事件事故ファイル2013 (下) 振り込め詐欺被害9億円超 「手交型」で大金狙う
2013.12.31 朝刊
【愛知県】「あっという間に男が家にキャッシュカードを取りに来て、誰かに相談する時間もなかった」
県内に住む七十代の無職女性が振り返った。自宅に警察官を名乗る男から電話があったのは七月。「キャッシュカードが凍結されています。すぐにカードを変えた方がいい」。「警察」と言われ、信じ込んだ。
間髪入れずに銀行協会を名乗る男から電話があった。その後、自宅を訪れた銀行協会職員を名乗る男にカードを手渡した。その日のうちに、口座から百万円が引き出された。約三十年前に夫を亡くし、パートで働いて少しずつためてきた生活費だった。
県内では今年に入り、家族の知人や銀行協会職員を名乗って住宅などを訪れ、現金やキャッシュカードを直接だまし取る「手交型」の振り込め詐欺被害が出始めた。平均被害額が約七百万円と大きく、今月二十四日現在の被害総額約九億三千万円のうち、約五億円をこの手口が占める。
「手交型は警察に通報されて捕まるリスクも大きいが、当たれば手に入る額が大きい。犯人たちが一発勝負に出るようになった」
ここ数年、ATM(現金自動預払機)からの一日の利用限度額が引き下げられ、金融機関窓口での声掛けも徹底されてきた。「実入りが少なくなり、やりにくくなったのだろう」と捜査幹部。犯人グループが、金融機関を介さず金をだまし取るため、手交型に変えたとみている。
県警は二十四日現在、息子や孫をかたる振り込め詐欺で、昨年の約四倍の二十七人を逮捕した。電話を受けた人が警察に協力して犯人をおびき出す「だまされた振り作戦」が功を奏した結果だが、捕まるのは金の受け取り役の「受け子」ばかり。詐欺組織の解明には至っていない。
県警の担当者は「受け子は組織上層部のことは知らされていない。捕まっても代わりはいくらでもいる。まさにトカゲのしっぽ切りで、頭は残ったまま」と話す。
十二月中旬の名古屋地裁。「南区の女性から八百万円、昭和区の女性から二回にわたって五百五十万円、瑞穂区の女性から百三十五万円…」。詐欺罪で起訴された受け子の男(23)が、自分が金をだまし取った事件の概要が読み上げられるのを、ぼんやりと聞いていた。
男は埼玉県で会ったという人物から指示され、金を受け取りに行ったところを捕まった。指示を受けた人物の名前さえ知らないという。
県警幹部は言う。「組織の解明ができなければ、だまし取られたお金の被害回復は見込めない。今は被害に遭わないよう、気を付けてもらうしかない」
9月
10日 タイヤに火を付けたとして、岡崎市の男(48)を器物損壊の疑いで逮捕。「岡崎や安城、幸田で45件、火を付けた」と供述
11日 違法操業の処分を免れようと、中国の公務員に賄賂を贈ったとして、フタバ産業元専務(68)を不正競争防止法違反の疑いで逮捕
11日 イモビカッターを正当な理由なく所持していた岡崎市の男(40)を窃盗と県安全なまちづくり条例違反の疑いで逮捕。同条例の適用は初
13日 署長在職中、ゴルフ場でビールを飲んだ後に車を運転して帰宅したとして、知多署の前署長(60)を停職1カ月の懲戒処分。依願退職
19日 警部脅迫事件などで逮捕された風俗店「ブルーグループ」代表のS被告に捜査情報を漏らしたとして、県警捜査1課警部のK容疑者(55)を地方公務員法違反の疑いで逮捕。26日にS被告も同法違反の疑いで再逮捕
10月
3日 元本保証と配当金の支払いをうたって社債を販売し、無許可で多額の現金を集めたとして、名古屋市中村区の投資会社「K&A」の実質経営者の男(52)ら5人を出資法違反の疑いで逮捕
29日 名古屋市守山区の高校3年の男子生徒から金を脅し取ろうとしたとして、小牧市の派遣社員の男(22)を恐喝未遂の疑いで逮捕。生徒は9月下旬に自殺
11月
6日 千葉県のガス会社に電話し、女性の家族情報を不正に取得したとして、調査業の男(59)を不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の疑いで逮捕。12月18日、顧客情報を得る目的で同社に電話したとして、偽計業務妨害の疑いで再逮捕
15日 I市議(70)=無所属、5期目=が渡航先の中国広東省広州の空港で覚せい剤を所持していた疑いで、中国公安当局に身柄を拘束されていたことが判明
12月
4日 焼き肉店で不法滞在の外国人を働かせたとして、大相撲の元大関K(37)ら2人を入管難民法違反の疑いで逮捕
5日 捜査で知り得た個人情報を提供した見返りに金券などを受け取ったとして、県警捜査4課の巡査部長(46)を収賄の疑いで逮捕。懲戒免職
6日 豊橋市の生後7カ月の三女に暴行し、死なせたとして、父親(33)を傷害致死の疑いで逮捕。双子の次女も死亡していたことが判明(年齢などは当時)
元交際相手を脅迫の疑い 太田署が逮捕 /群馬県
2013.12.29 東京地方版/群馬
太田署は28日、太田市新井町、会社員S容疑者(46)を脅迫の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
署によると、28日午前、元交際相手の女性(40)の名誉を害する文書やひわいな写真を女性の交際相手の家に郵送や直接投函(とうかん)し、脅迫した疑いがある。
元毎日新聞記者を脅迫罪で起訴
2013.12.28 東京朝刊
横浜地検は27日、時事通信社社長を脅したとして逮捕された元毎日新聞記者のH容疑者(42)=東京都杉並区=を、脅迫罪で横浜地裁に起訴した。神奈川県警の当初の調べに対し、容疑を認めていたという。
恐喝未遂容疑で逮捕の男性を不起訴処分 /広島県
2013.12.28 大阪地方版/広島
福山市内の男性宅に脅迫文を置いて現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂などの容疑で6日に逮捕された同市千田町4丁目の無職男性(51)について、広島地検福山支部は27日、不起訴処分とした。同支部は理由を明らかにしていない。
勤務先に脅迫文 小学教諭追起訴=中部
2013.12.28 中部朝刊
名古屋地検岡崎支部は27日、自分が勤める学校に脅迫文を出して業務を妨げたとして愛知県幸田町坂崎、同町立深溝(ふこうず)小教諭のA被告(22)=窃盗罪で起訴=を威力業務妨害罪で名古屋地裁岡崎支部に追起訴した。
起訴状によると、A被告は今年6月、同小に「学校のどこかに爆発物をしかけた」などと記した文書を敷地内に置き、10月には町教育委員会などの授業視察を中止させようと、「学校訪問とやらを中止しろ」などという内容の文書を作成して置いたとしている。A被告は同県岡崎市のスポーツクラブで財布を盗んだとして起訴されている。
脅迫で元毎日記者起訴=神奈川
2013.12.28 東京朝刊
時事通信社(東京都中央区)の社長を脅す電話をかけたとして、横浜地検は27日、東京都杉並区、元毎日新聞記者H被告(42)(都迷惑防止条例違反で起訴)を脅迫罪で横浜地裁に追起訴した。
起訴状によると、H被告は10月10~11日、6回にわたって時事通信社に電話をかけ、社長宅に右翼団体構成員を差し向けるなどと告げ、社長を脅迫したとされる。
東京NEWS 2013 (4) 三鷹ストーカー殺人事件 人の命守る組織、浸透を
2013.12.26 朝刊
【東京都】ストーカーによる悲劇をどう防ぐのか。今年、そんな問い掛けがまた、わき上がった。
警視庁は六日、警察にストーカー相談をしていた三鷹市の女子高生が、元交際相手に刺殺された事件の検証結果を発表した。
女子高生の相談に「元交際相手から『殺す』という脅迫を受けていた」といった内容が含まれていなかったことから、石田高久生活安全部長は「三鷹署の担当者が切迫性を把握できたか、現実的には難しい」と評価した。
担当者は切迫性を把握できず、別に五件の相談を抱えていたため、上司にすぐに報告しなかったという。
だが、ある捜査関係者は「『関西から現れた』と聞いた時点で、『まずい』と考え、すぐ報告すべきだ」と厳しい目を向ける。
今後の対策として、警視庁は八十人規模の「ストーカー・DV(配偶者暴力)総合対策本部」を新設した。
対策本部は、二十四時間態勢で署にあったストーカー相談を全件、すぐに報告させ、危険性を判断する。危険性が高ければ、捜査員が急行するという。
十三日の発足式は、警視総監、副総監ら幹部が顔を並べた。
「危険性を的確に判断し、相談者の生命の確保に万全を期す」。捜査員らを指揮する高田(たかた)浩警視は、真剣な面持ちで決意表明した。
昨年の神奈川県逗子市の女性刺殺など、ストーカー相談していた人が殺害される事件が起きるたび、警察は対策として、新組織の設置や部署間の連携強化を打ち出してきた。
だが、事件は繰り返されている。
一九九九年、埼玉県桶川市で長女=当時(19)=を刺殺されたIさん(63)は三鷹の事件後、記者にこう語った。
「何か起きると、警察の上層部は立派な言葉の通達を出すが、末端に浸透していない」
発足式で、西村泰彦警視総監は「警察に何より大切なのは、人の命を守ること」と、あらためて強調した。
その言葉が浸透し、悲劇に終止符が打たれるように願いたい。
(メモ)
三鷹ストーカー殺人事件 三鷹市で10月8日夕、私立高校3年の女子生徒(18)が、自宅に潜んでいた元交際相手の京都市右京区、無職I被告(21)=殺人罪などで起訴=に刺殺された。女子生徒は同日午前、三鷹署で、I被告が10月に入り2回にわたって自宅周辺に現れるなど、ストーカー被害を相談していた。担当者はすぐに上司や警視庁本部に報告したり、女子生徒を避難させたりしなかった。
女子高生脅迫容疑 元交際相手を逮捕 携帯メール30回=中部
2013.12.25 中部朝刊
愛知県警江南署は24日、元交際相手の女子高生にメールを送って脅したとして、同県小牧市大草、建設作業員O容疑者(21)を脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、O容疑者は20~22日、岩倉市内の女子高生(15)に「オマエコロシニイク」「お前の家まで乗り込んだるからな」などと携帯電話で約30回にわたってメールを送り、脅迫した疑い。O容疑者は8月上旬に女子高生と知り合い交際した。その後別れ、今月20日に電話で復縁を求めたが断られたという。
女子高生から22日に相談を受けた同署は、女子高生の身に危険が及ぶ恐れがあると判断。ストーカー規制法に基づく警告では不十分として、女子高生を保護した上で脅迫容疑の裏付け捜査を進めていた。
元交際男性に「死ね」「殺す」 複数回脅迫容疑 留守男性宅で逮捕=神奈川
2013.12.25 東京朝刊
都筑署は24日、東京都世田谷区三軒茶屋、自称マッサージ師K容疑者(45)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、K容疑者は22日午後11時50分頃~23日午後8時20分頃、元交際相手の男性(45)の携帯電話に、複数回にわたって「死ね」などと書かれたメールを送ったほか、電話で「お前を殺すぞ」などと言って男性を脅した疑い。調べに対しK容疑者は「真剣に結婚を考えていたのに、別れ話を切り出され頭にきた」と供述しているという。
同署幹部によると、K容疑者は昨年12月、婚活サイトを通じて男性と知り合い、今年2~7月、男性宅で同居していたという。男性は23日夜、同署へ相談に訪れ、同署は保護を兼ねて男性を署内にとどめ、事情を聞いていた。K容疑者は男性宅の合鍵を持っており、24日午前9時頃、男性宅にいるところを逮捕された。
元交際相手脅迫容疑で女を逮捕 都筑署
2013.12.25 朝刊
【神奈川県】元交際相手の男性をメールで脅したとして、都筑署は二十四日、脅迫の疑いで東京都世田谷区三軒茶屋一、自称マッサージ師K容疑者(45)を逮捕した。
逮捕容疑では、二十二~二十三日、元交際相手の男性会社員(45)の携帯電話に「今から殴りにいくから」「死ね」「せいぜい恐怖を楽しんで」などの脅迫メールを九通送ったとされる。
署によると、K容疑者は容疑を認めている。男性とは昨年十二月ごろにインターネットの婚活サイトで知り合い、二十二日に電話で男性から別れを告げられた。K容疑者は男性宅の合鍵を持っており、逮捕時、男性宅に押しかけてきていた。
強引な借金取り立てに刑事罰導入へ
2013.12.25 朝鮮日報
法務部(省に相当)は、強引な借金取り立てに刑事処罰を導入することを柱とする「債権の公正な回収に関する法律」改正案が24日に閣議決定されたと発表した。同改正案には、暴力や脅迫による借金取り立てに対し、懲役刑のほか、罰金刑を適用する内容だ。
改正案によると、債務者の職場など不特定多数の人が集まる場所で債務が存在する事実を公にするなど、債務者の名誉を傷つけるような手法で借金の取り立てを行った場合、懲役3年または罰金3000万ウォン(約295万円)以下の刑に処される。
改正案は刑法上の名誉毀損(きそん)罪とは異なり、被害者が望まなくても加害者を処罰でき、法定刑も重く設定された。また、暴行・脅迫など違法な借金取り立てに対し、懲役刑以外に罰金刑も適用できるようになる。
このほか、債務者が不法な取り立てによる損害賠償訴訟を起こした場合、故意や過失に対する立証責任を債権者に負わせることにした。
債務者の個人再生手続き申請に伴い、裁判所が債権者に弁済要求行為を中止するよう命令したにもかかわらず、取り立てを継続した場合には、過料を科す。法務部は「取り立て業者による不法取り立てが年間1万1000件余りに達しており、制度の改善が必要だ。来年上半期の国会での成立を目指している」と述べた。
一方、賃借人の権利を強化した「住宅・商店建物賃貸者保護法施行令」の一部改正案も閣議決定された。来年1月1日から施行される。住宅賃貸で優先弁済を受けられる賃貸保証金の範囲が、ソウル市の場合、現行の7500万ウォン(約738万円)から9500万ウォン(約935万円)に上方修正され、保証金を月額賃料に転換する場合の償還比率が現行の年14%から年10%に引き下げられる。
「390万円恐喝」無罪判決 被害者証言 捜査機関誘導の疑念=愛媛
2013.12.20 大阪朝刊
◆地裁大洲支部
2011年12月~12年2月に20歳代女性から約390万円と金融機関のローンカード5枚を脅し取ったなどとして、恐喝と窃盗の罪に問われた八幡浜市内の男性被告(29)に対し、地裁大洲支部が18日、「被害者の証言は信用性を欠く」として無罪判決を言い渡していたことがわかった。
男性の弁護士によると、男性側は公判で、現金やローンカードを受け取ったことを認めた上で、「女性にお金を融通してもらい、謝礼を支払う約束だった。脅してはいない」と無罪を主張していた。鈴木基之裁判官は判決で、男性と女性の間でやり取りされた携帯電話のメールに脅迫をうかがわせる文言がなく、女性の証言が事実と一致せず内容が変遷していることなどから、「捜査機関による誘導を受けたという疑念が払拭できない」と指摘したという。
男性は12年5月、暴力団組員の男と共謀した恐喝容疑で八幡浜署に逮捕され、公判結審後の今年11月までの1年半、身柄を拘束されていた。弁護士は「裁判官には良識的な判断をしていただいた。捜査機関は被害者と被告の双方の言い分を聞き、慎重に捜査すべきだった」と話した。弁護士によると、男性は「主張が認められてほっとしている」と話しているという。
地検の川越弘毅次席検事は「判決内容を検討し、適切に対応したい」とのコメントを出した。
リベンジポルノ:被害拡大 元交際相手の裸の写真、ネットに流出 脅迫・強要、事件は氷山の一角
2013.12.19 中部朝刊
元交際相手らのプライベート写真を、ふられた腹いせなどからインターネット上に流出させる「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」が広がりつつある。スマートフォン(スマホ)などの普及で簡単に画像のやり取りができることが背景にあるとみられ、交際中に裸の画像を求められた体験を持つ「被害予備軍」の少女らも少なくない。流出すれば完全な削除は不可能だけに、捜査関係者や専門家は「どんなに親しくても、撮らせないで」と警告する。【林奈緒美】
「交際を継続しないと写真をばらまく」。警視庁は7日、元交際相手の女性を脅したとして、東京都青梅市の無職の男(30)を強要未遂容疑で逮捕した。男は約7年前から都内の30代女性と付き合っていたが、別れ話を切り出されたことに立腹し、交際中に撮った女性の裸の写真4枚を携帯メールで送りつけたとされる。女性がすぐに相談し、ネットへの流出は避けられた。
ネットが身近な子どもたちの世界は、さらに深刻だ。通学客が行き交うターミナル駅の東京・秋葉原。今月上旬、女子高生ら約40人に聞いたところ、約8割が交際相手から裸の画像を求められた経験があると話した。
高3女子(18)=都内在住=は、中学時代から数カ月前まで4年間付き合った10歳上の男性に頼まれ、全裸や下着姿の写真を送ったことがある。「彼氏だから断る理由も無かった」。流出の不安がないのか尋ねると「そんなことをする人じゃないので怖くない」と答えた。
別の高3女子(18)=同=は、出会い系サイトで知り合い、交際した同学年の高校生から「胸の写真がほしい」とせがまれた。考えた揚げ句、「別れた後のことを考えると、写真を送るのは怖い」とネットで見つけた他人の画像を送った。
警視庁によれば、交際相手以外にも、LINE(ライン)やツイッターなどで知り合った男に「住所をさらす」などと脅され画像を要求されるケースもある。
捜査幹部は「画像を渡した後ろめたさや恥ずかしさから、本人が警察に相談に来ることはほぼない。事件化しているのは本当に氷山の一角」とみる。
◇「撮らせない」徹底を 子供たちを守るには?
