報道された脅迫事件 2019年

脅迫罪の元警部補、20万円の罰金命令 /香川県​
2019.12.20 大阪地方版/香川  香川全県 

 丸亀市内のリサイクル店で6月、「わしは生安(生活安全課)や」「立ち入り(調査)しようか」などと従業員を脅したとして、脅迫の罪で略式起訴されていた県警の元警部補で40代の男性について、丸亀簡裁は罰金20万円の略式命令を出した。12日付。​

伊藤詩織さん 性暴力被害訴訟で勝訴*関係者、刑法改正に期待*同意ない性交は犯罪*被害者の声に即して​
2019.12.20 北海道新聞朝刊全道

 元TBS記者による性暴力被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織さんが民事訴訟で勝訴した。東京地裁判決は実名での被害公表を「被害者を取り巻く状況を改善しようとし、公共性、公益性がある」と認定。性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」が広がりを見せる中、被害者を勇気づける判断となった。関係者は「同意のない性交は犯罪」とする刑法改正につながってほしいと期待を寄せ、道内の被害者支援団体も判決を評価している。(28面参照)​
 「勝訴しても、なかったことにはならない。日本は被害者が置かれた社会的、法的な環境が本当に遅れている」。伊藤さんは18日の判決直後、涙声で語った。​
 2015年、被害の数日後に警察に相談したが、結局は不起訴に。なぜ立件しないのか、理由も十分に分からないまま。「ブラックボックスではなく、開かれた場で証言や証拠を精査してほしい」と17年に提訴した。​
 実名での告発は、性被害を訴える世界的な動き「#MeToo」の「日本での先駆け」とも言われたが、インターネット上では多くの誹謗(ひぼう)中傷に苦しめられた。「あなたに落ち度があった」と女性から責められもした。​
 一方、今春に相次いだ性暴力の無罪判決に抗議する「フラワーデモ」が、東京・大阪で4月に始まった。うねりは全国に広がり、被害者が胸にしまい込んできた思いを共有する場となっている。​
 9月には伊藤さんも東京駅前のデモに参加。被害当日の服装で現れ、被害者の落ち度をあげつらう風潮を批判。「どんな服を着ていても、どんな下着であっても、『性行為に合意』になるわけがない。日本の法律では何が合意かが抜け落ちている」と強調した。​
 デモの呼び掛け人で作家の北原みのりさんも判決を傍聴。「判決を導いたのは、#MeTooやフラワーデモによってできた『被害者を独りにしてはいけない』という社会の空気。希望を与える」と評価した。​
 刑法の性犯罪に関する規定の見直し時期は来年に迫る。被害者や支援者らでつくる「刑法改正市民プロジェクト」は、刑法が「暴行・脅迫」「抵抗不能」など、有罪認定に厳しい条件を課している点を問題視。被害者の声に即した改正を訴え、「同意がなければ、その性交は犯罪」とするよう求めている。​
 ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士は「これまでは、被害が被害とすら認められず、誹謗中傷を受けて苦しんできた」と指摘。「民事と刑事で判断の違いはあるが、今回の判決を一つのきっかけにしてほしい」と話す。​
 伊藤詩織さんも判決後の記者会見でこう訴えた。「不同意性交はレイプと法律にあれば(立件の)ハードルはもっと低くなると思う。(刑法改正に)盛り込んでほしい」​
 ジャーナリスト伊藤詩織さんが元TBS記者から性暴力を受けたとして損害賠償を求めた訴訟 伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之さん(53)から性暴力を受けたとして、1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は18日、「酩酊(めいてい)状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口さんに330万円の支払いを命じた。​
 山口さんは、伊藤さんが著書などで被害を公表したことで名誉を傷つけられたとして、逆に1億3千万円の賠償を求めたが、判決は「公表内容は真実で、名誉毀損(きそん)には当たらない」として棄却した。​
 判決によると、伊藤さんは2015年4月、就職先の紹介を受けるため山口さんと会食した際に意識を失った。伊藤さんはその後、ホテルで性的暴行を受けたと主張。山口さんは、合意に基づく性行為だったと反論していた。​
*「希望与えた」*道内の支援団体​
 性暴力被害者の支援に取り組んでいる札幌のNPO法人ゆいネット北海道の副理事長、須田布美子さん(弁護士)は「性暴力を受けた女性の大多数が警察に相談できない。そのなかで伊藤さんは勇気を持って行動を起こした。民事で訴えが認められたことで、闘おうか悩んでいる被害者に希望を与えた」と話している。​


【ニュースボックス】女性を監禁、脅迫容疑の41歳逮捕​
2019.12.20 本紙朝刊 

 竜ケ崎署は19日、逮捕監禁と脅迫の疑いで、千葉県柏市富里1丁目、会社員、t容疑者(41)を逮捕した。逮捕容疑は11月29日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った茨城県南地域の女性(17)を柏市内にあるホテルの一室に無理やり連れ込み監禁した上、スマートフォンで女性の容姿を撮影。「警察などに話したりすれば、写真を送りつける」などと脅した疑い。同署によると、容疑を認めている。女性は同日中に解放され、けがはなかった。​

 こちら特報部 伊藤詩織さん勝訴 「性暴力」問題 日本の「後進性」あらわ(上) 海外メディア指摘 米紙「男性優位」 台湾紙「安倍御用記者」​
2019.12.20 朝刊 

 性暴力の被害を訴えたジャーナリスト伊藤詩織さん(30)が民事訴訟で勝訴し、ニュースは世界に発信された。多くの海外メディアが日本の法制度や警察、検察の問題点を指摘。中には、被告側の元TBS記者山口敬之氏(53)と、安倍晋三首相の関係を取り沙汰する記事もあった。浮き彫りになった日本社会の問題点。伊藤さんの訴訟をきっかけに変わっていくのか。 (石井紀代美、佐藤直子)​
 厳しい質問が​
 山口氏に次々​
 「安倍晋三首相らとこの事件について話し合ったことはこれまで一度もないのか」「あなたに逮捕状が執行されなかったのは、菅義偉官房長官に頼んだからではないのか」​
 十九日午後、東京都千代田区の日本外国特派員協会で、外国人記者の厳しい質問が壇上の山口氏に浴びせられた。山口氏は表情を崩さずに、「NO」を連発して否定した。​
 山口氏は白いワイシャツ、薄いベージュのジャケット。ネクタイはしていなかった。広めの会議室の部屋には約百三十人の記者が集まった。政権に近いとされる山口氏を巡るトラブルだけに、海外メディアの関心の高さをうかがわせた。​
 司会者が質問を促すと一斉に手が上がり、山口氏はメモを取ったり、腕組みをしたりしながら聞いた。答えようと、目線を上げると、シャッター音が一斉に鳴り、フラッシュがたかれた。緊張していたのか、山口氏は水の入った卓上のグラスに何度も手を伸ばした。​
 伊藤さんと山口氏の問題は二〇一五年四月に起きた。伊藤さんは就職先を紹介してもらおうとしていた時に「性的暴行を受けた」と訴えた。山口氏は暴行だったことを否定した。​
 両者の主張が対立する中、警察、検察は立件を見送った。しかし、十八日に言い渡された東京地裁の民事訴訟の判決は、伊藤さんに軍配を上げ、海外メディアも一斉に報じた。目立ったのは、性犯罪に対する日本社会の「後進性」を厳しく指摘する記事だ。​
 米紙「ワシントン・ポスト」は「日本の時代遅れのレイプ法」「男性優位の保守派に運営されている国」とし、この判決について「日本人女性の権利の勝利」と報じた。さらに日本のマスコミの問題も指摘。一七年、伊藤さんが記者会見で被害を公表した際、「男性優位で体制寄りの日本のメディア」は、地検が不起訴にしたことを理由に伊藤さんを擁護しなかったと批判した。​
 台湾の有力紙「自由時報」では見出しに「安倍御用記者」の文字が躍った。本文では、安倍晋三首相と昵懇(じっこん)な山口氏に、日本の「#MeToo運動」の代表的な人物の伊藤さんが勝訴したと記されていた。​
 米CNNテレビは内閣府の調査を元に日本の性的暴行の報告率が低いことを指摘。日本人女性の十三人に一人がレイプ被害を受けているのに、ごくごくわずかしか警察に相談せず、その背景には伝統的な「沈黙の文化」があると解説した。​
 英BBC放送は、山口氏が刑事訴追されなかったことに触れつつ、日本の法律では検察が暴力や脅迫があったかどうかや、被害者が抵抗できない状態にあったかを証明しなければならないことに言及。刑事罰を科す難しさを強調していた。​

 こちら特報部 伊藤詩織さん勝訴 「性暴力」問題 日本の「後進性」あらわ(下) 国内の専門家疑念 「性被害に冷たい刑事司法」 不起訴は「国策のにおいも」 現場再現前近代的手法なお​
2019.12.20 朝刊 

 訴訟では、伊藤さんが性行為に同意していたかどうかが争点になった。判決は「被告が酩酊(めいてい)状態にあり、意識のない原告に対して同意がないまま本件行為に及んだ。(同意があったとする山口氏の主張は)信用性に疑念がある」と、「同意なし」をはっきり認めた。​
 判決から新たな疑問がわく。性暴力の問題に詳しい中野麻美弁護士は「伊藤さんが酩酊状態で意に反して加害に及ばれたことが明白なら、なぜこの事件は準強姦(ごうかん)事件として起訴されなかったのか。起訴すべきだった」と語る。​
 裁判には大きく分けて民事と刑事があり、伊藤さんが勝ったのは民事訴訟だ。中野氏が指摘するのは刑事裁判。警察、検察が捜査し、検察が起訴することで法廷が開かれる。罪を立証するのは検察で、裁判所が罪の有無を判断する。中野氏は、この刑事で責任が問われなかったことに疑問を示したのだ。​
 伊藤さんも刑事処分を求めていた。しかし、検察は「犯罪の疑いが十分でない」と起訴せず、検察の処分が妥当かどうか検討する検察審査会も「起訴しないことが相当」と退けた。同じ司法で、なぜ判断が食い違うのか。中野氏は「一般的に性被害を巡る日本の刑事司法は冷たい。立件に高い壁がある」と指摘する。​
 理由は刑法の規定にある。一七年の改正で罪名を変えた強制性交罪(旧強姦罪)、準強制性交罪は「同意なし」だけでは成立しない。被害者が抵抗できなくなるほどの「暴行・脅迫」か、抵抗できない状態(抗拒不能)におかれていたなどの条件が必要だ。​
 「検察官は被害者がうそをついていないか、証言は裁判に耐えられるのか厳しく見定める」(中野氏)。そのために、心の傷をえぐるような話を何度も被害者にさせる。人形を使って事件を再現することもある。それで疑問が残れば起訴は見送られる。​
 一方、民事は当事者同士の争い。相手よりきちんと主張できれば勝てる。だが、伊藤さんの事件は、こんな一般論だけで説明できないと感じている人がいる。​
 「捜査関係者から、僕たちは逮捕したかったが、止められたと聞かされたことがある」。伊藤さんは勝訴後の会見でこう語った。自著「Black Box」では、山口氏に逮捕状が発行されながら、警察上層部の判断で逮捕が取りやめになったことを記した。​
 こんな経緯から政権に近い山口氏の立件に、圧力がかかったのではというのだ。真偽は分からない。中野氏は「伊藤さんの事件には“国策”のにおいもするが、刑事司法の当局に性犯罪は闇に葬れるんだと甘くみる向きがある。正義感が足りない」と言葉を選びつつ憤る。​
 伊藤さんを支援するNPO「ヒューマンライツ・ナウ」事務局長の伊藤和子弁護士は「伊藤さんの民事訴訟は多くの性被害者が苦しめられてきた問題をあらわにした。今回の判決が評価されるのは性被害者が理解されることの難しさのあらわれでもある」と述べる。​
 被害者らは判決をどう見るか。七年前に勤務先の上司からレイプされ、民事訴訟で勝訴した元教師の太田恵子さん(32)は「記者会見を開いたり、手記を出したり、メディアの取材を受けたり発信を続けた。伊藤さんにはお疲れさまでしたと言いたい。伊藤さんは『この判決で終わりではない』と語っている。その通りだ。私も天職を失い、平穏に暮らせなくなった。それなのに性被害への賠償額が低すぎる」と話した。​
 性被害者と支援者の団体「スプリング」の山本潤代表は「判決は希望になる。伊藤さんの告発に裁判所は公益性があると認めた。それは性犯罪の被害者にとってこの社会に居場所があるということを意味する」と語り、涙ぐんだ。​
 デスクメモ​
 2019・12・20​
 就職先を探している時、多くの若者は「内定をもらえるだろうか」と不安になる。何度も今後の健闘を「お祈り」されると自分が否定されているように感じる。その不安定な心に付け込む採用側の人間が、どうやら少なからずいる。同意なしは論外。同意があったとしても許されない。(裕)​

 SNSで知り合った少女をホテルに監禁 容疑の会社員逮捕​
2019.12.20 朝刊  茨城版 

 【茨城県】竜ケ崎署は十九日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った少女(17)をホテルに監禁したなどとして、逮捕監禁と脅迫の疑いで、千葉県柏市富里一、会社員t容疑者(41)を逮捕した。​
 逮捕容疑は十一月二十九日夕、少女を柏市内のホテルに無理やり連れ込んで監禁した上、スマートフォンで少女を撮影して「警察などに話せば、写真を学校に送りつける」などと脅迫したとされる。​
 署によると、今月十日に少女から被害相談があり発覚した。​

隠し撮り・リベンジポルノ…〓厳罰化・法改正を〓高まる声/人気歌手自殺に衝撃/韓国​
2019.12.20 日刊紙

 【ソウル=栗原千鶴】韓国社会に衝撃を与えた女性グループ「KARA」の元メンバー、ク・ハラさん(28)の自殺から1カ月。クさんは、元交際相手から「性行為の動画を公表してキャリアを傷つける」とリベンジポルノで脅迫されたとして訴訟中でした。韓国ではこの間、男性芸能人が女性をレイプし、その映像をSNSで友人と共有していたことも発覚するなど、デジタル性犯罪が社会問題化。厳罰化や法改正を求める声が高まっています。​
 裁判所は今年8月、クさんの元交際相手に対し、暴行や脅迫などで懲役1年6月、執行猶予3年を宣告しました。一方で、性行為の撮影については、クさんが不同意だったと認定しつつ、撮影後も恋愛関係にあったことを理由に性暴行罪は適用されませんでした。中傷に悩まされ クさんは裁判だけではなく、インターネット上の中傷にも悩まされていました。公判が開催されるたびに「クハラ セックス 動画」などの語句が検索ランキングの上位に。捜査の過程では、裁判官から証拠として性行為の動画を提出するよう求められ、二次被害が起きました。​
 市民団体「デジタル・性犯罪・アウト」で活動するハンさん(28)は、「いま、デジタル性犯罪や悪質な書き込みに対し、あまりにも罰則が軽い。ほとんどが執行猶予」と指摘します。​
 昨年から若い女性を中心に、「私の体はあなたのポルノではない」とデモや集会を行い、隠しカメラを使った犯罪を厳しく取り締まるよう要求してきました。​
 こうした運動を受け政府は昨年、「女性暴力防止基本法」を制定、今月25日に施行されます。同法は家庭内暴力や性暴力、ストーカー行為、デートDVやデジタル性犯罪などを女性に対する暴力と規定。被害者への保護や支援が、被害者の権利であることなどを明記しました。「不同意」処罰を ハンさんは、「変化もありましたが、影響は小さかった。若い芸能人が死を選んでしまいました。罰則強化をはじめ裁判や捜査の過程でも、まだまだ改善できることがあります」と語りました。​
 昨年9月には、正義党の李貞味(イ・ジョンミ)議員が、現行では刑法上のレイプ規定が、被害者がどれだけ「抵抗」したかという点ではかられているとし、「同意」のない性関係を処罰する改定案を提出しました。李氏は発議時の記者会見で、「改定案は、性的な自己決定権を国家と社会が保護すべき権利だと明らかにしている」と語りました。​

少女監禁疑い柏の41歳男逮捕 SNSで知り合う​
2019.12.20 千葉日報 

 茨城県警竜ケ崎署は19日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った少女(17)をホテルに監禁したなどとして、逮捕監禁と脅迫の疑いで、柏市富里1、会社員、t容疑者(41)を逮捕した。​

 逮捕容疑は11月29日夕、少女を柏市内のホテルに無理やり連れ込んで監禁した上、スマートフォンで少女を撮影して「警察などに話せば、写真を学校に送りつける」などと脅迫した疑い。​

 署によると、今月10日に少女から被害相談があり発覚した。​

「自画撮り」要求 原則懲戒免職に*札幌市教委指針​
2019.12.18 北海道新聞朝刊全道 

 札幌市教委は17日、教育委員会会議を開き、学校職員の懲戒処分の指針に「児童ポルノ等の提供を求める行為」を盛り込むことを決めた。​
 子どもにわいせつな写真や動画を撮影、送信させる「自画撮り」の防止に向けた、道青少年健全育成条例改正を受けたもの。同条例違反で罰則が科せられた教職員は原則懲戒免職とする。同条例の施行に合わせ、来年1月から適用する。​
 同条例改正では、13歳未満の子どもにわいせつな画像を要求したり、13歳以上18歳未満の子どもに脅迫や見返りに現金を渡すなどの悪質な手口での要求に対し、それぞれ30万円以下の罰金を科すなどしている。市教委は「学校職員は公務員の中でも高いモラルが求められる」と指針を改正した理由を説明する。(高木緑)​

乗り合いバスで土下座させた容疑、逮捕 /岡山県​
2019.12.16 大阪地方版/岡山 

 県警は15日、真庭市田原山上の無職n容疑者(70)を強要の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。捜査1課によると、n容疑者は12日午前9時40分ごろ、同市鹿田を走行中のワンボックスタイプの乗り合いバス内で、乗客の女性(68)に対し「殺しちゃろうか」などと脅迫し、土下座させた疑いがある。​
 同課によるとn容疑者は以前に女性と近所付き合いがあり、何らかのトラブルがあったとみて調べている。女性が12日、真庭署に被害を相談した。当時、バス内の客は2人だけだったという。​

岡山の2中学生 22万円恐喝容疑 岡山南署が逮捕=岡山​
2019.12.14 大阪朝刊 

 中学校の後輩から22万円を脅し取ったとして、岡山南署は13日、岡山市内の中学2年の男子生徒2人(いずれも14歳)を恐喝容疑で逮捕した。容疑を認めているという。​
 発表によると、生徒2人は顔見知りだった同1年の男子生徒(12)に対し、校内で6日朝、「10万円貸してくれ」「親に言ったらしばく」と脅迫したうえ、9日朝に22万円を恐喝した疑い。​
 7日には、生徒2人のうち一方の自宅に後輩を呼び出し、「持ってこんかったら家まで行って引きずり出してやる」などと脅していたという。​
 後輩が両親に相談し、11日に被害届を出していた。​

