俺から逃げられない」などと言って、八回にわたって計千六百万円を脅し取ったとされる。

 Y容疑者は「恐喝したつもりはない」と容疑を否認、N容疑者も「逮捕容疑に一部違うところがある」と否認している。

 組織犯罪対策三課によると、事件当時、女性は出資した知人の店が不振で借金を抱えており、知り合いのN容疑者に相談し、Y容疑者を紹介された。

1600万円 脅し取った疑い=東京
2016.06.23 東京朝刊 

 郵便局員の女性から現金などを脅し取ったとして、警視庁は22日、Y組系暴力団幹部Y容疑者(53)(千葉県松戸市)ら男女3人を恐喝容疑で逮捕した。発表によると、3人は昨年7~9月、品川区の飲食店などで、北区の女性(45)に「大変なことになるぞ」などと言い、現金約1600万円と携帯電話3台を脅し取った疑い。容疑を否認している。

 女性は勤務先の郵便局を辞めて退職金などで金を工面したといい、同庁が経緯を捜査する。

900万円恐喝容疑 エステ店員逮捕 熊本県警
2016.06.21 西部朝刊

 中学教諭らから現金を脅し取るなどしたとして、熊本県警菊池署は20日、同県菊池市原、エステ店従業員S容疑者(46)を恐喝容疑などで逮捕した。

 発表では、S容疑者は2月上旬頃、勤務先の菊池市のエステ店兼自宅で、中学教諭(45)と同店従業員(53)の女性2人に「車を買うので腎臓を売れ」などと言い、計約900万円を脅し取るなどした疑い。「現金はもらったが、脅していない」と容疑を否認しているという。

 女性2人は2月、就寝中のS容疑者の頭を石で殴り、殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で逮捕され、今月2日に傷害罪で起訴されていた。

 「写真ばらまく」と金を脅し取った疑い
2016.06.14 朝刊 

 【愛知県】千種署は12日、恐喝の疑いで、天白区植田山3、会社員S容疑者(34)を逮捕した。

 逮捕容疑では、昨年11月中旬、自宅で中区のアルバイト女性(21)のわいせつな画像と動画を撮影。「1年以上一緒に住むか、1500万円払わないと写真をばらまくよ」などと言って、今年5月30日午後7時ごろ、千種区の駐車場で40万円を脅し取ったとされる。

 署によると「お金は受け取ったが、脅していない」と容疑を否認している。2人は出会い系サイトで知り合ったという。

恐喝:画像で女性を脅す 容疑の男を逮捕 愛知県警
2016.06.13 中部夕刊 

 わいせつ画像をばらまくと脅し、出会い系サイトで知り合った女性から現金を奪ったとして、愛知県警千種署は12日、名古屋市天白区植田山3、会社員、S容疑者(34)を恐喝容疑で逮捕した。

 容疑は5月30日午後7時ごろ、同市千種区の駐車場で同市中区のアルバイト女性(21)から現金約40万円を脅し取ったとしている。

 同署によると、S容疑者は2015年11月中旬ごろ、自宅で、女性のわいせつな画像や動画を撮影。その後、「1年以上一緒に住むか、1500万円払わないと写真をばらまくよ」「写真も動画も撮っている」などと数回脅し、女性を呼び出したという。S容疑者は「金は受け取ったが脅していない」と容疑を否認している。

Y組系組長ら恐喝容疑で逮捕=群馬
2016.06.12 東京朝刊 

 大泉署などは11日、太田市新井町、指定暴力団Y組系組長のK容疑者(50)ら3人を、恐喝容疑で逮捕した。

 発表によるとK容疑者らは8日夜、大泉町のブラジル人男性(47)に、「300万円借りているな。100万円まで引き出せるクレジットカードがあるだろう」などと言い、クレジットカード1枚を脅し取った疑い。調べに対しK容疑者は「間違いありません」と供述しているという。