「特定の人しか見られないサイトやラインで画像をさらされ、本人さえ気づかないこともある。実際の被害はもっと多いはず」。そう話すのは民間相談機関「全国webカウンセリング協議会」(東京都港区)の安川雅史理事長だ。子どもたちをリベンジポルノから守るにはどうすればいいのか。
安川理事長は保護者や学校などの役割として、流出して困るような画像の撮影はしないことを徹底させたうえで「自身もネットの知識を増やし、使い方について子どもと話し合うことが重要」と指摘する。最近はゲーム機や携帯音楽プレーヤーでも画像のやり取りができる。万が一、画像が流出した場合は、警察や相談機関を通じてなるべく早くサイト運営者に削除要請することが必要だ。協議会に寄せられる問い合わせは、年間10件程度だった3年前から今年は約50件に。画像を求められた女子中高生らが「嫌われたくない」との心理から送信し、被害に遭うケースが目立つという。
警察当局はわいせつ物頒布など既存の法律による取り締まり強化で対応する方針。自民党女性局は今月12日、勉強会を設置し、サイト管理者に画像削除を義務づけるなど新たな法整備も含めた対策を検討するとしている。
女子中生の裸撮影容疑で男を逮捕 京都、復讐ポルノ防ぐ
2013.12.18 佐賀新聞
スマートフォン向けの掲示板を通じて知り合った女子中学生(14)の裸を撮影したとして、京都府警亀岡署は17日、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純製造)の疑いで、京都府亀岡市の無職H容疑者(24)を逮捕した。
亀岡署によると、H容疑者は女子中学生から交際を断られた後に「会わないと撮影した動画をばらまく」と脅迫。女子中学生から相談を受けた亀岡署が13日、H容疑者の自宅を家宅捜索してパソコンなどを押収し、動画の流出を防いだ。元交際相手や元配偶者を恨み、私的な画像をインターネット上に流出させる行為は「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」と呼ばれている。新たな社会問題として与党が対策の検討を進めているが、府警によると、流出を未然に防ぐことができたのは珍しいとしている。
逮捕容疑は11月23日、亀岡市にある自宅で、女子中学生の裸を撮影した疑い。
「復讐ポルノ」流出防ぐ、中学女子の裸撮影容疑の男逮捕
2013.12.18 サンスポ
スマートフォン向けの掲示板を通じて知り合った女子中学生(14)の裸を撮影したとして、京都府警亀岡署は17日、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純製造)の疑いでH容疑者(24)を逮捕した。逮捕容疑は11月23日、女子中学生の裸を撮影した疑い。
H容疑者は交際を断られた後に「動画をばらまく」と脅迫。亀岡署がH容疑者のパソコンなどを押収し、動画流出を防いだ。「リベンジ(復讐=ふくしゅう)ポルノ」は与党が対策を検討しているが、流出を未然に防いだのは珍しいという。
核心 警視庁ストーカー本部発足 社会ぐるみ対策急務 民間活用「支援窓口増を」 警察、危険度判断に新手法
2013.12.15 朝刊
東京都三鷹市で十月、私立高校三年の女子生徒(18)が元交際相手に刺殺された事件を受け、警視庁は十三日、ストーカー相談への対応強化のため「ストーカー・DV(配偶者暴力)総合対策本部」を新設した。警察が危険度をいかに感じ取るか。民間や他機関の力をどう生かすか。凶悪な事件が相次ぐ中、対策の実践が急がれる。
◆後手
女子生徒は十月八日午前九時すぎ、「元交際相手が自宅近くに現れた」と三鷹署を訪れ、相談した。どんな対応を警察に求めるかと問われ、三つの選択肢から「口頭警告」「行政手続き(文書警告)」の二項目を選択。逮捕などの「刑事手続き」は求めなかった。しかし午後、自宅に潜んだ元交際相手に殺害された。
警視庁幹部は「殺すという脅迫まではなかった。われわれや被害者が思った以上に加害者の動きが速かった」と危険度の把握に問題があったと認めた。
常磐大の諸沢(もろさわ)英道教授(被害者学)は「ストーカー規制法ができ、警察は警告や禁止命令を行うといった手順に縛られがちだ。対応を被害者の意思だけに委ねず、独自判断する必要がある」と指摘する。
◆強化
すでに警察自らが危険度を判断する事例もある。兵庫県警は二〇一〇年から独自のチェック表を作成。「被害者が性的羞恥心を感じるメールを受けていないか」「行為者の性格は」など四十七項目に及ぶ質問を設けて、ストーカーの危険度をABCで判定する。
十月末までに千百一件の相談を受理。危険度が高いAは約二割を占め、相談者にすぐに民間のシェルターに避難するよう促したり、警察官によるパトロールを強化したりする。
危険度が低い場合も、相談後に警察官が被害者の現況を電話で尋ねる「安心コール」で定期的に確認。危機感が薄いと思われる被害者には刑事処分を求めるよう促したり、署の判定が甘い場合は本部が対応強化を指導したりする。
警察庁は今月六日、兵庫県警の表を参考にしたチェック票の導入を決めたほか、全国の警察本部にストーカー対策の専門チームを設けるなど警察署への指導・応援体制の強化を行うよう指示=別表参照。警視庁もこの方針に合わせ八十人態勢の対策本部を発足させた。
警察庁の鈴木三男生活安全企画課長は「危険度の見極めは難しい。チェック票はあくまで判断材料の一つ。相談者の相談内容なども踏まえて判断することが重要」と言う。
◆連携
一方、NPO法人「ヒューマニティ」(東京都大田区)の小早川明子理事長は「警察の対応強化だけでは不十分だ」と話す。
昨年、全国の警察が認知したストーカー事案は二万件。前年から五千件増えた。警察署の生活安全課はストーカーだけでなく、DVなどさまざまな相談を少人数で扱い、「限界がある」とみる。
同法人は一九九九年以降、ストーカー被害者や加害者から千五百件の相談を受ける。ただ、ストーカー相談を専門とする団体は全国でも数カ所という。
小早川理事長は「都道府県が援助し、民間が運営する『ストーカー問題解決支援センター』を全国に作れないか」と提案する。心理士らが職員となり、カウンセリング、弁護士やシェルターの紹介、警察への付き添いなどを行う構想で、「日本のストーカー相談の窓口は貧弱。民間の力を生かし、社会で被害を防ぐべきだ」と呼び掛けている。
「何でも屋」の男を略式起訴 /広島県
2013.12.14 大阪地方版/広島
広島区検は12日、「復讐(ふくしゅう)代行」を請け負い、客の依頼で県内の女性を中傷するメールを送ったとして名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された中国籍の自営業、O容疑者(31)=東京都葛飾区=を略式起訴した。広島簡裁は同日付で罰金30万円の略式命令を出し、O容疑者は即日納付したという。また、O容疑者と横浜市の女性(31)が東京都内の女性を中傷したとして名誉毀損と脅迫の疑いで再逮捕された事件について、地検は2人を同日付で不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。
ストーカー被害最多/県警認知 昨年上回る197件/1~10月
2013.12.12 本紙-1版
県警が1~10月に認知したストーカー被害の件数が、昨年1年間の180件を上回る197件となり、過去最多となっていることが11日、分かった。増加の理由についてストーカー被害の支援者は「西海市や神奈川県逗子市などで悲惨な事件が相次いで発生しており、積極的に警察に相談する被害者が増えているのではないか」と分析している。
県警生活安全企画課によると、ストーカー規制法に基づく警告件数は59件(前年同期比10件増)、同法違反での摘発は1件(同5件減)、脅迫や住居侵入など他法令での摘発は14件(同7件減)だった。
摘発した事例では、元交際相手の女性に電話を繰り返したり、「愛している」などとメールを送り付けたりしたとして1月に同法違反容疑で50代の男を逮捕。インターネットで知り合った女性にしつこく連絡し脅したとして、10月に脅迫の疑いで20代の男を逮捕している。
ストーカー被害者から相談を受けるNPOヒューマニティの小早川明子理事長は、認知件数の増加は「インターネットの交流サイトやLINEの普及により、相手を深く知らない状況で交際し、恋愛トラブルに巻き込まれるということが背景にあるのでは」と指摘している。
勤務先脅迫疑い 小学教諭再逮捕 幸田
2013.12.11 朝刊
愛知県警岡崎署は十日、勤務先の同県幸田町深溝(ふこうず)小学校に脅迫文を送ったとして、威力業務妨害の疑いで同小教諭のA容疑者(22)を再逮捕した。岡崎市内のスポーツジム更衣室で財布を盗んだとして窃盗容疑で十一月に逮捕されていた。署によると、威力業務妨害容疑も「間違いありません」と認めている。
逮捕容疑では、十月二十三日午後四時半ごろから二十四日朝までの間に、同校の児童用出入り口に「本日の学校訪問を中止しろ」などと印刷した脅迫文を差し込み、町教委などが二十四日に予定していた訪問を中止させ、学校業務を妨害したとされる。
同校では六月にも「校内に爆発物を仕掛けた」などと書かれた文書が郵便ポストから見つかったほか、九月下旬には職員室を焼く不審火とともにノートパソコン十数台が盗まれており、署は関連を調べている。
町教委は再逮捕を受け「教職員研修など地道な取り組みを継続し、今まで以上に教育のモラル向上を図り再発防止に努める」とコメントを出した。
交際女性に「死ね」、桜美林職員を逮捕 電話などで脅迫容疑 /東京都
2013.12.10 東京地方版/東京
交際中の同僚女性を「死ね」などと脅したとして、三鷹署は、桜美林大学などを運営する学校法人桜美林学園職員、U容疑者(42)=府中市本町2丁目=を脅迫の疑いで逮捕し、9日発表した。U容疑者は「強い口調になったが、脅迫はしていない」と容疑を否認しているという。同様のメールを千通以上、女性に送りつけていた。
発表によると、逮捕容疑は、8月28日午前11時半ごろ、同学園の職員で当時交際していた20代の女性に対し、電話や通信アプリ「LINE」で、「今何やってるんだ」「黙っていうことを聞け」などと繰り返し、脅したというもの。今年春、女性が別れ話を切り出していたという。11月に女性が署に被害届を出した。
同学園は「捜査の判断が出次第、厳重に処分したい」とコメントした。
LINE使い女性脅迫容疑北杜署 横浜の男逮捕
2013.12.10 山梨日日新聞
スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で女性を脅したとして、北杜署は9日までに、脅迫の疑いで、横浜市西区浅間町2丁目、派遣社員K容疑者(27)を逮捕した。
逮捕容疑は4日午後6時55分ごろ、北杜市内の女性(30)に「家族を殺す」などと脅すメッセージを送り付けた疑い。
同署によると、K容疑者は別れ話のもつれから、女性を脅したという。5日に被害届を受けて捜査し、6日に逮捕した。容疑を認めているという。
脅迫容疑で男を再逮捕
2013.12.06 朝刊
【愛知県】蒲郡署は5日、脅迫の疑いで、岡崎市上六名1、無職K容疑者(41)=別の脅迫罪で起訴済み=を再逮捕した。
逮捕容疑では、今年5月12日ごろ、安城市内の自動車販売会社で同僚だった同市の男性会社員(41)に、「会社を辞めないと、おまえの娘を暴行する」という内容の手紙を郵送し、脅した疑い。署によると「覚えていない」と容疑を否認している。
K容疑者は、蒲郡市の会社役員に「娘を殺す」旨の手紙を郵送したとして11月に逮捕、起訴された。
別れ話もつれ脅迫容疑の男を逮捕 高知署
2013.12.03 朝刊
高知署は2日、脅迫容疑で、吾川郡、無職、A容疑者(21)を逮捕した。
逮捕容疑は、11月26日午後6時35分ごろから同日午後10時20分ごろの間、当時交際していた高知市の女性(20)の携帯電話に電話をかけ、「お前の周りの人間殺す」「お前のマンションに火が付くかもしれんぞ」などと言って脅迫した疑い。
同署によると、A容疑者と女性は今年9月に知り合い、交際を始めたが、11月26日に女性が別れ話をしたところ、同容疑者が電話で脅したという。A容疑者は「別れ話になって、イライラして言った」と容疑を認めているという。
元交際相手脅した疑い=神奈川
2013.12.02 東京朝刊
都筑署は1日、横浜市港北区綱島東、自称会社員Y容疑者(28)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、Y容疑者は11月29日頃~12月1日、無料通話アプリ「LINE」を使い、元交際相手の20歳代の女性会社員に「幸せになれると思うなよ」「会わないと死ぬ」などと書いたメッセージを100通以上送り、脅迫した疑い。Y容疑者は「メッセージは送ったが、脅していない」と供述しているという。女性は11月29日夜、母親と2人でY容疑者からのメッセージについて、同署に相談に訪れていた。
元交際相手に脅迫100通 横浜 ラインで、容疑の男逮捕
2013.12.02 夕刊
元交際相手の女性に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で脅したとして、神奈川県警都筑署は一日、脅迫の疑いで横浜市港北区綱島東五、会社員Y容疑者(28)を逮捕した。
逮捕容疑では十一月二十九日~十二月一日、女性にラインで「幸せになれると思うなよ」など約百通の嫌がらせメッセージを送って脅したとされる。
署によると、Y容疑者は「脅してない」と容疑を否認している。女性は十一月三十日に母親と署に相談に訪れていた。
一方的恋愛感情 脅迫メール送信の容疑 少年を逮捕 飾磨署
2013.11.30 朝刊
恋愛感情を抱いた女性に脅すメールを送ったとして、飾磨署は29日、脅迫の疑いで、姫路市内の運送業手伝いの少年(19)を逮捕した。
逮捕容疑は、5日午後2時45分ごろ、同市内の女性会社員(18)の携帯電話に、「死ね」「殺す」などと書いたメールを送信した疑い。容疑を認めているという。
同署によると、少年は今年3月から7月まで、女性と同じ会社に勤務していた。女性に対し、一方的に恋愛感情を抱いていたという。
ストーカー相手 交換し嫌がらせ*容疑の2人*闇サイトで出会う
2013.11.28 北海道新聞夕刊全道
元交際相手の妹らに嫌がらせの手紙を送ったとして、ストーカー規制法違反容疑などで警視庁に逮捕された東京の男が、インターネットの闇サイトで知り合った大阪の女に、手紙を送りつけるストーカー行為を手伝わせていたことが捜査関係者への取材で分かった。さらに男は、ストーカー行為に協力してもらう見返りとして、女の関係者に脅迫などの嫌がらせを行っていた疑いがあるという。
警視庁は女を同法違反容疑で逮捕。もともと面識がなかった2人が、互いの元交際相手らへの付きまとい行為に手を貸す「交換ストーカー行為」を行っていたとみられる。また男は、ストーカー行為の相手の住所を割り出すのに、探偵も使っていたという。
男は東京都東村山市恩多町4、パート社員A被告(43)=同法違反罪などで起訴。女は、大阪府内の20代の歯科医師。
捜査関係者によると2人は8~10月、都内に住むA被告の元交際相手の妹(42)とその長女(16)に、4回にわたり「メールをくれなければ、お子さんが困ることになる」などと書かれた文書や、ゴキブリの死骸が入った手紙を送るなどした疑いがある。手紙は女が、大阪や京都府内から偽名で送っていた。
A被告は元交際相手と5月に別れた後、復縁を求めて付きまとった。元交際相手の相談を受けた警視庁は、シェルターに避難させて文書警告をした。するとA被告は探偵に依頼して妹の住所を割り出し、手紙の送り付けを始めた。
手紙には、あたかも第三者が元交際相手の弱みを知っているような内容が書かれていたという。A被告は、元交際相手の居場所を妹から聞き出すため、闇サイトで知り合った女に投函(とうかん)を依頼したとみられる。警視庁は、見返りにA被告が行っていた女の関係者への嫌がらせ行為についても捜査を進めている。
核融研「中傷や脅迫ではない」 ブログ不適切記述
2013.11.28 朝刊
自然科学研究機構・核融合科学研究所(土岐市)の職員が、重水素実験に反対する多治見市の市民団体のブログに研究所のパソコンを私的に使ってコメントを書き込んだ問題で核融研は27日、市民団体からの再質問書に回答した。コメントの内容について「社会通念上、誹謗(ひぼう)中傷、プライバシー侵害、脅迫にはあたらない」との見解を示した。
再質問書を提出したのは「多治見を放射能から守ろう!市民の会」。核融研職員が5~7月までに計4回、書き込んだ同会のブログの内容が「誹謗中傷するもので、核融研のガイドラインに違反している」として見解を求めていた。
核融研は先月、職員を職員就業規則違反で訓告処分にしている。
ごみ送り付けた疑いで再逮捕
2013.11.28 朝刊
【福井県】福井署は27日、福井市高木町、会社員O容疑者(30)を県迷惑防止条例違反(嫌がらせ行為の禁止)と脅迫の疑いで再逮捕した。
逮捕容疑では8月中旬から9月下旬までの間、4回にわたり同市の40代知人男性宅に、潰した空き缶や古新聞などのごみと、「死ね」「殺してやるわ」などと書かれた脅迫文を、封筒に入れて送り付けたとされる。署によると、容疑を認めている。同容疑者は7日、福井市内の別の男性宅にごみと脅迫文を送り付けた容疑で逮捕され、27日起訴された。
「交換ストーカー」摘発 規制法違反容疑 闇サイトで協力
2013.11.28 朝刊
元交際相手の妹らに嫌がらせの手紙を送ったとして、ストーカー規制法違反容疑などで警視庁に逮捕された東京の男が、インターネットの闇サイトで知り合った大阪の女に、手紙を送りつけるストーカー行為を手伝わせていたことが捜査関係者への取材で分かった。さらに男は、ストーカー行為を協力してもらう見返りとして、女の関係者に脅迫などの嫌がらせを行っていた疑いがあるという。
警視庁は女を同法違反容疑で逮捕。もともと面識がなかった二人が、互いの元交際相手らへの付きまとい行為に手を貸す「交換ストーカー行為」を行っていたとみられる。また男は、ストーカー行為の相手の住所を割り出すのに、探偵も使っていたという。
男は東京都東村山市恩多町四、パート社員A被告(43)=同法違反罪などで起訴。女は、大阪府内の二十代の歯科医師。
捜査関係者によると二人は八~十月、都内に住むA被告の元交際相手の妹(42)とその長女(16)に、四回にわたり「メールをくれなければ、お子さんが困ることになる」などと書かれた文書や、ゴキブリの死骸が入った手紙を送るなどした疑いがある。手紙は女が、大阪や京都府内から、偽名で送っていた。
A被告は元交際相手と五月に別れた後、復縁を求めて付きまとった。元交際相手の相談を受けた警視庁は、シェルターに避難させて文書警告をした。するとA被告は探偵に依頼して妹の住所を割り出し、手紙の送り付けを始めた。
手紙には、あたかも第三者が元交際相手の弱みを知っているような内容が書かれていたという。A被告は、元交際相手の居場所を妹から聞き出すため、闇サイトで知り合った女に投函(とうかん)を依頼したとみられる。警視庁は、見返りにA被告が行っていた女の関係者への嫌がらせ行為についても捜査を進めている。
「復讐代行」の疑いで再逮捕 ネット掲示板に中傷文書 /広島県=続報注意
2013.11.23 大阪地方版/広島
女性を中傷する文書をインターネットの掲示板に投稿したとして、県警は22日、中国籍の会社社長、A容疑者=東京都葛飾区=(31)を名誉毀損(きそん)と脅迫の疑いで再逮捕、横浜市の会社員、M容疑者(31)を同容疑で逮捕し、発表した。いずれも容疑を否認しているという。三次署によると、2人は共謀し、4月3日にインターネットの掲示板に「女性がお金をだまし取った」「めちゃくちゃにしてやる」などと東京都港区の会社員女性(29)を中傷、脅迫する文書を投稿した疑いがある。A容疑者は「何でも屋」を名乗って「復讐(ふくしゅう)代行」を請け負っていたとみられ、M容疑者に依頼され報酬約200万円を受け取っていたという。
<続報注意>
広島地検は2013年12月12日、A容疑者とMさんを不起訴処分とした。
元交際相手を脅迫容疑=宮城
2013.11.20 東京朝刊
石巻署は19日、石巻市桃生町城内、派遣社員H容疑者(34)を脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、H容疑者は8月27日、元交際相手の女性に、携帯で「全部バラしてやる。ネットに投稿する」と、交際中に撮影した画像を添付したメールを送って復縁を迫り、女性を脅した疑い。
脅迫容疑で男子大学生逮捕
2013.11.18 朝刊
【愛知県】千種署は17日、脅迫の疑いで、昭和区の大学生の少年(19)を逮捕した。
逮捕容疑では、13日夜、同じ大学に通う女性(20)の携帯電話に、「お前の実家住所と父勤務先を特定した」「お前みたいな奴と付き合う気ねえけど人生壊すことに執念燃やすわ」などと危害を加えるような文面のメールを送信し、脅迫したとされる。
署によると、少年は女性に交際を断られたことに腹を立てていたといい、おおむね容疑を認めている。
姉が遺した金奪いめい暴行、46歳の男を拘束
2013.11.16 朝鮮日報
めいが相続した遺産を横取りし、暴行・脅迫までしていた男が拘束された。
男(46)の姉はある銀行の本店で課長をしていたが2009年にがんで死去、退職金や保険金など現金4億ウォン(約3800万円)と時価5億ウォン(約4700万円)相当のマンションを遺した。姉の夫は12年前に家を出てから連絡が途絶えているため、当時外国留学中だった二人のめい(当時20歳と17歳)が事実上、相続順位1位の相続人になった。すると、男は「姉の夫が失踪(しっそう)宣告されるまで遺産を管理する」として、めいの「保護者」を名乗り出た。男はソウル家庭裁判所の姉の夫の失踪宣告審判を請求し、2010年に宣告を受けた。