高齢夫妻宅で強盗致傷容疑 堺 孫の交際相手逮捕
2019.12.14 大阪朝刊 

 交際する女性の祖父母宅に押し入り、粘着テープで緊縛するなどしたとして、大阪府警は13日、堺市東区のアルバイト店員、y容疑者(26)を強盗致傷容疑で逮捕した。過去に交際相手と訪れたことがあり、調べに対し「金があると知っていた。借金を返すためにやった」と供述しているという。
 発表では、y容疑者は11月24日午後1時半頃、同市堺区の男性(69)宅に侵入し、男性の手や口に粘着テープを巻きつけ、「金はないんか」と脅迫。その後、帰宅した妻(76)にはカッターナイフを突き付けて転倒させ、2人に約1~4週間のけがを負わせた疑い。
 室内を物色中、妻が助けを求めて叫ぶと逃走し、金品の被害はなかった。帽子とマスクで顔が分からないようにしていたが、周辺の防犯カメラに映った車などから特定された。

SNSの危険 保護者ら学ぶ 下野署が教室 子供が相談できる関係を=栃木
2019.12.14 東京朝刊 

 11月に大阪市の小学6年の女児がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った男に誘い出され、小山市内で保護された事件を受け、下野署は12日、教職員や保護者らに対するSNS安全教室を下野市内の公民館で開いた。
 教室には同市内の学校の教職員や保護者ら約40人が参加。同署の生活安全課から、10代の少女がSNSで知り合った男から脅迫されてわいせつ行為の被害者となった事件など、県内で近年起きたSNSに関するトラブルや犯罪の事例が報告された。
 また、コンピュータソフトウェア著作権協会の中川文憲事務局長が講演し、「子供のSNSの利用を全て把握するのは困難なので、トラブルに巻き込まれた時に子供が親に相談しやすい環境・信頼関係作りが大切」と指摘した。
 参加した同市立吉田西小の塩沢建樹校長(53)は「SNSへの知識をもっと身につけて、生徒が教師に気軽に相談できる環境を作っていきたい」と話していた。

 中2が後輩から22万円恐喝疑い 岡山、2人逮捕
2019.12.13 夕刊 

 学校内で後輩の男子中学生(12)から現金約二十二万円を脅し取ったとして、岡山南署は十三日、恐喝の疑いで、いずれも岡山市内に住む十四歳で中学二年の男子生徒二人を逮捕した。二人は「暴力を振るうと脅して、お金を持ってこさせた」などと容疑を認めている。
 二人の逮捕容疑では、共謀し六日朝、校内で「十万円貸してくれ」「親に言ったらしばくで」と男子中学生を脅迫。七日にも「持ってこんかったら家まで行って引きずり出してやっちゃるけえ」などと迫り、九日午前八時十分ごろ、三階の男子トイレ内で現金を脅し取ったとされる。署によると、男子中学生は自宅にあった現金を渡したとみられる。十一日に署に被害届を出した。

女性乱暴けが負わす 被告に懲役13年求刑 地裁岡崎支部公判
2019.12.12 朝刊 

 【愛知県】豊川市で女性に乱暴してけがを負わせたとして、二つの事件で強制性交等致傷などの罪に問われた豊川市、無職u被告(25)の裁判員裁判の論告求刑公判が十一日、名古屋地裁岡崎支部であり、検察側は懲役十三年を求刑した。判決は十三日。
 検察側は論告で「犯行以前から(対象となりそうな)女性を物色したり、カッターナイフを準備していることから計画性は明らか。精神的苦痛に加え、けがの程度も重い」と指摘。弁護側は「犯行は唐突で計画性はない。いずれの女性に対してもけがの程度は全治二週間以内で重くない」と情状酌量を求めた。
 起訴状によると、被告は二〇一七年五月、豊川市内で徒歩で通行中の女性=当時(18)=に暴行や脅迫をした上で乱暴し、けがを負わせたとされる。さらに昨年十二月、同市内で歩いていた女性=当時(25)=に同様の行為をしたとされる。

工藤会 トップ裁判=元組合長射殺 親族も脅迫か おいが証言
2019.12.12 朝刊 

 特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件で、殺人などの罪に問われた同会トップで総裁のn被告(73)とナンバー2の会長t被告(63)の第11回公判が11日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。1998年2月に射殺された元漁協組合長のおいが検察側証人として出廷。同じ漁協に所属していた父親や自分の身にも脅迫めいた事件があったと証言した。
 元組合長や父親は、北九州市が96年に発表した港湾事業を巡る漁業補償金の分配に影響力があったとされる。おいは父親と共に港湾建設会社を経営。会社のガラスが割られたことがあり、父親の元には工藤会関係者から脅迫電話もあった。
 その父親も2013年に何者かに射殺され、その後、会社に脅迫文が届いたという。
 弁護側は、父親の射殺事件などについては未解決と指摘し「犯人が分かっていない事実に基づき(審理中の事件を)立証することは許されない」と異議を申し立てた。

★脅迫の疑いで男を逮捕 
2019.12.10 朝刊 

 岐阜南署は9日、脅迫の疑いで、岐阜市日野東、アルバイトk容疑者(70)を逮捕した。
 逮捕容疑は11月28日午前8時50分ごろ、岐阜市の代行運転手の男性(60)方で、外から窓越しに「とことん仕返ししてやるでな」、「覚えとけよ」などと室内にいた男性を脅した疑い。
 署によると、2人は旧来の知人。27日に貸した金を返すよう男性が求めた際、言い合いとなっていた。k容疑者は「そんなことは話していない」と容疑を否認している。

知人を脅した疑い
2019.12.10 朝刊  岐阜版 

 【岐阜県】岐阜南署は9日、脅迫の疑いで、岐阜市日野東6、代行運転手k容疑者(70)を逮捕した。
 逮捕容疑では、11月28日午前8時50分ごろ、岐阜市内の自宅にいた知人の代行運転手の男性(60)に「とことん仕返ししてやる」などと窓越しに怒鳴り、脅迫したとされる。
 署によると、「そんなこと話していない」と容疑を否認している。k容疑者は男性に借金があり、返済のトラブルを抱えていたという。

 性被害事件 相次ぐ無罪判決 「犯罪成立要件 ハードル高い」 学会、法改正提案
2019.12.09 夕刊

 実の娘に性的な虐待をした父親を無罪とした名古屋地裁岡崎支部判決など、ことし三月に全国で相次いだ性被害事件の無罪判決について議論しようと、ジェンダー法学会が八日、大阪大(大阪府豊中市)でシンポジウムを開いた。法律の専門家や当事者団体が「公正な司法判断を」と法改正を求めた。
 一連の無罪判決では、被害者が抵抗したかや、加害者に相手が抵抗できない状態との認識があったかが争点となった。角田(つのだ)由紀子弁護士は「犯罪成立の要件となる暴行・脅迫が著しく抵抗を困難にする程度とされ、ハードルが非常に高く設定されている」と批判した。
 性被害の当事者団体などは同意のない性交を一律に処罰する法律を求めるが、甲南大の斉藤豊治(とよじ)名誉教授(刑事法)は「重罰化は法の適用をせばめる危険性がある」と指摘。同意のない性交から暴行などを用いた強制性交まで、段階的な処罰法の制定を提案した。
 性暴力の被害者らでつくる団体「Spring」の山本潤代表理事は、「有罪にならないと被害者が絶望している状況を変えたい」と訴えた。

脅迫メッセージ投稿の男に有罪判決 /愛知県
2019.12.06 名古屋地方版/愛知  

 名古屋市のウェブサイトを通じて脅迫めいた文章を送信し、職員の業務を妨害したとして威力業務妨害の罪に問われた無職a被告(64)=千葉県八千代市=の初公判が5日、名古屋地裁であった。西沢恵理裁判官は懲役1年6カ月、執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の判決を即日言い渡した。判決によると、a被告は8月4日午前8時10分ごろ、市のホームページ「市長ホットライン」に「ガソリン携行缶持つて貴様のところに明日行く」などと投稿し、市職員に臨時会議を開かせるなどして業務を妨害した。

 HPに脅迫文送信 業務妨害の男有罪 名地裁判決
2019.12.06 朝刊

 名古屋市のホームページの投稿フォームに放火殺人を連想させる脅迫文を書き込み、市職員らの業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われた千葉県八千代市、無職a被告(64)の初公判が五日あり、名古屋地裁は懲役一年六月、執行猶予三年(求刑懲役一年六月)の即日判決を言い渡した。
 西沢恵理裁判官は判決理由で、「表現の不自由展・その後」を巡る河村たかし名古屋市長の発言を報道で知って憤り、市長らをパニックに陥れようとしたことが動機だったと指摘。「短絡的で身勝手。放火殺人事件を想起させる内容を送信しており悪質」とした。
 判決によると、八月四日朝、名古屋市公式ホームページの投稿フォーム「市長ホットライン」に携帯電話から「ガソリン携行缶持って貴様のところに明日行く」などの文章を送信し、職員らの業務を妨害した。

SNS 潜む危険学ぶ/安岡中 トラブル防止講演会
2019.12.05 朝刊 

 那覇署(崎原永克署長)は3日、那覇市立安岡中学校で会員制交流サイト(SNS)トラブル防止講演会を開いた。11月に大阪の小学6年女児がSNSを介して誘拐された事件や、学校側の要望を受けての実施された。2年生約280人が参加し、SNSに潜む危険について学んだ。

 同署少年課の島尻美紀警部補はSNSに写真をアップする際の注意点などを説明した。「ネットで拡散された写真を完全に消すことは不可能。また相手が見えないため、なりすましも多い。ネットで知り合った人を信用したり、写真を送信したりしないで」と話した。
 県内でもネットで知り合った人の顔写真を勝手に加工し、脅迫に使う事案も発生しているという。島尻さんは「SNSに写真をアップする前に、誰に見られてもいい写真かどうかきちんと考えてほしい」と注意を促した。
 また、SNS上ではメッセージが意図せず誤解されてトラブルに発展したり、グループから排除されたりするケースもあるという。島尻さんは「文面だけでは勘違いされることも多い。直接会って話すことを大切にして」と助言した。
 講演を聴いた宮良奏多さん(14)は「スマートフォンは便利な半面、一歩間違えると危険な部分もあると感じた。マナーやルールを守って楽しく使いたい」と話した。

つつもたせの疑い、新たに1人を逮捕 5人を再逮捕
2019.12.05 埼玉新聞 

 男性を監禁して現金を奪うなどしたとして男女5人が逮捕された事件で、県警捜査1課と少年捜査課、越谷、吉川署は4日までに、恐喝未遂や監禁、強盗、窃盗の疑いで、川口市道合の自営業a容疑者(20)ら高校3年の少女2人を含む17~20歳の男女6人を逮捕、再逮捕した。
 逮捕容疑は9月22日と30日、出会い系アプリを通じて誘い出した越谷市の会社員男性(25)と東京都墨田区の自営業男性(43)に、模造刀のようなものを示し、「未成年を家に連れ込んだな」「俺らにやられるか示談か」などと脅迫。現金計約6万円を奪い、男性のキャッシュカードを使って口座から現金95万円を引き出すなどした疑い。県警は認否を明らかにしていない。
 捜査1課によると、6人は越谷市の自営業少年(19)を中心とした仕事の同僚や友人。少女が吉川市のホテルなどに男性らを誘い出し、その後にa容疑者らが現れて犯行に及んだ。
 県警は11月、強盗などの疑いで、a容疑者ら男女5人を逮捕。防犯カメラの捜査などから余罪を調べ、今回新たに共犯者1人が判明した。

新井被告に懲役5年 東京地裁 強制性交罪、実刑判決
2019.12.03 佐賀新聞 

 派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われた元俳優a(本名・a)被告(40)に東京地裁は2日、「施術中という状況に付け入った卑劣で悪質な犯行だ」とし、求刑通り懲役5年の判決を言い渡した。a被告は「暴力や脅迫は一切やっていない」と無罪を主張していたが、判決は供述の信用性を否定した。
 a被告側は判決を不服として即日控訴し、再度の保釈も申請。地裁は2日午後、再保釈を認める決定をした。保証金は750万円で、被告は納付した。
 判決理由で滝岡俊文裁判長は「女性の証言は客観的な経緯や状況と整合し、信用性は高い」と指摘。女性とは体格差もあったことから「抵抗を著しく困難にさせる暴行だった」と認定した。
 判決言い渡し後、滝岡裁判長は「信頼を取り戻すのは難しいが、あなたの人生は終わったわけではない。責任と向き合い、地道に信頼を取り戻すべく努力を続けてください」と説諭した。これまでの公判と同様、黒いスーツ姿で入廷したa被告は判決を言い渡される間、身動きせずにまっすぐに裁判長の方を見ていた。

脅迫の疑いで18歳少年逮捕、否認 仙台北署は28日、脅迫の疑いで、仙台市若林区、無職少年(18)を逮捕した。逮捕容疑は10月17日、市内に住む無職の妻(19)に、携帯電話のアプリケーションソフトを使い
2019.11.29 河北新報記事情報

脅迫の疑いで18歳少年逮捕、否認
 仙台北署は28日、脅迫の疑いで、仙台市若林区、無職少年(18)を逮捕した。逮捕容疑は10月17日、市内に住む無職の妻(19)に、携帯電話のアプリケーションソフトを使い「殺すぞ」などとメッセージを送り、脅迫した疑い。同署によると「覚えていない」と否認している。

急増子どもSNS被害 性犯罪など 県内中学生10倍 「知らない人に付いていかない」
2019.11.27 朝刊

大阪市の小学6年女児(12)が栃木県小山市で保護された誘拐容疑事件で、少女は容疑者の男と会員制交流サイト(SNS)で知り合っていた。徳島県内でも中高生らがSNSを通じて児童買春などの性犯罪に巻き込まれるケースが相次いでいる。専門家は、知らない大人が近づいてくるのを想定した訓練が必要と訴えている。
県警によると、2019年にSNSを通じて犯罪に遭った18歳未満の子どもは10月末時点で32人(高校生11人、中学生21人)。18年の15人(高校生13人、中学生2人)の倍以上になっており、中学生が10倍以上と急増している。
犯罪に巻き込まれたきっかけは全てスマートフォン上のアプリ。ツイッター3人、学生限定をうたう会話アプリ「ひま部」13人、LINE(ライン)10人、その他6人だった。
罪種別では児童買春・ポルノ禁止法違反が17人、淫行などの青少年健全育成条例違反が14人、児童福祉法違反が1人。相手から脅迫されたり、性交の動画を拡散されたりした被害も出ている。
県警は今年1月、県内の少女=当時(14)=にみだらな行為をして撮影するなどした徳島市のアルバイトの男(21)を逮捕した。男は少女に面会を拒否されて立腹し、知人に動画を送った。
8月には県央部の女子中学生=当時(15)=を県内のホテルに連れ込み、みだらな行為をしたとして阿南市の男(30)を逮捕した。男は少女に再会を断られ「本気でいろいろ仕掛けていい?」「進学も就職も全て止める」などと脅迫した。
県教委の今年7月の調査では、携帯電話を持っている小学6年生は55・8%(うち56%がスマホ)、中学2年生は75・4%(89・1%)、高校2年生は99・4%(98・1%)だった。所有する携帯のフィルタリング機能の有無を「分からない」とした割合は、小学生58・4%、中学生45・2%、高校生35・9%で、子どもが安
全性を把握し切れていない現状が明らかになった。
県警少年女性安全対策課は「ネット空間では相手の素性が分からず、危険が潜んでいる。保護者はフィルタリング
を活用するなど防衛を心掛けてほしい」としている。
徳島文理大の林向達准教授(学際情報学)は「犯人は子どもの悩みや親切心につけ込んで近づいてくる。知らない大人に付いていかないのが一番。学校や家庭でも具体的な誘い文句を想定し、防犯訓練を定期的に行うのが大切だ」と話した。

 脅迫の疑い
2019.11.26 朝刊 

 【愛知県】江南署は25日、脅迫の疑いで、岩倉市南新町、無職a容疑者(66)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑では、同日午前8時45分ごろ、岩倉市役所で、男性職員(50)ら3人に「ぶっ殺してやる。今日はドスもっとるでな」などと脅迫したとされる。
 署によると、容疑を認めている。a容疑者は車いす利用者ではないが、日ごろから市役所周辺の歩道の狭さに改善を求めていた。

★恐喝疑いで男2人を逮捕
2019.11.20 朝刊 

 各務原署は19日、恐喝の疑いで、岐阜市切通、会社員a容疑者(20)と各務原市那加巾下町、自営業a容疑者(35)を逮捕した。
 逮捕容疑は、共謀して今年6月2日午前0時25分~同45分ごろまでの間に、同市那加住吉町のドラッグストア駐車場で、いずれも同市内在住の男性=当時(25)=と男性=当時(19)=に「何見とるんすか」などと因縁をつけ、男性=当時(19)=の後頭部を拳で殴り「財布出せよ」と脅迫し、2人から現金計2万1千円を脅し取った疑い。
 署によると、被害者2人が近くの交番に駆け込んで被害届を出した。両容疑者の認否は明らかにしていない。

 俳優伊藤歩さん 男女が脅迫容疑 警視庁、書類送検
2019.11.17 朝刊 

 俳優の伊藤歩(あゆみ)さん(39)に危害を加える趣旨のメールを関係先に送り、ドラマの試写会への参加を取りやめさせたとして、警視庁新宿署は脅迫と威力業務妨害の疑いで、いずれも無職で北海道の男(39)と愛知県の女(25)を書類送検した。二人に面識はなく、別々にメールを送信していた。
 男の書類送検容疑は六月十一日、ゲーム会社のインターネット上の意見窓口に「キャラクターの声優を伊藤さんから変えてほしい」「ナイフを刺して目玉をえぐってやりたいくらいの感情」とメールを送り、同二十五日に予定していた試写会への参加を取りやめさせたとされる。
 女の書類送検容疑は六月八日、事務所のホームページの問い合わせ窓口に「殺したいくらい嫌い」「手の甲にフォークを思いっきり突き刺しちゃう」とメールを送信するなどしたとされる。ゲーム会社や事務所が六月に新宿署に相談していた。

「自画撮り」被害 防止へ道が啓発 改正条例PR=北海道
2019.11.16 東京朝刊 

 子どもにスマートフォンなどで自らのわいせつな画像や動画を撮影、送信させる「自画撮り」被害を防ぐため、全国で初めて懲役刑の罰則を盛り込んだ改正道青少年健全育成条例が来年1月に施行されるのを前に、道は15日、JR札幌駅で啓発活動を行った。
 改正条例には、送信を繰り返し要求する常習者に対し、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金を科す規定が盛り込まれた。「自画撮り」被害では、脅迫したり、同性になりすましたりして画像などを送信させる手口が横行しているが、13歳未満の子どもに対しては、脅迫やなりすましがなくても送信を要求する行為のみで罰則の対象とする条項も全国初だという。
 この日は、道警や携帯電話会社とともに、改正条例の内容を紹介するチラシを配って、注意を呼びかけた。道の道民生活課の成田剛・主幹は「被害の実態や危険性を知ってもらい、被害防止につなげていきたい」と話している。

