性的画像投稿の疑いで逮捕
2019.06.26 朝刊
【静岡県】富士署は二十四日、リベンジポルノ防止法違反、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列、名誉毀損(きそん)の疑いで、富士市国久保三、会社員t容疑者(25)を逮捕した。
署によると四月二十九日午前一時五十分ごろ、インターネット掲示板に、元交際相手で十代の女性会社員の性的な画像一点や、女性の名前、住所などを掲載し、不特定多数が閲覧できる状態にしたとされる。署は認否を明らかにしていない。
リベンジポルノなど 3容疑で25歳男逮捕=静岡
2019.06.25 東京朝刊
富士署は24日、富士市国久保、会社員t容疑者(25)をリベンジポルノ被害防止法違反とわいせつ電磁的記録記録媒体陳列、名誉毀損(きそん)の3容疑で逮捕した。
発表によると、t容疑者は4月29日午前1時50分頃、県東部に住む元交際相手の10歳代女性の性的な画像や氏名、住所などをインターネット掲示板に送信し、不特定多数に閲覧させた疑い。同署は認否を明らかにしていない。
知人女性画像流出 疑いで男を再逮捕 津南署
2019.06.25 朝刊
【三重県】津南署は二十四日、私事性的画像記録の提供等防止法(リベンジポルノ防止法)違反の疑いで、茨城県鉾田市飯島、無職o容疑者(37)を再逮捕した。同法違反容疑で三重県警が逮捕したのは初めて。
リベンジポルノ防止法は、二〇一三年十月に東京都三鷹市で起きたストーカー殺人事件を契機に、元交際相手らの性的な画像などをインターネット上に流出させることを防ぐ目的で一四年十一月に施行された。三年以下の懲役か、五十万円以下の罰金が科される。
再逮捕容疑では、四月十六日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った津市内の知人女性(27)の顔や裸が写った複数枚の画像を、SNS上に個人が特定できるように載せ、不特定多数が閲覧できる状態にしたとされる。
署によると、容疑を認めている。o容疑者は今月五日、「連絡をくれないと裸の写真をさらす」と同じ女性を脅したとして逮捕され、脅迫の罪で起訴されている。
リベンジポルノ防止法違反の疑い
2019.06.06 朝刊
【愛知県】豊田署などは5日、私事性的画像記録の提供等被害防止法(リベンジポルノ防止法)違反の疑いで、名古屋市東区矢田南の会社員t容疑者(42)を逮捕した。
逮捕容疑では、5月17日に、元交際相手の女性(36)の顔や裸が写った画像6枚をインターネット上の掲示板に個人が特定できるように載せ、不特定多数が閲覧できる状態にしたとされる。
署によると、容疑を認めている。被害女性が署に相談して発覚した。
リベンジポルノ:盗撮を元交際女性知人に送信 容疑で男逮捕 大阪
2019.05.17 東京朝刊
元交際相手の女性のわいせつな画像を、女性の知人らにメールで何度も送ったとして、大阪府警が堺市堺区の自営業、t容疑者(48)を私事性的画像記録提供(リベンジポルノ)被害防止法違反などの疑いで逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。画像は交際中の盗撮とみられ、別れた腹いせに7カ月間にわたって繰り返し送信していた。
大阪地検は同法違反などに加えて、ストーカー規制法違反の罪でも起訴。起訴内容は昨年6月~今年1月、女性の知人4人に計13回、女性のわいせつな画像をメールで送ったとしている。14日に大阪地裁で初公判があり、起訴内容を認めた。
関係者によると、女性は被告と別れた後、メールなどで嫌がらせを受け始めた。さらに、盗撮されたわいせつ画像が女性の知人らに送られ、「次は動画を配信する」という趣旨の記載も。女性の相談を受けた府警が、今年3月に逮捕した。
リベンジポルノ被害防止法は、東京都三鷹市の女子高生ストーカー殺人事件をきっかけに2014年に成立。警察庁によると、昨年は全国で1347件の相談があり、年々増加している。
IT企業有志でつくる「セーファーインターネット協会」(東京都)は、被害者から通報を受け、画像や動画の削除を依頼する活動を続ける。担当者は「交際相手でも、安易に性的な画像を撮らせないでほしい。盗撮なども考えられる。画像の流出に気付いた場合はすぐに相談してほしい」と話す。【安元久美子】
リベンジポルノ:48歳男、盗撮画像を元交際女性知人に送信容疑 大阪
2019.05.16 大阪朝刊
元交際相手の女性のわいせつな画像を、女性の知人らにメールで何度も送ったとして、大阪府警が堺市堺区の自営業、t容疑者(48)を私事性的画像記録提供(リベンジポルノ)被害防止法違反などの疑いで逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。画像は交際中の盗撮とされ、別れた腹いせに7カ月間にわたって繰り返し送信していた。
大阪地検は同法違反などに加えて、ストーカー規制法違反の罪でも起訴。起訴内容は昨年6月~今年1月、女性の知人4人に計13回、女性のわいせつな画像をメールで送ったとしている。14日に大阪地裁で初公判があり、起訴内容を認めた。
関係者によると、女性は被告と別れた後、嫌がらせを受け始めた。さらに、盗撮が疑われる画像が女性の知人らに送られ、「次は動画を配信する」という趣旨の記載も。女性の相談を受けた府警が、今年3月に逮捕した。
リベンジポルノ被害防止法は東京都三鷹市の女子高生ストーカー殺人事件をきっかけに2014年に成立。対象者が特定できる方法で性的な画像を多数に提供すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。【安元久美子】
◇昨年相談1347件、20代38%
元交際相手らの性的な画像をインターネットなどに流出させる「リベンジポルノ」。警察庁によると、昨年は全国で1347件の相談があり、年々増えている。被害者は20代が38%で最も多く、9割以上が女性。元交際相手の他、知人や配偶者が加害者になるケースもあった。