しかし、男には「下心」があった。男は姉が死去する数日前に「借金を返さなければならないが、金がない」と2000万ウォン(約190万円)借りた後に行方をくらましただけでなく、めいたちが相続した遺産のうち2億2000万ウォン(約2100万円)を勝手に使った。11年にめいたちが帰国すると「叔父さんと叔母さん(自分と妻)がおまえたちの面倒を見てやる」と言いい、姉が残したマンションに引っ越してきた。男の妻は「生活費」の名目でめいから合計3000万ウォン(約280万円)を受け取って使った。男はめいに「遺品のブランド時計をよこせ」「野球のバットで頭を殴って殺してやる」と脅しただけでなく、実際に何度も暴行したという。このため、めいは男とその妻を告訴し、ソウル北部地検刑事第4部(パン・ギテ部長)が男を拘束した。
解雇逆恨みし迷惑電話…元毎日新聞記者を逮捕
2013.11.10 サンスポ
警視庁麹町署などは、解雇を逆恨みして毎日新聞社に無言電話を繰り返したとして、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、元毎日新聞記者のH容疑者(42)を9日までに逮捕した。「間違ってリダイヤルした」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は、10月16日-17日、解雇当時の人事担当だった男性社員(49)を逆恨みし、所属する部署に無言電話や、男性を呼び出すよう求める内容の電話を計35回かけた疑い。H容疑者は、知人女性を電話で中傷したとして昨年9月に解雇。この女性への脅迫と名誉毀損(きそん)の罪で今年7月に仙台地裁で有罪判決を受け、執行猶予中だった。
脅迫容疑など30歳男を逮捕 福井署
2013.11.08 朝刊
【福井県】知人にごみを送りつけ、「死ね」などと脅したとして、福井署は七日、県迷惑防止条例違反(嫌がらせ行為の禁止)と脅迫の疑いで、福井市高木町、会社員O映容疑者(30)を逮捕した。
逮捕容疑では、五月中旬から七月上旬にかけて四回にわたり、同市の無職の七十代知人男性宅に、腐った食べ残しが残る弁当箱や飲料水の空き缶などのごみと、手書きでびっしり「死ね」と書き付けた紙や「やくざを送る」と書いた脅迫文を宅配便で送り付けたとされる。容疑を否認している。同署によると、容疑者はかつて男性の近所に住んでおり、二人の間に土地に絡むトラブルがあったという。二年ほど前から同様の宅配便が数十回送られており、関連を調べている。
交際女性の母脅迫 /男性を起訴猶予 /地検/<面名=社会>
2013.11.01 神奈川新聞本紙
横浜地検は31日、交際相手の母親を脅したとして脅迫の疑いで逮捕された川崎市多摩区の男性(31)を起訴猶予処分とした。
県警によると、男性は7月11日、交際していた少女の母親=当時(42)=の携帯電話に「徹底的に追い込みますから」などとしたメールを19回送信し脅迫した、として逮捕されていた。県警が7月に発足させたストーカーや児童虐待などに即応する専門部署「人身安全事態対処プロジェクト」による初の摘発だった。 (報道部)
元交際相手を脅迫容疑で37歳男逮捕
2013.10.31 朝刊
【神奈川県】元交際相手の女性を執拗(しつよう)に電話で脅したとして、伊勢佐木署は三十日、脅迫の疑いで横浜市中区末吉町三、自称無職K容疑者(37)を逮捕した。
逮捕容疑では、二十九日ごろ、元交際相手の女性(33)の携帯電話に約二十回電話をかけ、留守番電話に「あんたのことを許さない」「覚えておけ」などと残し、脅したとされる。
署によると、K容疑者は「脅迫はしていない」と容疑を否認している。
女性は昨年十二月、「暴力を振るわれた」と署に相談し、その後、K容疑者から逃れるため転居した。署員はK容疑者の逮捕時、女性の新住所が伏せられた逮捕状を読み上げた。
元交際相手を脅迫した疑い
2013.10.30 朝刊
【岐阜県】北方署は29日、脅迫の疑いで三重県桑名市江場、会社員I容疑者(27)を逮捕した。
逮捕容疑は、今月下旬に元交際相手の北方町の派遣社員女性(21)から別れ話を切り出されたことを恨み、「死んでもらう」「今すぐにでも刺し殺したい」などと携帯電話のショートメールなどを複数回送ったとされる。同署によると、容疑を認めている。
元交際相手を脅迫 容疑の男逮捕 メールで「暴れる」
2013.10.26 朝刊
【東京都】ふられた腹いせに、元交際相手をメールで脅したとして、世田谷署は二十五日、脅迫の疑いで、埼玉県鶴ケ島市脚折町(すねおりちょう)三、職業不詳K容疑者(30)を逮捕した。
逮捕容疑では、二十四日午後、以前交際していた都内の女性(24)の携帯電話に、「暴れてやる」「覚悟しとけよ」などと四回にわたり、脅迫メールを送った、とされる。
署によると、K容疑者は「メールを送ったのは間違いない」と容疑を認めている。
女性は九月中旬からK容疑者と交際していたが、十一日、別れを告げた。脅迫メールが届いたため、二十四日午後六時ごろ、署にストーカー被害を相談。相談中もメールが入るため、署員がK容疑者に警告の電話をしたところ、「おまえには関係ない」と切られた。
危険と判断した署は、脅迫容疑でK容疑者の逮捕状を取り、女性を知人宅に避難させた。二十五日午前三時半すぎ、署員が女性宅付近で警戒中にK容疑者が現れ、その場で逮捕したという。
恐喝容疑で4人逮捕=山口
2013.10.25 西部朝刊
宇部署は24日、山陽小野田市埴生、とび職Y容疑者(20)と、同市の男子高校生(17)と無職少女(18)、美祢市の無職少女(15)の計4人を恐喝容疑で逮捕したと発表した。同署によると、4人は共謀して9月26日午前2時頃、美祢市の少女が出会い系サイトで知り合った下関市内の男性会社員(27)を呼び出し、宇部市の路上で「金を出せ」などと脅迫し、1万8000円を奪った疑い。高校生と美祢市の無職少女は、別の男性に対する強盗容疑で逮捕されていた。4人とも容疑を認めているという。
脅迫の疑い
2013.10.25 朝刊
【愛知県】豊田署は24日、脅迫の疑いで、豊田市司町1、派遣社員S容疑者(45)を逮捕した。
逮捕容疑は、9月27日午後5時50分ごろ、市内に住んでいた知人のサービス業の女性(21)の携帯電話へ「マジギレしたら手段を選ばないからな」と電子メールを送り、危害を加えることを示唆して脅したとされる。
署によると、同日以前にも面会を要求するなどの電子メールを数十件送信していた。容疑を認めている。
出会い系サイト悪用 現金150万円脅し取る 恐喝容疑で夫婦逮捕
2013.10.19 大阪朝刊
出会い系サイトで知り合った男性から現金約150万円を脅し取ったとして、布施署は18日、恐喝の疑いで、寝屋川市寝屋南の無職、I容疑者(46)と妻で無職のY容疑者(42)を逮捕した。2人は容疑を認めているという。
逮捕容疑は、共謀の上、Y容疑者が今年の2月ごろ携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合った男性会社員(37)から現金を脅し取ることを計画。7月10日、東大阪市内のコンビニエンスストア駐車場で、I容疑者が「私の嫁やけど、なにしてくれるんですか。殺すぞ」などと会社員を脅迫し、同日、消費者金融から会社員に現金を借りさせるなどし、約150万円を脅し取ったとしている。
復縁の脅迫メール 19歳少年 容疑で逮捕=栃木
2013.10.18 東京朝刊
宇都宮南署は17日、元交際相手の女性に「殺すぞ」などとメールを送ったとして、下都賀郡の会社員の少年(19)を脅迫の疑いで逮捕した。16日に相談を受けた同署は危険が迫っていると判断し、逮捕に踏み切った。県警は、東京都三鷹市のストーカー殺人事件を受け、危険な兆候があれば、今後も積極的に摘発する方針だ。
発表によると、少年は14日午前11時半~15日午後2時頃、元交際相手の女性(20)に「会ってくれなければ殺す」などのメールを数回送り、脅した疑い。
捜査関係者によると、女性は16日昼頃、母親に連れられて同署を訪れた。9月中旬に交際を始めて間もなく別れたものの、復縁を迫るメールや電話が執拗(しつよう)にあったといい、同署はストーカー規制法による警告では不十分だと判断。女性を自宅以外の場所で保護するとともに、容疑の裏付けを早急に進めて逮捕した。
元同僚を脅迫容疑、男を逮捕 高崎署 /群馬県
2013.10.13 東京地方版/群馬
高崎署は11日、前橋市大胡町、会社員S容疑者(34)を脅迫容疑で逮捕し、12日、発表した。署によると、S容疑者は8日夜、元同僚の看護師女性(40)の携帯電話に「殺します」などという内容のメールを送信した疑い。女性が同署に相談して発覚した。容疑を認めているという。
ストーカー悪夢断て 被害に遭わないために ネットの出会いから事件に 個人情報特に扱い注意
2013.10.13 朝刊
東京都三鷹市で私立高校三年の女子生徒(18)が刺殺された事件で、無職I容疑者(21)=京都市右京区、殺人容疑などで送検=は、フェイスブックで知り合った女子生徒に「私立大生」と偽って交際を始め、別れを告げられると、ストーカー行為をエスカレートさせた。悲劇をどう防げばいいのか。専門家は、被害者と加害者の双方へのアプローチが必要と指摘する。
警視庁によると、I容疑者がフェイスブックで女子生徒と知り合ったのは二〇一一年十月ごろ。アルバイトを転々としていたが、私立大生と偽っていた。今年三月ごろから交際がこじれると「写真を送ってくれないと死んでやる」とメールや手紙を送るように。六月に女子生徒から電話やメールの着信を拒否され、最近になり女子生徒の自宅近くに現れだしたという。
諸沢英道(もろさわひでみち)常磐大教授(被害者学)は、ネットでの出会いからストーカー事件に発展するケースが増えていると指摘する。「書き込みを信じて親しくなったと感じがちなのがネットの特性。会うと、イメージした人間でないこともある」と注意を促す。
神奈川県逗子市で昨年十一月、女性が元交際相手の男に刺殺された事件では、男はフェイスブックで女性の居住地の手掛かりを得ていた。ネットに掲載した写真から撮影場所が特定されることもあり「個人情報はできるだけさらさないように」と呼び掛ける。
安冨(やすとみ)潔慶応大法科大学院教授(刑事法)は「おかしいと思ったら、エスカレートする前に警察に相談すべきだ」と訴える。三鷹市の事件で、女子生徒が三鷹署に相談したのは、事件当日の八日だったが、「メールなどが届いた今春に相談してもよかった。メールなど、証拠を持って相談すれば、警察も動きやすい」と話す。
加害者にならないために
殺意を抱く前に更生も可能
心理治療有効との声も
一方、加害者のカウンセリングを続けているNPO法人「ヒューマニティー」(大田区)の小早川明子理事長は、加害者の危険度を三段階に分ける。
復縁を迫る第一段階を危害の恐れを意味する「リスク」、「死んでやる」など理不尽な訴えが目立つ第二段階をより危険な「デンジャー」、「殺してやる」と恨みをあらわにし、待ち伏せなどをする最終局面を「ポイズン(毒)」とする。
ポイズンになると、更生は難しい。「被害者を安全な場所に移し、警察に脅迫罪などで立件してもらう必要がある」とする。
ただ、その前段階なら、カウンセリングが有効という。約五百人をカウンセリングしてきた小早川理事長は「ストーカーも苦しんでいる」と説明する。
まず加害者のこだわる疑問を聞き出し、被害者の回答を伝える。疑問を解きつつ「相手はあなたを嫌いと言ってるよ」と、現実をぶつける。
多くの加害者はうろたえるが、さらに探ると、家庭環境やいじめで、他人への不安を抱えていることも多い。加害者が、自分の内面を客観的に見られるようになれば、ストーカー行為は収まる。カウンセリングは週一回ほどで、平均二、三カ月で完了するという。小早川理事長は窓口を増やし、警察がストーカー規制法に基づき警告した時など、加害者にカウンセリングを義務付けることを提案する。
「交際関係で恨み」 別れ話のもつれか-三鷹・高3刺殺容疑者
2013.10.10 朝刊
東京都三鷹市で私立高3年Sさん(18)が刺されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された京都市右京区西京極新明町46の1、無職I容疑者(21)が「交際関係で恨んでいた」と供述していることが9日、警視庁捜査1課への取材で分かった。
事件の数日前から、Sさんを外出先で待ち伏せしていたことも判明。捜査1課はI容疑者がSさんとの別れ話のもつれで恨みを募らせ執拗(しつよう)につきまとったとみている。
捜査関係者によると、Sさんは約2年前にI容疑者と知り合い交際していたが、Sさんが昨秋米国留学する前に別れたという。今春に帰国後、2人は東京や京都で数回会うなどしていたが、I容疑者から「殺すぞ」「写真を送らないと死ぬぞ」などとメールが送られるようになったことから、6月ごろにメールの着信を拒否した。
しばらく連絡は途絶えていたが、10月1日からI容疑者の姿を自宅周辺で見かけるようになり、担任教諭らに打ち明けて警視庁に相談した。
事件直後には、I容疑者とみられる人物がインターネットの掲示板に犯行をほのめかす書き込みをしたり、Sさんと一緒に撮影した写真などを載せたりしていたことも分かり、捜査1課が関連を調べている。
同課は、現場近くのやぶの中で血のようなものがついた軍手とサングラスを新たに発見。I容疑者のものとみて鑑定するとともに、凶器のナイフの発見を急ぐ。
司法解剖の結果、Sさんの死因は片刃の刃物で右首を切られたことによる失血死と判明した。
Sさんが通っていた高校側は、I容疑者が他人になりすまして会員制交流サイト(SNS)でSさんの友人に「(Sさんに)復讐(ふくしゅう)してやる」と脅迫めいたメールを送っていたとSさんから相談があったことを明らかにした。Sさんは友人に「ブロック(受信拒否)して」と頼んだという。
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■かっとなる面も-I容疑者
東京都三鷹市で私立高校3年Sさん(18)が刺されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕されたI容疑者(21)。アルバイト先だった店長は「妹思いのところがあった」と話す一方、中学時代の同級生は「かっとなりやすいところがあった」と振り返る。
I容疑者は、大阪市西区の住宅街の一角にある市立小を出た後、京都市右京区の市立中を卒業。京都府立高校に通っていた2008年12月から約8カ月間は、地元のスーパーで週3回程度アルバイトをして、商品の仕出しを担当していた。
「最初は特に問題はなく、真面目にやっていた」と当時を知るスーパーの男性店長(36)。提出した履歴書には「柔道部に所属しており、それ相応の体力があります」と書き込み、写真の顔はスポーツマンらしく髪を短く刈っていた。
言葉遣いも敬語を使うなど丁寧だったが、次第に無断欠勤するようになり、店を辞めることに。店長は事件について「とにかくびっくりしています」と話した。
脅迫容疑で男を逮捕
2013.10.03 朝刊
【岐阜県】関署は2日、脅迫の疑いで、関市小野、無職O容疑者(52)を逮捕した。
逮捕容疑では9月28日未明、市内の70代男性宅で、男性の胸ぐらをつかみ「これからお前殺すで」などと脅したとされる。O容疑者は酒を飲んでいた。
署によると、2人は以前から土地をめぐるトラブルがあった。容疑についてはあいまいな供述をしている。
女子高生を脅した疑い=埼玉
2013.09.27 東京朝刊
大宮署は26日、狭山市広瀬台、会社員S容疑者(49)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純製造)と脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、S容疑者は2月11日、さいたま市北区の県立高2年女子生徒(16)に裸の写真を携帯電話で撮影させて送らせ、連絡が来なくなったことから「携帯電話の番号と写真をさらす」などと脅した疑い。
S容疑者と女子生徒は約1週間前に携帯電話の出会い系アプリで知り合い、無料通話アプリ「LINE」でやり取りをしていた。生徒が大宮署に相談し、携帯電話の履歴からS容疑者を割り出した。
調べに対し、S容疑者は「写真を送らせて脅したのは間違いない」と供述しているという。
児童ポルノ被害、上半期過去最悪316人 脅迫・撮影…スマホ利用急増
2013.09.13 東京朝刊
今年上半期(1~6月)に児童ポルノ事件の被害に遭った児童数は前年同期比で2割以上増の316人に上り、過去最悪だったことが12日、警察庁のまとめで分かった。被害児童は加害者側との連絡に、急速に普及しているスマートフォン(高機能携帯電話)を利用しているケースが急増しており、警察庁はスマホの使用に潜む危険に注意を呼びかけている。
警察庁によると、児童ポルノ事件の各年の上半期の被害児童数は平成19年に初めて100人台となり、22年には統計を取り始めた12年以降最多となる271人となった。
今年上半期はさらに増加、初めて300人を超えた。今年上半期の児童ポルノ事件としての摘発件数も、763件と過去最多だった。
最近はスマホの無料通信アプリ「LINE(ライン)」などの利用者の被害が増加傾向にあり、スマホで加害者側と連絡を取ったところ、脅されるなどして裸の写真を送らされたり、わいせつ行為を撮影されたケースもあったという。
警察庁は昨年、スマホをめぐる被害状況の調査を開始。昨年上半期にスマホの利用で被害に遭ったのは19人で携帯電話は115人だったが、今年上半期は携帯電話が75人と減少したのに対し、スマホは84人と4倍以上に増加した。
警察庁幹部は「子供がスマホを購入する際、利用方法によっては危険なことを親子で確認してほしい」と話している。
教諭を脅迫容疑で逮捕、一部否認 松阪署 /三重県
2013.09.11 名古屋地方版/三重
教諭を脅迫容疑、一部否認 松阪署は10日、松阪市田村町、無職S容疑者(40)を脅迫の疑いで再逮捕し、発表した。
署によると、S容疑者は4月11日、息子が通う松阪市内の小学校校長室で、男性教諭(29)を「坊主にしやんのか」「いつでも殺す覚悟がある」などと脅した疑いがある。子が呼び捨てられたことに憤慨したといい、S容疑者は「坊主になれとは言ったが、それ以上は言っていない」と容疑を一部否認しているという。学校から被害届が出されていた。
恐喝の疑いで2少年逮捕
2013.09.11 朝刊
【愛知県】県警非行集団対策課と緑署などは10日、恐喝の疑いで守山区のアルバイト少年(17)と尾張旭市のアルバイト少年(16)を逮捕した。
逮捕容疑では緑区の中学2年の女子生徒(14)と共謀し、携帯電話のコミュニケーションアプリで交際募集と書き込んで岩倉市の専門学校生の男性(18)を誘い出し、7月6日未明、緑区の歩道上で「俺の妹なんだけどどういうつもり」などと脅迫。1万8000円入りの財布を奪ったとされる。
緑署によると、2人はアルバイト先が同じで、女子生徒とは別の友人を通じて知り合った遊び仲間。ともに「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めている。
脅迫容疑で男を逮捕
2013.09.10 朝刊
【岐阜県】高山署は9日、脅迫の疑いで高山市片野町の建設作業員M容疑者(43)を逮捕した。
逮捕容疑は8月18日夜に高山市石浦町の路上に駐車した軽自動車内で、交際相手の女性に交際を断られたことから「カッとなると何するか分からないぞ」などと言って脅迫したとされる。高山署によると、M容疑者は「脅したつもりはない」と容疑を否認している。
「LINE」で女性を脅した容疑者逮捕 /東京都
2013.08.18 東京地方版/東京
スマートフォン用の通信アプリ「LINE(ライン)」などを使い、元交際相手の女性を脅したとして、警視庁が、中野区上高田の無職、I容疑者(24)を脅迫容疑で逮捕していたことがわかった。容疑を認めている。
東村山署によると、I容疑者は5~7月、交際していた20代の女性から別れを告げられたことに腹を立て、ラインやツイッターを使って「殺してやる」などのメッセージを約800回送信し、脅した疑いがある。
女性が7月5日に被害届を出していた。I容疑者は調べに対し「彼女を振り向かせたかった」と話しているという。
LINE使い脅迫 容疑の24歳男逮捕 元交際相手にメール800回
2013.08.18 東京朝刊
元交際女性に約800回にわたって無料通信アプリLINE(ライン)などを使ったメールを送って脅したとして、警視庁東村山署は17日までに、脅迫の疑いで、東京都中野区上高田、無職、I容疑者(24)を逮捕した。
逮捕容疑は、交際していた都内在住の20代女性に別れを告げられたことに腹を立て、今年5月22日から7月4日にかけ、携帯電話などを使い「殺してやる」「明日の朝、包丁を持って待っている」などと記した内容のメールを送りつけたとしている。
東村山署によると、多い時で1日に約470回メールを送信。「彼女を振り向かせたくてやった」と供述し、容疑を認めている。
LINEなど使い元交際女性を脅迫 容疑で男逮捕
2013.08.17 夕刊
元交際女性に約八百回にわたって無料通信アプリLINE(ライン)などを使ったメールを送って脅したとして、警視庁東村山署は、脅迫の疑いで東京都中野区上高田、無職I容疑者(24)を逮捕した。
逮捕容疑は、交際していた都内在住の二十代女性に別れを告げられたことに腹を立て、五月二十二日~七月四日、携帯電話などを使い「殺してやる」「明日の朝、包丁を持って待っている」などと記した内容のメールを送りつけたとされる。
署によると、多い時で一日に約四百七十回メールを送信していた。「彼女を振り向かせたくてやった」と供述し、容疑を認めている。
女性は恐怖心から家を出られなくなるなどしたため、七月上旬、警視庁に相談していた。
脅迫容疑で53歳逮捕=神奈川
2013.08.14 東京朝刊
港北署は13日、横浜市港北区篠原町、自称不動産経営M容疑者(53)を脅迫容疑で逮捕した。発表によると、M容疑者は今年5月、以前入会していた同区の英会話教室のポストに、「社長を射殺スル」などと書いた封書を投函(とうかん)し、脅迫した疑い。M容疑者は、受講態度に問題があるとして英会話教室から受講解約の通知書を送られていたといい、「封書は投函したが、脅したつもりはない」と供述しているという。
交際相手を脅した疑い
2013.08.10 朝刊
【愛知県】碧南署は9日、脅迫の疑いで、碧南市西山町、無職M容疑者(50)を逮捕した。署によると「脅すつもりはなかった」と否認している。