SNS投稿:SNS投稿、犯罪リスク 個人情報流出、居場所を特定
2019.11.16 東京夕刊 

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上に投稿した写真や動画などから個人情報が割り出され、嫌がらせや思わぬ犯罪に巻き込まれるケースがある。ツイッターに投稿した写真の背景を手がかりに居場所を特定され、脅迫を受けた女性は「しつこくて怖かった」と体験を語る。専門家は「技術の進歩で、本人が気付かないうちに個人情報を知られてしまうリスクが一層高まっている」と警鐘を鳴らしている。
 「今から行くから」。2016年10月。当時、芸能事務所に所属してタレント活動をしていた東京都内の30代の女性は、自身のツイッターに突然寄せられたコメントを見て、嫌な予感がした。約1万人のフォロワー(閲覧者)に向け、女性は頻繁に近況を投稿していた。この日は台東区の居酒屋で女性の友達と楽しんでいる写真をツイッターに投稿していた。コメントが届いたのはその直後で、面識のないフォロワーの男からだった。店にいた女性は怖くなり、みんなで店を出た。
 約2時間がたったころ、同じ男から「おい、いないぞ」というコメントが届いた。さっきまでいた店の写真が添付されていた。女性は店の名前や詳しい場所は投稿していない。写真の風景などから店が特定されたとみられる。
 女性は男とやり取りができなくなるよう、ツイッターのアカウントをブロックした。しかし男は何度もアカウントを変え、約1カ月にわたり、ツイッター上で逆恨みして「刺す」などと脅してきた。女性は警視庁に相談し、1人暮らしのアパートではなく、なるべく実家に帰るようにした。今は芸能活動はしていないが、自分がどこにいるのか分かるような投稿はしないようにしているという。
 SNSでの投稿がきっかけとなってつきまとわれたのはこのケースだけではない。今年9月には、都内の20代の女性アイドルがSNSに投稿した画像の自分の瞳に映った風景から最寄り駅を割り出され、ファンの男にけがをさせられる事件が起きた。
 男は警視庁に強制わいせつ致傷容疑などで逮捕された。捜査の結果、男がグーグルマップの「ストリートビュー」を使い、瞳に映った駅と特徴が似た駅を検索して特定していたことが判明。待ち伏せしていた駅から女性の後をつけ、割り出したマンションの前で待っていたという。女性が投稿した動画のカーテンや光の差し込み具合から部屋の位置まで突き止めていた。
 全国webカウンセリング協議会(本部・東京都)に寄せられたSNSに関連したつきまといの相談件数は、13年は401件だったが17年には682件に増えた。ネット上のトラブルに詳しい藤吉修崇弁護士は「画質が良ければ指の画像から指紋を読み取ることも可能な時代だ。何気ない投稿が個人情報流出につながるという意識を持ってほしい」と話している。
 ◇事件解決の糸口にも
 SNS上やスマートフォンに残された情報は、事件解決の糸口や証拠にもつながっている。解析作業は「デジタルフォレンジック(デジタル鑑識)」と呼ばれ、警察は分析に力を入れている。
 東京都中野区のホームセンターで昨年6月、サボテンを持ち去ろうとした男に保安員が殴られた強盗傷害事件では、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿された写真が容疑者逮捕につながった。
 警視庁は事件直後、店の防犯カメラの映像などから容疑者の男をほぼ特定したが居場所がつかめなかった。
 捜査員がインスタグラムで男の名前や観葉植物に関係した投稿がないかを調べてみたところ、男のものとみられるアカウントが判明した。
 画像に映り込んでいた風景から板橋区内のアパートを割り出し、男を発見した。
 2016年には徳島県警が逮捕した男のスマホを解析できたことで重要な証拠を得られた事件があった。スマホに残っていた被害者の写真について、「目に人の影のようなものがある」と捜査員が気づき、画像編集ソフトを駆使して補正を繰り返した。
 すると、次第に顔の輪郭や髪形などが判明し、男がスマホを構えて被害者を撮影している姿が浮かび上がったという。

つつもたせで強盗容疑、少年ら5人逮捕 /埼玉県
2019.11.13 東京地方版/埼玉 

 スマートフォンの出会い系アプリで男性を誘い出し、脅迫して現金などを奪ったとして県警は12日、川口市道合の自営業a容疑者(20)と、越谷市などの17~19歳の少年少女計4人を強盗容疑などで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
 捜査1課によると、5人は9月12日未明、さいたま市見沼区の男性(27)を乗用車に乗せて刃物のような物で脅し、現金約4万3千円が入った財布や、男性のキャッシュカードで引き出した6万円を奪った疑いがある。5人のうち少女(18)が男性と会ってホテルに入店。直後に現れた少年らが、「未成年だぞ。警察に行くか」などと脅し車に乗せたという。

出会い系で誘い出し 強盗、監禁など疑い 高3ら5人逮捕=埼玉
2019.11.13 東京朝刊 

 県警は12日、川口市道合、建築業a容疑者(20)、東京都葛飾区、私立高校3年の女子生徒(18)ら5人を強盗や監禁、窃盗の容疑で逮捕した。
 発表によると、5人は、9月12日未明、出会い系アプリで誘い出したさいたま市見沼区の男性会社員(27)を乗用車に乗せて監禁し、刃物のようなものを突き付け、「警察に行くか、ボコられるか、どうする」などと脅迫。約4万3000円が入った財布を奪い、男性のキャッシュカードを使って引き出した6万円を盗んだ疑い。県警は5人の認否を明らかにしていない。
 県警幹部によると、5人はこの後、男性の両親も脅迫したため、両親が県警に相談し、容疑が浮上した。今年9月頃から、越谷市や吉川市内で同様の事件が数件発生しており、県警は関連を調べている。

女子大生、裸写真で脅され受け子に 還付金詐欺 容疑の男4人再逮捕
2019.11.06 東京朝刊 

 還付金詐欺で高齢男性からキャッシュカードをだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は詐欺容疑で、住所不定、無職、a被告(33)=逮捕監禁致傷罪などで起訴=ら21~33歳の男4人を再逮捕した。同隊は4人の認否を明らかにしていない。
 同隊によると、この特殊詐欺事件では、20代の女子大生が会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った男に裸の写真を撮られて脅迫され、カードを受け取る「受け子」を担当。女子大生は男の指示で引き出した現金50万円を男に渡し、男がそのまま持ち逃げ。a容疑者ら4人は女子大生と男をそれぞれ車などに監禁していたといい、女子大生が解放後に群馬県警に出頭して一連の事件が発覚した。
 4人の再逮捕容疑は5月30日、宇都宮市に住む無職男性(82)に対し、市職員や銀行員をかたり「市役所からの還付金がある」「キャッシュカードを交換する必要がある」などと電話。男性からカード1枚をだまし取ったとしている。

 女子中学生に裸の写真を送らせた疑い
2019.11.06 朝刊 

 【愛知県】緑署は5日、児童ポルノ禁止法違反(製造)と強要未遂の疑いで、三重県四日市市の会社員の少年(19)を逮捕した。
 逮捕容疑では、5月21日~6月30日に複数回にわたり、女子中学生(13)が18歳未満であることを知りながら、携帯電話で裸の映った動画を撮影させ、無料通信アプリLINE(ライン)で少年の携帯電話に送信させたとされる。8月12日にはラインで女子中学生を脅迫し、同様の動画を送信させようとしたとされる。
 署によると、容疑を認めている。女子中学生と保護者が署に相談して発覚した。2人はインターネット上で知り合い、直接の面識はなかった。

脅迫容疑で組幹部逮捕=大分・続報注意
2019.11.05 西部朝刊 

 大分中央署は4日、住所不詳、指定暴力団傘下組幹部、a容疑者(41)を脅迫容疑で逮捕した。発表によると、a容疑者は1~2日、無職男性に電話で、「殺すぞ」などと脅した疑い。容疑を否認しているという。

 [続報]
 2019年11月20日付西部朝刊31面
 =暴力団幹部を不起訴=大分
 無職男性を電話で脅したとして、脅迫容疑で逮捕された住所不詳、指定暴力団傘下の組幹部(41)について、大分地検は不起訴とした。15日付。地検は理由を明らかにしていない。

 弁護士脅迫した疑い
2019.11.01 朝刊

 【福井県】鯖江署は31日、脅迫の疑いで、鯖江市西袋町、無職a容疑者(70)を逮捕した。
 逮捕容疑では、9月30日午後3時ごろ、県内の法律事務所に電話をかけ、応対した事務職員を介して、同事務所を経営する男性弁護士やその関係者に危害を加えると脅したとされる。署によると、「電話の内容はよく覚えていない」と容疑を否認している。

 ストーカー規制法違反などの疑い
2019.10.31 朝刊 

 【長野県】松本署は30日、ストーカー規制法違反(禁止命令違反)と脅迫の疑いで、松本市南松本、建築作業員a容疑者(56)を逮捕した。
 逮捕容疑では、6月上旬に県警から県内の40代女性へのつきまとい行為の禁止命令を受けたが、7月上旬から10月中旬までの間、会員制交流サイト(SNS)で女性に複数回メッセージを送った上、危害を加える旨のメッセージを送って脅迫したとされる。
 署は認否を明らかにしていない。女性からの届けを受けて発覚した。

 組員ら2人不起訴
2019.10.25 朝刊 

 【福井県】福井地検は24日、強要未遂の疑いで逮捕されたいずれも福井市の暴力団組員の男性(52)と会社役員の男性(44)を不起訴とした。地検は処分理由を明らかにしていない。
 2人は、6月に市内の飲食店で男性を脅迫したとして今月3日に福井署に逮捕されていた。

ラインで脅した疑い
2019.10.24 朝刊 

 【静岡県】浜松中央署は23日、脅迫の疑いで、浜松市中区浅田町、会社員a容疑者(26)を逮捕した。
 逮捕容疑は、15、17の両日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、県西部の男性会社員(33)に「全員ぶち殺す」などとメッセージを送り、脅迫したとされる。
 署は認否を明らかにしていない。二人は交際していたがトラブルになり、男性が署に相談した。

 恐喝未遂の疑いで再逮捕
2019.10.22 朝刊 

 【静岡県】清水署は21日、恐喝未遂の疑いで、静岡市清水区蒲原、無職a容疑者(37)を再逮捕した。
 再逮捕容疑は、3月上旬に、静岡市役所清水庁舎に「海に毒をばらまく」などと書いた脅迫文を郵送し、金品を脅し取ろうとしたとされる。
 署は認否を明らかにしていない。a容疑者は、同区の漁協、こども園や小学校に脅迫文を送ったとして三度逮捕=いずれも処分保留=されている。

 ラインで男性脅迫 新立容疑者を起訴 園児死亡事故被告
2019.10.19 朝刊  滋賀版 

 【滋賀県】大津地検は十八日、県内の地方公務員の男性に無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージを送って脅迫したなどとして、九月末にストーカー規制法違反、脅迫、強要未遂の疑いで県警に逮捕された大津市一里山の無職、a容疑者(53)を、それぞれの罪で起訴した。
 起訴状によると、八月二十七日午後九時四十五分から十時二十五分ごろ、男性にラインで「悪になる」「晒(さら)す」などのメッセージを送り、九月二日午後八時五分ごろ、電話で男性に「こんなに好きやのに。2ちゃんねるに写真をあげたらどうするの。二人で話したい」などと脅したとされる。
 県警によると、男性とa被告は出会い系サイトで知り合ったが、面識はなかったという。a被告はことし五月、同市内で保育園児二人が死亡するなどした交通事故を起こしたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕、起訴されていた。九月の逮捕時は保釈中だった。

 脅迫の疑い
2019.10.19 朝刊  尾張総合版 

 【愛知県】一宮署は17日、脅迫の疑いで、一宮市北方町北方、自称自営業、a容疑者(47)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑では、同日午前11時45分ごろ、同市北方町の駐車場で、市内の無職女性(35)に「てめえこら、ぶち殺したるぞ」などと脅したとされる。
 署によると、容疑をおおむね認めている。

三田佳子次男高橋祐也容疑者5度目逮捕、脅迫LINE
2019.10.18 日刊スポーツ 東京日刊 

 同居していた女性を脅迫したとして警視庁が17日、女優三田佳子(68)の次男の元俳優高橋祐也容疑者(39)を脅迫容疑で逮捕した。関係者によると「脅すつもりはなかった」と否認しているという。
 高橋容疑者は今月5~9日、同居していた元タレントの女性(24)にLINEを通じ「お前の父親を殺してやりたいな」などと複数回にわたりメッセージを送信し、脅迫した疑い。女性は先月末から実家に帰省中で、早く自宅に戻るように連絡したが、「1カ月くらい帰れない」などとし、返信がなかったことに腹を立ててメッセージを送ったとみられる。高橋容疑者はこれまで98年、00年、07年、18年の4回、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕歴がある。3度目の逮捕時には懲役1年6月の実刑判決を受けており、4回目の昨年は懲役2年6月、保護観察付きの執行猶予5年の有罪判決を受けている。また、10年に一般女性と結婚、第1子をもうけているが離婚。一方で、今年2月にはツイッターで「一週間後正式に結婚することになりますが」などと元タレントの女性との結婚をにおわせていた。

脅迫容疑で2人逮捕 クラクションに憤慨 八千代署
2019.10.18 千葉日報 

 八千代署は17日、脅迫の疑いで自称佐倉市井野、会社員、a容疑者(24)を、脅迫と大麻取締法違反(所持)の疑いで自称八千代市大和田新田、会社員、a容疑者(25)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は共謀して1月11日午後10時半ごろ、同市八千代台北7の市道交差点で、信号待ちで停止していた車の国家公務員の30代男性=船橋市=に「降りてこいこの野郎」などと怒鳴り、運転席ドアを無理やり開けようとして脅迫した疑い。

 同署によると、2人は男性の車の前を軽乗用車で直進。信号無視したとみられ、その直後に男性からクラクションを鳴らされたことに憤慨したとされる。

 a容疑者は10月17日午前5時55分ごろ、同市萱田町で乾燥大麻1袋を所持した疑いも持たれている。同署員が脅迫容疑で逮捕しようとa容疑者の元に向かった際、軽乗用車内で大麻を見つけて現行犯逮捕した。2人は脅迫容疑について「怒鳴ったことは認めるが、脅迫にならないと思う」と否認しているという。

 脅迫容疑で無職男逮捕
2019.10.17 朝刊 

 【東京都】警視庁高井戸署は十六日、杉並区のアニメ制作会社に対する脅迫と威力業務妨害の疑いで、岡山市南区福田、無職a容疑者(35)を逮捕したと発表した。逮捕は十五日。
 逮捕容疑では、七月七~十八日、ツイッターなどで「死ね」「京アニみたいなことにならないと良いな」などと投稿して同社を脅迫し、業務に支障を生じさせたとされる。a容疑者は「相手が怖がると分かった上でやった」と容疑を認めているという。
 署によると、a容疑者は、会社の制作したアニメの一部に著作権があると訴え、金銭を要求していたという。

知人から1000万円恐喝 容疑の組員ら逮捕 宝塚署など=兵庫
2019.10.16 大阪朝刊 

 知人から1000万円を脅し取ったとして県警暴力団対策課と宝塚署などは15日、尼崎市武庫元町、暴力団組員a(55)と伊丹市荻野、建設業a(33)両容疑者を恐喝容疑で逮捕した。a容疑者は黙秘し、a容疑者は金の受領は認めたが、「脅していない」と容疑を否認しているという。
 発表では、両容疑者は昨年6月25日、尼崎市内で知人の会社経営男性(40)に拳銃のようなものを突きつけ、「撃ってしまうぞ」などと脅迫。同29日に伊丹市内で男性から1000万円を脅し取った疑い。

際立つ凶悪性、劇場型も
2019.10.11 佐賀新聞 

 毒劇物事件は、日本の犯罪史の中でも社会の耳目を集めるような特異なケースが多い。被害者が多数に上ったり、連続犯行になったりして凶悪性が際立ち、マスコミや国民を巻き込む「劇場型犯罪」となることもある。
 警察庁の科学警察研究所によると、毒劇物は少量の摂取で中毒や死亡に至るため検出が困難なことが多く、資料の分析手法、資機材など選択肢のどれを失敗しても検出できない事態に陥る。同庁刑事局の幹部は「最新の知識と技術を駆使し、客観性が高く正確な鑑定が重要だ」と強調する。
 昭和の時代は、青酸化合物を飲まされた行員ら12人が死亡した「帝銀事件」(1948年)やぶどう酒を飲んだ女性5人が亡くなった「名張毒ぶどう酒事件」(61年)、保険金目的にトリカブトで妻を殺害した「トリカブト殺人事件」(86年)などが起きた。
 店頭に青酸入り菓子が置かれた「グリコ・森永脅迫事件」(84~85年)は多くの謎を残したまま時効が成立。この事件に関わった大阪府警科学捜査研究所の元所長は「先入観を捨ててあらゆる毒物を想定した分析が必要だ」と指摘する。
 平成では、地下鉄サリン事件や和歌山毒物カレー事件のほか、男女5人に筋弛緩(しかん)剤を注射して殺害した「大阪の愛犬家連続殺人事件」(92~93年)、「近畿の連続青酸事件」(2007~13年、公判中)などが大々的に報じられた。
 東京都杉並区の女性が宅配便で届いた青酸カリで自殺した「青酸宅配事件」は、毒物列島とも言われた98年末に発生。女性は「ドクター・キリコの診察室」と題するインターネットのサイトを通じて青酸カリを購入。犯罪ツールにもなるネットの危うさが浮き彫りになった。当時の警察庁幹部は「新しいタイプの犯罪で、犯人の特定や証拠の確保などの基本的なセオリーが手探りだった」と振り返った。

女子生徒脅迫容疑 男子生徒を逮捕=滋賀
2019.10.08 大阪朝刊 

 高島署は7日、高島市立中学2年の男子生徒(14)を脅迫の疑いで逮捕した。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めている。
 発表によると、男子生徒は9月6日、同じ中学に通う中学1年の女子生徒(13)の自宅付近に「早く死んでくれ」などと書いた手書きのメモを十数枚置き、脅迫した疑い。女子生徒の親がメモを発見し、女子生徒が被害届を出した。男子生徒と女子生徒は以前、近所に住んでいたという。

ネット掲示板で知人女性を脅迫 容疑の54歳逮捕=奈良
2019.10.08 大阪朝刊 

 インターネットの無料掲示板に「住所をばらす」などと書き込み、知人女性を脅したとして、奈良署は7日、奈良市法華寺町、無職a容疑者(54)を脅迫容疑で逮捕した。「会うのを拒否されたのでやった」と容疑を認めているという。
 発表によると、a容疑者は6月9日~7月6日、ネットの掲示板に「住所をばらす」「写真をばらまく」などとスマートフォンから10回にわたり、書き込みをして県内の30歳代のアルバイト従業員の女性を脅した疑い。
 女性が掲示板を見て被害が発覚し、7月に奈良署に相談。書き込みの履歴などからa容疑者が浮上したという。

