元交際女性の動画拡散 名前・勤務先も 男に有罪判決 高知地裁
2020.12.26 朝刊 25頁 社会1 (全567字)
元交際相手の性的な動画を個人情報とともにインターネット上で公開したとして、リベンジポルノ防止法違反と名誉毀損(きそん)の罪に問われた高知市、無職、A被告(38)の判決が25日、高知地裁であり、堀内綾乃裁判官は懲役2年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決によると、同被告は今年5~6月、元交際相手の女性の顔の一部が写った性的な動画を複数回、女性の名前や勤務先などの文言とともに動画サイトに投稿。不特定多数が閲覧可能な状態にした。
堀内裁判官は、8回にわたってネット上に投稿した同被告の犯行を、「陰湿かつ執拗(しつよう)」と指摘。掲載された動画の中には千回近く再生されたものもあり、「被害者の精神的苦痛も非常に大きく、刑事責任は重大」と非難した。
一方、同被告に前科前歴がなく、反省の弁を述べていることから、今回に限り猶予判決が相当とした。
県警によると、復讐(ふくしゅう)目的に交際相手などの画像・動画を拡散するリベンジポルノに関する県内の相談は過去3年で41件。相談者は女性が約9割で10~20代が最も多く、「『画像を公表する』と脅された」といった相談が寄せられているという。
県警は「誰でもネット上に手軽に画像をあげられるようになり、今後被害が増える可能性がある。困ったらすぐに相談を」と呼び掛けている。
高知新聞社
リベンジポルノ防止法違反容疑の男性を不起訴 /岐阜県
2020.12.02 名古屋地方版/岐阜 25頁 岐阜全県 (全96字)
知人女性の画像をウェブサイトに投稿したとしてリベンジポルノ防止法違反の疑いで逮捕された関市の会社員男性(28)について、岐阜地検は1日、不起訴処分とした。地検は処分の理由を明らかにしていない。
朝日新聞社
リベンジポルノの疑い 中国籍の38歳再逮捕=東京
2020.11.27 東京朝刊 29頁 (全248字)
葛西署は26日、中国籍で中野区白鷺、無職y容疑者(38)をリベンジポルノ被害防止法違反容疑などで再逮捕したと発表した。逮捕は25日。
葛西署幹部によるとy容疑者は5~6月、スマートフォンに保存していた元交際相手の20歳代の中国人女性の裸の動画や画像を、11回にわたって女性の勤務先の代表メールアドレスに送信し、不特定多数の社員が閲覧できる状態にした疑い。容疑を認めている。
y容疑者は昨年11月に女性と別れたが、その後もつきまとったとして、葛西署が5日、ストーカー規制法違反容疑で逮捕していた。
読売新聞社
リベンジポルノ疑い=岐阜・続報注意
2020.11.19 中部朝刊 25頁 (全311字)
県警は18日、関市下有知の会社員、u容疑者(28)をリベンジポルノ被害防止法違反の疑いで逮捕した。
発表によると、u容疑者は10月11日頃から同13日頃の間、県内に住む知人女性(28)の性的な画像を撮影してウェブサイトに投稿した疑い。
女性から同18日に中津川署に相談があった。同署は、u容疑者の認否を明らかにしていない。
[続報]
2020年12月2日付中部朝刊25面
=関の男性不起訴=岐阜
知人女性の性的な画像を撮影し、ウェブサイトに投稿したとして、県警にリベンジポルノ被害防止法違反の疑いで逮捕されていた関市下有知の男性(28)について、岐阜地検多治見支部は30日付で、不起訴とした。地検は理由を明らかにしていない。
読売新聞社
性的画像を投稿した疑い
2020.11.19 朝刊 16頁 岐阜版 (全193字)
【岐阜県】中津川署などは18日、私事性的画像記録の提供等被害防止法(リベンジポルノ防止法)違反の疑いで、関市下有知、会社員u容疑者(28)を逮捕した。
逮捕容疑では、10月11~13日ごろ、県内に住む知人の女性(28)のプライベートな性的画像をインターネット上に投稿し、不特定多数が見られる状態にしたとされる。
署は認否を明らかにしていない。女性から10月18日に被害の相談があった。
中日新聞社
隠し撮り被害、気づいて 動画投稿、判決確定後も8人分裏付け /兵庫県
2020.10.26 大阪地方版/兵庫 21頁 神戸 写図有 (全1,203字)
女性らとの性行為を隠し撮りし、その動画のネット投稿を繰り返していた30代の男が今年3月、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列とリベンジポルノ防止法違反の罪で有罪判決を受けた。県警は判決確定後も、さらに8人分の被害を裏付けた。量刑は重くならないが、立件した訳とは――。