逮捕容疑は、5日正午ごろ、別れ話のあった碧南市のパート従業員の女性(52)に携帯電話で「おまえの家に車で突っ込んでやる」と脅したとされる。
恐喝未遂容疑で逮捕=石川
2013.08.08 東京朝刊
金沢西署は7日、滋賀県栗東市小野、自営業H容疑者(44)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。
発表によると、H容疑者は7月18日午後1時頃、金沢市内の知人女性(37)宅に押しかけて、「500万円払えないなら、子どもを外国に売り飛ばす」と脅迫し、26日午前10時30分頃にも女性宅に電話で「子どもを外に出さない方がいい」と脅迫し、現金を脅し取ろうとした疑い。
調べに対し、「そのような発言はしたが、脅したつもりはない」と供述しているという。26日に女性が同署に被害届を出し、滋賀県内の自宅にいたH容疑者を逮捕した。
脅迫容疑で元交際相手逮捕
2013.08.01 朝刊
【東京都】八王子署は七月三十一日、脅迫の疑いで、静岡県沼津市今沢、アルバイトK容疑者(22)を逮捕、送検したと発表した。
送検容疑では、都内の元交際相手の二十代女性に七月二十五日、携帯電話で「お兄さんとかお母さんとかがいじめるんでしょ?」「ならみんな消そう」と、殺人予告ととれるメールを送ったとされる。
署によるとK容疑者は「彼女の気持ちをつなぎ留めたかった」と容疑を認めた。女性から春ごろに別れを告げられた後、再会を求めるメールを女性が断り続けたため、静岡県に住む女性の家族が反対していると思い込んだらしい。
脅迫の疑い
2013.07.30 朝刊
【愛知県】西枇杷島署は29日、脅迫の疑いで、江南市中奈良町熊野、不動産A容疑者(52)を逮捕した。
逮捕容疑では、6月7日から21日にかけて、北名古屋市のスナック経営の男性(61)に「従業員に貸した金が返ってこない。代わりに払え」と因縁をつけ、「自殺って線でやったるわ」と携帯電話のメールなどで17回脅したとされる。署によると、容疑を認めている。
当たり屋タクシーご用心 同業者狙い追突事故誘発→示談金迫る
2013.07.28 大阪朝刊
タクシーを主なターゲットにし、急ブレーキを踏んで追突事故を誘発、示談金名目で金銭を要求する「当たり屋」行為を特定の個人タクシーが繰り返している疑いがあるとして、社団法人「大阪タクシー協会」(大阪市中央区)が加盟する各タクシー会社に文書で注意喚起していることが27日、分かった。特定のナンバーも明示して同業者を“告発”するのは極めて異例という。同協会は「同業者を狙うなんて聞いたことがない」と憤っている。
関係者によると、この個人タクシーが追突される事故は、大阪・ミナミの御堂筋を中心に約10年前から散発的に発生。確認できただけでも十数件あり、ベテランのタクシー運転手の間ではすでに有名だという。
手口は黄色信号で加速し、後ろのタクシーも追走して交差点を通過しようとしたところ、急ブレーキを踏んで追突事故を誘発するもので、「人身事故になったら免許点数、困るやろ」「人身事故にしないから、けがの診断料をよこせ」などと迫り、示談金や車の修理代名目で数万~十数万円を要求していた。
巻き込まれた運転手の多くは、免許点数が減点されて免許を停止されると死活問題になることから仕方なく要求に応じていた。抗議する運転手もいたが「赤信号だから止まっただけ。車間距離を取ってない方が悪い」と居直られたという。
問題の個人タクシーは緑色のセドリックで、「何度もぶつかっているので、車体はかなりへこんでいる」(業界関係者)。タクシー協会には加入していないとみられる。
また、大半はタクシーが狙われていたが、今年5月に一般の車が追突している場面を、ある運転手が目撃。業界関係者は「一般車にも被害が出ているとすれば大きな問題。不審なタクシーを見つけたら十分な車間距離を開けて運転し、もし事故にあっても金銭を払わずに警察に申告してほしい」と話している。
◇
■「故意」立証困難、立件に壁 「急ブレーキは想定内」
追突事故を誘発して示談金を要求する「当たり屋」。追突事故の場合、追突した方に原則100%の過失割合が課されることを悪用した古典的な“犯罪”だ。しかし、追突された側の「故意」を立証するのが困難なため、立件は難しいのが実情だ。
交通事故に詳しい谷清司弁護士(大阪弁護士会)は「追突された車が想定外の急ブレーキを踏んだ場合は、多少過失は軽減されるが、せいぜい1~2割減るだけで、追突された車が、追突した車の過失を上回ることはない」と指摘。今回の個人タクシーがよく使う手口のように、信号のある交差点であれば「急ブレーキは想定の範囲内ととられる」という。
警察による立件の壁も高い。タクシー業界は今年5月、このタクシーについて、大阪府警南署に相談した。しかし、当たり屋行為はそもそも法律上想定しておらず、同署は「道交法違反などの法律で立件することは困難だろう」と説明する。示談を迫って金銭を要求する行為も、「脅迫的な言葉や文字がなければ恐喝に当てはめるのは厳しいのが実情」。ただ、「このタクシーが絡んだ事故の申告があれば、注意して対応する」としている。
恐喝罪問われた被告に無罪判決 供述調書の信用性認めず /群馬県
2013.07.27 東京地方版/群馬
現金を脅し取ったとして恐喝の罪に問われた東京都三鷹市の土木業、A被告(27)に対し、前橋地裁の半田靖史裁判官は、県警と地検の供述調書の信用性を認めず、「共謀や幇助(ほうじょ)の罪も認められない」として無罪判決(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。25日付。Aさんは、同日釈放された。
Aさんは昨年11月、知人の男=同罪と同未遂罪で懲役2年6カ月確定=とともに、男の脅迫相手から20万円を脅し取ったとして、2月に恐喝罪で起訴されていた。
判決によると、Aさんは男が被害者と面会する際、警察官を装って立ち会うよう依頼された。
検察側は、Aさんは男と事前共謀があったと主張。弁護側は、男が金銭を恐喝することをAさんは知らずに立ち会い、恐喝の故意も共謀もなかったと無罪を主張していた。
半田裁判官は、Aさんが取り調べ段階で、県警の取調官から「認めれば早く出られる」と働きかけられて虚偽の自白をし、取調官の誘導に合わせて虚偽の自白を重ねた可能性があると認めた。検察の取り調べにも影響した疑いがあるとして「自白した検察と警察の調書は信用性が認められない」と断じた。
地検は「主張が認められなかったことは遺憾。判決内容を詳細に検討のうえ、適切に対応したい」とコメントした。
脅迫の疑いで男を逮捕=宮崎
2013.07.26 西部朝刊
日南署は25日、大阪府吹田市、会社員A容疑者(49)を脅迫容疑で逮捕した。発表によると、A容疑者は13、14日、日南市内の女性(19)に「周りを巻き込んでめちゃくちゃにする」などと脅迫するメールを3回送った疑い。A容疑者と女性は以前、同じ会社に勤務していた。A容疑者はメールの送信は認めているが、「脅すつもりはなかった」などと供述しているという。
「ネット通じ会った」6%弱み握られ被害も発生 携帯、スマホ所有98%県内高校生
2013.07.24 山梨日日新聞
山梨県教委が昨秋、県内の高校生約520人を対象に行ったアンケートで「携帯電話やスマートフォンを持っている」と答えた生徒は98・5%を占め、うち57・7%がスマートフォンを所有。スマートフォンの普及が進む中、県教委高校教育課は「生徒がトラブルに巻き込まれないよう、授業を通じ利用のマナーやルールを伝えていくことが大切になる」としている。
調査対象の高校生の利用方法は動画閲覧や音楽ダウンロードが中心だったが、SNS利用者も35・8%に上った。「ゲームなどで知り合った人と連絡を取り合った」と答えた生徒は29・2%。「ネット上で知り合った人と実際に会った」と回答した生徒も6・5%いた。
一方、県警少年課によると、県内では昨年ごろから、出会い系サイトやSNSを通じ、女子高生が脅迫などの被害に遭ったとの届け出があるという。
同課は「容疑者が言葉たくみに女子高生を信用させ、本人の画像を送らせるなどして弱みを握り、脅迫や暴行を加えたケースもある。スマートフォンのアプリなどを使用する際は、不用意に個人情報を流出させないよう心掛けてほしい」としている。
元教え子脅迫容疑 臨時教諭懲戒免職=群馬
2013.07.21 東京朝刊
太田市教育委員会は20日、同市立商業高校のA臨時教諭(32)を懲戒免職処分にしたと発表した。管理責任を問い、同校の校長(54)と教頭(52)を文書訓告処分とした。処分はいずれも19日付。
発表によると、A臨時教諭は2日、教え子だった女性を脅迫したり、交際を求めたりする大量のメールを送ったとして脅迫とストーカー規制法違反容疑で県警に逮捕された。19日に略式起訴され、50万円の罰金刑を受けたという。
帰宅の女子中生脅迫 中学教諭に有罪判決=多摩
2013.07.20 東京朝刊
帰宅中の女子中学生を脅したとして、脅迫罪に問われた小平市立中学校教諭、A被告(29)(起訴休職中)の判決が19日、地裁立川支部であり、倉沢千巌裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)を言い渡した。A被告は即日控訴した。
判決によると、A被告は2012年7月25日夜、小平市の路上で女子中学生(当時14歳)の口を塞ぎ、「刺されたくなかったら、ついてこい」などと脅した、とされる。
倉沢裁判官は「犯人の顔や服装を見た」とする被害者の証言を「信用できる」と認め、弁護側の無罪主張を退けた。
記者を脅迫 略式起訴
2013.07.20 東京朝刊
朝日新聞の男性記者(30)を脅したとして、姫路区検は19日、露天商A容疑者(48)を脅迫罪で姫路簡裁に略式起訴した。A容疑者は、山口組系暴力団に用心棒代を支払ったとして兵庫県公安委員会が県内の露天商らでつくる「県神農商業協同組合」の名前を公表した際、取材を担当した男性記者に電話をかけ、脅したとして、6月30日に県警に脅迫容疑で逮捕されていた。
脅迫の疑い
2013.07.19 朝刊
【愛知県】蟹江、稲沢両署は18日、暴力行為等処罰法違反(脅迫)の疑いで、いずれも刈谷市小垣江町の自称暴力団組長A(39)と会社員B(42)の両容疑者を逮捕したと発表した。
容疑では、2人は共謀し5月19日午後3時ごろ、刈谷市内の路上に弥富市の内装業男性(39)を呼び出し、A容疑者が「このまま帰れると思うな」と脅迫、B容疑者は携帯電話で「万が一の時はすぐに応援に来い」などと、威力を示して男性を脅したとされる。
蟹江署によると、両容疑者は「脅していない」と容疑を否認している。男性はA容疑者の配下の組員に金を貸しており、返済をめぐるトラブルから呼び出された。
元上司を脅迫 容疑の63歳逮捕 東灘署=兵庫
2013.07.18 大阪朝刊
以前勤務していた会社の上司に脅迫文を送りつけたとして、東灘署は17日、宝塚市中山桜台の無職、A容疑者(63)を脅迫容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると、A容疑者は、かつて勤務していた大手セメント会社の男性社員(72)(神戸市東灘区)に対し、今年4月、「命があると思うな、いつまでも」などと書いたはがきを送りつけ、脅した疑い。
男性社員は人事権を持っていたといい、同署はA容疑者が数年前、子会社に異動させられたことを逆恨みして犯行に及んだとみている。
職質した女性に脅迫文 恐喝未遂容疑 金を要求 警官逮捕 兵庫県警
2013.07.15 大阪朝刊
職務質問をしたことがある女性に脅迫文を送り、金を脅し取ろうとしたとして、兵庫県警は14日、同県警相生署地域課の巡査部長・A容疑者(44)(兵庫県たつの市龍野町堂本)を恐喝未遂容疑で逮捕した。「金を要求する手紙は届けたが、実際に取るつもりはなかった」と、容疑を一部否認しているという。
発表によると、A容疑者は6月10日昼、同僚とパトカーで巡回中、たつの市内で、人通りの少ない道路に駐車中の乗用車に乗っていた40歳代の女性に職務質問。その際知った女性の事情などを記した脅迫文を、今月3日に送り、金を脅し取ろうとした疑い。金を渡さなければ、女性の名誉を傷つける、との文面だったという。県警は、脅迫の詳しい内容については、「女性のプライバシーに触れるので公表できない」としている。
A容疑者は1989年の採用。県内各地の警察署を経て今年3月に相生署に配属され、パトカー勤務をしていた。有田幸司・監察官室長は「事実関係を調査し、厳正に対処する」とコメントした。
脅迫容疑で68歳逮捕=石川
2013.07.14 東京朝刊
金沢西署は13日、金沢市金石本町、アルバイトA容疑者(68)を脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、A容疑者は12日午後6時40分頃、金沢市の50歳代の会社員女性の携帯電話に電話をかけ、「とぼけていると、攻撃するぞ」などと脅迫した疑い。
調べに対し、A容疑者は「攻撃するとは言ったが、脅したつもりはない」と供述しているという。
A容疑者と女性は約1週間前、駐車場で駐車方法を巡ってトラブルになり、連絡先を交換していたという。
脅迫メール:19回、県警が容疑の30歳逮捕 /神奈川
2013.07.14 地方版/神奈川
別れ話のもつれから元交際相手の母親に脅しのメールを送ったとして、県警人身安全事態対処プロジェクトは12日、川崎市多摩区菅6の無職、A容疑者(30)を脅迫容疑で逮捕した。ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)、児童虐待などに対応するため、今月12日に発足したプロジェクトが検挙したのは初めて。
逮捕容疑は、11日夜、以前に交際していた女性(16)の母親(42)=横浜市都筑区=の携帯電話に「世の中物騒だからねー。窓割って家入られたりするからねー。気をつけてくださいね」など、危害を加えることをほのめかすメールを計19回送信し、脅迫したとしている。
LINEで脅迫した疑い
2013.07.14 朝刊
【長野県】千曲署と県警生活環境課サイバー犯罪対策室は13日、脅迫の疑いで、須坂市小河原、アルバイト従業員A容疑者(23)を逮捕した。
逮捕容疑は、6月18日、スマートフォン(多機能携帯電話)向けの無料通信アプリ「LINE(ライン)」を利用して、北信地区に住む知人女性に対し「本気で殺すぞてめえ」「ガソリンまいて家燃やすか」などのメッセージを送信したとされる。
「LINE」使い脅迫メール送信 神奈川県警、容疑者逮捕
2013.07.13 夕刊
スマートフォン(多機能携帯電話)の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、元交際相手の母親に「徹底的に追い込む」などと書いたメールを送ったとして、神奈川県警は十二日、脅迫の疑いで川崎市多摩区菅六、無職A容疑者(30)を逮捕した。
危険なストーカー事案などの早期摘発を掲げ、同日発足した県警の「人身安全事態対処プロジェクト」による初の逮捕となった。逮捕容疑は十一日午後六時十分ごろから同九時五十分ごろの間、元交際相手の高校二年の女子生徒(16)の母親(42)=横浜市都筑区=に「徹底的に追い込みますから」「世の中物騒だからねー。窓割って家入られたりするからねー」などと脅す内容のメッセージをLINEで計十九回送ったとされる。
県警によると、A容疑者は昨年五月から女子生徒と交際していたが別れを切り出された。「メッセージは送ったが、こちらにも言い分がある」と供述している。
脅迫:女性脅した容疑で小学教諭を逮捕--さいたま /埼玉
2013.07.11 地方版/埼玉
女性の裸を写真に撮影して脅したとして、大宮署は10日、さいたま市北区吉野町2、市立指扇小学校教諭、A容疑者(28)を脅迫容疑で逮捕した。同署によると、「写真を撮ったことは間違いない」と容疑を大筋で認めているという。
逮捕容疑は9日午後9時5分ごろ、同市北区のホテルで、同区の女性(20)を「これからも会ってくれるよね。裸の写真撮ったからね」などと脅したとしている。女性はすきを見てホテルから110番した。同署によると、A容疑者は同日、市内の路上で帰宅途中の女性に声を掛けたといい、「電車内で見かけて気になった」と供述しているという。
同校の石井寛校長は「事実とすれば人間として許されない行為。対応を検討したい」と話した。
脅迫容疑で小学校教諭逮捕
2013.07.11 朝刊
【埼玉県】大宮署は十日、脅迫の疑いでさいたま市北区吉野町二、同市立指扇小学校教諭A容疑者(28)を逮捕した。
逮捕容疑では、九日午後九時五分ごろ、同市北区のホテルで、近くに住む女性(20)を「裸の写真を撮った。現像してばらまく」などと脅したとされる。署によると、A容疑者は「これからも会いたくて脅した」と大筋で容疑を認めているが、「『写真をばらまく』とは言っていない」と話しているという。
A容疑者は近くの駅で女性に声を掛けてホテルに連れ込み、女性がすきを見て一一〇番した。
女子大生脅迫容疑 小学校教諭を逮捕
2013.07.10 東京夕刊
埼玉県警大宮署は10日、さいたま市北区吉野町、市立指扇(さしおうぎ)小学校教諭A容疑者(28)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、A容疑者は9日午後9時5分頃、同区のホテルで、同市に住む女子大生(20)に「これからも会ってくれるよね。裸の写真をばらまくよ」などと脅した疑い。
調べに対し、A容疑者は「また会いたいから脅した」などと供述しているという。
暴行と脅迫容疑でパチンコ客を逮捕
2013.07.07 朝刊
【愛知県】豊田署は5日、暴行と脅迫の疑いで東郷町春木、薬訪問販売業A容疑者(43)を逮捕した。
容疑は、6月29日午後10時40分ごろ、豊田市のパチンコ店で男性従業員(40)のネクタイを引っ張り、店外に連れ出すなどの暴行を加え、この従業員と別の男性従業員(34)に対し「店舗を壊す」「スタッフや客を車ではねる」などと脅迫したとされる。
署によると、A容疑者は店の常連で、パチンコで負けたことに腹を立てたとみられる。暴行は認めているが、脅迫については否認している。
女性を脅した疑いで大学生を逮捕=佐賀
2013.06.29 西部朝刊
鳥栖署は28日、福岡県大木町福土、大学生A容疑者(20)を暴力行為等処罰法違反(脅迫など)の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は4月18日深夜から翌日未明にかけて、基山町から福岡県筑紫野市までの自分が運転する軽乗用車内で、県内の知り合いの女性(20歳代)に対し、ナイフを見せながら「殺してやろうか」などと脅したり、両手で首を絞め付けたりした疑い。容疑を認めているという。
脅迫メールを送った疑い
2013.06.25 朝刊
【愛知県】東署は24日、脅迫の疑いで、半田市亀崎高根町3、派遣社員A容疑者(42)を逮捕した。逮捕容疑では5月23日から6月4日までの間、元交際相手の会社役員女性(29)の携帯電話に「愛情が殺意へと変化して行きそうで自分が怖くなりました」などと脅迫するメール5通を送ったとされる。
東署によると、A容疑者は「メールは送ったが脅したつもりはない」と容疑を否認している。
池田町長脅迫容疑で再逮捕 母子「町営住宅退去させられた」=中部
2013.06.17 中部朝刊
岐阜県警は16日、同県池田町の岡崎和夫町長を脅したとして、同県揖斐郡内の無職女(52)と長男の無職少年(16)を脅迫容疑で再逮捕した。
発表によると、2人は今年4月13日午後8時35分頃、同県大垣市草道島町の公衆電話から、池田町役場に電話をかけ、応対に出た男性職員(28)に「岡崎和夫は警護付きですか。必ず命はもらう、と伝えてください」と脅迫した疑い。
県警は少年が電話をかけ、女は少年を公衆電話の場所まで車で送っていたとみている。少年は「僕が話した」と供述しており、女は「間違いありません」と容疑を認めているという。
2人は以前、同町の町営住宅に住んでいたが、家賃の滞納で、昨年9月に強制退去となり、「町営住宅を追い出されたことが許せない」と話しているという。
また、今年3月に公用車に落書きしたり、パンクさせたりした器物損壊事件についても、2人は関与を認めているという。
2人は池田町の消防器具庫から無線機を盗んだとして、今月5日に逮捕された。
脅迫メールを送った疑い=佐賀
2013.06.17 西部朝刊
佐賀署は16日、山口県防府市牟礼、無職A容疑者(60)を脅迫の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は3月5日午前5時40分頃、県内に住む知人女性(20歳代)の勤務先のパソコンに「あなたのもとにヒットマンが行くかも知れませんよ」などと書いたメールを送り、女性を脅した疑い。容疑を認めているという。
元交際相手を脅迫の男逮捕=北九州
2013.06.15 西部朝刊
小倉北署は14日、北九州市八幡東区桃園2、自称会社員A容疑者(23)を脅迫の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は13日、同市小倉北区に住む元交際相手の女性(18)宅のポストに「貴方を殺す」などと書いた手紙を入れた疑い。容疑を認めている。女性は今月初旬に別れを切り出した際、憤慨したA容疑者から顔をたたかれるなど暴行を受けた上、その後もメールで「会わんと殺す」「押しかけるぞ」などと脅されていたという。
修学旅行脅迫状:阿知須中脅迫の男に罰金50万円--簡裁 /山口
2013.06.15 地方版/山口
今年5月、山口市立阿知須中学校に修学旅行中止を求める脅迫状を郵送したとして、山口区検は13日、山口市阿知須の無職の男(35)を山口簡裁に威力業務妨害罪で略式起訴した。簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し男は即日納付した。
起訴状によると男は5月9日、同校に「修学旅行襲撃予告」などと書いた文書を送り、修学旅行を中止させるなどしたとされる。
ビラで脅迫し逮捕 長浜の男性不起訴
2013.06.15 朝刊