対立グループの少女脅した疑い 半グレ幹部ら再逮捕=大阪
2019.10.08 大阪朝刊 

 府警は7日、大阪市浪速区幸町の飲食店経営、a容疑者(32)ら2人を暴力行為等処罰法違反(脅迫など)容疑で再逮捕した。a容疑者は大阪・ミナミで活動する不良集団「半グレ」の幹部で、逮捕は3回目。
 発表では、2人は共謀。昨年8月中旬、大阪市中央区の路上で、対立するグループの関係者である10歳代の少女を十数人で取り囲み、胸ぐらをつかんで「山に連れて行って埋めるぞ」などと脅した疑い。

ゲーム会社を脅迫疑いの25歳男逮捕 「殺す」とメール
2019.10.05 東京朝刊 

 新宿署は、ゲームソフト大手スクウェア・エニックス(新宿区)に「殺してやろうか」などとメールを送ったとして、脅迫と威力業務妨害の疑いで、宮崎県新富町下富田、介護職員、a容疑者(25)を逮捕した。
 新宿署によると、a容疑者は同社のゲーム愛好者。容疑を認め「(ゲームに関する)意見をメールで送ったのに返事がなかったのでやった」などと供述している。

「自画撮り」要求 常習に懲役 北海道で条例成立
2019.10.05 朝刊 

 子どもに自らのわいせつな画像や動画を送信させる「自画撮り」の要求行為を規制する改正北海道青少年健全育成条例案が4日、道議会で、全会一致で可決、成立した。送信要求を繰り返す常習者には6カ月以下の懲役などを科す罰則規定を設けた。施行は来年1月1日。
 道によると、3月末時点で東京や兵庫など19都府県が規制条例を定めているが、常習性の処罰や懲役刑の規定は全国初という。自画撮りは各地で中高生らの被害が相次ぎ、今月1日には山口県でも規制の改正条例が施行されるなど、全国で摘発強化の動きが加速しそうだ。道の改正条例では、18歳未満に対して脅迫や成り済まし、見返りを渡すなど悪質な手段で画像を要求した行為に30万円以下の罰金を科す。要求を繰り返し「常習性がある」と判断された際には6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金。
 13歳未満の場合は要求しただけで罰則対象とした。手段を問わず要求行為自体を対象とするのも異例という。
 自画撮りはインターネットの会員制交流サイト(SNS)などを介して被害が相次ぎ、東京都が昨年2月、全国で初めて、不当な方法での要求行為を禁止する改正都条例を施行した。

300万円恐喝容疑 再逮捕=静岡
2019.10.03 東京朝刊

 天竜署は2日、浜松市北区細江町中川、トラック運転手a被告(39)(傷害罪で起訴)を恐喝の疑いで再逮捕した。
 発表によると、a被告は2018年5月頃、同市天竜区の知人男性(30)を脅迫し、複数回にわたって現金計300万円を脅し取った疑い。a被告は、この男性に対して入れ墨をしたほか、熱湯をかけてけがを負わせたとして、傷害罪で起訴されている。
読売新聞社

 恐喝未遂の疑い
2019.10.02 朝刊 

 【愛知県】中村署は1日、恐喝未遂の疑いで、六代目山口組弘道会傘下組織組員のあま市下萱津、無職a容疑者(45)を逮捕した。
 逮捕容疑は、6月23日と7月3日、中村区内の携帯電話販売店を訪れ、自身の携帯電話が壊れた際に貸与された代替機に不具合が生じたと言い掛かりをつけ、「4日間は仕事にならなかった」「どうけじめをつけるんだ」などと脅迫して金品を脅し取ろうとしたとされる。
 署によると黙秘している。店側から被害の届け出があった。

大津事故被告 ストーカー 容疑で逮捕 LINEで男性脅す
2019.10.01 大阪朝刊 

 インターネットで知り合った男性をLINE(ライン)で脅すなどしたとして、滋賀県警は30日、大津市一里山、無職a被告(53)を脅迫、ストーカー規制法違反容疑などで逮捕した。容疑を認めている。
 発表では、a被告は8~9月、男性(49)に対し、LINEで「やり取り全て見せる」「晒(さら)す」とメッセージを送って脅したり、「写真もLINEも全部見せる。2人で話したい」と勤務先に電話して連絡を強要したりした疑い。男性とは出会い系サイトで知り合い、会ったことはなかったという。
 a被告は、大津市で5月に起きた保育園児ら16人の死傷事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反に問われ、公判中。LINEを送ったとされる8~9月はすでに保釈されていた。
 事故被害者の弁護団は30日、「真実であれば、事故に対する反省の姿勢が全く感じられない。筆舌に尽くしがたい大きな憤りを感じる。法廷で反省の言葉を述べたとしても受け入れられない」とコメントした。

恐喝未遂の疑い
2019.09.26 朝刊 

 【静岡県】浜北署は25日、恐喝未遂の疑いで、浜松市浜北区小松、会社員a容疑者(39)を逮捕した。
 逮捕容疑では、9日午後11時ごろ、同区内のコンビニエンスストアで、同区の男性会社員(38)に「俺、やくざやってんだよ。覚えてるよね」などと脅迫し、金を脅し取ろうとしたとされる。
 署は認否を明らかにしていない。2人は知り合いで、10年ほど前に共同で起業しようとしたことがあるという。

ストーカー容疑で男逮捕
2019.09.20 朝刊

 【東京都】警視庁は十九日、脅迫とストーカー規制法違反の疑いで、住所不定、自称自営業a容疑者(32)を逮捕したと発表した。逮捕は十八日。
 逮捕容疑では、八月十九日、アパレル会社を経営するタレント愛沢えみりさん(31)に向けてツイッターで「Kill」などと書いた投稿を送ったり、「ストーカーにでっち上げられました。冤罪(えんざい)です」などと書き込んだりしたとされる。
 人身安全関連事案総合対策本部によると、「弁護士と話してからでないと話せない」と供述。a容疑者は二〇一四年以降、愛沢さんへのストーカー規制法違反容疑で二度逮捕され、実刑判決を受けていた。

脅迫メッセージ、投稿容疑で逮捕 名古屋市HPに 【名古屋】
2019.09.19 名古屋朝刊 

 名古屋市のウェブサイトに脅迫メッセージを投稿したとして、愛知県警は18日、千葉県八千代市大和田新田、無職a容疑者(64)を威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 発表によると、a容疑者は8月4日午前8時10分ごろ、市のホームページの投稿フォーム「市長ホットライン」に、「ガソリン携行缶持つて貴様のところに明日行く」などと投稿。市役所職員に臨時会議を開催させるなどして、業務を妨害した疑いがある。
 市が同月8日に愛知県警中署に被害届を提出していた。県警は中止になった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」との関連を調べる。

「京アニみたいに」示談交渉相手脅迫 容疑で男逮捕=岡山
2019.09.18 大阪朝刊 

 交通事故の示談交渉相手に対し、京都アニメーションの放火事件を挙げて脅したとして、岡山中央署は17日、岡山市中区浜の無職a容疑者(70)を脅迫容疑で逮捕した。
 発表では、a容疑者は8月、示談交渉にあたっていた損害保険会社の男性社員に携帯電話で「あっちの世界に行ってもらおうかな」「京都のアニメみたいにならんようにしてくれよ」などと脅迫した疑い。容疑を認めているという。

大阪の半グレ幹部再逮捕 傷害事件示談強要疑い
2019.09.17 朝刊 

 傷害事件の被害者の20代男性に対し、無理やり示談書に署名させたとして、大阪府警捜査4課は16日、強要の疑いで大阪市浪速区、飲食店経営a容疑者(32)を再逮捕した。捜査関係者によると、大阪・ミナミを拠点に活動する半グレ集団「aグループ」の幹部とみられる。
 再逮捕容疑は6月、自分の店で働く少年(19)に暴行された男性に対し、入れ墨を見せながら「言う通りにして仲良うしとけや」と脅迫し、示談書に署名させた疑い。
 捜査4課によると、男性は6月上旬に少年とトラブルになり、鼻の骨を折るなどの重傷を負った。男性は府警南署に被害を届け出る予定だったが、a容疑者が阻止しようとしたとみている。

 女性を脅迫した疑い
2019.09.15 朝刊 

 【静岡県】菊川署は13日、脅迫の疑いで、掛川市国安、無職a容疑者(40)を逮捕した。逮捕容疑は、8日午後1時ごろ、御前崎市か菊川市内で、県西部在住の知人女性(29)に電話し「おまえのことなんか一瞬で消せる」などと脅迫したとされる。署は認否を明らかにしていない。

★同居女性脅した疑い
2019.09.12 朝刊 

 多治見署は11日、脅迫の疑いで、土岐市の自称自営業、a容疑者(37)を逮捕した。
 逮捕容疑は10日午前10時30分~同50分ごろ、同居する女性(36)の携帯電話に無料通信アプリLINE(ライン)で「殺してやりたいわ」「帰ったら家破壊するわ」「覚悟しとけよ」などのメッセージを送った疑い。容疑を否認している。

 交際女性を脅した疑い
2019.09.12 朝刊 岐阜版

 【岐阜県】多治見署は11日、脅迫の疑いで、土岐市の自称建設業a容疑者(37)を逮捕した。
 逮捕容疑では、10日午前10時30分ごろから同日午前10時50分ごろまでの間に、同居する交際相手の女性(36)に無料通信アプリLINE(ライン)で「殺してやりたいわ」「帰ったら家破壊するわ」などとメッセージを送って脅迫したとされる。
 署によると、容疑を否認している。

威力業務妨害容疑 37歳の女を再逮捕=静岡
2019.09.11 東京朝刊 

 こども園に脅迫文書を送り業務を妨害したとして、清水署は10日、静岡市清水区蒲原、無職a容疑者(37)を威力業務妨害容疑で再逮捕した。
 発表によると、a容疑者は7月上旬、清水区内のこども園に対し、「水だけでなく色々なものに注意しましょう」などと書かれた脅迫文書を郵送し、教職員などに園内の警戒や設備の点検をさせ、業務を妨害した疑い。
 a容疑者は3月上旬、清水区内の漁協に「毒を海にばらまく」などと書いた文書を郵送して金を脅し取ろうとしたとして、8月20日に恐喝未遂容疑で同署に逮捕され、10日に勾留満期を迎えていた。
 7月は清水区内の小学校2校にも不審な文書が届いており、同署は関連を調べている。

元タカラジェンヌを脅迫の疑い 59歳男逮捕 LINEで「子供に危害」
2019.09.05 東京朝刊 

 元タカラジェンヌの透水(とうみ)さらささんへ危害を加える趣旨のメッセージを送ったとして、警視庁渋谷署は脅迫の疑いで、東京都港区の無職、a容疑者(59)を逮捕した。逮捕は3日付。
 逮捕容疑は3日午前1時ごろ、無料通信アプリLINE(ライン)で「付き合ってくれないと子供に危害を加える」「あなたの命も危ない」という趣旨のメッセージを送ったとしている。「脅迫と言われれば脅迫になると思います」と容疑を認めている。
 捜査関係者によると、a容疑者と透水さんは昨年12月、会員制の社交クラブで知り合った。a容疑者は複数回にわたって交際を迫るメッセージを送っていたとみられ、同署は経緯を調べる。

 女性脅して負傷させた疑い
2019.09.03 朝刊 静岡版 

 【静岡県】富士署は八月三十一日、傷害と恐喝の疑いで、富士市富士町、飲食店員a容疑者(43)を逮捕した。
 逮捕容疑は八月三十日午前八時ごろ、同市内で知人の二十代女性を脅迫。テーブルを蹴り倒してぶつけるなど、女性に軽い打撲傷を負わせたとされる。
 署は認否を明らかにしていない。数万円の借りがあり、返済を免れようとしていたという。

自画撮り要求 懲役刑も 1月施行へ 全国初 道条例改正案で=北海道
2019.08.30 東京朝刊 

 子どもにスマートフォンなどで自らのわいせつな画像や動画を撮影、送信させる「自画撮り」被害を防ぐため、道は、送信を繰り返し要求する常習者に対し、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金を科す規定を道青少年健全育成条例改正案に盛り込む方針を決めた。
 道によると、条例で「自画撮り」被害を巡る罰則に懲役刑が盛り込まれるのは全国初という。道は、厳しい罰則を設けることで、被害を未然に防ぎたい考えだ。来年1月の施行を目指し、改正案を9月10日に開会する道議会第3回定例会に提出する。
 「自画撮り」被害では、脅迫したり、同性になりすましたりして画像などを送信させる手口が横行しており、改正案では18歳未満の子どもに関して、こうした手口で送信を要求する行為にも罰則を設ける。また、13歳未満の子どもに対しては、脅迫やなりすましがなくても、送信を要求する行為のみで罰則の対象にする全国初の条項を盛り込む。

ストーカー容疑 逮捕=新潟
2019.08.21 東京朝刊 

 県警は20日、新潟市南区大通南、タクシー運転手a容疑者(63)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。
 発表によると、a容疑者は知人の30歳代女性に対し、6日に同市内の駐車場で「仕事に行けなくしてやる」と脅迫し、9~10日にSNSで女性の名誉を害するメッセージを複数回送るなどした疑い。a容疑者は容疑を一部否認している。

 脅迫の疑い
2019.08.20 朝刊 

 【愛知県】瀬戸署などは19日、脅迫の疑いで、千種区若水2、会社員a容疑者(55)を逮捕した。
 逮捕容疑では、元交際相手の瀬戸市の女性(24)と東浦町の会社員男性(50)の交際関係を絶たせようと企て、7月23日に「会社の上層部に手紙を書くぞ」と書いた封書を、同24日には、その2人が写った写真を同封して「いつでも拡散可能だ」と書いた封書を男性の勤務先に郵送。同26日ごろ、男性に内容を読ませ、名誉を傷つける旨を告知したとされる。
 瀬戸署によると、「間違いありません」と容疑を認めている。
 a容疑者は、元交際相手の女性へのストーカー規制法違反の疑いで、7月30日に逮捕されている。

脅迫容疑の男性起訴猶予 金沢地検
2019.08.17 朝刊 

 金沢地検は16日、脅迫の疑いで逮捕された能美市の派遣社員男性(52)を不起訴(起訴猶予)処分とした。地検は「情状関係を総合的に考慮した」としている。
 男性は7月26日午後、能美署に電話をかけ、「あいつを殺した後に自首しに行きます」などと署員に伝え、知人の40代男性を脅したとして同署に逮捕された。

脅迫メール770通で被害届/
2019.08.15 朝刊

 愛知県は14日、同県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の担当部署などに届いた「ガソリンを散布して着火する」といった770通のメールについて、威力業務妨害容疑で東署に被害届を提出し受理されたと発表した。一部のメールは全く同じ文面だったという。
 県によると、770通は5~9日、県のトリエンナーレ推進室や秘書課など213部署で確認された。いずれも犯行予告ともとれる内容で、対象施設には芸術祭会場の一つの芸術文化センターのほか小中学校や幼稚園なども含まれていた。「職員らを射殺する」とのメールもあったという。
 芸術祭は1日に開幕したが、企画展「表現の不自由展・その後」は抗議が相次ぎ3日で公開中止。県は脅迫ファクスが届いたとして6日にも被害届を出しており、県警が7日に威力業務妨害容疑で男を逮捕した。

客引きトラブルで脅し 浜松 容疑の暴力団3人逮捕=静岡・続報注意
2019.08.09 東京朝刊 

 客引きの方法を巡るトラブルで飲食店を脅したとして、県警捜査4課と組織犯罪対策課などは8日、浜松市に住む暴力団幹部3人を暴力行為処罰法違反(集団脅迫)容疑で逮捕した。県警は、この客引きトラブルが暴力団の対立につながる可能性があるとみて警戒していた。
 発表によると、逮捕されたのは浜松市南区、無職a(48)、中区、無職a(33)、同区、無職a(37)の3容疑者で、いずれも指定暴力団6代目山口組国領屋一家系の幹部。
 3容疑者は3月29日午後10時半頃、浜松市中区内の繁華街路上で、飲食店関係者らに対し、暴力団名を告げて「誰に断って商売している。ここの街で店を出したら俺たちに話を通すのがルールだ。俺たちが店に居座ったら商売できないぞ」と脅した疑い。脅された飲食店関係者は、3容疑者が親しい飲食店関係者と繁華街の客引きの方法を巡ってトラブルになっていた。
 捜査関係者によると、脅された飲食店関係者は、3容疑者に対抗するため関西方面から暴力団組員(44)らを呼んだという。県警は7月、不正に県西部のホテルに宿泊したとして、この組員ら9人を建造物侵入容疑で逮捕した。
 ◆組員ら9人不起訴
 一方で、静岡地検浜松支部は8日、この組員ら9人全員を不起訴とした。同支部は不起訴の理由を明らかにしていない。

 ◆みかじめ料で用心棒に
 浜松市で近年、取り締まりの厳しい大阪や名古屋市の繁華街から流入した客引きが増加している。県警は今回の事件に関連して、「暴力団と関係を持つ店は厳しく取り締まっていく」と警告している。
 市や一般社団法人浜松商店界連盟によると、客引きが目立ち始めたのは数年前からで、中区の有楽街や鍛冶町通りが中心となっている。数百メートルにわたり通行人の横に付いて歩いたり、交差点で信号待ちをしている人を誘ったりする悪質な客引きが増え始めた。市が昨年7~9月に調査したところ、多い時で70人以上の客引きが確認できたという。
 商店街関係者は、客引きが増加するきっかけとして、大阪や京都、名古屋市などで2014年から18年にかけて「客引き行為禁止条例」が相次いで施行されたことを挙げる。これら都市の繁華街は、客引きが罰せられる「禁止区域」に指定されており、「動きにくくなった客引きが西から浜松市内に流れている可能性がある」と指摘する。事態を受けて、市も市内の繁華街で客引き行為を禁止する市条例案を9月議会に上程する方針だ。
 県警のこれまでの調べによると、今回の事件で逮捕された暴力団幹部の3容疑者はいずれも浜松を拠点にしており、地元の飲食店や客引きから「みかじめ料」を受け取り、「用心棒」になっていた可能性が高い。不起訴になった暴力団組員らはいずれも県外在住で、県外から浜松にやってきた店や客引きらとつながりがあったとみられる。
 飲食店が暴力団に金銭を支払う行為は8月に施行された「改正県暴力団排除条例」に違反する。県警幹部は「暴力団に頼れば一生、金銭をむしり取られる。頼るなら警察を頼ってほしい」と呼びかける。

 
 [続報]
 2019年8月30日付東京朝刊25面
 =暴力団幹部3人不起訴=静岡
 客引きの方法を巡るトラブルで飲食店を脅したとして、県警捜査4課などが浜松市に住む暴力団幹部の男性3人を暴力行為処罰法違反(集団脅迫)容疑で逮捕した事件で、静岡地検浜松支部は28日、全員を不起訴とした。理由は明らかにしていない。