 恐喝容疑で風俗店店長ら逮捕
2016.05.24 朝刊 

 【愛知県】県警は23日、恐喝などの疑いで、風俗店店長のY(23)、風俗店員のS(47)の両容疑者=いずれも津島市神守町森本=を逮捕した。

 逮捕容疑では、共謀して昨年12月20~21日、千種区内の風俗店で店のサービスを巡ってトラブルとなった客の尾張旭市の無職男性(67)から、計約260万円を現金やクレジットカードで支払わせるなどして、脅し取ったとされる。

 S容疑者は男性の顔を殴って軽傷を負わせたとして、傷害容疑でも逮捕された。

 県警によると、2人は「奥さんにばらすぞ」などと男性を脅し、当初は850万円を要求。ともに「金は受け取ったが脅していない」と否認している。

恐喝未遂容疑でM会系幹部逮捕=茨城
2016.05.23 東京朝刊 

 土浦署と県警組織犯罪総合対策推進本部は22日、土浦市桜町、指定暴力団M会系幹部で無職Y容疑者(52)を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 発表によると、Y容疑者は1日午後5時50分頃、土浦市桜町の路上で、接客業の40歳代女性に対し、「ヤクザをバカにしやがって。10万円を用意しろ」などと現金を脅し取ろうとした疑い。Y容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認している。同署は、Y容疑者が、女性に芳香剤を売る約束をしたが、女性に断られたと感じてトラブルになったとみて調べている。

 100万円を脅し取ろうとした疑い
2016.05.20 朝刊

 【滋賀県】大津署は19日、恐喝未遂の疑いで、大津市稲津1、塗装作業員K容疑者(49)を逮捕した。逮捕容疑は16日、大津市内の自動車修理店などで、男性経営者(63)に「わしの車を勝手に持っていきやがって」「琵琶湖に沈めたるぞ」などと脅し、100万円の支払いを約束させたとされる。

 署によると、「脅し取ろうとはしてない」と容疑を否認している。軽ワゴン車の購入をめぐるトラブルがあったという。

車いすの女 恐喝容疑=奈良
2016.05.18 大阪朝刊

 車いすが壊れたと介助した駅員に因縁をつけ、計21万円を脅し取ったとして、奈良署は17日、京都府宇治市、無職K容疑者(46)を恐喝容疑で逮捕した。同署は余罪があるとみて調べる。

 発表では、K容疑者は電動車いすを使用しており、4月5日午後、奈良市内の駅で電車の乗り降りを介助した男性駅員(42)に「操作レバーの金具がなくなっている。会社には言わないから、修理費を払え」などと脅して5万円を受け取り、後日も2回に分けて追加の修理代として16万円を脅し取った疑い。調べに対し、K容疑者は「話が全然違う」と容疑を否認しているという。

 恐喝未遂の疑い
2016.04.26 朝刊 

 【愛知県】岡崎市生平町のコンビニ「サークルK岡崎生平店」で先月、店員が脅された事件で、岡崎署は25日、恐喝未遂の疑いで、本籍岡崎市、無職K容疑者(25)を逮捕した。

 逮捕容疑では、3月21日午後11時35分ごろ、店のカウンター内に入り、「レジを開けてください」「そんなことすると命がない」などと女性店員を脅し、何も取らずに逃げたとされる。署によると、容疑を認めている。

交流サイトで犯罪被害 18歳未満最多1652人 女性96%、淫行42% 警察庁15年まとめ 県内3人減、7人泣き寝入りも
2016.04.26 佐賀新聞 

 昨年1年間に出会い系サイト以外の交流サイトを利用して犯罪の被害に遭った18歳未満の子どもは、前年より231人多い1652人で、統計を取り始めた2008年以降、最も多かったことが警察庁のまとめで分かった。被害児童のうち96・3%が女性で、深刻な被害の実態が明らかになった。

 罪種別では、淫行などの青少年保護育成条例違反が699人(42・3%)で最多。児童ポルノが507人(30・7%)、児童買春が359人(21・7%)と続いた。誘拐や強姦(ごうかん)などの重要犯罪は39人(2・4%)。うち殺人は昨年9月に横浜市中区で少女(16)を殺害したとして無職男が逮捕された1件。