IT企業有志でつくる「セーファーインターネット協会」は被害者から通報を受け、画像や動画の削除を依頼する活動をしている。協会によると、17年は150人から相談があり、約2割は盗撮が疑われるケースだった。協会は同年、4181件の削除をサイト管理者などに依頼し、8割の3319件が削除された。残りは管理者と連絡がつかなかったり、画像が転載されたりして削除できていないという。担当者は「安易に性的な画像を撮らせないでほしい。画像の流出に気付いた場合は相談してほしい」と話す。
リベンジポルノ、中間の男に容疑 八幡西署、逮捕 /福岡県
2019.05.10 西部地方版/福岡
八幡西署は9日、中間市東中間3丁目の契約社員有満直文容疑者(30)をリベンジポルノ防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
署によると、昨年8月下旬、自宅のパソコンから、元交際相手の女性(29)との性交類似行為などの動画を、女性の名前つきで投稿サイトにアップし、不特定多数の人が見られる状態にした疑いがある。ほかにも複数の動画が投稿されており、関連を調べている。
◎リベンジポルノにむち打ち刑=シンガポールが厳罰化へ
2019.05.07 時事通信
【シンガポール時事】シンガポール議会は6日、元交際相手の裸の画像などをインターネット上に公開する「リベンジポルノ」や盗撮への処罰を厳格化する法案を可決した。刑法を改正して刑期を長くし、むち打ち刑の適用も可能になる。
今回の動きは、女子大学生が昨年11月、学生寮でシャワー中に盗撮されたのがきっかけ。盗撮した男子学生は1学期間の停学を命じられたが、「処分が軽過ぎる」との不満が噴出し、厳罰化を求める声が高まった。
AFP通信などによると、K・シャンムガム内相兼法相は、リベンジポルノなどに関し「被害者を深く傷つける」と厳罰化の必要性を力説。ただ、シンガポールで凶悪犯に科せられるむち打ちは、激痛を伴い再発防止効果がある一方、欧米から「残忍だ」と批判されている。
リベンジポルノの疑い=熊本
2019.04.08 西部朝刊
熊本中央署は7日、熊本市中央区壺川1、臨床検査技師n容疑者(58)をリベンジポルノ被害防止法違反容疑で再逮捕した。発表では、1月30日頃、県南の女性(39)の性的な動画をインターネット上に公開した疑い。容疑を認めているという。中原容疑者は女子高生に現金を渡し、性的な行為をしたとして逮捕されたが、処分保留となった。
リベンジポルノ千件超
2019.03.31 琉球新報朝刊
昨年1年間に全国の警察に寄せられた、復讐(ふくしゅう)のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノの相談は前年比104件増の1347件だったことが、警察庁のまとめで分かった。沖縄は24件だった。4年連続で千件を超え、被害防止に歯止めがかかっていない実態が明らかになった。
リベンジポルノ、2018年の相談は1347件
2019.03.29 朝刊
◇リベンジポルノ、昨年1347件
昨年1年間に全国の警察に寄せられた、復讐[ふくしゅう]のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノの相談は前年比104件増の1347件(うち熊本は40件)だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。4年連続で千件を超え、被害防止に歯止めがかかっていない実態が明らかになった。
リベンジポルノ 4年連続1000件超
2019.03.29 本紙-1版
昨年1年間に全国の警察に寄せられた、復讐(ふくしゅう)のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノの相談は前年比104件増の1347件だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。4年連続で千件を超え、被害防止に歯止めがかかっていない実態が明らかになった。
リベンジポルノ相談1347件 被害者は20代最多 警察庁まとめ
2019.03.28 夕刊
昨年1年間に全国の警察に寄せられた、復讐(ふくしゅう)のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノの相談は前年比104件増の1347件(静岡県内19件)だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。4年連続で千件を超え、被害防止に歯止めがかかっていない実態が明らかになった。
警察庁によると、被害者の93・3%が女性。年代別では20代が最多の515人(38・2%)、10代は352人(26・1%)、30代は254人(18・9%)、40代は158人(11・7%)。
加害者は9割近くが男性。20代が334人(24・8%)と最も多く、次いで30代の251人(18・6%)だった。
刑法・特別法、リベンジポルノ防止法での摘発件数は253件で、前年から30件減った。被害者と加害者の関係は「元を含む交際相手」が830人(61・6%)で最多。「インターネット上だけの友人知人」も149人(11・1%)だった。
相談は「画像を所持されている、撮影された」が512件で、「画像を公表すると脅された」498件だった。
リベンジポルノ容疑 58歳男を書類送検=岐阜
2019.01.19 中部朝刊
県警は18日、大垣市のマッサージ師の男(58)をリベンジポルノ被害防止法違反容疑などで岐阜地検大垣支部に書類送検した。県内で同法の適用は2例目。
発表によると、男は以前に交際していた県内の50歳代女性の性的な画像12枚を、2015年2月から昨年9月19日頃までインターネットの投稿サイトに掲載した疑い。調べに対し、男は「投稿して第三者からのコメントを得たかった」などと容疑を認めているという。