恐喝疑い 男3人逮捕
2019.08.09 北海道新聞朝刊全道 

 【帯広】帯広署は8日までに、恐喝の疑いで、事件当時19歳だった札幌市中央区の建設業の男(20)=脅迫容疑で逮捕、送検済み=を再逮捕、帯広市西16南5、会社員a(23)、同市清川町西2線、農業a(37)の両容疑者を逮捕した。
 3人の逮捕容疑は共謀して昨年3月14日、帯広市内で十勝管内清水町の女性(27)に大麻用の吸引パイプを渡して「大麻を吸ったのか」などと脅迫し、消費者金融などから同16日まで7回にわたり計264万円を借りさせた上、パソコンなど計6点(総額約36万円)を購入させ、脅し取った疑い。
 同署によると、男は女性と知り合いで、「警察に言ったら殺すぞ」などと女性を脅し、今年7月9日に脅迫の疑いで逮捕された。

脅迫ファクスの男逮捕*愛知県警*威力業務妨害疑い
2019.08.08 北海道新聞朝刊全道 

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた事件で、愛知県警は7日、危害を予告するファクスを送ったとして、威力業務妨害の疑いで、同県稲沢市稲沢町前田、会社員a容疑者(59)を逮捕した。県警によると、容疑を認めている。
 逮捕容疑は2日、県西部のコンビニから「(元従軍慰安婦を象徴した少女像を)大至急撤去しろや。さもなくばガソリン携行缶を持って館へおじゃまする」などと書いたファクスを不自由展会場だった県美術館(名古屋市東区)宛てに送り、中止させた疑い。ファクスは2日午前9時ごろに届いているのが見つかった。

強制性交疑い 34歳逮捕=新潟
2019.08.06 東京朝刊 

 新潟西署と県警捜査1課などは5日、住所不定、無職a被告(34)を強制性交容疑で逮捕した。a被告は調べに対して黙秘している。
 発表によると、a被告は2月20日午後、新潟市西区の屋外で、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて知り合った県内の20歳代女性を「インターネット上に(被害女性の)画像を流出させる」と脅迫して乱暴した疑い。
 a被告は、別の女性に対する強制性交致傷事件で長野県警に逮捕され、長野地裁に起訴されていた。

 脅迫の疑い
2019.08.05 朝刊  岐阜版 

 【岐阜県】下呂署は4日、脅迫の疑いで愛知県東郷町、派遣社員a容疑者(32)を逮捕した。
 逮捕容疑では2日午後8時半ごろ、下呂市に一時的に滞在している別居中の妻(33)の携帯電話に「夜中にガソリンまいて、家を燃やす」など2件のメールを送り、脅迫したとされる。a容疑者は「メールを送ったことは間違いないが、脅すつもりはなかった」と否認している。

元交際相手への脅迫容疑で小樽市職員を逮捕 /北海道
2019.08.03 北海道朝刊

 札幌厚別署は2日、元交際相手の女性に対し、名誉を傷つける内容のメールを送ったとして、小樽市職員のa容疑者(31)=札幌市手稲区=を脅迫容疑で逮捕したと発表した。「メールは送ったが、脅迫するつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。署によると、7月31日午後10時46分ごろと翌1日午前7時5分ごろ、過去の交際に関する女性の名誉を傷つける内容のメールを携帯電話から送り、脅迫した疑いがある。

知人脅迫容疑で46歳組幹部逮捕 逮捕者6人に=東京
2019.08.02 東京朝刊 

 神戸山口組「英(はなぶさ)組」(大阪)組長のa容疑者(47)らが逮捕された脅迫事件で、警視庁は1日、新たに同組幹部のa容疑者(46)(堺市)を暴力行為等処罰法違反(脅迫)容疑で逮捕したと発表した。この事件の逮捕者は6人目。
 発表によると、a容疑者は5月、暴力団をやめようとした50歳代組員の知人男性(72)をa容疑者らとともに都内の喫茶店で取り囲み、脅すなどした疑い。容疑を否認している。

特殊詐欺、あなたは大丈夫? 「バイト感覚」犯罪に加担
2019.08.02 東京朝刊 

 ■親子の時間つくり異変に気付いて
 特殊詐欺事件では、高額アルバイトと称して高校生や大学生が犯行グループの末端で現金を受け取る実行役に勧誘され、軽い気持ちで犯行に加わってしまうケースも目立つ。保護者が子供の異変に気づくことが歯止めとなるが、そのためには日常的に家庭内のコミュニケーションを円滑にしておくことが肝心だ。
 「これを受け取るだけで2、3万円ももらえるのはおかしいと思いませんか」
 警視庁町田署で犯罪抑止対策を担当する多田淳司警部補は模造の札束が入った封筒を示しながら、会場の大学生らに問いかけた。
 東京都町田市の桜美林大で開かれた学生向けの特殊詐欺防犯セミナー。大学生や高校生が「短時間でがっぽり稼げる」という甘言に乗せられ、犯行グループに勧誘される例が後を絶たない。その大半は現金やクレジットカードを受け取る「受け子」など末端の実行役で、逮捕者も多い。「バイト感覚の軽い気持ちでやったことが人生を左右してしまう」(多田警部補)
 犯行グループの低年齢化は深刻だ。警察庁によると、平成30年に特殊詐欺で摘発された人数の約3割を未成年が占める。その数は前年比56%増の749人に上り、うち約8割が受け子役だった。
 特殊詐欺被害に詳しい堀井準弁護士によると、不良仲間など人づてによる勧誘に加え、近年はSNS(会員制交流サイト)で「裏バイト」などと称し、仕事内容を明かさずに高額の報酬をちらつかせて募集する事例も目立つという。
 堀井氏は「人脈による勧誘では実行役の確保に限界があるため、人材不足を補う目的でネットで募集をかけている可能性がある」と分析する。
 いったん犯行グループに足を踏み入れてしまうと抜け出そうとしても脅迫を受け、脱退が難しくなる恐れもある。約束された報酬が支払われないことも多い。
 本人が犯罪に巻き込まれないという強い意志を持つことはもちろんだが、保護者としても見守りたい。ただ、こうすれば加担を防げる、といった具体的な方法はなく、家庭でのコミュニケーションを密にするなど非行防止策を徹底するほかないのが実情だ。
 堀井氏は「日頃から意識的に親子で話す時間をつくり、子供がバイトを始めたときには、過干渉にならないよう配慮しつつ、仕事内容や雇い主についてさりげなく聞いてみるなどして、普段とは違う様子に気づくことが大切だ」と話している。
                   ◇
 ■被害は1日1億円
 肉親のトラブル、未公開株や社債への投資、融資保証金、還付金-。電話やメールを悪用し、高齢者らから現金をだまし取る「特殊詐欺」の被害が目立ち始めたのは平成15年のことだ。
 被害は瞬く間に広がり、その額は26年に565億円に到達。24年以降、7年連続で300億円を超える状態が続いている。30年は363億円で、1日に1億円が奪われていることになる。
 一方、認知件数は22年以降、29年まで7年連続で増加していたが、30年は1万6496件(前年比9%減)と減少に転じた。ただ、東京や神奈川、埼玉など首都圏では大幅に増加しており、令和の時代になっても犯行の勢いが衰える気配はないのが現状だ。
産経新聞社

男性を監禁し暴行、脅迫し現金を要求 容疑の男女3人逮捕
2019.08.02 東京朝刊 

 出会い系サイトで知り合った男性に暴行を加え、現金を奪おうとしたとして、三田署は監禁と強盗未遂容疑で、いずれも職業不詳の千葉県浦安市明海、a容疑者(25)と港区芝浦、a容疑者(25)ら男女3人を逮捕した。
 調べに対し、a容疑者は「暴行はしたが、カネは男性が自主的に払うと言った」と供述、a容疑者は「暴行はしていない」と説明し、それぞれ容疑を一部否認している。男1人は大筋で容疑を認めている。
 逮捕容疑は5月19日午後5時10分ごろから同7時半ごろまでの間、a容疑者の自宅で会社員の男性=当時(25)=を監禁。スタンガンで感電させるなどの暴行を加え、「いくらとは言わないから自分で決めて払え」などと脅迫して現金を奪おうとしたとしている。
 同署によると、a容疑者は今年2月に出会い系サイトで男性と知り合い、5月にa容疑者側から「また会いたい」と男性に連絡し呼び出したという。

担当検事を脅迫 容疑の48歳逮捕
2019.08.01 東京朝刊 

 女性検事を脅したとして、警視庁町田署は31日、東京都町田市高ヶ坂、派遣社員a容疑者(48)を脅迫容疑で逮捕したと発表した。逮捕は29日。発表によると、a容疑者は6月26日、東京地検立川支部に電話をかけ、30歳代の女性検事に「今から日本刀を持ってお前のところに行く」などと言って脅した疑い。調べに対し、「脅していない」と否認している。
 a容疑者は当時、別事件で立川支部から呼び出されていた。この捜査を担当していたのが女性検事で、同署はa容疑者が一方的に恨みを募らせたとみている。

脅迫疑い52歳逮捕=石川・続報注意
2019.07.28 東京朝刊 

 能美署は27日、能美市火釜町、派遣社員a容疑者(52)を脅迫の疑いで逮捕した。
 発表によるとa容疑者は26日午後1時頃、同署に電話をかけ、同市の40歳代男性について「あいつを殺した後、自首しに行く」などと言い、その内容を署員を介して男性に伝え、男性を脅迫した疑い。a容疑者は男性とは顔見知りで、「『殺す』などと言ったことに間違いない」と容疑を認めているという。

 [続報]
 2019年8月17日付東京朝刊23面
 =52歳男性を起訴猶予=石川
 警察署に40歳代男性の殺害を予告する電話をかけ、署員を介して男性に殺意を伝えたとして、脅迫容疑で逮捕された能美市の男性(52)について、金沢地検は16日、不起訴(起訴猶予)とした。同地検は「情状関係を総合的に考慮した結果」としている。

 恐喝容疑の3人不起訴
2019.07.27 朝刊  福井総合版 

 【福井県】福井地検は26日、恐喝容疑で逮捕された越前市の派遣社員の男性(24)とアルバイト店員の女性(21)、勝山市のアルバイト店員の男性(24)を不起訴とした。地検は処分理由を明かしていない。3人は共謀し、6月25日に福井市の男性を脅迫して金を脅し取ったとして福井南署に逮捕されていた。

虚偽通報した疑い、男女2人を逮捕(熊谷署)
2019.07.27 埼玉新聞 

 熊谷署は26日、偽計業務妨害の容疑で、熊谷市柿沼、契約社員a容疑者(28)と深谷市中瀬、無職a容疑者(36)を逮捕、送検したと発表した。
 逮捕容疑は、6月下旬から7月8日ごろにかけて、同署に「知人の車に怪文書が挟まれた」と同署にうその通報をして、業務を妨害した疑い。
 同署によると、a容疑者は6月18日、同署に「怪文書で脅迫されている」と届け出たが、同19日、a容疑者と群馬県太田市の駐車場で、知人の軽乗用車のワイパーにストーカーが作成したことを装う手紙を挟み込み、翌20日、同署に通報していた。同署が防犯カメラの映像を確認したところ、虚偽だと分かった。a容疑者らは容疑を認めているという。同署で動機などを調べている。

10代に性的暴行の疑い=島根・続報注意
2019.07.25 大阪朝刊 

 松江署は23日、松江市上乃木、介護士a容疑者(26)を強制性交容疑で逮捕した。
 発表によると、a容疑者は4月10日午前1時40分~4時50分頃、同市玉湯町のホテルで、県東部在住の10歳代の女性に性的暴行をした疑い。「脅迫していないし、強引にもしていない」と否認しているという。女性からSNSで知り合った男性から性的被害に遭ったという通報を受け、同署が捜査していた。

 [続報]
 2019年10月31日付大阪朝刊31面
 =性的暴行疑いの26歳男性不起訴=島根
 松江市玉湯町のホテルで10歳代の女性に性的暴行を加えたとして、強制性交容疑で松江署が逮捕した同市の介護職員男性(26)について、松江地検は30日、不起訴とした。理由は明らかにしていない。

神戸山口組系組長を再逮捕 組員知人脅迫容疑
2019.07.24 東京夕刊 
 暴力団をやめようとした組員の知人を脅したとして、警視庁が、神戸山口組「英(はなぶさ)組」(大阪)組長のa容疑者(47)を暴力行為等処罰法違反(脅迫)容疑などで再逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。新たに同組幹部4人も同容疑で逮捕した。
 捜査関係者によると、a容疑者ら5人は5月、組をやめようとした組員の知人男性(72)を東京都内の喫茶店で取り囲み、「(組員は)どこにいる。わかってるよな」と脅すなどした疑い。警視庁は、山口組と勢力争いを続ける神戸山口組系の組長であるa容疑者が組織の引き締めを図るために脅したとみている。
 a容疑者は6月、この組員を脅した容疑で逮捕されていた。

 児童ポルノ禁止法違反などの疑い
2019.07.24 朝刊 

 【愛知県】豊川署は23日、児童ポルノ禁止法違反と脅迫の疑いで、新城市富沢、派遣社員a容疑者(23)を逮捕した。
 逮捕容疑では、6月9~12日の間に、少女(15)にみだらな姿を撮影させ、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で自らの携帯電話に送信させたとされる。同月12日には、LINEで性交を強要し、要求に従わなければ画像をインターネット上に拡散すると脅迫したとされる。
 署によると「年齢は知らなかった」と否認している。6月13日に、保護者を通じ署に相談があった。

脅迫の疑いで暴力団組長を逮捕
2019.07.22 朝刊 

 【愛知県】稲沢署は21日、脅迫の疑いで、稲沢市下津下町西、指定暴力団六代目山口組傘下組o組長のm容疑者(51)を逮捕した。
 逮捕容疑では、20日午後4時50分ごろ、小牧市内の知人女性(37)宅で、女性と口論になった際、「殺すぞ。殴られんと分からんのか」などと脅迫したとされる。
 署によると、黙秘している。m容疑者の知人から署に相談があり発覚した。

「脅迫メール 数年前から」 京アニ社長
2019.07.19 東京朝刊 

 京都アニメーションの八田英明社長は18日午後、京都府宇治市の本社で報道陣の取材に応じ、「大変なことが起きてしまった。不合理だ」とぼう然とした様子で話した。
 八田社長によると、今回の事件との関連は不明だが、数年前から「死ね」などの脅迫メールが会社に届くようになり、府警に相談していたという。

★児童ポルノ禁止法違反疑い
2019.07.18 朝刊 

 恵那署は17日、強要と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、中津川市茄子川、会社員n容疑者(33)を逮捕した。
 逮捕容疑は5月10日午後6時50分から同7時50分にかけ、県内の女子高校生(17)が18歳未満であることを知りながら、過去にスマートフォンを通じて送らせた裸の画像を広めるなどと脅迫、下着姿などの写真を撮影して送信するよう強要した疑い。また、自分のスマートフォンに送らせた画像を保存し、児童ポルノを製造した疑い。署によると、2人はツイッターを通じて知り合った。怖くなった女子高校生が同日県警に相談したことから発覚した。

女性に裸画像送らせた容疑 高知東署が学生逮捕
2019.07.17 朝刊 

 高知東署は16日、強要容疑で大阪市、専門学校生、A容疑者(22)を逮捕した。
 逮捕容疑は、6月16日午前10時ごろ、県内の20代女性に無料通話アプリのLINE(ライン)で「写真保存してるからな」「拡散できるで」とメッセージを送って脅迫し、裸の画像十数枚を同容疑者のスマートフォンに送信させた疑い。
 同署によると、2人は写真共有アプリのインスタグラムを通じて知り合い、直接の面識はない。同容疑者は逮捕容疑の前日に女性の着衣での全身写真などをLINEで送らせ、その画像を拡散すると脅したという。女性からの被害届を受けて捜査し、自宅にいた同容疑者を逮捕した。

 知人を監禁、重傷負わせた疑い
2019.07.11 朝刊 

 【東京都】麻布署は十日、逮捕監禁致傷などの疑いで、港区麻布台三、職業不詳a容疑者(29)を逮捕した。
 逮捕容疑では、五月二十七日午前零時五十分ごろから二十時間以上にわたり、自宅マンションなどで、知人男性(32)の両手足を電気コードで縛って監禁し、顔を殴ったり、熱したはんだごてを両足に押し当てたりしてやけどなどの重傷を負わせた上、脅迫して遺書を書かせたとされる。
 署によると、「やっていない」と容疑を否認している。男性の遺書はa容疑者宅から見つかった。署は、a容疑者が「彼女に手を出しただろ」と言いがかりをつけて男性を呼び出し、暴行したとみている。

脅迫容疑71歳不起訴
2019.07.09 東京夕刊 10頁 (全178字) 

 幼稚園児の保護者を脅したとして、警視庁西新井署に脅迫容疑で逮捕された東京都足立区の無職男性(71)について、東京地検は4日付で不起訴とした。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。男性は6月、自宅近くの幼稚園児の保護者宅のポストに、「子供たちを静かにさせろ。できなければ何があっても文句を言うな」などと書いた文書を投函(とうかん)したとして逮捕されていた。

脅迫容疑 組員ら逮捕=福島
2019.07.09 東京朝刊 

 いわき中央署は8日、暴力団組員で無職k容疑者(37)(いわき市平)ら4人を、暴力行為等処罰法違反(脅迫)の疑いで逮捕したと発表した。ほかに逮捕されたのは、ともに暴力団組員で無職のs(46)(同市中岡町)とy(41)(栃木県真岡市台町)、会社員k(47)(同県益子町塙)の3容疑者。
 発表によると、4人は6月5日夜、いわき市内の飲食店で男性(22)に対し、男性の知人とのトラブルに因縁をつけて脅迫した疑い。

★恐喝疑いで3人逮捕
2019.07.09 朝刊 

 岐阜羽島署は8日、恐喝の疑いで、岐阜市大菅南の専門学校生k容疑者(20)、揖斐郡大野町上秋の会社員n容疑者(20)、瑞穂市の専門学校生の男(20)を逮捕した。
 逮捕容疑は、3人は共謀し、n容疑者が出会い系サイトを通じて知り合った岐阜市のアルバイト男性(20)に暴言を吐かれたことから、示談金名目で男性から金銭を脅し取ろうと企て、2月9日午前0時ごろ、岐阜市柳津町の路上で、「女が怖がっとる」「金融会社から150万円を借りてこい」などと男性を脅迫し、2月11日午後7時30分ごろ、同市薮田南の路上で現金80万円を脅し取った疑い。
 署によると、2月15日に被害者から署に相談があった。署は容疑者3人の関係や認否は明らかにしていない。

 脅迫の疑い
2019.07.08 朝刊 

 【愛知県】熱田署は7日、脅迫の疑いで、いずれも熱田区野立町、指定暴力団六代目山口組弘道会傘下組織幹部k容疑者(46)と、会社員k容疑者(40)を逮捕した。
 逮捕容疑では、5日午後9時40分ごろ、熱田区内の飲食店前の路上で、アルバイトの女性(25)に「この店燃やしてやるぞ」などと脅迫したとされる。
 署によると、r容疑者は黙秘し、k容疑者は容疑を認めている。