 被害児童の年齢別では、16歳が最も多く、451人(27・3%)。次いで17歳の386人(23・4%)。13歳以下も226人(13・7%)に上った。最年少は10歳の女児4人だった。

 有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」の利用の有無が判明した児童のうち724人(94・8%)は利用していなかった。

 犯罪に遭ったサイトを4分類した分析では、「GREE(グリー)」などのミニメール型や「ひまトーーク」などのID交換掲示板に比べ、チャット型や複数交流型での被害が多かった。

 最も被害が多かったサイトは複数交流型のツイッターで226人(118人増)。チャット型が続き、「ぎゃるる」が203人(116人増)。上半期は101人で最多だった「友達作りTalk」は、5月に年齢層の離れた利用者同士の交流を制限する「ゾーニング」などを導入し、下半期は64人に減少した。出会い系サイトを利用した被害児童は減少傾向が続き、93人(59人減)だった。

■県内3人減、7人泣き寝入りも

 佐賀県警の集計では、県内で2015年に交流サイトを利用して犯罪被害に遭った18歳未満の子どもは7人で、全て女性だった。前年より3人減少したものの、インターネット上のトラブル防止に取り組む団体は「泣き寝入りをして統計には上がっていない被害者もいる」と指摘する。

 子どものネットトラブルの相談窓口を開設しているNPO法人「ITサポートさが」(佐賀市)は、相談内容が性犯罪などの被害に相当する場合、警察を紹介している。しかし、被害に遭いながら、警察につなぐ前に連絡が途絶えるケースが毎年複数あるという。

 ある高校生女子は、男性に車中で性的いたずらをされたが、自ら車に乗ったことを気にして最終的には被害を届けなかった。

 自身の動画や画像の安易な提供は禁物だ。県外からの相談では、交流サイトで動画を交換したことをきっかけに恐喝された事例があった。県内から「交流サイトで仲良くなった人に画像を送ってしまった。取り返すことができないか」と、拡散を心配する相談が寄せられたこともあった。

 福岡市など都市部の男性が佐賀県の女性を狙うケースも目立つという。ITサポートさが理事長の陣内誠さんは「優しく甘い言葉で誘われても、ネットで知り合ったばかりの人を安易に信用しないで」と注意を呼び掛ける。

約100万円を脅し取った疑いで男を逮捕 /青森県
2016.04.12 東京地方版/青森 

 野辺地署は10日、さいたま市岩槻区太田1丁目の会社員T容疑者(27)を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。容疑をおおむね認めているという。

 署によると、T容疑者は3月3日午後7時50分ごろ、東北町上野の店舗駐車場で、さいたま市岩槻区真福寺の土木作業員男性(21)に一方的に因縁をつけて脅迫し、現金約100万円を脅し取った疑いがある。2人は知り合いで、野辺地町出身の男性は帰省中だったという。男性が4月上旬に署に被害を申告していた。

K会の元組員、恐喝容疑で逮捕 県警 /福岡県
2016.04.07 西部地方版/福岡 

 県警は6日、指定暴力団K会の元組員、N容疑者(28)=組織犯罪処罰法違反罪などで起訴=を恐喝などの疑いで逮捕し、発表した。「身に覚えがない」と否認しているという。

 発表によると、N容疑者は元飲食店長の男性(37)に25万円を貸したが、返済が滞ったため、2011年11月、男性を紹介した知人男性(26)に「お前が代わりに払え」と脅し、12年1~3月に計約40万円を北九州市小倉北区内で脅し取ったなどの疑いがある。

 県警によると、N容疑者は別の事件で服役中だった昨夏、同市小倉南区で県警の元警部の男性が襲撃された12年の事件に関わったとして逮捕、起訴。昨年8月に組を離脱したことが確認されたという。