【滋賀県】危害を加えると予告する内容のビラを家に投げ込んだとして、脅迫の疑いで長浜署に逮捕された長浜市下坂浜町の無職男性(60)を、大津地検は十四日、十三日付で不起訴にしたと発表した。地検は理由について明らかにしていない。
逮捕容疑では、同市内の無職男性(43)宅に「おまえわしね、ひおつけてやる」など書いたビラを投げ込み、脅迫したとされる。
鶴見区役所に脅迫電話 /神奈川県
2013.06.13 東京地方版/神奈川
12日午前10時50分ごろ、横浜市鶴見区役所の高齢・障害支援課に男性の声で「区役所の駐輪場に爆弾をしかけた」との電話があった。区によると、区職員や通報で駆けつけた鶴見署員が駐輪場を確認したが、不審な物は発見されなかったという。
脅迫容疑で逮捕=富山
2013.06.09 東京朝刊
富山南署は8日、愛知県岡崎市竜泉寺町、無職男(31)を脅迫容疑で逮捕したと発表した。発表によると、男は5日午後9時頃、元交際相手の富山市の女性看護師(26)の携帯電話に「こっちにも考えがあるぞ」などのメールを送り脅した疑い。女性がインターネットの会員制交流サイト「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」(SNS)で投稿した近況の内容に腹をたてたという。
脅迫容疑で男を逮捕
2013.06.09 朝刊
【岐阜県】各務原署は8日、脅迫の疑いで、各務原市川島緑町2、会社員A容疑者(43)を逮捕した。
逮捕容疑では、6日夕、美濃加茂市の無職の男性(38)と電話中、「殺したるわ」と脅したとされる。署によると、おおむね容疑を認めている。
署は、女性関係のもつれからトラブルになったとみている。被害者の男性は、猟銃所持許可証を持つA容疑者が「撃って殺す」と言っているのを共通の知人を介して知り、確認のために電話したところ、脅されたという。
富山の女性をメールで脅した疑い
2013.06.09 新聞朝刊
■富山の女性をメールで脅した疑い 富山南署は8日、脅迫の疑いで愛知県岡崎市の無職の男(31)を逮捕した。
逮捕容疑は今月5日午後9時ごろ、以前交際していた富山市の女性看護師(26)の携帯電話に「こっちにも考えがあるぞ」などと記したメールを送った疑い。
同署によると、男は女性がインターネットの交流サイト「フェイスブック」上に掲載した文章に怒り、メールを送った。記事の内容は男と無関係だったという。交際時に暴力を受けたことがあり、恐怖を感じた女性が被害届を出した。同署は刑事責任能力の有無も含め調べている。
サッカー元代表・O容疑者を逮捕 妻を脅迫の疑い=続報注意
2013.06.07 東京朝刊
神奈川県警戸塚署は6日、女優のSさん(36)を脅迫したとして、夫でサッカー元日本代表のO容疑者(37)を脅迫容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。
同署によると、O容疑者は今月4日午後3時半ごろ、Sさんに対して「今から殺しに行くから」などと電話で告げて脅した疑いがある。Sさんは4日夜に、同署に相談。O容疑者は6日夜、出身地の兵庫県尼崎市内で逮捕された。
O容疑者は神戸弘陵高校からジュビロ磐田に入団。横浜F・マリノス、横浜FCに在籍した。J1で通算280試合で62得点。日本代表としては、国際Aマッチ26試合で2得点。2011~12年に横浜FC強化部長を務めた。
<続報注意>
横浜地検は2013年6月27日、Oさんを起訴猶予にした。
中学主任教諭を痴漢で懲戒免職 女性脅迫の教員、失職
2013.06.06 朝刊
【東京都】電車内で女性に痴漢をしたとして、都教育委員会は五日、清瀬市立清瀬中学校のA主任教諭(59)を懲戒免職とした。電話で女性を脅迫したとして有罪判決を受けた、練馬区立豊玉第二中学校のB教員(38)の失職も発表した。
都によると、A教諭は昨年四月、飲酒した帰りの電車で女性の胸を触るなどし、五月に強制わいせつ容疑で書類送検された。
B教員は昨年十二月、アンケートを装った電話で知り合った山形県の女性に対し、女性の情報をインターネットで流すと脅して面会を求め、強要未遂容疑で逮捕された。今年三月に猶予付き判決が確定したのを受けて失職した。
名誉毀損(きそん)と脅迫の疑い
2013.06.05 朝刊
【滋賀県】草津署は3日、名誉毀損と脅迫の疑いで、草津市の会社役員男性(37)を書類送検した。
署によると、男は1月中旬、草津市に住む無職男性(78)を中傷する内容の文書計1800枚を6回にわたり、この男性宅の近くにまき、名誉を毀損したとされる。また同月21日ごろ「卑劣な人間は町から出て行け」などと書かれた文書を男性宅に送り付け脅迫したとされる。
署によると、被害者の男性は送検された男性が役員を務める会社の元経営者。容疑を認めているという。
脅迫動画で被害届 名指し中傷教諭も 秋田市立泉中=秋田
2013.05.29 東京朝刊
インターネットの動画投稿サイトに、秋田市立泉中学校の生徒らの殺害を予告する動画が投稿された問題で、同校は28日、犯行予告日の27日に授業を中止せざるを得なくなったとして、秋田中央署に被害届を出した。
また、先月29日に投稿された動画で、名指しで中傷された同校の男性教諭も26日、同署に被害届を出し、27日に受理された。
同署は、威力業務妨害と名誉毀損(きそん)の疑いで、動画を投稿した人物を調べている。
女性脅迫裁判の判決 被告体調不良で延期=宮城
2013.05.29 東京朝刊
知人女性を中傷する文書を郵送したり、女性の勤め先の役員を脅したりしたとして、名誉毀損(きそん)と脅迫罪に問われた東京都杉並区阿佐谷北、元毎日新聞記者・A被告(41)の裁判で、仙台地裁は28日、予定していた判決を延期した。A被告の弁護人によると、体調不良で出廷できなくなったという。
脅迫メール送った疑い
2013.05.27 朝刊
【岐阜県】加茂署は25日、脅迫の疑いで、可児市今渡、ダンプ運転手A容疑者(51)を逮捕した。
逮捕容疑では、24日夜、交際する美濃加茂市の女性(31)の携帯電話に「どこにいても見つけ出して殺してやる」などとしたメールを送信して脅したとされる。
署によると、A容疑者は交際をめぐって今月上旬からメールや電話をしており、女性から相談を受けていた。容疑を「間違いありません」と認めている。
脅迫容疑などで女逮捕=佐賀
2013.05.19 西部朝刊
伊万里署は18日、伊万里市二里町大里甲、無職A容疑者(43)を住居侵入と脅迫の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は16日午後6時から17日午前8時30分の間、近くの無職女性(87)方の敷地内に侵入。住宅の床下にある通気開口部に新聞紙などを差し入れ、近くにガソリンのような液体が入ったたばこの箱ほどの容器を置き、危害を加えるような脅迫をした疑い。容疑を認めているという。同署によると、2人は顔見知りという。
脅迫容疑で逮捕=富山
2013.05.17 東京朝刊
富山中央署は16日、富山市秋吉、Y組系暴力団幹部の無職A容疑者(41)を脅迫の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は12日午後4時半頃、県東部の男性(21)が経営する同市内の土木建築会社の乗っ取りを企て、男性に電話で「もうヒラになれ」「今後は会社の上がりは全て俺がもらう」などと脅迫した疑い。「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
男性は今年に入り、暴力団員と知りながらA容疑者をアルバイトとして雇ったことがあったという。同署はA容疑者が会社を乗っ取り、利益を暴力団の資金源にしようとしたとみて調べている。
脅迫容疑で大学生を逮捕 酒田署 /山形県
2013.05.12 東京地方版/山形
酒田署は11日、酒田市の東北公益文科大1年の少年(18)を脅迫容疑で逮捕した。容疑を認めているという。署によると、少年は今月、庄内地方に住む知人の10代の少女の携帯電話に「殺してやる」などのメールを2、3回送信し、脅した疑いがある。同大は「学生指導に取り組み、迷惑をかけないようにしたい」としている。
脅迫メールを送った疑い
2013.05.12 朝刊
【岐阜県】関署は11日、脅迫の疑いで、関市西神野、無職A容疑者(39)を逮捕した。
逮捕容疑では、7日深夜、市内のパート店員の女性(31)の携帯電話に、危害を加えるとした内容のメールを送ったとされる。署によると、A容疑者は「全く身に覚えがない」と否認。同容疑者は先月16日、女性を車で連れ回した監禁容疑で現行犯逮捕され、7日に釈放された。
脅迫疑いで砺波の少年逮捕 富山中央署
2013.05.12 新聞朝刊
■脅迫疑いで砺波の少年逮捕 富山中央署は11日、脅迫の疑いで砺波市の無職少年(17)を逮捕した。逮捕容疑は10日午後5時ごろ、富山市豊田本町の路上で、以前交際していた県東部在住の女子高校生(18)につきまとい、「親をぶん殴ってやる」などと脅した疑い。
元記者に3年求刑 知人女性脅迫=宮城
2013.05.10 東京朝刊
知人女性を中傷する文書を郵送したり、女性の勤め先の役員を脅したりしたとして、名誉毀損(きそん)と脅迫罪に問われた東京都杉並区阿佐谷北、元毎日新聞記者・A被告(41)の論告が9日、仙台地裁(柴田雅司裁判官)であった。検察側は「ゆがんだ感情に基づく悪質な行為」として、懲役3年を求刑し、結審した。判決は28日。
論告で検察側は、知人の女性会社員(当時27歳)に「死」と書かれたファクスを送ったことについて、「『自分が殺されるのではないか』と、恐怖心を抱かせるのに十分な行為」と指摘。「女性宅のポストに手を入れたことで東京に異動になったことを逆恨みして犯行に及んだ」と述べた。
一方、弁護側は「恋愛感情は有しておらず、いわゆるストーカーではない。うつ病で判断能力が低下していた」などと主張し、執行猶予付き判決を求めた。
脅迫容疑の男性を仙台地検が釈放/仙台簡裁、勾留理由大半示さず/裁判官を
2013.05.09 河北新報記事情報
脅迫容疑の男性を仙台地検が釈放/仙台簡裁、勾留理由大半示さず/裁判官を弁護人批判
「必要があったのか」
仙台地検は8日、暴行と脅迫の疑いで逮捕、送検された白石市の男性会社役員(32)を処分保留で釈放した。仙台簡裁の裁判官が勾留理由の大半を示さなかった経緯があり、弁護人は「本当に勾留の必要性があったのか」と批判している。
男性は4月17日に逮捕され、暴行容疑は認めたが、脅迫容疑は否認。弁護人は簡裁に勾留延長を認めず、釈放するよう求めた。勾留理由開示の法廷では、裁判官が大半の理由を「示す必要はない」と答え、弁護人と押し問答になる場面があった。この後、勾留は1度延長された。
弁護人は「勾留理由を示すのは憲法の規定だ。これでは何のための勾留か分からない」と話す。
男性は2月、経営する市内の会社事務所で30代の男性建設作業員と借金の返済時期をめぐって口論となり、男性の胸ぐらをつかんで壁に押し付け、カッターナイフを突き付けて脅したとして逮捕、送検されていた。
被告、脅迫罪含め全面否認へ 長崎2女性殺害
2013.05.01 共同通信
長崎県西海市でストーカー行為をしていた相手の女性の家族2人を殺害したとして、殺人罪などで起訴されたA被告(28)=三重県桑名市=が、長崎地裁で14日から始まる裁判員裁判で起訴内容を全面否認することが分かった。1日に再開した公判前手続きの協議後、弁護人が明らかにした。
4月3日にいったん終了した公判前手続きでは、殺人罪などは否認する一方、女性のきょうだいら8人に脅迫メールを送ったとする脅迫罪は認める方針を示していた。
弁護人によるとその後、脅迫罪についても否認に転じたといい、これまでの共同通信記者による面会取材の際は「メールは自分が送ったわけではない」と話していた。
このため1日に公判前整理手続きが再開され、審理日程などを再協議した。7日にも再度協議するが、既に決まっていた日程の変更はない見通しで、5月14日に初公判が開かれ、6月14日に判決が言い渡される。
起訴状によると、A被告は2011年12月16日、西海市にある女性の父、Bさん(59)方などに侵入。母Cさん=当時(56)=と祖母Dさん=当時(77)=を刺殺し、2人の財布を盗んだなどとしている。
これまでの面会取材でA被告は、殺人罪についても「殺していないし現場にも行っていない」と否認している。
元交際相手への脅迫容疑で男逮捕 熊野署 /三重県
2013.04.29 大阪地方版/三重
熊野署は28日、神戸市長田区御屋敷通2丁目、会社員A容疑者(46)を脅迫容疑で逮捕し、発表した。
署によると、A容疑者は27日午前11時半ごろ、以前交際していた熊野市内の女性(18)に対し「どこかで会ったら、その場で殺(や)ってあげるよ」などと、携帯電話のメール機能を使って脅迫した疑いがある。女性はA容疑者に以前から嫌がらせを受けていたといい、同日夜、署に被害届を出していた。
脅迫の疑いで会社員逮捕
2013.04.29 朝刊
【三重県】熊野署は28日、脅迫の疑いで神戸市長田区御屋敷通、会社員A容疑者(46)を逮捕した。
逮捕容疑では27日午前11時半ごろ、携帯電話で、熊野市の飲食店店員で元交際相手の女性(18)に「どこかで会ったら殺してやる」という内容のメールを送ったとされる。
携帯電話でメールを受けた女性が同日、同署に被害届を出した。署によると容疑を認めている。
盛岡の脅迫:文書郵送の警官、強要未遂罪で起訴--地検 /岩手
2013.04.27 地方版/岩手
知人女性の交際相手に脅迫文を郵送したとして脅迫容疑で逮捕された盛岡東署交通課主任の巡査部長、A容疑者(42)について、盛岡地検は26日、強要未遂の罪に切り替えて盛岡地裁に起訴した。
起訴状によると、A被告は1月31日と2月10日ごろの計2回、知人女性が交際する男性の勤務先に「地獄に落ちろ」「一刻も早く岩手から立ち去れ」などと書いた文書2通を郵送。男性を脅し、勤務地を変えるよう要求したとされる。
脅迫容疑で高校生逮捕=秋田
2013.04.25 東京朝刊
秋田中央署は24日、秋田市の男子高校生(18)を脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、男子高校生は3月上旬、以前交際していた市内の女子高校生(当時16歳)の携帯電話に「お前を殺す」などと脅迫するメールを数回送った疑い。男子高校生は何度も復縁を迫るメールを送りつけていた。
新たに3人逮捕 LINE恐喝容疑 富山中央署 少年少女7人に
2013.04.23 朝刊
携帯電話の無料通信アプリ「LINE」を使った恐喝事件で、富山中央署と上市署は22日、恐喝の疑いで新たに、いずれも富山県東部の瓦工少年(15)と高校1年の少年(15)、中学3年の少女(14)の3人を逮捕した。一連の事件で逮捕された少年少女は計7人になった。
3人の逮捕容疑は、いずれも県東部の無職少年(17)=恐喝容疑で逮捕済み=と中学3年の少女(14)=同=と共謀し、2月28日午後6時から同9時ごろにかけて、LINEを利用して富山市内の男性(26)を上市町の公園に呼び出し、「中学生を連れていたことを警察に言うぞ」などと脅迫。公園で暴行を加えたり、コンビニ店の現金自動預払機(ATM)から現金を引き出させるなどして、計5万2千円を奪った疑い。
富山中央署によると、瓦工少年と高校1年の少年は容疑を認めており、中学3年の少女は否認している。被害男性は、少女2人と出会い系サイトで知り合ってLINEで連絡を取り合うようになり、2人を車で送迎するなどしていた。上市署は3月中旬に男性の被害届を受理した。
富山中央署は、逮捕済みの無職少年と中学3年の少女を、今回の容疑で富山地検に追送致する。少年少女らが同様の手口で恐喝行為を繰り返していた疑いがあるとみて捜査する。
LINEを使い 中3ら男性恐喝 富山、容疑で3人逮捕
2013.04.23 朝刊
スマートフォン(多機能携帯電話)の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で呼び出した男性から現金を脅し取ったとして、富山中央署は22日、恐喝の疑いで、中学3年の女子生徒(14)と、いずれも15歳の高校1年の男子生徒と建築作業員の少年を逮捕した。
逮捕容疑は2月28日夜、富山県上市町の公園に呼び出したアルバイト男性(26)を「中学生を連れていたことを警察に言うぞ」などと脅迫し、腹を殴って現金5万2千円を脅し取った疑い。
同署によると、女子生徒は「その場にいたが、参加していない」と話し、容疑を否認。少年2人は容疑を認めている。
同署は7日、LINEで誘い出した男性から現金を脅し取った疑いで、別の少年少女4人を逮捕した。
メールで脅迫の疑いで中学教諭を逮捕
2013.04.21 朝刊
【群馬県】太田署は二十日、交際相手の女性をメールで脅したとして、脅迫の疑いで桐生大付属中教諭、A容疑者(45)=栃木県足利市鹿島町=を逮捕した。
逮捕容疑は、交際していた女性(45)に別れ話を切り出され、二月二十二日午後九時ごろ、携帯電話に女性のプライバシーを暴露するという趣旨のメールを送り、脅迫したとされる。女性が十九日、太田署に被害届を出した。
脅迫容疑で大学生逮捕=山形
2013.04.19 東京朝刊
寒河江署は18日、埼玉県戸田市の大学生の少年(18)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、少年は3月下旬~4月上旬、スマートフォンの無料通話アプリ「LINE(ライン)」のチャット機能を使い、村山地方の元交際相手の少女(18)に「『誰とでも付き合う女』などとインターネット上に書き込む」「大学に通えなくしてやる」などと書いたメールを十数通送りつけて脅迫した疑い。
少年は調べに「まだ好きだった」と供述している。少女とは高校時代から交際していたが、別れを切り出された3月下旬から、ラインを使って1日に数百通ものメールを送りつけるようになったという。
交際女性の脅迫容疑で逮捕
2013.04.17 朝刊
【岐阜県】養老署は16日、脅迫の疑いで、大垣市中川町2、無職A容疑者(62)を逮捕した。
逮捕容疑は、3月26日午前1時5分ごろから同6時20分ごろにかけ、交際中の同市の会社員女性(53)に電話で複数回にわたり「裸の写真をばらまく」などと脅したとされる。容疑を一部否認しているという。
署によると、A容疑者は女性に冷たい態度をとられて立腹。養老町内にある女性の複数の関係者宅に写真をばらまいたため、女性から同7時20分ごろ通報があったという。
中学に脅迫電話 容疑の49歳逮捕 敦賀=福井
2013.04.12 大阪朝刊
敦賀市内の中学校に脅迫電話をかけたとして、敦賀署は11日、同市本町、代行運転手A容疑者(49)を脅迫容疑で逮捕した。A容疑者は「やっていない」と否認している。
発表によると、A容疑者は10日午前10時5分頃、市内の中学校に電話し、「学校に行き、めちゃくちゃにしてやる」などと脅迫した疑い。A容疑者と同校の生徒や教職員には面識はないという。
脅迫容疑で男逮捕
2013.04.12 朝刊
【福井県】敦賀署は11日、脅迫の疑いで、敦賀市本町2の代行運転手A容疑者(49)を逮捕した。逮捕容疑は10日午前10時5分ごろ、市内の中学校に電話で「学校に行き、めちゃくちゃにしてやる」などと脅したとされる。容疑を否認している。
脅迫容疑の男性警官 ほかにも嫌がらせか=岩手
2013.04.10 東京朝刊
知人女性と交際している会社員男性(31)宛てに脅迫文を送りつけたとして、盛岡市中堤町、盛岡東署巡査部長、A容疑者(42)が脅迫の疑いで逮捕された事件で、男性が勤める会社の車のタイヤがパンクさせられたり、女性の家族に脅迫文が送られたりしていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
男性と女性は県警に被害の相談をしているといい、県警では、A容疑者がかかわっている可能性もあるとみて捜査を進めている。
捜査関係者によると、A容疑者は逮捕時、男性に脅迫する内容の封書などを送りつけた容疑を否認していたが、現在は「被害者らに申し訳ないことをした」と認めているという。
弁護士脅迫容疑で逮捕=山形
2013.04.10 東京朝刊
山形署は9日、山形市西田、設備管理会社員A容疑者(37)を脅迫容疑で逮捕した。発表などによると、A容疑者は3日、県弁護士会に所属する村山地方の女性弁護士の所属事務所の留守番電話に、「身の回りを気を付けろ。襲ってやるからな」などとメッセージを残し、弁護士を脅迫した疑い。
A容疑者は同署の調べに「仲裁の結果に不満があった」と供述しており、同署は、A容疑者が弁護士に逆恨みをしたとみて調べている。
脅迫:容疑の巡査部長、繰り返し嫌がらせか パンクさせた疑いも /岩手
2013.04.09 地方版/岩手
知人女性の交際相手に脅迫文を郵送したとして、盛岡東署交通課主任の巡査部長、A容疑者(42)が脅迫容疑で逮捕された事件で、A容疑者が逮捕容疑の他にも脅迫文を送るなどの嫌がらせを繰り返していた疑いがあることが8日、捜査関係者への取材で分かった。
A容疑者は、知人女性の交際男性(31)の勤務先に1月下旬から2月中旬、「営業所を辞めて立ち去らなければ、危害を加える」などと記した封書とはがき計2通を郵送した疑いで逮捕された。
捜査関係者によると、この他にも昨年秋以降、知人女性の家族に脅迫文を送ったり、脅迫に遭った男性の会社の車をパンクさせたりした疑いがあり、被害者の相談を受けた県警が捜査を進めている。県警捜査1課によると、A容疑者は逮捕当時は容疑を否認したが、現在は「被害者や県民に申し訳ないことをした」と認め、反省しているという。
LINEで男性誘い恐喝容疑*中3少女ら逮捕
2013.04.08 北海道新聞朝刊全道
スマートフォン(多機能携帯電話)の無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて面会を持ちかけ、誘い出した男性から現金を脅し取ったとして、富山中央署は7日、恐喝の疑いで、中学3年の女子生徒(14)と同級生の男子生徒ら14~16歳の少年3人を逮捕した。
逮捕容疑は6日深夜から7日未明にかけ、富山市の公園で、富山県上市町の男性(21)を「金を出すのか」「警察に行くか」などと言って脅迫し、6万円が入った財布を脅し取った疑い。