神戸地裁判決によると、男は2017~19年、10~30代だった女性8人との性行為の様子を撮影し、その動画を女性の顔がわかる状態で動画投稿サイトに投稿した。判決は今年3月9日付。男は控訴せず、懲役3年執行猶予5年、罰金100万円の有罪判決が確定した。
県警によると、被害に遭ったのは、出会い系アプリを通じて男と知り合い、ホテルに呼び出された女性たち。男はホテル室の壁に小さな絵画を掛けておき、絵画に開けた小さな穴からスマートフォンで隠し撮りしていたという。
県警は判決が確定した後も捜査を続けた。無料通信アプリ「LINE(ライン)」「カカオトーク」のやりとりを解析するなどし、さらに8人の被害を裏付け、書類送検したという。
新たに複数の被害が発覚しても、すでに判決が出ていることや全体として一つの罪として考えられるため、新たに罪に問われたり量刑に影響したりしないとされる。
ある捜査関係者は「容疑者をより重く処罰するためではなく、被害者保護のための捜査だった」。隠し撮りされた動画がネット上にさらされていることに気づかない被害者も多い。「被害を知らせてあげれば、サイトに削除要請するなどの対策もとれる」と話す。
■サイト側に削除要請「できること知って」
男が投稿していたのは、海外にサーバーがあるサイト。県警は運営会社に動画の削除を依頼したが、反応はなかったという。警察には動画を削除する権限はないため、男自身に削除させた。事件が報道されると、運営会社も残りの動画を削除したという。
ただ投稿サイトから削除されても、すでにダウンロードした人物に再び投稿されてしまう恐れがある。NPO法人「ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を考える会)」の金尻カズナ理事長(39)は「被害者は、誰かに見られるんじゃないかという緊張感を常に持ち続ける。逃げたくても逃げられない苦しみに、死にたいと思う人もいる」と話す。
寄せられる被害相談は年々増えている。2018年度は125件、19年度は182件。今年度は10月末までに、150件を超えた。コロナ禍による外出自粛で、インターネット利用時間が増えたことが背景にあるとみられる。
朝日新聞社
大分の男 逮捕 偽動画作成などの疑い 全国初の摘発
2020.10.02 NHK総合大阪 ニュースほっと関西 報道/ニュース/ニュース (全336字)
著作権法違反・名誉毀損の疑いで大分・杵築の男が逮捕された。容疑者はことし4月に「ディープフェイク」を使い芸能人の顔を合成したアダルトビデオ動画を作成し掲載などした疑いがもたれている。ディープフェイクは国内でもポルノ動画への悪用が急増しており警察が確認した偽動画は約3500本、被害を受けた芸能人は200人に上る。ただディープフェイク自体を規制する法律はなく被害をどう防ぐのかが課題になっている。一方でディープフェイクの規制は画像の加工・公開の規制につながる可能性がある。警察の調べに対して容疑者は「金もうけのためにやった」などと供述している。警察によるとディープフェイクを使った偽動画制作者の検挙は全国で初めてだという。
リベンジポルノ防止法違反の疑いで男を逮捕 /新潟県
2020.08.27 東京地方版/新潟 23頁 新潟全県 (全171字)
新潟北署などは26日、新潟市中央区万代2丁目、小売会社員h容疑者(30)をリベンジポルノ防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
同署によると、h容疑者は、知人女性の顔が写った性的画像を承諾なしにウェブサイトへ投稿し、昨年2月から今年3月まで見られる状態にした疑い。同法違反容疑での逮捕は、県警では2例目。
朝日新聞社
リベンジポルノの疑い=福岡
2020.07.21 西部朝刊 27頁 (全143字)
小倉南署は20日、東京都台東区北上野2、自称合同会社代表社員s容疑者(34)をリベンジポルノ被害防止法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。発表では、s容疑者は昨年5月~7月、知人女性(39)の性的な動画を8回にわたりインターネット上に公開した疑い。容疑を認めているという。
読売新聞社