脅迫:容疑で逮捕の男性を不起訴 地検 /東京
2019.07.06 地方版/東京 

 先月、足立区の幼稚園児宅の郵便ポストに脅迫文を投函(とうかん)したとして脅迫容疑で逮捕された70代の男性について、東京地検は4日、不起訴処分とした。

元交際女性を脅迫疑い 高知 LINE500件送信 男逮捕=高知
2019.07.03 大阪朝刊 

 無料通話アプリ「LINE(ライン)」を使って元交際相手の女性を脅したとして、高知東署は2日、高知市南竹島町、会社員h容疑者(22)を脅迫の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
 発表によると、h容疑者は6月30日午前2時頃、高知市在住の女性(23)のスマートフォンにラインで、「殺したいくらいやき」などのメッセージを送って脅した疑い。
 同署によると、h容疑者は30日未明から朝にかけて、「死ね」「地獄へ落とす」などという内容を含む約500件のメッセージを送っていたという。
 女性が、30日朝になって大量のメッセージが届いていることに気付き、同署に相談した。

 元交際相手を脅迫した疑い
2019.07.03 朝刊  福井版 

 【福井県】福井南署は2日、脅迫の疑いで、あわら市市姫2、旅館従業員s大容疑者(23)を逮捕した。
 逮捕容疑では、1日午前7時50分ごろ、無料通信アプリのLINE(ライン)を通じ、元交際相手の福井市の20代アルバイト従業員女性とその家族に対し「殺したい。復讐(ふくしゅう)したい」などと危害を加える内容の文章を女性の友人に送り、女性を脅迫したとされる。
 署によると、容疑を認めている。友人から文章の内容を知らされた女性が、警察に届け出た。

知人脅迫容疑 組幹部を逮捕  高知南署など
2019.07.03 朝刊 

 高知南署と県警組織犯罪対策課は2日、脅迫容疑で高知市、暴力団山口組「司興業」幹部、A容疑者(54)を逮捕した。「黙秘します」と供述しているという。
 逮捕容疑は、6月28日午後11時55分ごろ、高知市内の居酒屋にいた市内の20代の会社役員の男性に携帯電話をかけて「頭かち割っちゃうき、待ちよれ」などと脅した疑い。
 同署によると、両者は数年前に仕事関係で知り合った。何らかのトラブルがあったとみて調べている。

元交際相手脅迫 容疑の男逮捕  高知東署
2019.07.02 夕刊

 高知東署は2日、脅迫容疑で高知市、会社員、A容疑者(22)を逮捕した。
 逮捕容疑は、6月30日午前2時ごろ、同市内の女性(23)に無料通信アプリLINE(ライン)で「殺したいくらいやき」などとメッセージを送って脅迫した疑い。
 同署によると、同容疑者は同日朝までに女性に「謝っても許さん」など脅迫する内容のメッセージを100回以上送っていた。同容疑者と女性は以前交際していたといい、何らかのトラブルがあったとみられる。

脅迫容疑で逮捕の男性不起訴 /東京都
2019.06.30 東京地方版/東京

 建築会社の男性に「指をつめる話になる」などと言って脅したとして、昨年12月に脅迫容疑で書類送検された経営コンサルタント会社(江東区)の社長の男性(57)=当時=について、さいたま地検川越支部は不起訴処分にした。理由は明らかにしていない。処分は26日付。

脅迫容疑で逮捕の男性不起訴 /埼玉県
2019.06.28 東京地方版/埼玉 

 建築会社の男性に「指をつめる話になる」などと言って脅したとして、昨年12月に脅迫容疑で書類送検された経営コンサルタント会社(東京都江東区)の社長の男性(57)=当時=について、さいたま地検川越支部は27日、不起訴処分にしたと発表した。理由は明らかにしていない。処分は26日付。

神戸山口組系組長 逮捕へ 脱退意向組員を脅迫疑い
2019.06.28 東京夕刊 

 神戸山口組2次団体「英(はなぶさ)組」を脱退しようとした組員を脅した疑いが強まったとして、警視庁が暴力行為等処罰法違反(脅迫)容疑で英組の組長(47)の逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかった。28日にも逮捕する。
 捜査関係者によると、組長は5月、暴力団員をやめようとした東京都内の50歳代の男性に電話で、「けじめをつけろ。逃げてもどこまでも追い込むぞ」などと言って脅した疑い。
 大阪市を拠点とする英組は神戸山口組の有力組織。神戸山口組は2015年に山口組から分裂し、勢力争いを続けており、警視庁は、組長が脱退しようとした組員を脅して組織の引き締めを図ったとみている。
 山口組の分裂を巡る抗争は現在も続いており、警察当局は警戒を続けている。

 脅迫の疑いで暴力団組員を逮捕
2019.06.27 朝刊 滋賀総合版 

 【滋賀県】草津署は26日、脅迫の疑いで、栗東市川辺、指定暴力団6代目山口組傘下組員s容疑者(52)を逮捕した。
 逮捕容疑では、18日午前10時から同10分ごろにかけて、栗東市の保育園駐車場で、登園者の交通マナーなどに腹を立て、保育園関係者の女性(46)を「歩行者が邪魔や」「ぶち殺すぞ」などと脅迫したとされる。
 署によると、容疑を認めている。

脅迫の疑い、20歳男を逮捕(川口署)
2019.06.27 埼玉新聞 

 川口署は26日、脅迫の疑いで、東京都多摩市落合3丁目、私立大学3年t容疑者(20)を逮捕した。
 逮捕容疑は4月15日、川口市の無職女性(20)の携帯電話に、コミュニケーションアプリを使って「早く返事出さないとさらすよ」などとメッセージと被害女性の写った画像を送信、脅迫した疑い。
 同署によると、t容疑者と被害女性は以前から複数回メールをやりとりする関係だった。女性は3日に「男に脅されている」と110番した。「間違いない」と容疑を認めているという。

t
 女性を脅した疑い
2019.06.26 朝刊  中日静岡版 

 【静岡県】静岡南署は25日、脅迫の疑いで、静岡市駿河区小鹿の無職、u容疑者(37)=公務執行妨害罪で起訴=を再逮捕した。
 再逮捕容疑は、3月8日午後10時40分ごろ、同署内留置場で携帯電話を使用。知人の40代女性に電話し「殺すぞ」などと脅したとされる。
 署は認否を明らかにしていない。留置場には本来、携帯電話は持ち込めず、西川功副署長は「身体検査を徹底したい」と話した。
 u容疑者は3月8日に女性と口論になり、駆け付けた警察官の公務を妨げたとして逮捕された。女性の留守番電話に録音が残っていたことなどから、携帯電話の使用が分かった。

脅迫容疑で逮捕=福岡
2019.06.20 西部朝刊 23頁 (全197字) 

 小倉南署は19日、北九州市小倉南区中曽根4、職業不詳h容疑者(57)を脅迫容疑で逮捕した。発表では、容疑者は18日午後4時5分頃、自宅で電気契約に訪れた同市八幡西区の会社員男性(44)に対し、模造刀のようなものをさやから抜くそぶりをして脅迫した疑い。容疑を否認している。h容疑者は当時、酒を飲んでいたといい、現場に駆けつけた警察官の呼びかけに応じず、約2時間自宅から出てこなかった。
読売新聞社

 恐喝の疑いで3人逮捕
2019.06.20 朝刊 岐阜版

 【岐阜県】大垣署と県警組織犯罪対策課は19日、恐喝の疑いで大垣市本今町、指定暴力団山口組系組員s(45)と岐阜市長良、会社員o(35)、瑞穂市牛牧、会社員e(34)の3容疑者を逮捕した。
 逮捕容疑では、4月から複数回、大垣市内で、同市の建築関係会社の男性経営者(49)と男性社長(64)に対し、「勝手に(e容疑者を)会社の代表にした。詐欺じゃないか」などと脅迫し、5月に300万円を脅し取ったとされる。
 署によると、e容疑者はこの会社の元従業員で、男性経営者の別会社の社長を務めていたが、勤務態度が悪いとして3月に解雇された。いずれの容疑者の認否も明らかにしていない。

知人を脅迫容疑 総会屋の男逮捕
2019.06.18 東京夕刊 

 知人男性を脅したとして、警視庁は18日、総会屋のt容疑者(57)(千葉県松戸市栄町)を暴力行為等処罰法違反(脅迫)容疑で逮捕した。
 捜査関係者によると、t容疑者は今年1月、インターネット上の情報サイトが配信したジャスダック上場の不動産会社(東京)を批判する記事に関し、知人で50歳代の会社役員男性に電話をかけ、広島県の暴力団組織の名前を出して「今度(記事で)攻撃したら、さらって殺すぞ」などと脅した疑い。t容疑者は都内を中心に活動する総会屋。男性が批判記事を書かせたと思い込んだという。

 脅迫の疑い
2019.06.18 朝刊 

 【愛知県】瀬戸署は17日、脅迫の疑いで、本籍栃木県、無職o容疑者(49)を逮捕した。
 逮捕容疑では4月12日、瀬戸市内の金融機関に電話し、応対した職員の女性(49)に「ぶっ殺したろかこら。いってまうどこら」などと怒号し脅迫したとされる。
 署によると容疑を認めている。以前から複数の名前を名乗って同様の電話をしており、金融機関から常態的なクレーマーとされていたという。

 脅迫の疑い
2019.06.15 朝刊 浜松市民版

 【静岡県】湖西署は14日、脅迫の疑いで浜松市中区葵東、内装業s容疑者(45)を再逮捕した。
 再逮捕容疑は、逮捕前に杉山容疑者について捜査していた署員に対し、危害を加えるような内容の封書を送ったとされる。封書は1日に署に届き、5日午前10時ごろ、署員が内容を確認して発覚した。署は認否を明らかにしていない。
 s容疑者は、市内女性の軽自動車のフロントガラスを割ったとして、3日に器物損壊の疑いで逮捕されていた。

脅迫メール送った疑いで名大院生を逮捕
2019.06.13 朝刊

 【愛知県】千種署は12日、威力業務妨害の疑いで、三重県伊勢市御薗町、名古屋大大学院生、s容疑者(41)を逮捕した。
 逮捕容疑では4~6日、名大職員のパソコンに「教員を殺しに行って、私も自殺します」「大学もめちゃくちゃにしてやる」などとメールを複数回送り、臨時会議を開かせるなどして大学の業務を妨害したとされる。
 署によると「そのようなメールを送ったかもしれない」と供述しつつ「妨害するつもりはない」と一部否認している。同容疑者は3月にも、名大職員の男性を「おまえの黒いはらわたを引きずり出してやろうか。おまえや、おまえの家族も死ね」と脅し、脅迫容疑で逮捕されていた。

知事脅迫の容疑者を起訴 /徳島県
2019.06.11 大阪地方版/徳島 

 徳島地検は10日、広島県海田町、工員n容疑者(26)を脅迫罪で起訴したと発表した。起訴状によると、n容疑者は2016年7月27日ごろ、暴力団幹部を装い、「今年の阿波踊りを必ず中止させろ」「中止しなければお前の命を奪う」などと書いた飯泉嘉門知事宛てのはがきを県庁に郵送し、脅迫したとされる。

 父を脅迫疑い
2019.06.11 朝刊 

 【静岡県】島田署は10日、脅迫の疑いで、島田市元島田の無職、s容疑者(39)を逮捕した。
 逮捕容疑は、6日午後5時ごろ、市内で別居する父(69)の自宅を訪れ、「やっちまうぞ」などと脅迫したとされる。
 署は認否を明らかにしていない。

共謀の男女3人 恐喝容疑で逮捕=埼玉
2019.06.07 東京朝刊 

 朝霞署は6日、東京都文京区水道、無職i(36)、東京都新宿区大久保、飲食店従業員s(せいか)(22)、東京都練馬区南大泉、飲食店店長t(35)の3容疑者を恐喝容疑で逮捕したと発表した。逮捕は5月24日~6月6日。
 発表では、3人は共謀。昨年9月3日未明、朝霞市浜崎のコインパーキングでs容疑者が出会い系アプリで誘い出した男性会社員(47)に、i容疑者が「俺は格闘家だ。女を取られて悔しい。いくら持っているんだ」などと脅迫し、現金1万円を奪った疑い。
 同署幹部によると、s容疑者とi容疑者は容疑を認めているが、t容疑者は「俺はその場にいただけ」と容疑を否認しているという。

「自画撮り」被害防止:道が条例素案 13歳未満、手口問わず 要求だけで罰則 /北海道
2019.06.07 地方版/北海道 

 道は、18歳未満の青少年に自らのわいせつな画像や動画を撮影、送信させる「自画撮り」被害を防止するため、13歳未満に対しては手口を問わず、画像を要求しただけで罰則の対象となることを盛り込んだ改正青少年健全育成条例の素案をまとめた。秋の定例道議会での成立を目指す。道によると、要求だけで罰則対象とする条例は全国初。
 素案では、18歳未満に要求した場合は、脅迫や、現金の見返りなど悪質な手口の場合に罰則を科す。同様の条例をすでに19都府県が制定しており、罰則は30万円以下の罰則や科料などが平均的だという。
 自画撮り画像は、児童買春・ポルノ禁止法で製造や提供、所持が禁止され、画像を受信した時点で製造と見なされる。だが、相手に画像が渡った時点でインターネットに流出してしまい、容疑者が特定できても、すでに回収が不可能になるケースもあり、送信の未然防止が課題だった。
 道警少年課によると、昨年度の被害は26件で、被害者には小学生1件と中学生9件が含まれる。この被害件数は、送信を受けた側が検挙された場合に限っており、実際の被害は相当数にのぼるとみられる。
 道道民生活課は「裸の画像を要求されたら犯罪だと思ってほしい。家族や周囲に相談できる環境を作りたい」としている。

別居中の妻脅す文書を警察署に送った容疑 豪国籍の男逮捕
2019.06.06 東京朝刊 

 別居中の30代の妻を脅す文書を警察署に送ったとして、池袋署は脅迫の疑いで、オーストラリア国籍の住所、職業不詳、d容疑者(29)を逮捕した。「警察を通じ、妻を捜していることを本人に伝えたかった」という趣旨の供述をしている。
 逮捕容疑は5月29日、眉間を割られた人の画像や、次は妻だと書いた紙、夫婦の写真などを入れた封筒を池袋署に郵送し、署員から妻に連絡させて脅したとしている。「本当に襲うつもりはなかった」とも供述している。妻はd容疑者からドメスティックバイオレンス(DV)を受け、別居していた。

 警察に妻脅す文書、脅迫疑いで男逮捕
2019.06.06 朝刊 

 【東京都】別居中の三十代の妻を脅す文書を警察署に送ったとして池袋署は五日、脅迫の疑いでオーストラリア国籍の住所、職業不詳d容疑者(29)を逮捕したと発表した。逮捕は五月三十一日。
 池袋署によると「警察を通じ、妻を捜していることを本人に伝えたかった」という趣旨の供述をしている。
 逮捕容疑では五月二十九日、眉間を割られた人の画像や、次は妻だと書いた紙、夫婦の写真などを入れた封筒を池袋署に郵送し、署員から妻に連絡させて脅したとされる。「本当に襲うつもりはなかった」とも供述している。
 新宿や渋谷などほか四署にも同じ内容の封筒を送っていたという。妻はd容疑者からドメスティックバイオレンス(DV)を受け、別居していた。

 ストーカー規制法違反などの疑い
2019.06.06 朝刊 

 【愛知県】江南署などは5日、ストーカー規制法違反と脅迫の疑いで、広島県三原市宮沖1、無職o容疑者(39)を逮捕した。
 逮捕容疑では1月3~4日、江南市の女性(36)に対して、携帯電話の無料通話アプリでしつこく復縁を迫るなどのストーカー行為をし、6月2日午前10時45分ごろ、会員制交流サイト(SNS)で「連絡ないなら会って全部終わらせる」などと投稿して脅迫したとされる。
 署によると、容疑を認めている。

 脅迫の疑い
2019.06.05 朝刊  三重版 

 【三重県】津南署は4日、脅迫の疑いで茨城県鉾田市飯島、無職o容疑者(37)を逮捕した。
 逮捕容疑では、2月27日と28日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った津市内の知人女性(27)に、SNSを通じて「連絡をくれないと裸の写真をさらす」という内容のメッセージを送ったとされる。
 署によると「避けられたので、連絡がほしくてやった」と容疑を認めている。4月上旬に女性が署に相談し発覚した。

 ストーカー行為 保釈後繰り返す 公判中、容疑否認
2019.05.26 朝刊 

 警視庁は二十五日、ストーカー規制法違反の疑いで、埼玉県川越市菅原町、職業不詳k容疑者(28)を逮捕した。
 逮捕容疑では、同庁からつきまとい行為の禁止命令を受けていたのに、四月十八日~五月二十二日、元交際相手の二十代女性に会員制交流サイト(SNS)で「大好きだ」などのメッセージを計十二回、送り付けたとされる。
 人身安全関連事案総合対策本部によると、「絶対にやっていない」と容疑を否認している。三月、この女性に対する同法違反と脅迫の罪で起訴されて公判中で、四月十二日に保釈された後にメッセージを送ったとされる。同本部は、SNSのアカウントを複数使い、メッセージを繰り返し送ったとみている。

脅迫容疑 組幹部逮捕 富山=富山
2019.05.25 東京朝刊 

 富山西署は24日、富山市婦中町響の杜、指定暴力団6代目山口組系暴力団卯辰組幹部、o容疑者(33)を脅迫容疑で逮捕した。
 発表によると、o容疑者は23日午前8時20分頃、無料通話アプリ「LINE(ライン)」で、県内在住の知人女性を脅す内容のメッセージを送った疑い。調べに対し、o容疑者は黙秘しているという。

NGTメンバー名指し「殺す」 脅迫容疑で京都の無職男逮捕
2019.05.21 東京朝刊 

 新潟のアイドルグループ「NGT48」のメンバー、荻野由佳さん(20)を名指しし、「殺す」と書いた紙をファクスで報道機関に送信して脅したとして、新潟県警は20日、脅迫の疑いで、京都府城陽市寺田深谷の無職、d(かずき)容疑者(24)を逮捕した。
 逮捕容疑は今月9日、荻野さんの名前と、「殺す」と繰り返し書いたA4用紙1枚を報道機関にファクスで送信したとしている。d容疑者は「送ったのは間違いない」と供述。同様の内容が書かれた紙は新潟市の行政機関にも届いており、県警が関連を調べる。
 グループでは、今月18日に卒業公演に臨んだメンバー、山口真帆(まほ)さん(23)が昨年12月に暴行被害に遭い、ファンの男らが逮捕された。この際、運営側の対応に批判が集まるなどして混乱が続いている。