同署によると、女子生徒がラインを通じて知り合った男性に「会いましょう」などと言って公園に誘い出していた。
4人は「金が欲しかった」などと話し、いずれも容疑を認めている。「同じような方法で、他にも10回ぐらい金を取った」と話しており、同署が裏付けを進めている。
男性は殴る蹴るの暴行を受けており、同署は傷害の疑いでも捜査する。女子生徒は男性とは初対面だった。
LINEで恐喝容疑 スマホ無料通信アプリ 富山県、中3女生徒ら逮捕
2013.04.08 朝刊
スマートフォン(多機能携帯電話)の無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて面会を持ちかけ、誘い出した男性から現金を脅し取ったとして、富山中央署は7日、恐喝の疑いで、中学3年の女子生徒(14)と同級生の男子生徒ら14~16歳の少年3人を逮捕した。
逮捕容疑は6日深夜から7日未明にかけ、富山市の公園で、富山県上市町の男性(21)を「金を出すのか」「警察に行くか」などと言って脅迫し、6万円が入った財布を脅し取った疑い。
同署によると、女子生徒がラインを通じて知り合った男性に「会いましょう」などと言って公園に誘い出していた。
4人は「金が欲しかった」などと話し、いずれも容疑を認めている。「同じような方法で、他にも10回ぐらい金を取った」と話しており、同署が裏付けを進めている。
男性は殴る蹴るの暴行を受けており、同署は傷害の疑いでも捜査する。
LINE悪用 裸の画像 20代男 少女に送らせた疑い 福岡県警初逮捕
2013.04.04 夕刊
無料で通話やメールができるスマートフォン(多機能携帯電話)のアプリ「LINE(ライン)」を悪用して、少女に裸の画像を送信させたとして、福岡県警早良署は4日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、岐阜県の20代の男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
ラインを悪用した疑いでの福岡県警の逮捕者は初。ラインをめぐっては、3月にチャットで知り合った少女を買春した疑いで東京都内の塾講師の男が逮捕されるなど、少女が被害に遭う事件が相次いでいる。
捜査関係者によると、岐阜県の男は昨年、福岡県内の高校に通う18歳未満の少女にラインのメール機能を使って接触。「モデルにならないか」と持ちかけるなどし、少女に裸の画像を送信させた疑いが持たれている。男はインターネット上で少女のラインのIDを見つけ、連絡を取ったという。
男は「金を払う」と言って少女に裸などの画像を要求したが、送信後に「画像をばらまくぞ」など脅迫されたため、少女が署に被害を届け出た。男はほかにも福岡県や中部地方の複数の少女らにも同様の行為をした疑いがあるという。
ラインを使えば、メールや通話を無料で利用でき、若者を中心に人気が高い。国内で4千万人以上が利用しているとされる。
脅迫容疑の東洋大生を起訴猶予
2013.03.30 朝刊
【埼玉県】昨年十月にインターネットの掲示板に小学生の殺害予告などを書き込んだとして脅迫容疑で逮捕された上尾市原市の東洋大二年の男子学生(24)について、さいたま地検は二十九日、容疑に偽計業務妨害を加えた上で、起訴猶予にしたと発表した。処分は二十六日付。地検は理由を明らかにしていない。男子学生は今年一月に県警に逮捕され、当時は脅迫容疑を認めていた。
警部脅迫を否認 詐欺は認める=中部
2013.03.29 中部朝刊
愛知県警の暴力団担当の男性警部に脅迫電話をかけたとして、脅迫と詐欺罪に問われた風俗店グループの実質経営者、A被告(55)(名古屋市昭和区)の初公判が28日、名古屋地裁で開かれた。A被告は脅迫事件について「脅迫はしていない」と述べ、起訴事実を否認。一方、別人の名義を使い、証券会社から証券取引口座を使う権利をだまし取ったとされる詐欺罪については認めた。
検察側は冒頭陳述で、A被告が名古屋市名東区に計画していた自宅の新築工事について、警部が建設会社に事情聴取をした後、施工を拒否されたため、「警部に工事を妨害されたと邪推した」と主張。A被告とともに脅迫容疑で逮捕され、処分保留となった知人男性(43)が探偵業者を使い、警部の住所や家族構成などを調べたと述べた。
A被告の自宅新築工事を巡っては、地元で「暴力団が住む」とうわさになり、反対運動が起きていた。
起訴状では、A被告は2010年7~8月、複数の氏名不詳者と共謀し、同市昭和区の公衆電話などから、警部の携帯電話や自宅に5回にわたって電話をかけ、「絶対にお前を潰してやるからな」などと脅迫したとしている。
元勤務先を脅迫の疑い=神奈川
2013.03.29 東京朝刊
横浜水上署は28日、横浜市南区別所、無職A容疑者(36)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、A容疑者は1月22日、同市中区新港のビルメンテナンス会社に電話し、対応した男性社員に「社員が殺されてもいいんだね」などと脅迫した疑い。A容疑者は昨年5月21日から同社に契約社員として勤務、昨年12月14日に退職願を提出していた。調べに対しA容疑者は「脅迫はしていない」と容疑を否認しているという。
脅迫の元毎日記者 起訴事実を認める=宮城
2013.03.26 東京朝刊
知人女性が勤める会社の役員らを脅したとして、脅迫罪に問われた東京都杉並区阿佐谷北、元毎日新聞記者・A被告(41)の初公判が25日、仙台地裁(柴田雅司裁判官)であった。罪状認否で、A被告は起訴事実を認めた。
起訴状などによると、A被告は昨年12月25日未明、仙台市内の20歳代女性が勤める会社の男性役員の自宅に電話し、「(女性の)身代わりにあんたとあんたの家族に復讐(ふくしゅう)してやる」などと留守番電話に吹き込み、役員とその妻を脅したとしている。
次回の公判は4月23日に行われ、追起訴された女性会社員への脅迫・名誉毀損(きそん)罪についても審理される。
元記者、女性の上司脅迫認める 仙台地裁初公判
2013.03.25 共同通信
仕事で知り合った20代女性会社員=仙台市=の上司らを脅したとして、脅迫罪に問われた元毎日新聞記者の無職A被告(41)=東京都杉並区=の初公判が25日、仙台地裁(柴田雅司裁判官)で開かれ、A被告は「ご迷惑をお掛けし、おわびする」と起訴内容を認めた。
A被告は女性を脅迫したり、誹謗中傷する文書を送り付けたりしたなどとして、脅迫と名誉毀損の罪でも起訴されており、その審理は次回以降に行われる。
起訴状によると、A被告は昨年12月25日午前4時ごろ、女性の上司の男性会社役員=横浜市=方に「女性の身代わりにあんたとあんたの家族に報復してやる」などと電話した、としている。
検察側は冒頭陳述で「被告は記者時代、女性へのつきまとい行為を会社に報告された。それにより仙台から東京に異動させられたと思い込み、女性への恨みから犯行に及んだ」と指摘した。
A被告は、女性の職場に昨年12月、誹謗中傷する電話をかけたとして、ストーカー規制法違反容疑でも逮捕されたが、仙台地検は同容疑については不起訴処分とした。
副校長脅迫の苦情男逮捕
2013.03.24 日刊スポーツ
担任教諭のせいで子どもがけがをしたと小学校に苦情を言い、副校長を脅迫して謝罪文を書かせようとしたとして、警視庁葛飾署は23日、強要未遂の疑いで葛飾区の職業不詳A容疑者(35)を逮捕した。同署によると「強要しようとはしていない」と容疑を否認している。葛飾署によると、A容疑者は、同居女性の長女が昨年12月下旬、帰宅途中に転んで左手小指を骨折したと主張。「担任が荷物をたくさん持たせて帰宅させたのが原因」とし、謝罪要求を繰り返していた。
逮捕容疑は今年2月20日昼、50代の女性副校長に電話で「校長、副校長、学年主任、担任のフルネームと実印を押して原本をよこしてくれ」「担任をよこせ、ひっぱたいてくれるから、このやろう」などと脅迫し、謝罪文を書くよう強要しようとした疑い。学校側が2月下旬に被害届を出し、葛飾署が捜査していた。
脅迫などで家裁追送致=鳥取
2013.03.23 大阪朝刊
鳥取市内の中学校に脅迫状が置かれていた事件で、地検は22日、建造物侵入の非行事実で家裁に送致した同市内の中学2年の少年(14)を、脅迫などの非行事実で家裁に追送致した。
脅迫状の中2家裁送致=鳥取
2013.03.14 大阪朝刊
地検は13日、鳥取市内の中学校に脅迫状を置くなどして脅迫容疑などで逮捕された同市内の中学2年の少年(14)について、建造物侵入の非行事実で家裁に送致したと発表した。処分は12日付。
脅迫:刑務官4人にはがき8通 容疑で元受刑者を逮捕 /青森
2013.03.13 地方版/青森
青森刑務所(青森市)の刑務官に危害を加える内容のはがきを送ったとして、青森署などは12日、山形県寒河江市島、無職、A容疑者(48)を脅迫容疑で逮捕した。
容疑は、昨年11月28日から今年1月18日までの間に、青森刑務所の30~40代の男性刑務官4人に対し、命や身体に危害を加える内容のはがき8通を送って脅迫したとしている。
同署によると、A容疑者は数年前、同刑務所に服役しており、刑務官4人も当時から在籍していた。刑務所側が1月28日に同署に被害届を出して発覚した。
愛知県警、弁護士事務所を捜索 脅迫容疑者に逃亡指示容疑
2013.03.13 共同通信
愛知県警幹部を脅迫したとして逮捕、起訴された風俗店グループの実質的経営者A被告(55)の顧問弁護士が、共犯容疑で逮捕されたグループ会社の元役員の男性(43)=処分保留で釈放=に逃亡を指示していた疑いがあるとして、県警は13日、証拠隠滅の疑いで、この弁護士の事務所や自宅を家宅捜索した。
A被告は2010年7~8月、名古屋市昭和区などの公衆電話から、5回にわたって県警警部の自宅や携帯電話に電話し「絶対におまえをつぶしてやる」などと脅したとして、今年2月に起訴された。
捜査関係者によると、顧問弁護士は11年春、A被告から脅迫事件を起こしたと聞き、男性に逃亡するよう指示した疑いが持たれている。元役員は愛知県を離れ、沖縄県などに数カ月間滞在していたという。
警部は指定暴力団Y組K会などの捜査を担当。当時、A被告が実質的に経営し、名古屋市内で約20店舗を展開する風俗店グループ「B」とK会が深い関わりを持っているとみて調べていた。
母校教員や生徒への脅迫容疑で25歳逮捕=埼玉
2013.03.10 東京朝刊
県警捜査1課と久喜署は9日、幸手市幸手、無職A容疑者(25)を脅迫容疑で逮捕した。
発表によると、A容疑者は1月8日夜から9日朝にかけて、自分が卒業した久喜市内の県立高校正門付近に、「7年前お前らから受けた数々の仕打ち復讐(ふくしゅう)してはらす。警察に電話したら学校もやす」などと書いた紙を置いて、教職員や生徒らを脅迫した疑い。
同署によると、1月上旬以降、A容疑者の同級生一人ひとりを中傷するビラが、1回につき10~60枚、十数回にわたって学校や同級生宅の周辺でまかれていたため、同署員が付近を巡回していた。A容疑者は同署の調べに対し、「在学中に同級生から無視されるいじめを受けた」などと供述しているという。
脅迫容疑少年の中学で全校集会=鳥取
2013.03.05 大阪朝刊
鳥取市内の中学校に脅迫状を置くなどしたとして、同校に在籍する中学2年の少年(14)が脅迫と建造物侵入容疑で逮捕された事件で、同校は4日、全校集会を開いた。同校によると、校長が「落ち着いて学校生活を送ってほしい」などと生徒らに呼び掛けたという。
同校で見つかった脅迫状に「部活を停止しなければ学校を放火する」などと書かれていたことについて校長は取材に対し「運営に問題はなかった」とし、「二度とこのようなことがないよう学校づくりをしていきたい」と述べるにとどまった。
「原発出て行け」、脅迫容疑で逮捕 仙台の男、東北電社員に何度も暴言 /宮城県
2013.03.01 東京地方版/宮城
「原発出て行け」などと東北電力社員の男性を脅したとして、県警が仙台市の男を暴力行為処罰法違反(脅迫)の疑いで逮捕していたことがわかった。男は否認しているという。
仙台北署によると、逮捕されたのは仙台市青葉区のアパート管理人、A容疑者(62)。昨年8月、男性とその家族に暴力団関係者を名乗って「お前ら消してやる」などと脅した疑いがあり、26日に逮捕した。
捜査関係者によると、A容疑者は男性が東北電力社員であることを理由に脅していた。昨年7月、自宅を囲むコンクリート壁に車をぶつけられたため、男性が補修を求めたところ、A容疑者は「原発出て行け」「原発から金もらってるんだろ」「東北電力出て行け」などと暴言を繰り返して脅したという。
男性は1月末、子どもが外で遊べなくなるなどの精神的苦痛を受けたとして、540万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こしている。
脅迫容疑で中国籍の男逮捕/仙台中央署
2013.03.01 河北新報記事情報
脅迫容疑で中国籍の男逮捕/仙台中央署
仙台中央署は28日、脅迫の疑いで、中国籍で仙台市太白区の無職の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は2月15日午前9時20分ごろ、青葉区の団体事務所に「そちらの出方次第で大量殺人を実行する」などと記した書面をファクスするなどし、電話に出た団体職員の男性(59)らを脅した疑い。同署は男の責任能力の有無を慎重に調べている。
ネットで女性装い同居人募集*少女の裸画像送信 脅迫容疑で男逮捕
2013.02.23 北海道新聞朝刊全道
札幌東署は22日、脅迫の疑いで、札幌市東区北41東8、自称入れ墨彫師A容疑者(34)を逮捕した。
逮捕容疑は18~20日、釧路市の10代の女性の携帯電話に、この女性の裸の画像と「写真をインターネットでばらまくぞ」などと書いたメールを送り、脅した疑い。
同署によると、A容疑者は2月中旬、インターネットの掲示板で、女性を装ってルームメイトを募集。自宅を訪ねてきた女性に「姉が募集したが、出かけている」などとうそをついて、酒を飲ませ眠らせたという。同容疑者は「酒に睡眠薬を入れ、寝ている間に撮影した」と供述している。
女性に脅迫メールを数百回送りつけた疑いで逮捕 由利本荘署 /秋田県
2013.02.21 東京地方版/秋田
由利本荘署は20日、由利本荘市川口、団体職員A容疑者(46)を脅迫容疑で逮捕し、発表した。署によると、A容疑者は10日から11日にかけて、市内の知人女性(43)に「殺しに行きます」などと記した電子メールを数百回送りつけた疑いがある。
脅迫の疑いで男を逮捕
2013.02.19 朝刊
【福井県】福井南署は17日、脅迫の疑いで、住所、職業不詳A容疑者(30)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑では、同日午後11時半ごろ、福井市内のコンビニエンスストアで、トイレを使用中にドアをノックされたことに腹を立て、市内の20代男性を脅したとされる。同署によると、容疑を否認している。
ナイフで脅迫した疑い
2013.02.19 朝刊
【三重県】伊賀署は18日、暴力行為等処罰に関する法律違反(脅迫)の疑いで伊賀市荒木、無職A容疑者(61)を逮捕した。
逮捕容疑では、同日午前2時15分ごろ、市内西明寺の歯科医院駐車場で男性歯科医師(46)に果物ナイフ(刃渡り9センチ)を突きつけ、「おまえ、1回死んでみるか」などと脅迫したとされる。
署によると、A容疑者は歯科医師の元患者。治療を依頼したが、酒に酔っていたことを理由に拒まれ、腹を立てたという。A容疑者は「歯科医院には行ったが、ナイフを突きつけていない」と容疑を否認している。
医師が「めった刺し」と脅迫
2013.02.19 日刊スポーツ
福岡県警若松署は18日、元同僚の男性医師(31)を「めった刺しにする」などと脅したとして、脅迫容疑で同県中間市の医師A容疑者(33)を逮捕した。「脅迫はしていません」と容疑を否認しているという。逮捕容疑は5日、男性医師の携帯電話に6回にわたり「あんたのこと、めった刺しにする」「本当に殺すよ」などと電話し、脅迫した疑い。医師が被害届を出していた。同署によると、2人は約5年前に北九州市内の同じ病院で勤務。A容疑者は「(男性医師のせいで)辞めさせられた」と話しているという。
けんか仲裁者を脅迫容疑 村山署 /山形県
2013.02.17 東京地方版/山形
村山署は16日、東根市神町東1丁目の無職A容疑者(66)を暴力行為等処罰に関する法律違反容疑で逮捕し、発表した。署によると、同日午前1時半、市内の飲み屋で酔って客とけんかとなったA容疑者は、仲裁した同市内の自営業の男性(43)に腹を立て、自宅まで連れて行き台所から持ち出した包丁で「殺すぞ」などと脅迫した疑い。容疑を認めているという。
風俗店経営者を起訴 名古屋地検、警部脅迫事件 【名古屋】
2013.02.16 名古屋朝刊
愛知県警の暴力団捜査担当の警部に捜査を阻む目的とみられる脅迫電話がかけられた事件で、名古屋地検は15日、名古屋市の風俗店グループ「B」の実質的経営者のA容疑者(55)を脅迫の罪で起訴した。地検は電話をかけた実行役を特定しないまま、動機面から事件を主導したのはA容疑者しかいないと判断した。捜査関係者によると、A容疑者は事件への関与を否定している。
事件は、県警が指定暴力団Y組K会と資金的つながりが深いとみるA容疑者への捜査の過程で起きた。脅迫を受けた警部は、名古屋市名東区でA容疑者が計画していた住宅建設に関する情報収集を担当。計画は反対運動で中断した。
起訴状などによると、A容疑者は2010年7~8月、名前がわかっていない者と共謀。警部の自宅や携帯電話に計5回電話をかけ、娘に危害を加えることをほのめかしたり、「絶対にお前をつぶしてやる」と告げたりして脅したとされる。また、他人名義で証券口座を開いたとする詐欺の罪でも起訴された。
恐喝容疑で逮捕
2013.02.16 朝刊
【愛知県】県警刑事特捜隊と一宮署は恐喝の疑いで、弥富市前ケ須町、無職A容疑者(31)を逮捕し15日、送検した。
容疑では、架空の女性をかたってインターネットの出会い系サイトに投稿し、1月4日午後6時ごろ、一宮市内の飲食店駐車場で、この女性と会おうと来た岐阜県大垣市の会社員男性(32)に、女性は自分の妻だと説明。「慰謝料として40万円あれば気持ちが半分収まる」などと脅迫し、現金自動預払機(ATM)で引き出させた40万円を男性から受け取ったとされる。
署によると、「間違いない」と容疑を認めている。
恐喝容疑で男を逮捕=長野
2013.02.14 東京朝刊
松本署は13日、安曇野市豊科田沢、自営業黒田昇容疑者(43)を恐喝容疑で逮捕した。発表によると、黒田容疑者は中信地方に住む男性(当時49歳)に金を貸すよう要求したが断られたことに憤慨。昨年9月下旬、「ふざけんな。俺は元ヤクザだって知ってるんだろうな」などと電話で脅迫し、現金30万円を脅し取った疑い。黒田容疑者は「金は受け取ったが、脅していない」と供述しているという。
デパート脅迫犯、事件から5日後に逮捕 /全州
2013.02.14 朝鮮日報 事件・事故
ロッテ百貨店全州店(全羅北道全州市完山区)を爆破すると脅し、5万ウォン(約4300円)札10キロ分を要求した容疑者が、事件発生から5日後の12日夜、警察に検挙された。
全州完山警察署は13日「強盗や特殊窃盗など19の前科がある男(45)を、12日午後11時50分ごろ、全州市完山区中華山洞のワンルームマンションの前で緊急逮捕した」と発表した。警察は犯行現場周辺の監視カメラの映像を基に、犯行に使われた乗用車を確認し、これを追跡したところ、ワンルームマンションで荷物をまとめ、乗用車で逃亡しようとしていた男を発見、待ち伏せして取り押さえたという。
男は犯行の直後、インターネットで「ロッテ百貨店」「100万ウォン(約8万6000円)の重さ」「便利屋」「中国への入国」といったワードのほか「Eマート(スーパー大手)」についても検索していたことが分かった。なお、警察は「共犯はいないとみられる」と説明した。
担任にバット見せ脅迫容疑、14歳逮捕/仙台南署
2013.02.09 河北新報記事情報
担任にバット見せ脅迫容疑、14歳逮捕/仙台南署
仙台南署は8日、暴力行為法違反の疑いで、仙台市若林区の男子中学生(14)を逮捕した。逮捕容疑は7日午前10時5分ごろ、通学する若林区の中学校の廊下で、担任の男性教員(36)=太白区=に金属バットを見せ、「ぶったたきに来た」などと言って脅迫した疑い。南署によると、生徒は7日朝、教員に服装の乱れを注意され、校則で持ち込みが禁止されている携帯電話を取り上げられた後、帰宅し金属バットを持ってきたという。
脅迫罪会社役員 起訴事実認める=岐阜
2013.02.08 中部朝刊
2010年6月、恵那市の宅地造成事業に絡んで市職員を脅したとして、脅迫罪に問われた同市の不動産会社役員A被告(65)の初公判が7日、岐阜地裁多治見支部で開かれ、罪状認否でA被告は起訴事実を認めた。
検察側は、「本来自分で負担するべき工費を市役所に負担させようとした動機は身勝手極まりない」と述べ罰金20万円を求刑。弁護側は「文句を言っただけで、反省もしている」と主張し、即日結審した。判決は、21日。
女性脅し、現金奪った疑い=山口
2013.02.08 西部朝刊
防府署は7日、防府市台道、職業訓練校生A容疑者(25)を強盗の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は1月18日午前3時半頃、同市内の20歳代女性のアパートに侵入し、就寝中だった女性に布で目隠しし、持っていた手錠をかけて「騒いだら殺すぞ」と脅迫し、部屋にあったバッグの中の財布から1万円を奪った疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。
脅迫の罪状認める 恵那の職務強要 初公判で被告 地裁支部
2013.02.08 朝刊
【岐阜県】恵那市の民間宅地造成事業をめぐる職務強要事件で、市役所の男性職員=当時(56)=を脅したとして、脅迫の罪に問われた恵那市大井町、不動産会社役員A被告(65)の初公判が七日、岐阜地裁多治見支部であり、A被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は罰金二十万円を求刑し、即日結審した。判決は二十一日。