リベンジポルノ送信容疑で逮捕 /岡山県
2020.07.10 大阪地方版/岡山 25頁 岡山全県 (全168字)
倉敷署は9日、東京都渋谷区の会社役員u容疑者(46)=ストーカー規制法違反容疑で逮捕=を、リベンジポルノ防止法違反とわいせつ電磁的記録等送信頒布の疑いで再逮捕し、発表した。発表によると、u容疑者は2月19日から3月5日までの間、県内の元交際相手の女性(24)の性的な動画をSNSで男性4人に送信した疑い。容疑を認めているという。
朝日新聞社
リベンジポルノ 3容疑者を逮捕=福島
2020.07.06 東京朝刊 21頁 (全210字)
郡山署は5日、郡山市小原田、会社員h(34)と妻の無職m(24)、同市三穂田町山口、会社員s(52)の3容疑者をリベンジポルノ被害防止法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。発表によると、3人は5月9日頃、女性の裸などが写った性的な写真と、女性に対する中傷の書かれたビラを市内の集合住宅のポストに投函(とうかん)した疑い。女性から相談を受けた同署が捜査していた。3人はいずれも容疑を否認しているという。
読売新聞社
元交際相手の性的な画像を投稿した疑いで男を書類送検 /岐阜県
2020.06.19 名古屋地方版/岐阜 23頁 岐阜全県 (全239字)
スマートフォンで撮影した元交際相手のプライベートな性的画像をSNSに投稿したとして、岐阜南署は18日、名古屋市中区の会社員の男(23)をリベンジポルノ被害防止法違反の疑いで岐阜地検に書類送致した。
署によると、男は4月24日~5月10日、約3年前まで交際していた県内に住む会社員の女性のプライベートで撮影した性的な画像を、女性の名誉を害する内容と共にSNSに複数回、投稿した疑い。また女性の性的羞恥心をあおり、名誉を毀損した疑いで、男はストーカー規制法違反容疑でも書類送致された。
朝日新聞社
女性の画像を送信した疑いで教諭を逮捕 /広島県
2020.06.16 大阪地方版/広島 25頁 広島1 (全151字)
山口県警下松署は15日、東広島市立学校教諭、e容疑者(23)=広島県呉市上長迫町=をリベンジポルノ防止法違反などの疑いで逮捕し、発表した。4月から5月にかけて、山口県内の20代女性の顔や胸などを撮影した画像をSNSで複数の人に送信した疑いがある。「画像を送ったことは間違いない」と話しているという。
朝日新聞社
リベンジポルノ容疑 小学校教諭の男逮捕 不特定多数に画像送信=広島
2020.06.16 大阪朝刊 29頁 (全311字)
山口県警下松署は15日、東広島市立三津小教諭のe容疑者(23)(呉市上長迫町)をリベンジポルノ被害防止法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。
発表では、e容疑者は4月頃から5月頃にかけ、山口県内の知人女性の顔や胸などの複数の画像をスマートフォンを使い、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で不特定多数の人に送信し、女性の名誉を傷つけた疑い。
女性が同署に被害を相談していた。e容疑者は容疑を認め、「画像を送ったことは間違いありません」と供述しているという。
東広島市教委は「児童や保護者、市民の信頼を損ねることであり、誠に遺憾。厳正に対処し、再発防止と信頼回復に全力で取り組みたい」とする談話を出した。
読売新聞社
性的画像を投稿した疑い
2020.05.16 朝刊 14頁 市民版 (全192字)
【愛知県】北署などは14日、私事性的画像記録の提供等被害防止法(リベンジポルノ防止法)違反の疑いで、緑区浦里4、無職s容疑者(54)を逮捕した。
逮捕容疑では4日、会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った女性(34)の性的な画像をインターネット上の掲示板サイトに投稿し、不特定多数が閲覧できるようにしたとされる。
署によると容疑を認めている。女性が北署に被害を相談して発覚した。
中日新聞社
リベンジポルノ防止法違反の疑い
2020.04.09 朝刊 12頁 尾張版 (全219字)
【愛知県】一宮署は7日、リベンジポルノ防止法違反(私事性的画像の公表など)の疑いで、田原市神戸町、パートe容疑者(26)を逮捕した。