K組系組員 恐喝未遂容疑で逮捕=千葉
2016.04.07 東京朝刊 

 旭署は6日、県内在住の暴力団K組傘下組織組員、無職H容疑者(46)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。

 発表によると、H容疑者は2月22日午後6時45分頃、旭市の飲食店で、市内の無職男性(57)を「落とし前をつけろ」と脅迫し、現金2000万円を脅し取ろうとした疑い。2人は10万~20万円の貸し借りを巡りトラブルになっていたといい、H容疑者は調べに対し、「脅し取ろうとはしていない」と容疑を否認している。

示談装い420万円詐取  安芸署 容疑で3人逮捕
2016.04.07 朝刊

 【安芸】安芸署は6日、架空の男女トラブルの示談金名目で知人から420万円をだまし取ったとして、安芸市、土木作業員、A(22)=恐喝罪などで公判中=、同市内の農業、B(23)、同市内の無職、C(24)の3容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年7月22日から8月11日の間、共謀して同市内の公務員の男性(31)にうそのトラブル話を信じ込ませた上、示談金名目で3回にわたり計420万円をだまし取った疑い。

 同署によると、昨年7月に男性がA、C両容疑者と飲酒した際、未成年の女性が同席していた。後日、C容疑者が男性に連絡し「(C容疑者が)女性とトラブルになり1千万円の示談金が必要」「未成年に酒を飲ませたことが(男性の勤務先に)知られたら立場がやばいだろう。示談金の一部を出してほしい」とうその示談話を持ち掛けたという。

 同署が昨年10月に恐喝容疑でC容疑者を逮捕し余罪を調べていた。

恐喝未遂の疑いで暴力団員逮捕 旭署
2016.04.07 千葉日報 

 旭署は6日、恐喝未遂の疑いでK組傘下組織組員で県内在住の無職、H容疑者(46)を逮捕した。

 逮捕容疑は2月22日午後6時45分ごろ、旭市のファミリーレストランで、金銭を貸していた同市の無職男性(57)と内縁の妻に対して「きっちり落とし前をつけてもらう」「表に出るか」などと脅し、金品を脅し取ろうとした疑い。

 同署によると、男性と内縁の妻はH容疑者から10万~20万円ほどの金銭を借りていたという。H容疑者は「貸した分についてどうするか話していただけで、脅してはいない」などと容疑を否認している。

K組系組幹部ら再逮捕 恐喝容疑=福岡
2016.04.01 西部朝刊 

 福岡、大分両県警は31日、Y組から分裂したK組系組幹部、K被告(44)(大分県日田市)ら組関係者2人を恐喝容疑で再逮捕した。

 発表によると2人は、昨年12月上旬頃、K被告が組長を務める組織を離脱した男性が購入した車を巡り、名義変更などをした会社役員に対し、「車は組の物だ」と伝え、乗用車1台(時価60万円相当)を脅し取った疑い。両県警は認否を明らかにしていない。

 K被告は、今年1月、福岡市中央区の指定暴力団Y組系組事務所に火炎瓶を投げ込んだとして火炎瓶処罰法違反(使用)で福岡地裁に起訴されている。

1000万円恐喝容疑、会社員の男逮捕 蟹江署 /愛知県
2016.03.31 名古屋地方版/愛知 

 元同僚の男性から現金約1千万円などを脅し取ったとして、蟹江署は29日、弥富市鳥ケ地2丁目の会社員M容疑者(30)を恐喝容疑で逮捕し、発表した。「そんな脅し文句は言うわけがない」と否認しているという。

 発表によると、M容疑者は昨年1月上旬ごろから、名古屋市内に住む元同僚で無職の男性(30)に対し、男性の自宅などで複数回にわたり「俺が金を管理する。裏切ったらお前の家族はどうなっても知らんぞ」などと言い、同年3月ごろ、現金約1千万円や預金通帳などを脅し取った疑いがある。

 男性は2012年4月、M容疑者のトラックのドアにぶつかって頭の骨を折るなどの重傷を負い、2年間の入院・通院のため、傷害保険金約3千万円を受け取っていた。同署はM容疑者が保険金を狙って脅したとみて調べている。