知人女性に乱暴 容疑で男再逮捕
2019.05.14 東京朝刊 

 知人女性に睡眠導入剤を混ぜた飲み物を飲ませて乱暴したとして、池袋署は準強制性交とわいせつ略取の疑いで、北区浮間、無職、i被告(50)=女性への脅迫罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めている。
 再逮捕容疑は3月14日夜、豊島区のカラオケ店で20代の知人女性に睡眠導入剤を混ぜた飲み物を飲ませて意識もうろうの状態にさせ、同区内のホテルに連れ込んで乱暴したとしている。女性は翌15日未明に目を覚まし、ホテルから逃げた。
 同署によると、2人は昨年10月、女性の勤務していた飲食店で知り合った。i容疑者は女性がカラオケ店で席を外した隙に、飲み物に睡眠導入剤を混ぜたという。
 同署は4月、女性の携帯電話に女性の裸の画像を送信して連絡を取ろうとしたとして、脅迫容疑でi容疑者を逮捕していた。

元交際相手監禁疑い=埼玉
2019.05.10 東京朝刊

 元交際相手の女性を自分の車で連れ回して監禁したとして、県警は9日、群馬県太田市福沢町、無職s容疑者(40)を逮捕監禁容疑で再逮捕した。
 発表によると、s容疑者は4月16日夕、小川町高谷の路上で、埼玉県北部に住む20歳代女性が運転する軽乗用車を停車させ、窓ガラスを金属バットで割って「家族を殺す」と脅迫するなどして、女性を自分のワゴン車に乗せて監禁した疑い。女性は同月17日午前、千葉県神崎町の駐車場で降ろされた。調べに対しs容疑者は「女性と話がしたかった」などと供述しているという。
 同月19日朝、同町で女性と2人でいたs容疑者を県警捜査員が任意同行。s容疑者は女性のスマートフォンに「会って話がしたい」などというショートメールを計21回送信したとして、同日にストーカー規制法違反容疑で県警に逮捕され、今月9日にさいたま地検が処分保留で釈放していた。

恐喝未遂の疑い
2019.05.09 朝刊

 【愛知県】県警捜査4課などは8日、恐喝未遂の疑いで、指定暴力団六代目山口組弘道会系組幹部のk(72)=港区宝神2、自営業k(67)=東区東桜2、風俗店経営m(51)=小牧市舟津=の3容疑者を逮捕した。
 逮捕容疑では、m容疑者が経営するフィリピンパブから女性従業員を引き抜いたとして、昨年2月17日に札幌市内の飲食店で、経営者の男性(45)に「けんかを売ったんだろう」「1000万円払え」などと脅迫したとされる。男性が昨年末に警察に届け出たため、金は支払われなかった。
 捜査4課によると、m容疑者は黙秘し、m、m両容疑者は容疑を否認している。

交際女性宅に火 男逮捕 殺人未遂容疑 別れ話でトラブル 岡崎=中部
2019.05.08 中部朝刊 

 交際していた女性宅に放火し、一家5人を殺害しようとしたとして、愛知県警岡崎署は7日、同県岡崎市中之郷町、会社員t容疑者(26)を殺人未遂や現住建造物等放火などの疑いで逮捕した。
 発表によると、t容疑者は昨年12月25日未明、交際を巡ってトラブルになっていた同市の20歳代の女性の自宅に侵入、ガソリンをまいて火をつけ、就寝中だった女性と家族の計5人を殺害しようとした疑い。5人は火災に気付いて外に逃げたが、50歳代の母親が気道熱傷などのけがを負い、木造2階建て住宅約150平方メートルを全焼した。調べに対し、t容疑者はあいまいな供述をしているという。
 t容疑者は当時、女性と別れ話をしていたといい、同月中旬、女性に「お前を殺して俺も死ぬ。お前の大切なやつを全員殺してやる」と記したメールを携帯電話から送っていた。同署は同月29日、t容疑者を脅迫容疑で逮捕。t容疑者は強要未遂罪で起訴され、名古屋地裁岡崎支部で今年4月、執行猶予付きの有罪判決を受けた。
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 暴行と脅迫の疑い
2019.04.24 朝刊 福井総合版 

 【福井県】福井署は23日、暴行と脅迫の疑いで、福井市光陽4、無職y容疑者(37)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑では、同日午後2時10分ごろ、福井市の知人の男性(31)宅で男性の顔をなぐり、ライターオイルを腹部にかけて「火を付けるぞ」などと脅迫したとされる。署によると、容疑を否認している。

傷害、脅迫容疑 61歳元夫を逮捕=愛知・続報注意
2019.04.20 中部朝刊

 県警は19日、名古屋市昭和区福原町、自称会社役員s容疑者(61)を傷害と脅迫の疑いで逮捕した。調べに対し、「(認否を)留保します」と供述しているという。
 発表では、s容疑者は16日、自宅で元妻(59)の頬を1回平手打ちにして軽傷を負わせた上、17日には「お前に家を出て行く権限はない」などと脅した疑い。
 元妻は数年前に離婚していたが、その後もs容疑者宅に出入りしていたという。18日に元妻が中署に被害を届け出た。

 [続報]
 2019年5月10日付中部朝刊23面
 =61歳男性不起訴=愛知
 名古屋市昭和区で4月、元妻の顔を平手打ちして軽傷を負わせたなどとして、県警に傷害と脅迫の疑いで逮捕された男性(61)について、名古屋地検は9日、不起訴とした。地検は理由を明らかにしていない。

 女性脅迫した疑い
2019.04.14 朝刊  福井版

 【福井県】福井署と県警少年女性安全課は13日、脅迫の疑いで、福井市豊岡1、自称遺品整理業花森陽一容疑者(50)を逮捕した。
 逮捕容疑では、11日午前2時35分ごろ、会員制交流サイト(SNS)で、知人の20代女性の名前を示した上で「ころす」と投稿して脅したとされる。署によると容疑を認めている。

セクシー女優を脅迫 ツイッターで「殺すぞ」 容疑の男逮捕
2019.04.13 東京朝刊 

 小説やコラムなどの執筆で知られるセクシー女優の紗倉(さくら)まなさんに対し、ツイッター上で「殺すぞ」などと脅迫したとして、警視庁が脅迫容疑で無職の男を逮捕していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、男は住所不定のy容疑者(43)。逮捕容疑は3日午後11時20分ごろ、紗倉さんのツイッターのアカウントに「女だろうが容赦しねーぞお前」「半殺しにしてやるよ」などと投稿し、脅したとしている。同庁は認否を明らかにしていない。紗倉さんはツイッターで出演番組や執筆活動などについて投稿していた。
 紗倉さんの所属事務所は産経新聞の取材に「何もお答えできない」としている。
 紗倉さんは女優のほか、文筆家として小説やエッセーなどの複数の書籍を出版。小説「最低。」は平成29年に映画化され、同年の東京国際映画祭コンペティション部門に出品された。

LINEで女性 脅迫容疑の男逮捕  南国署
2019.04.13 夕刊 
 【香長】南国署は12日、脅迫容疑で香南市、無職、A容疑者(31)を逮捕した。
 逮捕容疑は、同日午前2時15分ごろ、市内の女性(28)に対し、無料通信アプリLINE(ライン)で「無視するならおまえを殺す」などと送って脅迫した疑い。
 女性からの被害届を受けて逮捕した。同署によると、男女間のトラブルがあったとみられる。

脅迫の疑い 我孫子署
2019.04.09 千葉日報 
 我孫子署は8日、脅迫の疑いで我孫子市中峠、無職、m容疑者(63)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年4月29日午後5時半ごろから約5分間、2回にわたり、同市内の飲食店へ電話をかけ、応じた30代の男性アルバイト店員を「何だあの態度は」「包丁持って殺しに行くからな」などと脅迫した疑い。

 同署によると、容疑者は犯行直前に同店を訪れ食事を注文したが、手を付けず退店。代金は支払わなかった。接客した女性アルバイト店員の対応に問題はなかったという。「覚えていないが、やっていないと思う」と容疑を否認している。

女を装って誘い、強盗や監禁容疑 出会い系アプリ使う /大阪府
2019.04.04 大阪地方版/大阪 

 出会い系アプリで女性を装い、誘い出した男性から現金を奪うなどしたとして、府警は、住居不定の無職、w容疑者(21)を強盗致傷や監禁などの疑いで逮捕し、3日発表した。w容疑者は「相手が先に手を出した」などと供述しているという。
 刑事特別捜査隊によると、w容疑者は昨年4月11日、携帯電話の出会い系アプリで男性(21)を東大阪市内に呼び出し、「妹に手を出した」などとナイフを突きつけて脅迫。男性を車で連れ回し、現金約95万円を奪った疑いがある。
 w容疑者がほかにも同様の計3事件に関わったとして強盗致傷や窃盗などの疑いで逮捕され、被害額は計約125万円に上るとみられるという。

出会い系アプリで誘い出し強盗疑い
2019.04.04 大阪朝刊 

 出会い系アプリで誘い出した男性から現金を奪ったなどとして、大阪府警刑事特別捜査隊は3日、強盗致傷容疑などで住所不定の無職、w容疑者(21)ら男2人を逮捕したと発表した。強盗致傷罪などで起訴されている。同隊によると、w被告らは出会い系アプリを使い、女性を装って待ち合わせた男性に「なに妹に手を出してんねん」などと因縁をつけて脅迫。コンビニの現金自動預払機(ATM)や消費者金融で現金を用意させるなどし、4人から計約125万円を奪ったという。
 起訴状によると、w被告は昨年3月27日、大阪市東住吉区今林の路上で、同市の会社員の男性(20)をハンマーのようなもので殴って顔に軽いけがをさせ、現金6万円を奪ったなどとされる。

LGBT暴露被害深刻 「人間関係破壊する行為」 命に関わる情報 認識を
2019.04.04 朝刊

 性的指向や性自認を暴露されるアウティング問題の深刻さが注目されている。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。
【本記23面】
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。
 アウティング問題の解消に向けては「一人一人がそれぞれの個性を持っていると認識し、お互いを尊敬して理解し合うことが大切」と語った。

LGBT暴露 人間関係壊す行為
2019.04.04 本紙朝刊 

■差別や偏見 「命に関わる」認識を
 性的指向や性自認を暴露されるアウティング問題の深刻さが注目されている。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。

■LINEに送信
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。

■違法性
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。

■確認と了解を
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。
 アウティング問題の解消に向けては「一人一人がそれぞれの個性を持っていると認識し、お互いを尊敬して理解し合うことが大切」と語った。

「アウティング」被害 人間関係壊す 性的指向暴露 告白された相手 「命に関わる情報」認識を
2019.04.04 朝刊 

 性的指向や性自認を暴露されるアウティング被害の相談が民間団体の電話に6年間で少なくとも110件寄せられていたことが3日、分かった。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。

LGBT暴露被害深刻/「人間関係壊す行為」/専門家警鐘、刑事責任にも/「命に関わる」認識を
2019.04.04 

 性的指向や性自認を暴露されるアウティング問題の深刻さが注目されている。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。
■LINE投稿
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。
■「理解深めて」
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。
■確認と了解を
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。
 アウティング問題の解消に向けては「一人一人がそれぞれの個性を持っていると認識し、お互いを尊敬して理解し合うことが大切」と語った。

「LGBT」了解なく暴露 「人間関係壊す行為」 刑事責任問われる可能性も 「当事者の命に関わる情報」専門家警鐘
2019.04.04 佐賀新聞 

 性的指向や性自認を暴露されるアウティング問題の深刻さが注目されている。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。1面参照

▽LINE
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。
▽違法性
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。
▽相談窓口
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。
 アウティング問題の解消に向けては「一人一人がそれぞれの個性を持っていると認識し、お互いを尊敬して理解し合うことが大切」と語った。

=識者談話= 件数「氷山の一角」
 市民団体「LGBT法連合会」の神谷悠一事務局長の話 アウティングに関する相談件数が明らかになったのは、これまで当事者以外には認識されづらかった被害状況が可視化された点で意義がある。相談件数は「氷山の一角」だろう。ほぼ全ての当事者が大なり小なり被害を経験し、アウティングを恐れていると言っても過言ではない。相談を寄せた人たちはよほど切実な状況にあったと考えられる。問題の背景には、いまだに根強い性的少数者への差別や偏見がある。「日常にあふれる身近で深刻な問題」との認識を皆が持つことが大切で、未然に防ぐための施策や制度、規範が社会に求められている。

=解説= 「多様な性」認める社会を

 性的指向や性自認を暴露するアウティングの被害に、多くの性的少数者が苦しむ実態が明らかになりつつある。周囲の無理解に当事者が追い込まれ、孤立化する状況は決して容認できない。性的少数者への関心がようやく高まってきた今こそ、国や自治体、企業や個人が連携し、「多様な性」を普通だと認められる社会の在り方を真剣に探る必要がある。
 「社会的包摂サポートセンター」の電話相談には「信頼する相手に性的指向などを伝えたら第三者にばらされた」との声とともに「周囲の理解がなく生きづらい」との相談も多く寄せられ、性的少数者が差別と偏見に苦しむ実情がうかがえる。
 アウティングは人間関係を壊し、民事や刑事での責任を追及されかねない重大な行為だと警告する専門家もいる。行政や企業は、学校や職場でどんな問題が起きているかを早急に把握し、未然防止の取り組みを積極的に進めるべきだ。
 東京都国立市は昨年4月、アウティング禁止の条例を全国で初めて施行。都でも同10月に性的指向や性自認に関する差別を禁じ、啓発を図る条例が成立した。故意性のあるアウティングをハラスメントとして認定する大学もあり、同様の制度の広がりに期待したい。
 何よりも大事なのは、私たち一人一人が「性」は価値観や生き方と同じように多様なものであるとの認識を持つことだ。互いを理解して認め合うことが、アウティングの存在しない社会の実現に向けた一歩になるはずだ。

暴露で人間関係破壊 LGBT被害深刻 「命に関わる情報」認識を
2019.04.04 朝刊

 性的指向や性自認を暴露されるアウティング問題の深刻さが注目されている。心身に不調を来し、命を落とした当事者も。背景には差別や偏見があるとされ、専門家は「人間関係を破壊する行為」「刑事責任を問われる可能性もある」と警鐘を鳴らす。告白相手が困惑して周囲に話してしまうケースも考えられるが、「当事者の命にも関わる情報」との認識を持ち、本人の思いを十分に確認した上で対応することが求められる。(20面参照)
LINE送信
 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」。一橋大法科大学院の学生ら9人が参加するLINE(ライン)のグループメッセージ。2015年6月、当時25歳だった男子学生を名指しする投稿があった。送信したのは同級生だった。
 その約2カ月前、男子学生はこの同級生に、自分が同性愛者で恋愛感情を持っていると伝えていた。暴露された後、心療内科に通院。8月に「(同級生が)弁護士になるような法曹界なら、もう自分の理想はこの世界にはない」とグループに送信し、その後、校舎から転落死した。
 男子学生の両親は、同級生とともに、「対応が不十分だった」と大学にも損害賠償を求めて提訴。同級生とは和解が成立したが、東京地裁は今年2月に大学への請求を棄却した(遺族は控訴)。
 「アウティングは人間関係を破壊する行為だ」。判決後の記者会見で両親の代理人を務める南和行弁護士は強調。「裁判所はアウティングが不法行為であるかどうかなど本質的な問題に一切言及していない」と憤った。
不法行為に該当
 インターネット上で「LGBT法律相談.jp」を運営する前園進也弁護士。長年当事者らの相談に乗ってきた経験を踏まえ「アウティングは不法行為や犯罪に当たり、民事上も刑事上も責任を問われる可能性が高い」と注意を促す。
 プライバシー侵害や名誉毀損(きそん)で提訴される事態が想定されるほか、性的指向などをばらすと脅せば脅迫罪、脅して金品を取れば恐喝罪が成立することもあり得るという。
 前園弁護士は問題が起こる背景を「多様な性を認め合う社会になっておらず、多くの性的少数者が自分を隠さざるを得ない状況がある」と分析。「まずは当事者以外が性的少数者への理解を深める必要がある。そして当事者がオープンにできるようになっていくことが望ましい」と訴える。
確認と了承を
 友人や同僚からカミングアウトされた場合、どうすればいいのか。
 性的少数者の権利向上などに取り組むNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」の松中権代表は「カミングアウトは信頼の証し。伝えられた側は、命につながる可能性もあるとても重く大切な情報との認識を持つことが重要だ」と説く。
 さらに状況改善などのために第三者の助けが必要だと判断した場合は、誰にどこまで伝えていいのかを確認し、第三者に話すことへの了解を得る必要があると強調。「自身で受け止めきれなければ、プライバシーに配慮しつつ相談窓口などに頼るべきだ」と話す。
 アウティング問題の解消に向けては「一人一人がそれぞれの個性を持っていると認識し、お互いを尊敬して理解し合うことが大切」と語った。

 脅迫の疑い
2019.04.03 朝刊  三重版 

 【三重県】亀山署は2日、脅迫の疑いで、亀山市長明寺、無職k容疑者(62)を逮捕した。
 逮捕容疑は、1日午後4時50分~5時5分、同市長明寺の自宅近くにある不動産管理会社の玄関前で、同社を経営する男性(59)に対し、包丁とかまを両手に持ったまま「近所の家ごとダイナマイトで爆発させてもええんやぞ」と脅したとされる。
 署によると「包丁などを持って現場に行ったが、脅迫はしていない」と容疑を否認している。k容疑者は以前から騒音などを巡り、男性に苦情を伝えていたという。

恐喝の疑いで組長ら逮捕
2019.03.01 朝刊 

 【愛知県】県警は28日、恐喝の疑いで、指定暴力団六代目山口組弘道会系組長で名古屋市熱田区西野町2、無職h容疑者(75)ら4人を逮捕した。
 ほかに逮捕されたのは、弘道会系組幹部で同市港区宝神2、無職k(72)、同市東区東桜2、飲食店経営k(67)、同市中区栄5、人材派遣会社経営i(51)の各容疑者。
 逮捕容疑は4人で共謀して2016年7月~翌年1月、k容疑者が経営する風俗店の女性従業員を「逃がした」などとして、会社役員の男性(45)を市内の飲食店などに呼び出し、「俺の力使ってつぶすぞ」などと脅迫、500万円を脅し取ったとされる。
 県警によると、h、kの両容疑者は黙秘、k容疑者は否認、i容疑者は保留している。

 恐喝の疑い
2019.02.28 朝刊 

 【静岡県】菊川署と県警捜査4課は27日、恐喝の疑いで千葉県市川市香取2、とび職m(37)と、静岡市清水区吉川、指定暴力団山口組系組員m(51)の両容疑者を逮捕した。
 逮捕容疑は、2018年12月上旬、静岡市内などで県中部在住の20代の男性建設作業員に対し、「静岡にいられなくすることもできる」と迫ったり、男性の知人を通して「貸している金が50万~60万円になる」などと脅迫したりし、7万円を脅し取ったとされる。
 署によると、男性とm容疑者は面識があった。両容疑者の認否は明らかにしていない。

脅迫の疑い 中学生逮捕=新潟
2019.02.27 東京朝刊

 県警は25日、新潟市立中学の男子生徒(15)を脅迫の疑いで逮捕した。発表によると、男子生徒は24日午後4時頃、自分が通う学校の担任教諭に対し、「先生を殺そうと思います」などと携帯電話でメールを送った疑い。教諭が学校と相談して県警に届け出た。調べに対し、男子生徒は容疑を認めている。