起訴状などによると、A被告は二〇一〇年六月一日午後三時ごろ、市役所で、男性職員に対し「俺も何するか分からんぞ」「よう気をつけんさい」などと脅したとされる。
検察側は「自身が負担すべき工事費を市に負担させようとし、断られると腹を立て脅した」と指摘。弁護側は被告が心臓に持病があり、現在も薬を服用していることなどから「一刻も早く治療が受けられるようにしてほしい」と述べた。
A被告は昨年十二月七日、市に農業排水路の工事費を負担させようとしたとして、職務強要の疑いで逮捕されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。
デパートに脅迫電話、1時間以上営業中止 /全州
2013.02.08 朝鮮日報 事件・事故
7日午後4時ごろ、全羅北道全州市完山区西新洞のロッテ百貨店完山店で「爆発物を仕掛けた」という脅迫電話を受け、客や従業員など数千人が避難する騒ぎとなった。
脅迫電話は中年の男の声で、テレビ局の記者を公園に呼び出し、乗用車の爆発を見届けた後「ロッテ百貨店から5万ウォン(約4300円)札10キロ分(2億ウォン=約1700万円)の現金を受け取れ」と要求するものだった。結局、爆発物は発見されなかったが、旧正月(旧暦1月1日、今年は2月10日)を前に賑わっていた同百貨店は1時間以上にわたって営業中止を余儀なくされ、7?8階の映画館も大きな損失を被った。
全北地方警察庁に出入りする地元テレビ局の記者の携帯電話に、犯人から最初に脅迫電話がかかってきたのは、今月6日午後0時20分ごろだった。
犯人は「インターネットの自殺サイトの管理人」と名乗った後「会員たちが何か企んでいるようだ。会って話ししよう。撮影機材を持って、全州市完山区の孝子公園に来い」と要求した。
犯人は7日午後2時30分ごろ、警察官と共に現場に到着した記者に電話をかけ「駐車場の東側に止めた青い車を撮影しろ」と命じた。この車は約30分後、爆発音とともに全焼した。
犯人は再び記者に電話をかけ「ロッテ百貨店の内部に爆発物を仕掛けた。30分以内に同百貨店の最高責任者と会い、5万ウォン札10キロ分の現金を受け取れ」と要求した。また犯人は同百貨店の店長に対しても「われわれは死のうと決心した。90分時間を与える。警察に届け出るか、客を避難させたら爆発させる」と告げた。
犯人は記者に対し、ギフト用壷入り蜂蜜の箱に現金を入れ、ロッテ百貨店の脇に止めた白い乗用車まで持ってくるよう求めた。警察は現金の代わりに、A4サイズの紙10キロ分を箱に入れ、記者と犯人が接触するよう仕向けた。だが犯人は、接触する場所をたびたび変え、午後7時40分ごろ「警察がついているからあきらめる。金はほかの人たちに配れ」と告げ、連絡を絶った。
警察は午後4時45分ごろから「非常事態」という案内放送を流し、同百貨店や映画館の客や従業員たちを全員避難させた。客や従業員たちは15分ほどかけ、エスカレーターやエレベーターなどを利用して外に避難したが、けが人はいなかった。警察は救急車や消防車を待機させ、特殊急襲部隊(SAT)や爆発物処理班を動員して内部を調べたが、爆発物は発見されなかった。同百貨店は午後6時10分ごろに営業を再開したが、通常よりも1時間早い同7時30分に閉店した。
警察は同百貨店の近くで待機していた白い乗用車の運転手を取り押さえたが、電話で依頼を受けたバイク便業者だったことが分かった。
警察の調べによると、全焼した乗用車は今月4日、全州市完山区平和洞で盗まれたものだったという。警察は、車の下から焼け焦げたプロパンガスボンベが見つかったことから、脅迫犯がこのボンベを加熱したものと見ている。
一方、犯人が犯行に使った携帯電話は、60代の男性の名義だったことが分かったが、盗まれた可能性があるとのことだ。
脅迫容疑で元毎日新聞記者を再逮捕
2013.02.07 東京朝刊
仙台市の女性会社員へのストーカー規制法違反容疑で逮捕された元毎日新聞記者、A容疑者(41)=東京都杉並区阿佐谷北1丁目=について、宮城県警は6日、この女性と女性の上司らを脅迫した疑いで再逮捕し、発表した。
県警によると、A容疑者は昨年7月、女性の自宅に「死」と書いたファクスを送り、同12月には女性の上司の60代の会社役員方に「あんたと家族に復讐(ふくしゅう)してやる」と電話して脅した疑いがある。A容疑者は女性へのファクスは認めているが、上司への電話は「話したくない」と供述を拒んでいるという。
別れ話に脅迫容疑 福岡で逮捕、ナイフも所持 /福岡県
2013.02.02 西部地方版/福岡
交際相手の女性に別れ話を切り出され、「殺してやる」などと脅したとして、早良署は1日、住所不定、自称建設業A容疑者(33)を脅迫容疑で逮捕し、発表した。
発表によると、A容疑者は1月21日午前6時40分ごろ、福岡市城南区のパート女性(33)の自宅の玄関ドアをたたきながら、約5分間にわたって「殺してやる。お前みたいな女は生かしておけん」などと脅した疑いがある。
同日早朝、女性宅で女性に別れ話を持ちかけられ、家を出た後に戻って来て脅したらしい。容疑を認めているという。
その後、A容疑者は所在が分からなくなっていたが、1月31日深夜、自宅のチャイムを鳴らされた女性からの110番通報で駆けつけた署員が近くでA容疑者を見つけ、逮捕した。
同容疑者はショルダーバッグの中に刃渡り約10センチの果物ナイフを持っていた。護身用だと話しているという。
同署管内では1月30日、夫に暴力をふるわれていた女性をかくまっていた友人の女性が、夫に刺殺される事件があった。
脅迫の疑い
2013.02.01 朝刊
【三重県】尾鷲署は31日、脅迫の疑いで津市久居小野辺町、運転手Aを逮捕した。
逮捕容疑は、25日午前6時20分ごろ、紀北町の元交際相手の女性(52)の携帯電話に「最後は刃物沙汰になる」などの内容の電子メールを送ったとされる。
尾鷲署によるとA容疑者は容疑を認めている。
脅迫容疑 会社役員逮捕=岐阜
2013.01.30 中部朝刊
関署は29日、岐阜市北山、会社役員A容疑者(40)を脅迫容疑で逮捕した。発表によると、A容疑者は同日昼、関市川間町の関税務署1階面接ブースで、男性職員(59)を「俺の家族をぐちゃぐちゃにしたんやで、お前の家族もぐちゃぐちゃにしてやるでな」などと脅迫した疑い。A容疑者は「言い分が理解されず、頭に来た」と供述しているという。
知人女性を脅迫容疑=島根
2013.01.29 大阪朝刊
大田署は28日、大田市温泉津町井田、無職A被告(64)を脅迫の疑いで再逮捕した。発表によると、A被告は昨年10月29日午後5時50分頃、近くの知人男性宅から同町の農業女性(64)宅に電話し、「お前のところに油を持って行って火をつけてやる」と女性を脅迫した疑い。
A被告は「覚えていない」と容疑を否認している。同署によると、女性はA被告と知り合いだったという。A被告は昨年12月25日に傷害容疑で逮捕され、今月11日に同罪で起訴されている。
逮捕状 被害者の名字隠す 女子高生に脅迫メール容疑 県警で初 弘前署=青森
2013.01.26 東京朝刊
女子高生に携帯電話で脅迫メールを送りつけたとして、弘前署は25日、札幌市の男子高校生(17)を脅迫の疑いで逮捕した。同署は逮捕状を請求する際、個人が特定されないよう、被害者の名字を伏せたという。県警が逮捕状で個人情報を伏せるのは初めて。
発表によると、男子高校生は昨年12月~今年1月、いずれも津軽地方在住の知人の女子高生2人に対し、危害を加えるとする内容のメールを携帯電話で送った疑い。
男子高校生は2人と面識があったが、うち1人の名字を知らなかった。同署は、個人が特定されると危害の及ぶ可能性が高まると判断し、この女子高生の名字を伏せて逮捕状をとり、執行の際も名字を読み上げない配慮をした。
逮捕状記載の個人情報を巡っては、神奈川県逗子市で起きたストーカー殺人事件を受け、被害者保護の観点から必要な場合は住所や名前を伏せるよう警察庁が昨年12月に全国の都道府県警に通達している。
愛知・警官脅迫:風俗店経営者、詐欺容疑で再逮捕 他人名義の口座開設
2013.01.26 中部朝刊
暴力団捜査を担当する愛知県警警部を脅迫した容疑で逮捕された風俗店グループ「Aグループ」の実質的経営者、A容疑者(55)=名古屋市昭和区=について、県警は25日、他人の名義を使って証券会社から証券口座をだまし取ったとして、詐欺の疑いで再逮捕した。
県警はグループが指定暴力団A組B会の重要な資金源とみており、この証券会社は10年11月、「反社会的勢力」との理由でA容疑者との取引を停止していた。県警はA容疑者が他にも複数の他人名義口座を使用したとみて調べている。
再逮捕の容疑は11年1月6日ごろ、元グループ関係者の男2人と共謀し、A容疑者が取引に使うことを隠し、うち1人の名義で東京都内の証券会社に口座を開設。IDやパスワードも取得、証券会社から口座を不正に取得したとしている。
県警によると、A容疑者は「意味が分からない」と容疑を否認している。一方、共謀したとされる男2人は任意の調べに「A容疑者に指示されて口座を作った」と認めているといい、県警はこの2人を詐欺容疑で書類送検する方針。名古屋地検は25日、脅迫容疑についてA容疑者と別の2容疑者の計3人を処分保留とし、A容疑者以外を釈放した。名地検は処分保留としたことについて、「捜査中で、コメントは控える」としている。
首相脅迫メールなど120通 岡山の男、容疑で書類送検
2013.01.26 大阪朝刊
警察庁などのホームページ(HP)に安倍晋三首相の殺害予告メールが相次いで送られた事件で、警視庁捜査1課は25日、偽計業務妨害容疑で、岡山県に住む無職の男(25)を書類送検した。同課によると、「有名人を殺害するといえば、みんなが驚くと思った」と容疑を認めている。
捜査関係者によると、男は任意の事情聴取に当初、所有するパソコン(PC)がウイルス感染した可能性を主張。メールの一部で遠隔操作ウイルス事件との関連が示唆されていたため、捜査1課が男のPCを調べたところ、ウイルスは検出されず、直接送信されていたことが確認された。
男はすでに判明していた警察庁や国家公安委員会、自民党の他に、別の政治家などのHPにもメールを送ったことを認め、合わせて約120通に上るという。
風俗店代表を再逮捕 詐欺容疑 警官脅迫は処分保留 愛知県警
2013.01.26 朝刊
名古屋を拠点に風俗店を経営する「Aグループ」代表A容疑者(55)ら三人が愛知県警の警部(48)に脅迫電話をかけたとして逮捕された事件で、県警は二十五日、自分が使うための証券取引口座を他人名義で開設したとして、詐欺容疑でA容疑者を再逮捕した。
容疑では二〇一一年一月、グループ周辺者の男二人と共謀し、実際は自分が取引に使う目的を隠し、別人名義で東京都の証券会社に口座開設を申し込み、利用する権利などを不法に得たとされる。証券会社は二カ月前に、A容疑者を暴力団と関係のある反社会的勢力と認定し、取引を停止していた。
県警によると、A容疑者は「意味が分からない」と容疑を否認。共謀した男二人は「A容疑者に指示された」と認めており、県警は二人も書類送検する。A容疑者は、ほかにも他人の証券取引口座を複数利用していたとみられるという。
A容疑者は自身のブログで「この数年で何十億という利益を上げた投資の達人」と紹介し、デリバティブ(金融派生商品)取引の結果をつづっていた。
県警は今月五日、A容疑者ら三人が一〇年七月十六日~八月十日の五回にわたり、捜査妨害を狙って警部を脅したとして脅迫容疑で逮捕。名古屋地検は二十五日、脅迫容疑については、A容疑者とグループ元幹部の男二人を処分保留で釈放した。
詐欺容疑で再逮捕 県警幹部脅迫は処分保留
2013.01.25 共同通信
愛知県警捜査4課などは25日、他人名義の証券取引口座を不正に取得するなどしたとして、詐欺の疑いで、名古屋市昭和区福原町2丁目、風俗店経営者A容疑者(55)を再逮捕した。「意味が分かりません」と否認している。
A容疑者は今月5日、指定暴力団A組B会などの捜査を担当する愛知県警幹部への脅迫容疑で逮捕されたが、名古屋地検は同日、処分保留とした。地検はこの事件で逮捕された他の男性2人も処分保留で釈放。地検は「引き続き捜査中のためコメントは差し控える」としている。
A容疑者の再逮捕容疑では、別の男性2人と共謀し2011年1月ごろ、A容疑者が使用することを隠して、インターネットなどを通じて男性名義の証券取引口座を開設。IDやパスワードが記載された書面などを東京都内の証券会社からだまし取ったとしている。
県警によると、共謀した男性2人は、A容疑者が実質的に経営する風俗店グループ「A」の元関係者。「A容疑者の命令で口座を開設した」と容疑を認めており、県警は書類送検する方針。
県警は、10年11月ごろに証券会社から取引停止とされたA容疑者が他人名義の口座を利用しようとしたとみて、目的などを調べる。
A容疑者らは10年7~8月、名古屋市や長野県内の公衆電話から県警警部の携帯電話などに5回電話し、次女の実名を出し「次女がどうなっても知らないよ」などと脅して捜査中止を求めたとして逮捕されていた。一貫して否認している。
被害者情報伏せ令状 脅迫容疑、札幌の少年逮捕
2013.01.25 共同通信
青森県警弘前署は25日、女子高校生2人に、危害を加えるとの内容のメールを送ったとして、脅迫容疑で札幌市の男子高校生(17)を逮捕した。
3人は顔見知りだが、男子高校生は女子高校生の1人について名前しか知らなかったため、同署はこの女子高校生の個人情報が男子高校生に漏れないよう、裁判官に捜査資料で説明し、逮捕状には、名字や住所が記載されなかった。
昨年11月の神奈川県逗子市のストーカー殺人事件を受け、警察庁は被害者に配慮した対応を指示しており、弘前署はメールの文面などから、不記載を決めたとしている。
逮捕容疑は昨年12月15日から同20日の間に、青森県の女子高校生(18)に2回、また今月13日に同県の別の女子高校生(18)に1回、それぞれ危害を加えるとの内容を書いたメールを携帯電話で送った疑い。
安倍氏脅迫 メール送信元を特定 警視庁など 男を書類送検へ
2013.01.25 夕刊
昨秋に安倍晋三自民党総裁の殺害を予告するメールが送り付けられた事件で、警視庁などの合同捜査本部は近く偽計業務妨害容疑で、岡山県内の二十代の無職の男を書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、「安倍総裁を殺す」などの文言の脅迫メールが昨秋、自民党本部や警察庁などに約四十回送られた。男は犯行に関与し、自民党本部の警備を強化させるなど業務を妨害した疑いが持たれている。
捜査本部は昨年十一月、IPアドレス(インターネット上の識別番号)から男のパソコンを押収。男は事情聴取に「ゲーム制作用のソフトをダウンロードしてからパソコンの動作が遅くなった」と説明。このため、捜査本部は当初、別人がパソコンを遠隔操作した可能性を調べていた。
しかし、パソコンの解析で遠隔操作ウイルスに感染していないことが判明。その後、男は犯行への関与を認めた。
債権トラブルで脅した疑い
2013.01.25 朝刊
【長野県】松本署は24日、脅迫の疑いで松本市蟻ケ崎、無職A容疑者(62)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年11月8日、債権の請求の話し合いをしていた中信地方の男性(44)に「しまいには本当にきれるぞ。おたくの体に聞いてみれば分かるよ」などと脅したとされる。署によると、A容疑者は「話はしたが脅していない」と容疑を否認している。
署によると、A容疑者は男性の兄弟の知人。
現金恐喝の疑い19歳少年を逮捕 江南署
2013.01.23 夕7-12版
江南署は23日、恐喝の疑いで、新潟市の解体作業員の少年(19)を逮捕した。
逮捕容疑は18日、新潟市内を走行中の車内で同市の10代男性に対し、自分の知人男性に対する態度に言いがかりをつけ「不始末をした時は金を払うか、組に入るか」などと脅迫。1万2千円を脅し取った疑い。同署によると、少年は容疑を否認しているという。
会社役員から2000万円恐喝容疑 逮捕の38歳、否認 /熊本県
2013.01.22 西部地方版/熊本
虚偽の文書を作って現金2千万円を脅し取ったとして、熊本南署は21日、住所不定、無職A容疑者(38)を有印私文書偽造・同行使と恐喝の疑いで逮捕し、発表した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
同署によると、A容疑者は熊本市の会社役員の女性に対し、「(女性が経営する店の)元従業員が店で違法行為を強要されたと警察に訴える」などと脅迫。2009年10月中旬ごろ、同市中央区中央街の駐車場で「店のことを一切口外しない」などと書かれた誓約書と引き換えに現金2千万円を脅し取った疑いがある。誓約書には、「立会人」として「福岡県警本部刑事2課本部長」などと実在しない部署と人物の名前が書かれていたという。
q この女性は昨年8月、自宅から約1億6千万円を盗まれる被害にあっている。
ストーカー・脅迫容疑で男を逮捕 須磨署など=兵庫
2013.01.21 大阪朝刊
元交際相手にしつこく電話やメールをしたなどとして、須磨署などは20日、宝塚市高松町、無職A容疑者(25)をストーカー規制法違反と脅迫の疑いで逮捕した。
発表では、A容疑者は元交際相手の会社員女性(25)に復縁を迫り拒否されたにもかかわらず、14日から15日にかけ、「一切のお情けをかけないので覚悟してください」などとするメールを送ったり、繰り返し電話をかけたりした疑い。「ストーカーになるとは思ってなかった」と一部否認している。メールは13回、電話は5回に及ぶという。
手紙で脅した疑い、父逮捕
2013.01.17 共同通信
香川県警捜査1課は17日、長男(28)を脅したとして暴力行為法違反(常習的脅迫)の疑いで広島県呉市上二河町6の16、無職A容疑者(54)を逮捕した。
逮捕容疑は2007年ごろから元妻に復縁を迫り、「殺す」と書いた手紙を数回送った上、仲裁に入った長男に昨年12月「今でも(殺す)考えは変わらない」との手紙を送り脅迫した疑い。
県警によるとA容疑者は「脅すつもりはなかった」と容疑を否認している。
大村の消防士「裸の写真送れ」 強要未遂容疑、逮捕 /長崎県
2013.01.17 西部地方版/長崎
静岡県警細江暑は16日、大村市久原2丁目、消防士A容疑者(30)を強要未遂の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
同署によると、A容疑者は昨年9月下旬から同10月上旬にかけて、浜松市北区に住む会社員の少女(19)の携帯電話に「裸の写真を送れ」と脅迫するメールを複数回送り、画像を送らせようとした疑いがある。少女が同10月上旬ごろ、同署に被害届を提出していた。
2人はソーシャルメディアの「フェイスブック」で知り合ったという。
脅迫罪で会社役員起訴=岐阜
2013.01.17 中部朝刊
恵那市の宅地造成事業に絡んで市職員を脅したとして、岐阜地検は16日、同市の不動産会社役員A容疑者(65)を脅迫罪で岐阜地裁に起訴した。一方、排水路設置を市に強要したとする職務強要容疑については、嫌疑不十分で不起訴とした。
起訴状によると、A容疑者は2010年6月1日、宅地造成事業に関連し、同市役所で担当の職員を「何するか分からんぞ」などと脅したとされる。
女性に脅迫メールを送った疑い=熊本
2013.01.17 西部朝刊
熊本南署は16日、熊本市南区平成1、会社員A容疑者(35)を脅迫容疑で逮捕した。発表によると、昨年12月5日、熊本市の飲食店従業員の女性(30)に対し、「完全に(無視)したら一家殺害事件たい」などとメールを送って脅迫した疑い。A容疑者は約1年前、飲食店の客として女性と知り合い、一方的に交際を迫っていたという。「無視されていたので、脅したら返信があると思った」と供述しているという。
元同僚を恐喝未遂容疑=石川
2013.01.17 東京朝刊
輪島署は16日、中能登町徳前、無職A容疑者(47)を恐喝未遂の疑いで緊急逮捕したと発表した。逮捕は11日付。
発表によると、A容疑者は8日、輪島市の男性会社員(46)に脅迫文書を送りつけた疑い。
文書には「11日午後10時、現金50万円を宝達志水町の公衆便所に置かなければ家族に危害を加える」などと書かれていた。男性が同署に通報し、張り込んでいた同署員らがA容疑者を取り押さえた。
男性とA容疑者は会社の元同僚だったといい、調べに対し、「生活が苦しくお金に困っていた」と供述しているという。
強要未遂:19歳に裸画像要求 長崎の消防士、容疑で逮捕 /静岡
2013.01.17 地方版/静岡
細江署は16日、長崎県大村市久原2、大村消防署消防士、A容疑者(30)を強要未遂容疑で逮捕した。容疑を認めているという。逮捕容疑は昨年9月下旬から10月上旬、浜松市北区に住む女性会社員(19)の携帯電話に「裸の写メを送れ」などと脅迫するメールを複数回送り、被害者に画像送信させることを要求したとしている。
同署によると、A容疑者と女性は昨年9月にフェイスブック上で知り合い連絡先を交換した。
恵那の脅迫:不動産会社役員を起訴--地検多治見支部 /岐阜
2013.01.17 地方版/岐阜
岐阜地検多治見支部は16日、恵那市大井町、不動産会社役員、A容疑者(65)を脅迫罪で起訴した。
起訴状などによると、A被告は10年6月1日午後3時過ぎ、A被告の所有地と隣接する市有地との境界に、本来は自分が設置すべき壁などを市の負担で作らせるため、市職員に「おれも何するかわからんぞ」などと怒鳴り、脅迫したとしたとしている。
A被告は同様の目的で約13時間半にわたり市職員に要求し続けたとして職務強要容疑で逮捕されたが、同支部は16日付で同罪については容疑不十分で不起訴処分とした。
強要未遂:容疑で大村の消防士逮捕--静岡・細江署 /長崎
2013.01.17 地方版/長崎