逮捕容疑では3月20日午前0時ごろ、公務員女性(26)の性的な画像をインターネット上の会員制交流サイト(SNS)に投稿したとされる。
署によると、「間違いありません」と容疑を認めている。女性はe容疑者と面識が無く、e容疑者の元交際相手の友人だという。女性が3月23日に同署へ相談し、犯行が発覚した。
中日新聞社
リベンジポルノ全国相談 5年連続千件超 被害の低年齢化懸念
2020.03.15 3社-10版 29頁 朝刊 (全855字)
復讐(ふくしゅう)のために交際相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノについて、昨年1年間に全国の警察に寄せられた相談は前年比132件増の1479件で、5年連続で千件を超えたことが14日までに、警察庁のまとめで分かった。10代、20代からの相談が増えており、被害の低年齢化が懸念される状況だ。
警察庁によると、被害者の93・4%が女性。年齢別では、20代が最多の637人(前年比122人増)で全体の43・1%を占め、19歳以下は24人増の376人だった。30代は235人、40代は145人でいずれも前年より減少した。
加害者は84・4%が男性。20代が393人(26・6%)と最も多く、次いで30代の289人(19・5%)となった。
被害者からみた加害者との関係は「交際相手(元を含む)」が912人(61・7%)。「インターネット上だけの友人知人」は182人(12・3%)だった。
相談内容は「画像を公表すると脅された」が最多の584件。他に「画像を所持されている、撮影された」494件、「画像を公表された」272件、「画像を送りつけられた」239件だった。
刑法・特別法やリベンジポルノ防止法での摘発は261件で、前年より8件増えた。
◎本県では40件
県警によると、本県では2019年、リベンジポルノに関する相談件数は前年と同数の40件だった。被害者は全て女性。10~20代が約6割を占め、最年少は14歳だった。
加害者は判明している34件全てが男性。摘発は4件で前年より2件少なかった。罪種別では強要が2件、恐喝未遂が1件、強制性交等が1件。
19年2月には新潟市西区で、20代女性が会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った男に「画像を流出させる」などと脅され、性的暴行を受ける事件があった。男は強制性交等の疑いで8月に逮捕された。
県警子供女性安全対策課は「流出した画像を完全に消すことはほぼ不可能。頼まれても画像を撮影させたり、送ったりしないでほしい」と呼び掛けている。
新潟日報社
リベンジポルノ防止法違反の疑い
2020.03.13 朝刊 16頁 豊田版 (全238字)
【愛知県】西尾署は12日、リベンジポルノ防止法違反(私事性的画像の公表など)の疑いで、名古屋市緑区鳴海町、会社員n雅容疑者(33)を再逮捕した。
再逮捕容疑では、昨年8月3日、以前交際していた女性=当時(28)=の性的な画像をインターネット上に投稿したとされる。
署によると、容疑を認めている。n容疑者は、会員制交流サイト(SNS)運営会社のサーバーへ不正にアクセスして、女性のアカウントの登録内容を無断で変更した不正アクセス禁止法違反の疑いで、2月26日に逮捕されていた。
中日新聞社
リベンジポルノ相談1479件 昨年1年間、過去最多 警察庁
2020.03.06 東京朝刊 25頁 3社会 (全395字)
元交際相手の裸や下着姿の写真・動画を無許可でインターネット上などに公開する「リベンジポルノ」について、昨年1年間に警察が受理した関係する相談は1479件だった。前年より132件(9・8%)多く、リベンジポルノ被害防止法が施行された2014年以降で最多だった。警察庁が発表した。
相談内容(複数回答)は「画像を公表すると脅された」が584件。「画像を所持されている、撮影された」494件、「画像を公表された」272件、「画像を送り付けられた」239件など。
被害者の93・4%は女性。世代別では20代43・1%、未成年25・4%、30代15・9%の順で多い。加害者との関係は、交際相手・元交際相手61・7%、ネット上だけの知人・友人12・3%、それ以外の知人・友人10・4%など。
摘発した事件は前年比8件増の261件。罪種別では、脅迫47件、児童買春・児童ポルノ禁止法違反44件など。(八木拓郎)
朝日新聞社
リベンジポルノ、投稿容疑で逮捕 山口の大学生 /福岡県