 暴力団幹部を逮捕
2019.02.22 朝刊 

 【愛知県】中署は21日、暴力行為処罰法違反の疑いで東区泉1、六代目山口組弘道会傘下組織幹部、i容疑者(38)を逮捕した。
 逮捕容疑は、2日午後1時50分~同2時5分ごろ、名古屋拘置所の面会室で、勾留中の無職の男(36)に対して「(暴力団組員ら2人が逮捕された恐喝未遂事件の)被害届を取り下げろ。名古屋で住めんようにするぞ」などと言って脅迫したとされる。
 署によると「覚えていません」と否認している。

女性を脅し強盗 容疑の中2逮捕 函館 13歳と共謀
2019.02.20 東京夕刊 

 北海道警函館中央署は20日、函館市の中学2年の少年(14)を強盗と銃刀法違反の疑いで逮捕した。
 発表によると、少年は13歳の少年と共謀し、19日午後5時50分頃、同市富岡町の路上で、帰宅途中の女性保育士(28)に折りたたみナイフ(刃渡り約9センチ)を突きつけて「金を出せ」などと脅迫し、現金1万円を奪った疑い。
 2人は別の中学校に通う友人同士で、いずれも容疑を認めているという。13歳の少年は、児童相談所に送致される見通し。

 脅迫の疑い
2019.02.20 朝刊  三重版 

 【三重県】津南署は19日、脅迫の疑いで津市久居持川町、無職m容疑者(32)を逮捕した。
 逮捕容疑では昨年8月1日午後8時ごろ、自宅アパートを管理する津市内の不動産会社に電話をかけ、対応した男性社員(30)に「ぶっ殺すぞ。待ち伏せして襲ったるわ」などと脅したとされる。署によると、容疑を否認している。備え付けのエアコンについて同社に問い合わせトラブルになったという。

証人威迫疑い組員逮捕=北海道
2019.02.13 東京朝刊 

 刑事裁判に証人として出廷予定だった男を脅したとして、札幌南署は12日、札幌市豊平区中の島2の10、山口組系暴力団組員の無職s容疑者(51)を証人威迫容疑で逮捕した。発表によると、s容疑者は昨年11月15日、同市西区の道警琴似庁舎の留置施設で、配下の組員(35)と共謀し、窃盗罪で勾留中だった男(35)に面会し、「(組員は)否認しているぞ」などと脅迫した疑い。男は組員の刑事裁判に証人として出廷予定だった。

 脅迫の疑い
2019.02.08 朝刊 

 【愛知県】津島署は7日、脅迫の疑いで、住所不詳、派遣社員k容疑者(55)を逮捕した。
 逮捕容疑では7日午前0時半ごろ、あま市のコンビニエンスストアから携帯電話で110番をし、対応した男性警察官(36)に「おまえが気にくわんから、ぶち殺したる」などと言って脅迫したとされる。
 署によると、容疑を認めている。

警官に脅迫メール 容疑の前県議追送致 埼玉
2019.02.07 東京夕刊 

 埼玉県警は7日、知人女性へのストーカー規制法違反容疑などで書類送検したi・前県議(36)を脅迫容疑でさいたま地検に追送致した。捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、i前県議は、知人女性に繰り返しLINE(ライン)のメッセージを送りつけたなどとして昨年8月に書類送検された後、捜査を担当した警察官の携帯電話に、「ぶっ殺すぞ、知人女性夫妻もぶっ殺す」などと脅す内容のメールを送った疑い。
 i前県議は銀行員などを経て2011年の県議選で初当選。2期目の途中で書類送検され、昨年11月に議員辞職した。

暴力団組長を強要容疑で逮捕 /岐阜県
2019.02.02 名古屋地方版/岐阜 

 県警は1日までに、指定暴力団6代目山口組傘下組織組長、h容疑者(46)=北方町高屋白木2丁目=を強要容疑で逮捕、送検し、発表した。「よく覚えていない部分がある」などと話しているという。
 組織犯罪対策課によると、h容疑者は2017年9月下旬ごろ、岐阜市内の飲食店で自らが実質的に経営する建設会社の作業員の男性(29)を脅迫し、所得税など約75万円の一部を支払わせた疑いがある。

a容疑者が強制性交で逮捕 自宅でマッサージ店従業員の頭押さえつけ
2019.02.02 スポーツ報知 

 昨年7月にマッサージ店から派遣された30代女性従業員を自宅で乱暴したとして、警視庁は1日、強制性交の疑いで俳優のa(本名・a)容疑者(40)=写真=を逮捕した。逮捕容疑は、女性従業員の頭を押さえつけるなど暴行を加え、乱暴した疑い。捜査関係者によると、容疑を一部認めている。a容疑者の所属事務所は「誠に遺憾」とコメントした。a容疑者は複数の映画、テレビ番組などの出演を控えており、今後各方面に大きな影響を及ぼすことは必至だ。
◆容疑認める
 売れっ子俳優が強制性交容疑で逮捕された。a容疑者は昨年7月1日午前、都内の自宅にマッサージのために呼んだ女性従業員に性的暴行を加えた疑いが持たれている。今年6月に公開予定の出演映画「台風家族」のクランクイン直前の出来事だった。
 捜査1課によると、店側は利用者に対し、マッサージ前に「性的マッサージは禁止」と伝え、書面へのサインを求めている。a容疑者も事前に説明を受け、サインをしていた。自宅には当時、他に人はおらず、容疑者は飲酒していたという。
 女性はその日のうちに世田谷署に相談。昨年8月下旬に被害届を提出し、警視庁が受理して捜査していた。この日、都内の自宅を午前中から捜索し、任意で事情聴取。a容疑者は容疑の一部を認める一方で、「押さえつけていない」とも供述している。
 a容疑者は今年1月下旬にドラマの撮影に入ったが、わずか3日で作品の制作そのものが中止に。「予算の都合」と説明されたが、映画化も予定されていただけに、関係者の間では疑問の声が上がっていた。
 a容疑者の所属事務所はこの日、「このような事態となりましたことは誠に遺憾であり、被害者の方及び関係者の皆さまには深くおわび申し上げます。今後、詳細が分かり次第、誠意を持って対応させていただく所存です」とコメントした。
 鋭い視線が印象的なa容疑者は、崔洋一監督の「血と骨」(04年)、北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」(12年)などの映画に出演して注目され、「百円の恋」で16年に日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。刑事役から教師役までアクが強い脇役も任される実力派と評価されてきた。
 17年11月に所属事務所の元社長が逮捕された際、翌年1月の映画イベントで「年末会社でいろいろあったので去年の1・78倍くらい働こうかな」と意欲を語っていたa容疑者。一方で奔放な言動も話題になった。これまでに「パチンコ勝ったからマッサージいこっ!」「4人同時にマッサージしてもらいたい」などとツイートし、マッサージ好きをアピール。有名女優との熱愛も度々報じられた。
◇自宅前は騒然 ○…この日午後に「任意で事情聴取」の一報が流れると、都内のa容疑者の自宅前にはテレビカメラ4台、報道陣約30人が集まった。敷地面積約1万4000平方メートル、300戸以上が居住する高級マンションにそぐわない、物々しい雰囲気に近隣住民は不安そうな顔で見守り、「何かあったんですか?」と報道陣に質問する人もいた。
 <a>(a)1979年1月18日、青森県弘前市出身。40歳。2001年に映画「GO」で俳優デビュー。02年、松田龍平とのダブル主演作「青い春」で映画初主演。05年に映画「ゲルマニウムの夜」で単独初主演。テレビドラマではTBS系「下町ロケット」(15年)、NHK大河ドラマ「真田丸」(16年)などに出演。181センチ、血液型A。
◆気さくで誠実オフは“自由人”
[aという男]
 一見こわもて。「死んだ魚の目をした俳優」と呼ばれることもあり、無愛想で取っつきにくい感じのように見えるa容疑者だが、実際は正反対。街中でファンに話しかけられれば、写真やサインにも気さくに応じる。普段は誠実な男だ。
 「声かけられて、迷惑だな~とか、ウザイな~とか思わないんですか?」。ファンからのツイッターでの質問にも、「こんな仕事してて、応援してくれてる人にそう思う奴(やつ)は三流です」と答えるなど、ファンを大切にしてきた。ナビゲーターを務める「美しき酒呑みたち」のDVDの購入者特典では、「aと焼き肉を食べておごってもらえる権利」を企画。ファンとの交流の場をもうけ、積極的にSNSを利用するなど、距離感の近い俳優だった。
 仕事にストイックに打ち込む反面、撮影のない期間は自由人だった。自分のことを「ウチ」と呼ぶ。酒好き。マージャン、パチンコも大好き。愛読書は週刊少年ジャンプで、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズをオンラインで楽しむのが日課。酒は飲むが、決してハメを外すようなことはなかった。
 学生時代は卓球に打ち込み、弘前実業高時代(中退)には全国大会の出場経験もある。
 「有名になりたい」という一心で、19歳の時に上京。都内の屋台でアルバイトをしていた時、お店を訪れた映画プロデューサーの荒戸源次郎さんと出会い、役者への道が開けた。「父親」と慕い、16年に天国へと旅立った荒戸さんは何を思うか―。
 自分の言葉で発信することに人一倍こだわってきた新井容疑者。ファンに思いを伝える機会が訪れたら、何と語るのだろうか。
◆懲役5年以上猶予つかず
 元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏「今回の事件は密室で、警視庁は被害者の供述などを相当慎重に調べて逮捕に踏み切ったとみています。事件があったのは昨年7月。そこから時間をかけ、加害者が俳優ということも考慮しながら捜査していたと考えられます。新井容疑者が『容疑を認めている』との報道がありますが、性犯罪の場合加害者と被害者の間で供述が食い違うケースがあります。今後の捜査で『腕を押さえつけた』など具体的に解明されていくでしょう。被害者の処罰感情が強い場合は、示談が成立しないことも考えられます。その場合は起訴され裁判になります。強制性交等罪は懲役5年以上です。3年を超える懲役刑の場合は執行猶予はつきません。性犯罪については、最近の傾向として厳しい判決が下っています。裁判官が情状面をどうみるかがポイントになります」
◆17年刑法改正「強姦罪」から名称変更
 ◇強制性交Q&A
 Q 強制性交等罪とは?
 A 暴行・脅迫を用いて性交した者を5年以上の懲役に処する刑罰。刑法第177条。
 Q 聞き慣れないが?
 A 2017年の刑法改正で「強姦(ごうかん)罪」から変更された。
 Q 名称以外の変更点は?
 A 従来の強姦罪は被害者を女性に限っていたが、強制性交等罪は男性も対象になる。口腔などの「性交類似行為」を対象に加えたのも特徴。また、泣き寝入りのケースを減らすため、被害者の告訴を起訴の条件とする「親告罪」の規定も撤廃。量刑の下限も懲役3年から5年に引き上げられた。
 Q 類する刑罰も。
 A 暴行・脅迫を用いなくても心神喪失や抗拒不能の状態で性交などをした場合は「準強制性交等罪」が適用。父母ら監護者が18歳未満に対して性交などをした場合は「監護者性交等罪」が適用される。
 

暴力相談も交際継続か 埼玉の女性殺害1週間 DV防止法の不備指摘 若い世代へ教育が必要
2019.01.30 朝刊 

 さいたま市大宮区で女性会社員が殺害された事件は、30日で発生から1週間。女性は殺人容疑で送検された男の暴力を警察に相談する一方、被害届は出さず交際が続いていたとみられる。恋人間の暴力「デートDV」の専門家は、被害者を守るための法整備や、若い世代への教育の必要性を訴える。
■4回の相談
 事件は23日午後6時ごろ発生。kさん(22)=埼玉県春日部市=は勤務先の入るビルで、包丁で刺された。同県警は殺人未遂容疑で、前橋市職員だったt容疑者(25)=28日に懲戒免職=を現行犯逮捕。県警によると、動機を「別れ話のもつれ」と説明し「生きていられないと思った。自分も死ぬつもりだった」と供述した。
 kさん側は昨年9月、春日部署と、実家に近い群馬県警高崎署にt容疑者の暴力を相談していた。警察は、kさんに接触しないようt容疑者に警告。kさんには被害届を出すよう促したが、応じなかった。
 kさんは12月にも「(容疑者が)家に来ている」と春日部署の交番に相談したが、「まだ交際している」「円満に別れたい」とも話し、事件化は見送られた。
 今年1月22日には、kさんの父親が「暴力が続いている」と署に電話。kさんは23日午後9時に被害届提出の相談をする予定だったが、その3時間前に殺害された。
■3人に1人
 内閣府の2017年度調査によると、交際相手から暴力を受けた経験のある女性は約21%。その3人に1人が「別れたいと思ったが、別れなかった」「別れたいと思わなかった」と答えた。
 常磐大の宇治和子准教授(ジェンダー心理学)は「被害者は恐怖で、相手と離れるより『殴られないように』と考える。相手を怒らせないように努め、関係が切れず深みにはまる」と指摘する。
 その上で「専門機関に相談し、同じ境遇の人が多くいると気付くことが大切。どんな理由であれ殴る方が悪いんだと知ってほしい」と話した。
 ドメスティックバイオレンス(DV)防止法の不備を指摘するのは、NPO法人「ウィメンズネット・こうべ」の正井礼子代表。現状では交際相手から暴力や脅迫を受けても、同居していないと裁判所に接近禁止などの保護命令を申し立てられないとして「変えていく必要がある」と話す。
 また、DVの背景には「交際相手を『自分の物』と考える心理的問題がある」と解説。国が予算を投じ、中学生など若い世代に「交際相手は対等で尊重すべき存在」「束縛は愛情ではない」といったことを教えるべきだと訴えている。

 逮捕監禁・恐喝未遂の疑い
2019.01.29 朝刊  三重版 

 【三重県】四日市西署は28日、逮捕監禁・恐喝未遂の疑いで、ともにウェブマーケティング業の名古屋市中村区名駅5、i(23)と四日市市桜新町、i(23)両容疑者を逮捕した。
 逮捕容疑では12日午後5時10分から8時10分ごろの間、2人は菰野町宿野のプレハブ事務所で、横浜市の男子大学生(22)を、スタンガンを持って脅迫するなどして不法に監禁し、仕事の損失の埋め合わせ名目で200万円を要求して恐喝しようとしたが、大学生が隙を見て抜け出して警察に届け出たため、未遂に終わったとされる。
 署によると、2人は容疑を否認している。

 恐喝未遂の疑い
2019.01.29 朝刊 

 【愛知県】豊橋署は28日、恐喝未遂の疑いで豊橋市曙町若松の無職s容疑者(72)を逮捕した。
 逮捕容疑では、昨年6月4日と10月29日ごろ、豊川市の自営業の男性(78)に対し「金を返しなさい」「いい死に方出来んゾ」などと書いた封筒やはがきを送り、金をだまし取ろうとしたとされる。
 署によると、容疑者は「脅迫する気はない」と否認している。容疑者は被害者の所有するビルの元店子(たなこ)の保証人をしていた。

組員ら恐喝容疑=佐賀
2019.01.25 西部朝刊 

 県警は24日、住所不定、指定暴力団浪川会系組員n被告(39)(監禁罪で起訴)を恐喝容疑で再逮捕、佐賀市大財4、建設業i容疑者(44)を同容疑で逮捕した。発表によると、2人は共謀、昨年6月8日と7月9日、40歳代の男性に電話で「おいも、組に金ば入れんばけん」と言って脅迫し、計16万円を口座に振り込ませて脅し取った疑い。認否を明らかにしていない。

 脅迫の疑い
2019.01.24 朝刊 

 【愛知県】安城署は23日、脅迫の疑いで知立市八ツ田町3、派遣社員o容疑者(47)を逮捕した。
 逮捕容疑では、21日午前9時55分ごろ、知立市の食品販売会社の営業所に電話し、女性所長(62)に「みんな殺してやる。子どもも殺してやる。分かっとるな」と脅したとされる。
 署によると「子どもも殺してやるとは言っていない」と容疑を一部否認している。所長の営業所は、o容疑者が派遣されている会社に食材などを納入しているが、両者に面識はない。

女子中学生脅した容疑で31歳逮捕
2019.01.18 東京朝刊 

 女子中学生を「殴るぞ」などと脅したとして、警視庁は脅迫の容疑で、練馬区中村南の会社員、n容疑者(31)を逮捕した。「記憶にない」と容疑を否認している。現場となった多摩地区では昨年12月以降、小中学生が男に声をかけられ、トイレに連れ込まれそうになる事案が数件相次ぎ、同庁が関連を調べている。
 逮捕容疑は昨年12月1日午前10時ごろ、日野市程久保の多摩都市モノレール程久保駅のホームで少女に「どこの中学」などと声をかけ、嫌がって母親に電話をかけようとした少女を「電話したら殴るぞ」などと脅したとしている。
 m容疑者は「トイレに行ったら解決する」などと言ってトイレに誘導しようとしたが、少女は逃げて無事だった。警視庁はわいせつ目的だった可能性があるとみて調べている。
 m島容疑者は今月14日、JR中央線の電車内で小学生の女児に「電車を降りてトイレに行こう」などと声をかけて肩をたたいたとして、暴行容疑で現行犯逮捕されていた。

息子の友人宛てに父親が脅迫メール 八戸高専生自殺未遂捜査で判明 /青森県
2019.01.10 東京地方版/青森  青森全県 

 息子の友人の少年をSNSなどで脅したとして、青森地検八戸支部が、会社役員の男性(50)=東京都杉並区=を脅迫罪で起訴していたことが9日、わかった。起訴は昨年12月25日付。少年は事件後の2017年6月、通っていた八戸工業高等専門学校(八戸市)の教師に裏切られたとの遺書を残し自殺を図っていた。
 起訴状によると、男性は17年5~6月、少年にSNSやメールで「警察に性犯罪者として告発しちゃおうかな」などのメッセージを送り、脅迫したとされる。捜査関係者によると、男性は息子の交際相手を巡って少年とトラブルになっていた。
 少年は人間関係のトラブルがあるとして学校に相談を持ちかけていたが、同年6月、教師を名指ししたうえで「裏切られた」と非難する遺書を残して高さ約30メートルの橋から飛び降りた。脊髄(せきずい)損傷の重傷を負い、その後自主退学したという。
 県警がこの自殺未遂を調べる過程で、脅迫事件を把握。昨年3月に男性を書類送検していた。県警は事件と自殺未遂の関係を慎重に調べている。
 八戸高専は取材に対し「現段階で話すことはない」とコメントしている。

 元妻を脅した疑い
2019.01.04 朝刊 岐阜版 

 【岐阜県】関署などは3日、脅迫の疑いで大垣市東長町、無職y容疑者(32)を逮捕した。

 逮捕容疑では、2日午前10時30分ごろ、元妻(32)に対して無料通信アプリLINE(ライン)で殺害をほのめかす内容のメッセージを送り、脅迫したとされる。

 署によると、「脅すつもりはなかった」と容疑を否認している。昨年4月に離婚してから、y容疑者は「会いたい」などのメッセージを送り続け、元妻が以前から署に相談していた。