静岡県警細江署は16日、大村市久原2、大村消防署消防士、A容疑者(30)を強要未遂容疑で逮捕。容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年9月下旬から10月上旬、浜松市北区に住む女性会社員(19)の携帯電話に「裸の写メを送れ」などと脅迫するメールを複数回送り、画像を送信させることを要求したとしている。同署によると、A容疑者と女性は昨年9月にフェイスブック上で知り合い、連絡先を交換した。直後からメールが届くようになり、女性が翌10月、同署に相談した。
恵那市職員脅迫 会社役員を起訴 地検多治見支部
2013.01.17 朝刊
【岐阜県】岐阜地検多治見支部は十六日、脅迫の罪で恵那市大井町、不動産会社役員A容疑者(65)を起訴した。
起訴状によると、A被告は二〇一〇年六月一日午後三時ごろ、恵那市役所で、男性職員に対し「俺も何するかわからんぞ」「よう気をつけんさい」などと脅したとされる。
高橋被告は昨年十二月七日、市に農業排水路の工事費を負担させようとしたとして、職務強要の疑いで逮捕されたが、同支部はこの日、嫌疑不十分で不起訴とした。
警官脅迫容疑の男 別件の横領認める 名地裁初公判
2013.01.17 朝刊
自分の所有ではない車を売却したとして、横領の罪に問われた名古屋市千種区、無職A被告(43)の初公判が十六日、名古屋地裁であり、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、二〇〇八年十月三日、ローンを完済せず、信販会社に所有権がある乗用車(八百四十八万円相当)を二百五十万円で売却したとされる。
被告は名古屋を拠点に風俗店を運営する通称「Aグループ」の元役員。昨年十二月に横領罪で起訴された後、愛知県警の警部に脅迫電話をかけた疑いで、グループ代表のA容疑者(55)らとともに逮捕された。
公判で検察側は、被告が当時経営していた風俗店の経営不振などから、海外に逃亡する資金を稼ぐため、車を売却したと指摘した。
福岡の女子アナ脅迫で51歳男逮捕
2013.01.17 日刊スポーツ
福岡県警早良署は、RKB毎日放送(福岡市)に電話をかけ、同社を通して女性アナウンサー(41)を脅したとして、脅迫の疑いで北九州市の無職A容疑者(51)を逮捕した。容疑は、15日午後2時15分ごろから午後3時40分まで同社に3回電話し、応対者に女性アナウンサーについて「明日、出したときは殺す」と脅迫した疑い。
「懲らしめたかった」 元巡査部長、被告人質問で
2013.01.16 共同通信
拳銃形の催涙スプレーで並走車の運転者を脅したとして、脅迫などの罪に問われた愛知県警運転免許課の元巡査部長A被告(50)=岐阜市=は16日、名古屋地裁(後藤真知子(ごとう・まちこ)裁判長)で開かれた公判の被告人質問で「速度違反を繰り返しているのを見て(運転者を)懲らしめようと思った」と動機を述べた。
自家用車に真正拳銃を隠し持っていたとされる銃刀法違反(加重所持)については「昔から興味があった」と答え、部屋を閉め切った状態で試射していたと明かした。
起訴状によると、A被告は昨年7月6日、名古屋市の名古屋第2環状自動車道で並走する男性の車に拳銃の形をしたスプレーを向け脅迫し、また同12日には自家用車に回転式拳銃1丁と実弾を隠し持っていたなどとしている。
ネットに「教育委員長殺す」 「小学時代にいじめ」容疑者逮捕 県警 /埼玉県=続報注意
2013.01.16 東京地方版/埼玉
インターネット掲示板に草加市教育委員長の殺害予告を書き込んだとして、県警サイバー犯罪対策課と草加署は、上尾市原市、東洋大学2年のA容疑者(24)を脅迫の疑いで逮捕し、15日発表した。
同課によると、A容疑者は昨年10月4日午後2時20分ごろ、大学内のパソコンから掲示板に「10月15日に草加市の教育委員長を襲撃し殺す」「明日には草加市の小学校の女子生徒を拉致して殺す」などと書き込み、教育委員長を脅した疑いがある。パソコンは、在学生ならば自由に使える状態にあったという。
A容疑者は容疑を認め、「草加市に住んでいた小学生のころにいじめられたのは、教育委員会のせいだと思った」などと供述しているという。
この掲示板には翌5日にも「草加市の複数の学校に爆弾を仕掛ける」などといった書き込みがあり、同課などで関連を調べている。
<続報注意>
さいたま地検は2013年3月26日、Aさんを不起訴処分とした。
[追う]警部脅迫 苦しい捜査 3容疑者否認 実行犯特定に全力=中部
2013.01.16 中部朝刊
愛知県警の男性警部(48)に脅迫電話をかけたとして、名古屋市に拠点を置く風俗店グループ「Aグループ」実質経営者、A容疑者(55)ら3人が脅迫容疑で逮捕され、16日で最初の勾留期限(10日間)を迎える。暴力団捜査を担当する現職警察官が、家族の名前を出されて脅された異例の事件だけに、県警は組織の威信をかけて逮捕に踏み切った。ただ、電話をかけた実行犯すら特定できておらず、3人はいずれも容疑を否認しており、苦しい捜査が続いている。
■動機
問題となっているのは、警部の携帯電話や自宅にかかってきた5本の電話だ。1本目は、2010年7月16日午後1時。男の声で、「絶対にお前を潰してやるからな」などと言って切れた。
その後も脅迫電話は続き、「娘がどうなっても知らないよ」などの言葉もあった。脅迫電話の中に「青の捜査をしているな」とAグループを示唆する文言があり、A容疑者らの存在が浮上した。
県警は、以前からグループが指定暴力団A組B会の資金源になっているとみて捜査していた。両者の接点はその後、身分を隠したB会幹部とゴルフをしたことが詐欺罪に問われた事件などで明るみにでたが、当時はつかみかねていた。
警部は、グループとB会の関係を調べる捜査班の責任者だった。捜査の過程で、A容疑者が名古屋市名東区に約5000平方メートルの土地を購入しており、自宅を新築後、暴力団関連施設になるとの情報があることをつかむ。その後、A容疑者から直接電話があり、「いい付き合いをしたい」と言われたが、警部は拒否した。警部からこの経緯を聞いた東京都内のゼネコンが手を引いたため、自宅の建築計画は宙に浮いた。約1か月後、警部への脅迫電話が始まった。
■証拠
A容疑者の周辺を捜査する過程で浮かび上がったのが、グループの風俗店で店長などを務めていたB(38)、C(43)両容疑者だ。
捜査の結果、B容疑者は、名古屋市北区の探偵業者などを通じ、脅迫電話が始まる3日前までに警部の住民票や自宅の電話番号を入手。C容疑者は、中央自動車道の長野県内のサービスエリア(SA)にある公衆電話から5回目の脅迫電話がかけられた時刻の少し前、近くにいたとみられることが監視カメラで確認された。逮捕した3人がこの日、近くにあるA容疑者の別荘にいたことも分かった。
■集大成へ
状況証拠の積み重ねで県警は3人を逮捕したが、捜査は難航している。
B容疑者は、警部の個人情報を調べたことは認めているが、依頼者の名前や動機は明かしていない。脅迫容疑については、3人とも一貫して容疑を否認。実際に誰がどの脅迫電話をかけたのかも不明のままで、A容疑者の指示をうかがわせる供述や証拠もない。
県警は、この脅迫事件をきっかけに、長野県警警察官の車両情報漏えい事件や携帯電話各社の販売代理店店長らによる顧客情報漏えい事件などで計32人を逮捕するなど、探偵業者らによる個人情報売買の実体を解明しつつある。今回の事件は、一連の事件の集大成といえ、捜査手腕が問われているだけに、捜査幹部は「何としても起訴に持ち込むだけの証拠をそろえる」と意気込んでいる。
脅迫:容疑で東洋大生逮捕 草加市教委の委員長殺害予告 /埼玉
2013.01.16 地方版/埼玉
インターネットの電子掲示板に草加市教育委員会の委員長の殺害予告を書き込んだとして、県警は15日、上尾市原市の東洋大2年、A容疑者(24)を脅迫容疑で逮捕、送検したと発表した。
逮捕は14日。容疑は昨年10月4日午後2時20分ごろ、東京都文京区の同大学で、不特定多数が閲覧可能な電子掲示板に「10月15日に草加市の教育委員長を襲撃し殺す」などと書き込み、脅迫したとしている。県警によると、A容疑者は容疑を認め、「小学生のころ草加市に住んでいた時、いじめられた。それは教育委員会のせいだ」と供述しているという。
学生の逮捕を受け、東洋大は「学生に対する人権教育を強化し、再発防止に努めてまいります」との竹村牧男学長名のコメントをホームページに掲載した。
ネット掲示板に小学生殺害予告 大学生逮捕
2013.01.16 日本テレビ
他人のパソコンからネット掲示板に小学生を殺害するという犯行予告を書き込んだ24歳の大学生が脅迫の疑いで逮捕された。大学生は校内の他人のパソコンから犯行予告をしていたが自分のIDで脅迫を擁護する書き込みを行なったため容疑者特定につながった。大学生は容疑を認めている。
「生徒殺す」脅迫文 大東大一高に届く
2013.01.13 東京朝刊
大東文化大学第一高校(板橋区高島平)に「包丁で生徒を殺す」などと書かれた封書が郵送されていたことが12日、高島平署への取材で分かった。同署は威力業務妨害などの疑いで捜査している。
同署によると、封書が届いたのは9日午後。「1月12日に包丁で生徒を人質に取り殺す」などと書かれており、封筒の裏には「川口市」と記されていた。
同校は同署に通報し警備を依頼するとともに、通常、土曜日にも授業があるが臨時休校とした。また、大学のキャンパスに併設されており、キャンパスも閉鎖された。
[事件・事故]脅迫容疑で少年逮捕 今治署
2013.01.13 朝刊
◆脅迫容疑で少年逮捕 今治署は12日、脅迫の疑いで今治市、農業手伝いの少年(18)を逮捕した。容疑は2012年12月30日午後3時45分ごろ、市内の母親(38)に電話し「殺すぞ。おまえ一人になったら引きずりまわしてやっちゃるけんの」などと脅迫した疑い。同署によると、少年は「電話したが、殺すぞとは言っていない」と容疑を否認している。
脅迫メールの疑い=石川
2013.01.12 東京朝刊
津幡署は11日、兵庫県西宮市、自称派遣社員A容疑者(22)を脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、A容疑者は9日、金沢市の女性(25)に「殺すぞ」などの携帯メールを送った疑い。A容疑者と女性は昨年12月頃にブログを通じて知り合った。A容疑者は女性に交際を申し込んだが拒絶されたという。
証人威迫と脅迫容疑で3人逮捕=宮城
2013.01.11 東京朝刊
石巻署は10日、仙台市太白区長町、整骨院経営A被告(50)(傷害罪で公判中)、同市宮城野区苦竹、会社員B容疑者(52)、秋田市寺内、自営業C容疑者(52)の3人を証人威迫と脅迫の疑いで逮捕した。
発表によると、3人は昨年10月13日、A被告が裁判で有利になる証言を被害者にさせるため、被害者の弟を「証拠を残さず人を殺すこともできる」と脅して兄に働きかけるよう強要し、従わなければ弟とその家族に危害が及ぶと脅迫した疑い。3人は同じ高校の出身で、いずれも容疑を否認しているという。
阿部被告は2011年12月、女川町の養殖業の男性(42)をバットで殴り腕の骨を折るけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕、起訴され、その後保釈されていた。
情報漏えい 「情報屋」3人に罰金 名地裁判決 「悪用顧みなかった」
2013.01.10 夕刊
個人情報の売買を仲介する「情報屋」による情報漏えい事件で住民基本台帳法違反などの罪に問われた情報屋、久松淳二被告(37)=名古屋市名東区=ら三人の判決公判が十日、名古屋地裁であった。
神原浩裁判官は「常習的な犯行で、犯罪に利用される可能性を顧みなかった」としてA被告に罰金二百万円(求刑罰金二百五十万円)、元従業員のB被告(38)=愛知県大治町=とC被告(44)=名古屋市南区=に罰金百万円(同百五十万円)を言い渡した。
判決によると、三人は他の共犯者らと二〇一一年八月、行政書士が使う専用書類にうその申請目的を記し愛知県蒲郡市の男性会社員ら二人の住民票などを手に入れた。愛知県瀬戸市、稲沢市でも同様の犯行を繰り返した。
これまでの捜査によると、A被告らが不正に取得した別の個人情報をもとに、名古屋を拠点に風俗店を運営する「Aグループ」代表のA容疑者(55)らが愛知県警の警部に脅迫電話をかけたとされる。
容疑者、警部宅を探る 報道関係者身辺も 警官脅迫 【名古屋】
2013.01.09 名古屋朝刊
愛知県警の暴力団捜査担当の警部に、捜査を阻む目的とみられる脅迫電話がかけられた事件で、風俗店グループ「A」元役員のC容疑者(42)が、警部の自宅を探ったり、脅迫電話の後も別の県警幹部や報道関係者の個人情報を調べたりしていた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。県警は、グループ実質経営者のA容疑者(55)の指示とみている。
捜査関係者によると、警部への脅迫事件の前年の2009年末ごろ、C容疑者は名古屋市北区の探偵事務所に出入りするようになり、素行調査などの基本を身につけた。10年6月25日、C容疑者がこの探偵事務所に警部の身辺調査を頼み、7月13日までに住所や住民票の写しなどの個人情報が青木容疑者に渡った。
7月16日午前、警部の自宅付近でC容疑者がうろついているのが目撃された。最初の脅迫電話があったのは同日午後1時3分だった。計5回の脅迫電話は、警部の娘の名前を告げて、Aグループに対する捜査をやめるよう求める内容だった。住民票で娘の名前を知ったとみられる。
調べに対し、C容疑者は「警部のことを調べて、自宅の確認に行ったことは間違いないが、脅迫電話はかけていない」と供述しているという。
C容疑者はこれまでの捜査で、警部のほかにも、Aグループの捜査を指揮する県警幹部や報道関係者の住所などを調べていた形跡があるという。
警視の情報も入手*愛知・県警幹部脅迫の容疑者
2013.01.08 北海道新聞朝刊全道
指定暴力団A組B会などの捜査を担当する愛知県警幹部の警部を脅迫したとして逮捕された無職C容疑者(42)が2011年春、情報屋と呼ばれる業者を通じ、別の県警幹部の自宅住所などの個人情報も入手していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、別の幹部は当時、捜査4課で風俗店経営A容疑者(55)=脅迫容疑で逮捕=が関わった詐欺事件を捜査していた警視。県警は、A容疑者が経営する風俗店グループの幹部だったC容疑者が、A容疑者に指示され、同容疑者の捜査を担当する県警幹部を脅迫するため情報を集めていたとみて調べている。
警官脅迫 自宅新築頓挫で逆恨みか
2013.01.07 大阪朝刊
指定暴力団A組B会などの捜査中止を愛知県警幹部に迫ったとして、脅迫容疑で同県警に逮捕された風俗店経営のA容疑者(55)が事件前後、「幹部のせいで家が建たない」と周囲に話していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。A容疑者は平成22年7~8月、幹部の自宅などに次女の名前を出して脅迫し、捜査中止を求めたとして逮捕された。A容疑者は当時、自宅新築のため名古屋市名東区に約6億円で土地を購入。同年3月に、建設会社と約19億円で工事契約を結んだ。しかしA容疑者が実質経営する風俗店グループがB会と密接な関係があるとみて県警幹部が建設会社側に事情を伝え、建設会社は工事契約を解除。これを逆恨みした犯行とみて、県警はA容疑者を追及する。
警官脅迫 別の捜査幹部住所も入手 詐欺事件動き探る?
2013.01.07 夕刊
名古屋を拠点に風俗店を経営する「Aグループ」代表A容疑者(55)ら三人が、愛知県警の警部(48)に脅迫電話をかけたとされる事件で、共犯で逮捕されたB容疑者(42)が、二〇一一年四月末にA容疑者が詐欺事件で逮捕される直前、別の捜査幹部の自宅住所などの情報も入手していたことが分かった。幹部はこの詐欺事件を担当していた。県警は、A容疑者が、捜査の手が身近に迫るとB容疑者を使い、県警側の動きを探っていたとみている。 捜査関係者への取材では、この捜査幹部は当時、暴力団捜査を担当する捜査四課に所属。警部の時と同様に、C容疑者が名古屋市の探偵会社に依頼し、固定電話番号から自宅住所などを割り出したとみられる。 県警は、A容疑者がかねて、指定暴力団A組B会を資金的に支える有力な「共生者」とみて、この幹部が率いる班が捜査を進めていた。
C容疑者が幹部の住所などを調べた直後、県警はA容疑者とB会ナンバー2の最高幹部(52)らを、金融機関からマンション購入資金をだまし取った詐欺容疑で逮捕=最高幹部は不起訴。それまで不透明だった両者の関係を、初めて浮かび上がらせた。 この事件を皮切りに、A容疑者は八月までに計四回、逮捕され、昨年三月には、懲役二年六月、執行猶予四年の有罪判決を受けた。 捜査関係者によると、C容疑者は風俗店の経営を任されたAグループ幹部だったが、一〇年十一月、「D探偵社」設立を愛知県公安委員会に届け出て、探偵業を始めた。A容疑者の指示だったとみられる。県警は、A容疑者が、探偵会社をグループ傘下に置き、捜査関係者の身元調査などに利用しようとしたとみている。
県警は七日、佐藤容疑者ら三人を送検した。
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A容疑者が逮捕される経緯
2010年4月 愛知県警が捜査4課に「A特別対策室」を設置
6月 C容疑者が、探偵会社に県警警部の個人情報の調査を依頼。住所や家族構成などを入手
7~8月 警部の自宅などに捜査中止を迫る脅迫電話がかかる
11月 C容疑者が自ら探偵会社を設立
2011年4月 C容疑者が、警部とは別の捜査幹部の住所などを入手
同月末 捜査幹部が率いる捜査班がA容疑者とB会ナンバー2の最高幹部を詐欺容疑で逮捕。A容疑者は8月までに計4回逮捕される
2012年3月 名古屋地裁が、A容疑者に懲役2年6月、執行猶予4年を言い渡す
2013年1月 A容疑者ら3人を脅迫容疑で逮捕
警部の個人情報を不正収集 脅迫容疑者、複数の探偵に依頼 愛知
2013.01.06 東京朝刊
愛知県警で暴力団捜査を担当する警部に脅迫電話をかけたとして、名古屋市の風俗店グループ「A」の実質的経営者のA容疑者(55)=同市昭和区=ら3人が逮捕された事件で、A容疑者らが、探偵を使って警部の家族構成などの個人情報を不正に調べ上げていたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は、こうした情報が捜査を阻む目的で脅迫に使われたとみている。 県警は5日、3人の逮捕について発表した。逮捕されたのはほかに、いずれもグループ元役員のB(37)=東京都世田谷区=とC(42)=名古屋市千種区=の両容疑者。3人とも容疑を否認しているという。 A容疑者らは2010年7~8月、警部の自宅や携帯電話に計5回電話をかけ、娘に危害を加えることをほのめかしたり、「絶対にお前をつぶしてやる」と告げたりして脅した疑いがある。 脅迫電話の3週間前、C容疑者が、名古屋市の探偵に警部の個人情報の入手を頼んでいたことが県警の捜査で判明。複数の探偵を通じて、警部が契約する携帯電話会社ソフトバンクの岡山市の販売店から、警部の住所が漏れていた。 さらに住所をもとに東京の司法書士の名前で警部の戸籍謄本が取られていた。県警は脅迫電話をかけたのはB容疑者とみている。
●個人情報の闇売買、明るみに
役所や企業が管理する個人情報が闇市場で売られる「個人情報ビジネス」は、警部への脅迫事件の捜査がきっかけで明るみに出た。 県警の最大の目標は、A組組長の出身母体であるB会の弱体化だ。そのためには、同会の資金力を支える最有力の「C」とみるDグループの摘発が不可欠だった。
捜査関係者によると、Dグループは、名古屋市を中心に東海や四国に性風俗店など数十店を展開。1990年代から売り上げを伸ばしてきた。
県警がDグループへの内偵捜査を本格化させたのは2010年ごろ。脅迫の被害にあった警部が捜査班を率いていた。脅迫電話をかけてきた男は、警部の娘の名前を告げたうえ、自宅の住所や車のナンバーも知っていた。
情報が正確だったことから、県警は警部の個人情報の漏洩(ろうえい)源をたどる捜査に着手。個人情報の不正入手にかかわっていた複数の探偵業者を家宅捜索。警部以外にも、携帯電話の顧客情報のほか、雇用保険の被保険者の職歴情報、車のナンバーといったあらゆる個人情報が探偵業者を通じて売り買いされていることが次々に明らかになった。
県警は11年秋から、探偵や漏洩源となっていた司法書士、警察官、労働局職員ら計33人を逮捕した。
県警幹部に脅迫電話容疑 風俗店経営者ら3人逮捕
2013.01.05 共同通信
愛知県警は5日、指定暴力団A組などの捜査を担当する県警幹部に、家族の名前を出して脅し、捜査の中止を求める電話をしたとして、脅迫の疑いで、風俗店経営 A容疑者(55)=名古屋市昭和区=ら3人を逮捕した。
他に逮捕されたのは無職B容疑者(37)=東京都世田谷区=と、無職
C容疑者(42)=名古屋市千種区。A容疑者とB容疑者は「自分は関係ない」などと否認。C容疑者は「電話はかけていない」と否認する一方、入手した幹部の携帯電話番号から「住所や家族のことを調べたのは間違いない」と供述している。 逮捕容疑は2010年7~8月、名古屋市や長野県内の公衆電話から、幹部の携帯電話や自宅に5回にわたり電話し、次女の実名を出し「次女がどうなっても知らないよ」「絶対におまえをつぶしてやる」などと脅迫し捜査中止を求めた疑い。この幹部は当時、A容疑者が実質的に経営する風俗店グループがA会と密接な関係にあるとみて捜査していた。県警は11年、長野県のゴルフ場で身分を隠してA会ナンバー2の若頭とプレーしたとして、詐欺容疑などでA容疑者を逮捕。A容疑者は12年に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。 県警によると、A容疑者が、当時グループ会社の役員だった2人に幹部の住民票など個人情報の入手と脅迫を指示。B容疑者が「情報屋」と呼ばれる業者に依頼して情報を入手し、C容疑者が電話の一部をかけたとみている。県警は他にも脅迫電話をかけた実行犯がいるとみて調べる。 県警は12年、この幹部の住民票や個人情報を不正取得したとして、都内の司法書士事務所経営者や探偵業者、ソフトバンクモバイル代理店の元店長らを逮捕、いずれも戸籍法違反などの罪で有罪判決を受けた。