2020.01.25 西部地方版/福岡 27頁 北九 (全241字)
知人女性とのわいせつな行為の動画をツイッターに投稿したとして、折尾署は24日、山口県下関市貴船町4丁目、大学生o容疑者(21)をリベンジポルノ防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。「私がやったことで間違いありません」と、容疑を認めているという。
署によると、o容疑者は昨年12月8日午後9時20分ごろ、知人女性(22)とのわいせつな行為の動画をスマートフォンからツイッターに投稿し、不特定多数の人が閲覧できる状態で公表した疑いがある。動画には女性の顔が映っていたという。
朝日新聞社
知人のわいせつ動画投稿 容疑で33歳逮捕=東京
2020.01.23 東京朝刊 27頁 (全220字)
綾瀬署は22日、中央区日本橋大伝馬町、人材派遣会社社長s容疑者(33)をリベンジポルノ被害防止法違反容疑などで逮捕したと発表した。逮捕は20日。
綾瀬署幹部によると、s容疑者は昨年7~10月、SNSで知り合った20歳代女性のわいせつな動画を撮影した上、ツイッターに動画を10回投稿した疑い。動画再生による課金収入を得ていたという。「フォロワー数を増やしたかった」と容疑を認めている。女性がツイッター上の動画に気付き、警視庁に相談した。
読売新聞社
性的動画を投稿 容疑の33歳逮捕 有料で閲覧させる
2020.01.22 夕刊 7頁 社会面 (全314字)
ツイッターに女性との性交場面の動画を投稿したとして、警視庁綾瀬署は二十二日、私事性的画像記録の提供等被害防止法(リベンジポルノ防止法)違反の疑いで、東京都中央区日本橋大伝馬町、広告代理業務会社の社長a容疑者(33)を逮捕したと発表した。逮捕は二十日。
逮捕容疑では、昨年七月十一日~十月十九日、出会い系サイトで知り合った二十代の女性との性的な動画などをツイッターに投稿し、不特定多数が有料で閲覧できるようにしたとされる。
署によると「全て本当のことです」と容疑を認めている。昨年十月にツイッターを発見した女性から署に相談があった。a容疑者は、撮影した動画をツイッターで約三千円で販売し、十万~二十万円を売り上げていたという。
中日新聞社
みだらな動画 SNSで拡散 逮捕
2020.01.22 TBS ひるおび! 一般実用/ニュース/ニュース (全201字)
リベンジポルノ防止法違反の疑いで逮捕されたのは33歳の男。去年10回に渡り、マッチングアプリで知り合った20代の女性とのみだらな行為をツイッターで拡散させた疑い。警視庁によると動画は容疑者の男の非公開のツイッターでに投稿。別のアプリで課金すると閲覧できる仕組みだった。ツイッターには他にも複数の女性のわいせつ動画が投稿されており、取り調べに対しツイッターのフォロワーを増やしたかったと容疑を認めている。
リベンジポルノに有罪判決 元交際相手の性的画像、SNSに投稿
2020.01.17 東京朝刊 34頁 2社会 (全849字)
元交際相手の女性ら2人との性的行為の画像をSNSに投稿したなどとして、リベンジポルノ防止法違反罪などに問われた被告の無職男(33)の判決が16日、名古屋地裁であった。岩田澄江裁判官は「被害女性の私生活の平穏を害し、大きな精神的苦痛を与えている」などとして懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年6カ月)を言い渡した。
男は昨年9月、川崎市にあった当時の自宅で、20代と30代の女性2人との性的画像をそれぞれSNSに投稿。不特定多数の人が見られるようにしたとして、リベンジポルノ防止法違反容疑で愛知県警に逮捕され、その後起訴された。30代の女性から警察に相談があり、発覚した。
男はほかにも、同年6~7月、女性やその夫になりすましてインターネット上で知り合った男性(31)をだまし、慰謝料名目で現金計21万円を脅し取ったとして恐喝の疑いでも逮捕、起訴された。
判決で、岩田裁判官は起訴内容を認定したうえで、「私的な性的画像が自身の知らないところで拡散する危険性を有する」と非難した。
男は数百万円の借金を抱え、2017年ごろから返済に窮するようになると、19年2月ごろから、下着販売サイトを通じて性的動画を販売するようになったという。2人の画像も販売目的で公開していた。男は2人のほかにも、数人の画像を無断でSNSに投稿したとも供述。約10万円の利益を得たとも語った。