 1000万円脅し取る 30歳の男を逮捕 愛知県警、容疑否認
2016.03.30 朝刊 

 知人の男性から約一千万円を脅し取ったとして、愛知県警は二十九日、恐喝の疑いで、同県弥富市鳥ケ地二、会社員M容疑者(30)を逮捕した。「脅したつもりはない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑では、昨年一月上旬~三月、以前、勤めていた会社の同僚だった名古屋市の男性(30)を脅し、約一千万円と男性名義のキャッシュカードを取ったとされる。

 県警によると、M容疑者が二〇一二年、勤務時間中に起こした事故で男性が重傷を負った。事故は労災認定され、男性が三千万円を受け取ったことを知ったM容疑者が「金は俺が管理する。裏切ったら、家族がどうなっても知らないぞ」などと脅したとみられる。

 男性からの相談で被害が発覚した。

自転車事故装い21万円だまし取った疑い
2016.03.18 朝刊 

 【愛知県】中署は17日、詐欺と恐喝の疑いで、南区豊2、建設業D容疑者(21)を再逮捕した。

 再逮捕容疑では、ほかの男2人と共謀し2014年8月16日、東区の歩道で自転車の男性国家公務員(23)とすれ違った際、ぶつかって高級腕時計が壊れたかのように偽装。「どうしてくれんの」などと脅し、21万6000円をだまし取ったとされる。

 署によると「黙秘します」と話している。容疑者は車にぶつかってけがをしたように装い女性から170万円をだまし取った詐欺の疑いで2月28日に逮捕され、17日に処分保留になった。

3075万円詐欺容疑逮捕=愛知
2016.03.11 中部朝刊 

 県警は10日、名古屋市中区、自称投資業K被告(49)(恐喝罪で起訴)を詐欺容疑で逮捕した。

 発表によると、K被告は2009年9月から10年9月の間、21回にわたり、豊田市の自営業男性(49)に「商品輸入業を始める」などとうそを言って金の借用を申し込み、計3075万円をだまし取った疑い。容疑を否認しているという。

組幹部ら恐喝容疑=大阪・続報注意
2016.03.10 大阪朝刊 

 天満署は9日、指定暴力団Y組系組幹部N(64)(大阪市北区堂島)と同じ組の元幹部S(48)(兵庫県川西市東久代)両容疑者ら4人を恐喝の疑いで逮捕したと発表した。いずれも容疑を否認しているという。

 発表によると、4人は共謀。2011年1月~15年9月、大阪・北新地で白タク営業をしていた無職の男性(64)を「金を払わんかったら、どうなるかわかっとるんか」と脅し、用心棒代として毎月4万~6万円、当時組幹部だったS容疑者の銀行口座に振り込ませるなどして、計255万円を脅し取った疑い。

 [続報]

 2016年3月30日付大阪朝刊33面

 =白タク恐喝 不起訴=大阪

強要未遂の疑いで実質経営者逮捕 キャバクラ従業員脅す /愛知県
2016.02.24 名古屋地方版/愛知 

 退店を申し出ているキャバクラの従業員を脅して働かせようとしたとして、県警は23日、名古屋市北区大曽根1丁目、自称自営業T容疑者(33)を強要未遂の疑いで逮捕し、発表した。「弁護士が来るまで話さない」と認否を留保しているという。中署によると、T容疑者は1月17日午前0時10分ごろ、名古屋市中区錦3丁目の自分が実質経営するキャバクラ店内で、仕事を辞めたいと申し出た従業員女性(23)の肩を突き飛ばして「辞めるなら写真をばらまいて錦の街を歩けなくしてやる」などと脅し、引き続き働かせようとした疑いがある。

 T容疑者は錦3丁目や東京都内で飲食店を複数経営する「T」元代表で、「半グレ」集団のリーダー格だった。2月3日には、恐喝罪で懲役1年6カ月執行猶予5年の判決を受けている。